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□燃料電池ワールド Vol.1768
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■2014年12月05日発行
◆燃料電池NPO pemdream
■世界のヘッドライン(09月08日分までは掲載しました)
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都合により年内一杯休載します。
■12月04日のWEB LINK NEWS
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2014/12/04 アウディが開発した「燃料電池車」は充電できるPHV!(clicccar)
同社はこれまで「e-tron」や天然ガスを燃料とする「g-tron」を発表しており、今回発表した「h-tron」を燃料電池を使ったPHVと位置付けています。
水素1kgで100kmの走行が可能で、ガソリンエンジンに換算した場合の燃費は27km/L。
床下に4個のカーボンファイバー製水素タンクを搭載しており、水素の充填に要する時間は3分、最大航続距離は約500kmとなっています。Audi_A7_Sportback_h-tron_quattro
蓄電容量8.8kWhのリチウムイオンバッテリーを車両後部に搭載しており、PHVならではの外部充電機能やエネルギー回生により、航続距離を最大50kmまで延長可能。
水素タンクから車両前部のFCスタックに水素を送って発電する一方、減速時のエネルギー回生で得た電力をリチウムイオンバッテリーに蓄電、急加速が必要な際にこの電力でモーターアシストする構造。
心臓部のFCスタックは300個以上のセルで構成、総発生電圧は230?360V。Audiの技術開発担当取締役のProf. Dr. ウルリッヒ ハッケンベルク氏は「マーケットの受け入れとインフラ整備の状況が整い次第、すぐにでも市販モデルを発売出来る状態にある」と説明しています。
アウディのFCVは水素燃料がゼロになっても走行が可能なPHVとしての側面を併せ持つところがミソという訳です。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141204-00010000-clicccarz-bus_all
2014/12/04 舞洲でモータースポーツフェスティバル?「MIRAI」の展示も /大阪(みんなの経済新聞ネットワーク)
大阪・舞洲スポーツアイランド(大阪市此花区北港緑地2)で12月6日・7日、「モータースポーツフェスティバルin舞洲2014」が開催される。主催はJAF(一般社団法人日本自動車連盟)関西本部(大阪府茨木市)。
昨年12月にJAF創立50周年を記念して開催し、今回で2回目となるイベント。12月15日に発売されるトヨタのFCV(燃料電池自動車)「MIRAI(ミライ)」の展示(6日のみ)や、「ウルトラマンギンガS」に登場する特捜車両「シュナウザー」(日産「リーフ」)の展示のほか、日産「ノートNISMO」「スカイライン」の試乗、マイカーによるドライビングレッスン、ハーレーダビッドソンライディングスクール、レーシングドライバーが運転する車の同乗体験、レーシングタイプ車両の同乗体験などを行う。
開催時間は10時?16時。入場無料(ドライビングレッスンや一部の同乗体験は有料)。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141204-00000019-minkei-l27
2014/12/04 「今年の社長」、ソフトバンク孫正義氏が連覇 4度目の1位獲得!(オリコン)
産業能率大学は3日、企業経営者を対象に行っている年末恒例の調査『社長が選ぶ 今年の社長』を発表。7回目を迎える同調査で、2014年の1位には、昨年に続きソフトバンクの【孫正義】社長(171票)となった。4度目のトップに輝いた理由については「現状維持を否定し常に邁進する姿は経営者として見習いたい」(卸売・小売業、53歳・大阪)、「グローバル化に加え国内ではソーラー発電の先駆者」(製造業、63歳・埼玉)、「世界規模の投資など先見の明がある」(不動産業、67歳・東京)など、新規分野への積極的な事業展開やアリババ集団への世界規模での投資など、先を見据えた経営に対する評価が高かった。
2位は、昨年に続きトヨタ自動車の【豊田章男】氏。「世界初の市販燃料電池の販売」(製造業、65歳・東京)や「円安という背景はあるが、過去最高益の更新」(情報通信業、48歳・北海道)といった声が多く集まり、124票を獲得した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141204-00000323-oric-ind
2014/12/04 横浜ゴム、エコプロダクツ2014へブルーアースタイヤを展示(carview!)
横浜ゴムは12月11日(木)?13日(土)に、東京ビッグサイトで開催される「エコプロダクツ2014」に出展する。同イベントへの出展は15年連続となる。
タイヤ以外の商品ではコンベヤベルトの主力商品「Duotex(デュオテックス)」や燃料電池自動車に水素を充填するディスペンサー用ホースに対応した高圧水素ホースなどを展示。福祉関連商品では車いす用エアーセルクッション「Medi-Air(メディエア)」シリーズやパンクしない車いす専用タイヤを出展する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141204-10215100-carv-bus_all
2014/12/04 【ロサンゼルスモーターショー14】VW、パサート にも「ハイモーション」…米国で燃料電池車の公道テスト(レスポンス)
欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは11月19日、ロサンゼルスモーターショー14において、『パサート・ハイモーション』を初公開。燃料電池車の公道走行テストを米国で実施していると発表した。
パサート・ハイモーションは、北米向け『パサート』をベースに開発された燃料電池車の研究車両。フォルクスワーゲンは、同じくロサンゼルスモーターショー14において、新型『ゴルフ ヴァリアント』をベースにした燃料電池車、『ゴルフ・スポーツワーゲン・ハイモーション』を初公開。パサート・ハイモーションは、これと同じ燃料電池システムを搭載する。
車両の後部床下に、カーボンファイバー製の水素タンクを4個搭載。フロントに置かれる燃料電池スタックで、水素と酸素を結合させて電気を作り出し、モーターにより前輪を駆動する。このモーターは、新型ゴルフのEV、『e-ゴルフ』用を使用。
車両の後部に、リチウムイオンバッテリーを搭載。減速時のエネルギーを回生して蓄電。この電力を、燃料電池システムの起動時に使用する。また、急加速が必要な際、モーターに電力を送り、加速をアシストする、0‐100km/h加速は10秒の性能。水素をフル充填した状態で、最大約500km走行できる。水素の充填に要する時間は、約3分。
パサート・ハイモーションの研究車両は、現在、カリフォルニア州で公道テストを実施中。同じく、ロサンゼルスモーターショー14では、トヨタ自動車が市販燃料電池車、『MIRAI』を北米初公開。トヨタと販売や収益性の面で世界一を争うフォルクスワーゲンにとっては、燃料電池車の開発にも抜かりがないことを、アピールする場となったようだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141204-00000051-rps-ind
2014/12/04 GAZOO Racing、東京オートサロン2015にGRMN86プロトタイプを出展(Impress Watch)
GAZOO Racing(トヨタ自動車)は、2015年1月9日?11日に幕張メッセで開催されるカスタムカーの祭典「TOKYO AUTO SALON 2015 with NAPAC(東京オートサロン2015)」に、GRMN86のプロトタイプモデルを出展すると発表した。
また、会場ではGRMN86のプロトタイプモデルに加え、ニュルブルクリンク24時間耐久レース2014に参戦した86(86号車)とLEXUS LFA(48号車)、新城ラリー2014で走行したトヨタの新型燃料電池車(FCV)「MIRAI(ミライ)」のラリー仕様車、TRD(トヨタテクノクラフト)の「86 TRD Griffon Street Edition」などが展示される予定になっている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141204-00000089-impress-ind
2014/12/04 郡山で復興・再生エネフェア(福島民報)
福島県と県産業振興センター主催の「第3回ふくしま復興・再生可能エネルギー産業フェア」は3、4の両日、郡山市のビッグパレットふくしまで開かれている。過去最多の170企業・団体が出展し、本県から再生可能エネルギーの最先端技術と情報を発信している。海外からは9カ国18団体が参加している。
会場には同分野に関心のある企業関係者らが訪れ、個別に商談も行っている。出展企業によるプレゼンテーションや各種セミナー、4月に郡山市に開所した産業技術総合研究所福島再生可能エネルギー研究所と連携した視察ツアーなどイベントも実施している。初日の3日は産業タイムズ社の泉谷渉社長が「水素エネルギー、再生可能エネルギーの新時代」をテーマに講演した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141204-00000002-fminpo-l07
■海外ニュース
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<輸送>
●ヒュンダイ社の初めての顧客が燃料電池車を受け取る(2014年06月13日)
ヒュンダイ社(Hyundai)は、同社の大量生産燃料電池CUV自動車「ツーソン(Tucson)」の最初の顧客ティモシー・ブッシュ氏(Timothy Bush)に鍵を渡した。燃料電池自動車「ツーソン」の賃借人としてブッシュ氏は、追加費用なしで無制限の水素燃料とユア・サービス・バレット・メンテナンス(Your Service Valet Maintenance)を含めて、たった月499ドルで燃料電池車を運転する。燃料電池車「ツーソン」は、南カリフォルニアにあるカーソン(Carson)のウイン・ヒュンダイ社(Win Hyundai)、タスティン・ヒュンダイ社(Tustin Hyundai)、アナハイム(Anaheim)のハーディン・ヒュンダイ社(Hardin Hyundai)の3カ所のヒュンダイのディーラーで入手できる。
https://www.hyundaiusa.com/about-hyundai/news/Corporate_HYUNDAI_PROUDLY_HANDS_KEYS_TO_FIRST_TUCSON_FUEL_CELL_CUSTOMER_AT_TUSTIN_HYUNDAI-20140613.aspx
■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆燃料電池・FCH部会 公開シンポジウム【再掲】
「燃料電池の市場投入に向けて?期待、課題、挑戦」」
○日 時:12月11日(木)13:30?17:15(シンポジウム)、17:30?(交流会)
○場 所:科学技術センター 4階401号室
○内 容:
講演『サステイナブル社会に向けたトヨタの燃料電池車FCVの開発と今後』
広瀬雄彦氏(トヨタ自動車(株)技術統括部主査)
講演『日野における燃料電池バス開発の現状』
鈴木滋氏(日野自動車(株)製品開発部兼技術管理部兼技術研究所参事)講演『大阪ガスの水素ステーション及びコンパクト水素製造装置に関する取り組み』
池田耕一郎氏(大阪ガス(株)エンジニアリング部環境ソリューションチーム副課長)
講演『燃料電池を利用した非常用電源機能付簡易型水素ステーションの開発』
平瀬育生氏(ヤマト・H2Energy Japan(株)代表取締役)
総合質疑
○参加費・申込方法:会員外有料(協賛団体向け参加費あり)、詳細は研究会HPよりご確認の上お申込みください。
○詳細・問い合わせ先:研究会ホームページ http://www.ostec-tec.info/08/
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