燃料電池ワールド Vol.1769 (2014/12/08 10:26)

水素チャンネル Home

■───────────────────────────
□燃料電池ワールド Vol.1769
■□□□□□□□□□
■2014年12月08日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

■世界のヘッドライン(09月08日分までは掲載しました)
□□□───────────────────────────
都合により年内一杯休載します。

■12月05〜07日のWEB LINK NEWS
□□□───────────────────────────

2014/12/05 【人とくるまのテクノロジー展14 名古屋】日本特殊陶業、乗用車向け吸気酸素センサを出展(レスポンス)

 日本特殊陶業は、12月11・12日の2日間、ポートメッセ名古屋で開催される「人とくるまのテクノロジー展2014名古屋」に出展すると発表した。

 加えて、コア技術であるセラミックスを応用した水素漏れ検知センサ、車載デバイス用半導体パッケージ、窒化珪素製ベアリングボール、機械加工用切削工具など、幅広い分野の製品を出展する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141205-00000058-rps-bus_all

2014/12/05 電力会社は強力なカードを手にしつつある!? ドイツの電力最大手E.ONが再エネ事業に乗り出す理由(現代ビジネス)

 12月1日、衝撃のニュースが流れた。ドイツ最大の電力会社E.ON(エーオン)が、原子力、石炭、水力、ガス部門を切り離して、別会社を作るという。2社分割は、2年以内に完了する予定。

 新生E.ON社は、再生エネルギー(再エネ)、送電網運営、顧客サービスの会社に変身し、本格的に再エネ事業に乗り出す。ここのところ、売り上げががた落ちになり、将来性の見えなかった同社だが、これによってイメージアップを図り、一気に展望が開ける予定だ。

 一方、新しく設立される別会社の方は、原子力、石炭、水力、ガスの発電事業と、送電網運営、石油採掘・調査、原料輸入などを引き継ぐ。いわば、これまでのE.ONの中心事業であった部門だ。

 本来なら、こちらがE.ONの名前を踏襲しても良さそうなものだが、もちろん、原発という消えゆく事業にE.ONの名を継がせるわけにはいかない。だから、この未来の別会社にはまだ名前がない。いずれにしても、E.ONが再エネの優良企業になるという期待が突然高まって、この日、同社の株価は急上昇した。

 以上が第一報の大まかなあらすじだが、それに対するメディアと国民の反応は、かなり混乱している。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141205-00041320-gendaibiz-bus_all
※以下本文を。

2014/12/06 6日の朝刊(都内最終版)(時事通信)
【1面トップ】
〔日経〕燃料電池車 増産へ200億円 トヨタ、国内2工場に 生産能力3倍 VWは20年にも投入
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20141206-00000000-jijnb_he-nb

2014/12/06 ついに86のハイパフォーマンスバージョン「GRMN」が東京オートサロン2015に登場!(clicccar)

 2015年1月9?11日に幕張メッセにて開催される東京オートサロン2015にてGRMN86のプロトタイプを出展することが正式発表されました!

 また、東京オートサロン2015では、ニュルブルクリンク24時間耐久マシンであるトヨタ86やレクサスLFA、また新城ラリーで00カーを務めた燃料電池車MIRAIラリー仕様なども展示されるということです。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141206-00010002-clicccarz-bus_all

2014/12/06 中国の11月の新エネ自動車生産台数は11倍に―中国メディア(FOCUS-ASIA.COM)

 工業情報通信部は今年11月、中国の新エネ自動車の生産台数が前年同期比11倍の9728台だったと公表した。4日、中国証券網が伝えた。

 1?11月の新エネ自動車生産台数は同6倍の計5万6700台。そのうち純電気乗用車は同8倍近い2万5800台、ハイブリッド乗用車は同26倍近い1万3600台、燃料電池自動車は6台、純電気商用車は同188%増の7363台、ハイブリッド商用車は同245%増の9949台だった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141206-00000013-xinhua-cn

2014/12/06 大和ハウス工業、家づくりのヒントを紹介するイベント12/6・7名古屋で開催(SUUMOジャーナル)

 大和ハウス工業(株)は、2014年12月6日(土)・7日(日)、賢い家づくりのヒントを紹介するイベント「中部地区合同リビングサロンフェア」を、愛知県の「名古屋市中小企業振興会館(通称:吹上ホール)」で開催する。

 同イベントでは、住宅機器メーカーによるキッチン、ユニットバス、サニタリー機器の展示や、エネファームや太陽光発電システムなど最新省エネ機器などを多数展示する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141206-00074711-suumoj-life

2014/12/07 燃料電池車で脚光浴びる岩谷産業とは?水素ステ設置の卓越戦略、石油元売りが陥った罠(Business Journal)

 岩谷産業(本社、大阪・東京)は年商5000億円規模の割には知名度が低く地味な企業だが、それは取扱商品の構成によるところが大きい。同社の主力事業はLPガスやカセットこんろを中心としたエネルギー事業、水素をはじめとする産業ガス事業である。そんな同社の名前が、今後急速に消費者の間で知れ渡ることになるかもしれない。

 11月に入って同社は追い打ちを掛けるように、15年開設当初から「イワタニ水素ステーションにおける水素価格を1100円/kgに設定する」と発表した。
「この価格は、資源エネルギー庁ロードマップに掲げられている『2020年にはハイブリッド車の燃料代と同等以下を実現する』という目標を、5年前倒しして販売当初より実現したものです。FCV【編註:燃料電池車】の本格普及に向けて水素供給インフラの整備を進める当社は、そのような市場からの強いご期待にお応えすべく今回の価格設定に至りました」(11月14日付同社プレスリリースより)
●イノベーションのジレンマ

 戦略的に見ると、同社の今回の決定は非常に見事だといえる。開始当初は赤字となるが、その総額はスタンド20カ所の設備投資に比べれば取るに足らないだろう。水素ガスの製造・供給コストはエクスペリエンス・カーブ(累積製造量によるコスト低減)により時間がたつにつれて急激に下落し、数年を経ずして事業は黒字化するだろう。

 さらに同社にとって有利なのは、競合相手となるはずの石油元売り大手が水素ステーションに参入できない点だ。傘下に無数のガソリンスタンドを抱え、それらの多くが加盟店として独立した法人であり、それらの反発が必至だからだ。そもそも石油元売り大手の主力事業は石油の精製であり、水素ガスの普及は、その主力事業の脅威となりかねない。つまり、典型的な「イノベーションのジレンマ」である。水素ガスという「破壊的技術」に対して、自動車エネルギーで先行する石油元売り大手は動けないのだ。

 今後10年、電気自動車や水素自動車が普及していくといわれる中、自動車エネルギー市場ではどのような動向が予想されるのか、次稿で考察してみたい。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141207-00010001-bjournal-bus_all

■海外ニュース
□□□───────────────────────────
<ポータブル/バックアップ電源>
●バラード社、アジュール社と通信市場の契約を結ぶ(2014年06月19日)

 バラード・パワーシステムズ社(Ballard Power Systems)は、中国市場の通信バックアップ電源システムの組立ライセンスに関して、アジュール水素エナジー化学&技術社(Azure Hydrogen)と正式契約を締結した。バラード社は、空冷式燃料電池スタック「FCゲン(FCgen)-1020ACS」と燃料処理装置を含むサブシステムの独占的な供給者となる。そして中国で販売したそれぞれのシステムの特許権使用料を受け取る。アジュール社は成功裏に同社のビジネス計画を実行して、売上高の支払い義務を獲得する。この契約は、2014―15年の期間で約600万ドルの売り上げになる。
http://www.ballard.com/about-ballard/newsroom/news-releases/news06181401.aspx

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
□□□───────────────────────────
☆燃料電池・FCH部会 公開シンポジウム【再掲】
「燃料電池の市場投入に向けて?期待、課題、挑戦」」
○日 時:12月11日(木)13:30?17:15(シンポジウム)、17:30?(交流会)
○場 所:科学技術センター 4階401号室
○内 容:
講演『サステイナブル社会に向けたトヨタの燃料電池車FCVの開発と今後』
   広瀬雄彦氏(トヨタ自動車(株)技術統括部主査)
講演『日野における燃料電池バス開発の現状』

   鈴木滋氏(日野自動車(株)製品開発部兼技術管理部兼技術研究所参事)講演『大阪ガスの水素ステーション及びコンパクト水素製造装置に関する取り組み』

   池田耕一郎氏(大阪ガス(株)エンジニアリング部環境ソリューションチーム副課長)
講演『燃料電池を利用した非常用電源機能付簡易型水素ステーションの開発』
   平瀬育生氏(ヤマト・H2Energy Japan(株)代表取締役)
総合質疑
○参加費・申込方法:会員外有料(協賛団体向け参加費あり)、詳細は研究会HPよりご確認の上お申込みください。
○詳細・問い合わせ先:研究会ホームページ http://www.ostec-tec.info/08/

───────────────────────────────────

■メルマガ「燃料電池ワールド」
 □毎週月〜金曜日発行(年末年始および祝日は休刊)
 □編集・発行:燃料電池NPO pemdream
  連絡先:http://pemdream.com/index.php?contact%20us

 □解除を希望される方は、利用されている「まぐまぐ」または「melma!」のどちらかで解除の手続きを行ってください。pemdreamでの代行はできません。
 まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000065319.html
 melma! http://melma.com/backnumber_39824/
□マガジンID:0000065319(まぐまぐ) m00039824(melma!)


**H2**

<前の号 次の号>

TAKAGI-1