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□燃料電池ワールド Vol.1765
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■2014年12月02日発行
◆燃料電池NPO pemdream
■燃料電池関連イベント
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☆燃料電池・FCH部会 公開シンポジウム【再掲】
「燃料電池の市場投入に向けて?期待、課題、挑戦」」
○日 時:12月11日(木)13:30?17:15(シンポジウム)、17:30?(交流会)
○場 所:科学技術センター 4階401号室
○内 容:
講演『サステイナブル社会に向けたトヨタの燃料電池車FCVの開発と今後』
広瀬雄彦氏(トヨタ自動車(株)技術統括部主査)
講演『日野における燃料電池バス開発の現状』
鈴木滋氏(日野自動車(株)製品開発部兼技術管理部兼技術研究所参事)講演『大阪ガスの水素ステーション及びコンパクト水素製造装置に関する取り組み』
池田耕一郎氏(大阪ガス(株)エンジニアリング部環境ソリューションチーム副課長)
講演『燃料電池を利用した非常用電源機能付簡易型水素ステーションの開発』
平瀬育生氏(ヤマト・H2Energy Japan(株)代表取締役)
総合質疑
○参加費・申込方法:会員外有料(協賛団体向け参加費あり)、詳細は研究会HPよりご確認の上お申込みください。
○詳細・問い合わせ先:研究会ホームページ http://www.ostec-tec.info/08/
■世界のヘッドライン(09月08日分までは掲載しました)
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都合により年内一杯休載します。
■12月01日のWEB LINK NEWS
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2014/12/01 現代自動車が打ち出した 「新エネルギー車」の中長期戦略=中国メディア(サーチナ)
中国の自動車関連メディア・XCARは11月24日、韓国の現代自動車が先日明らかにした新エネルギー自動車の中長期戦略について紹介する記事を掲載した。
記事は、現代自動車から得た情報として、同社が2020年までに現行7種類の新エネルギー自動車のラインナップを子会社の起亜自動車と合わせて22モデルにまで増やす計画であることを紹介した。
また、同社は現在1モデルも発表されていないプラグインハイブリッド自動車(PHV)を中型および小型自動車で6モデル、現在1モデル販売中の水素燃料電池車2モデルを発表する予定であるとした。現在2モデル発表されている電気自動車は、現状を維持する計画だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141201-00000016-scn-bus_all
2014/12/01 【ロサンゼルスモーターショー14】トヨタ MIRAI 北米仕様、加速性能は プリウス より上(レスポンス)
トヨタ自動車が満を持して発表した市販燃料電池車、『MIRAI』(未来、ミライ)。この究極のエコカーに関して、動力性能の数値が明らかになった。
これは11月18日、トヨタ自動車がロサンゼルスモーターショー14で明らかにしたもの。MIRAIの北米初公開に合わせて、同車の加速性能を含めた詳細スペックが公表されている。
トヨタの米国法人、米国トヨタ販売によると、北米仕様のMIRAIの場合、0-96km/h加速は9.0秒、最高速は178.6km/h。
この性能を、北米向け『プリウス』と比較すると、プリウスの場合、0-96km/h加速は9.8秒、最高速は180km/h。MIRAIの加速性能は、0-96km/h加速に関しては、プリウスよりも0.8秒速い。最高速はプリウスと互角。
MIRAIは米国では、2015年秋から、カリフォルニア州で販売およびリースを開始する予定。米国トヨタ販売はロサンゼルスモーターショー14において、MIRAIが水しか排出しない究極のエコカーでありながら、プリウスと同等の動力性能を持つことをアピールしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141201-00000065-rps-ind
2014/12/01 衆院選公示、各党が声明【14衆院選】(時事通信)
与野党各党は2日の衆院選公示に当たり、声明を発表した。要旨は次の通り。【新党改革】アベノミクス成功に向け、家庭から景気の好循環をつくる「家庭ノミクス」を提示してきた。家庭用燃料電池や再生エネルギーと高効率火力発電を組み合わせることで原発は不要となる。引き続き内閣に対し是々非々で臨み、原発政策の転換を求めてゆく。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141202-00000000-jij-pol
2014/12/01 トヨタの新エネルギー車、「特許」守って「市場」を失う―中国メディア(Record China)
2014年11月26日、世界の販売台数トップに踊り出たトヨタ自動車は、2012年から2年連続で販売台数トップを維持している。世界では好調のように見えるトヨタだが、中国市場ではなかなか調子が出ないようだ。合弁の一汽豊田と広汽豊田はいずれも予想販売台数の引き下げに踏み切った。トヨタの不振は、切り札である新エネルギー車実現が遅れていることも原因の一つ。トヨタは中国では、世界2位のフォルクスワーゲンには大きく水を開けられ、世界5位のフォードにも遅れを取っている。中国経済週刊が伝えた。
新エネルギー車技術は、トヨタを世界のメーカーにした。トヨタ社自身のデータによると、1997年8月に最初のプリウスが発売されてから、トヨタは17年間で705万3000台のハイブリッド車を販売してきた。その17年間、トヨタはほかのメーカーが入って来られないようにするため、ハイブリッドエンジンにかかわる一連の特許を獲得し、他社に対する「技術の罠」を設けた。
トヨタに近いある関係者によると、中国企業はこれまで、技術面での突破を実現しても、これをすぐに使用することができなかった。「技術の罠」にかかれば、トヨタに訴えられる可能性があったためだ。工業・情報化部(省)の苗[土干](ミャオ・ウェイ)部長は、「これまでのハイブリッドエンジンはトヨタが中心で、『技術の罠』が設けられているために、触れられない」と語る。
トヨタの「技術の罠」を回避するため、中国の自動車メーカーは新たな道を切り開かざるを得なかった。
このほど閉幕した「第16回中国国際工業博覧会」に参加した台湾の電子デバイス大手「デルタ電子」の海英俊(ハイ・インジュン)董事長によると、トヨタの組織には隙間がなく、外部の企業はなかなか入っていくことができない。デルタ電子はそのため、4、5年前から新エネルギー車の分野に乗り出し、新エネルギー車の動力系統と中核部品ですでに大きな成果を上げてきた。2010年には、国内自主ブランドの車種を改造した1800ccの航続距離延長型プラグインハイブリッドカーと電気自動車を発表した。新エネルギー車の周辺機器、充電設備や車載電子機器でも、デルタ電子は世界の先頭集団にある。
独自のハイブリッドカーを打ち出す中国の自動車メーカー「比亜迪(BYD)」の職員は、トヨタの厳しい特許の制御によって、国内メーカーの多くが自主開発能力を高めることになったと分析する。パラレル式システムを採用したBYD社の「秦」は、構造設計面ですでに大きな突破を実現している。
トヨタは技術特許を守った代償に、中国市場を失うこととなった。広汽豊田に近いある関係者によると、トヨタがハイブリッドエンジン技術を囲い込んだために、中国企業は電気自動車とプラグインハイブリッドカーで攻めるしかなくなった。新エネルギー車の政府補助金は、電気自動車とプラグインハイブリッドカーだけを補助することとなり、トヨタのハイブリッドカーは対象から外れることとなった。
中国の公認と政府の補助を受けられなかったのが、トヨタには致命的打撃となった。トヨタのハイブリッドカーはなかなか中国市場に入ることができず、広汽豊田のハイブリッドカー「カムリ・尊瑞」はこれまでわずか1万台前後しか売れていない。月間販売台数は、新エネルギー車の補助を受けるBYDの「秦」にはるかに及ばない。
「市場での販売がうまく行っていないうちから、特許が期限切れになろうとしている」。広汽豊田のある内部関係者によると、特許が切れれば、ほかの自動車メーカーも安心してハイブリッドカーを開発できるようになり、トヨタがしかける法的リスクに遭遇することもなくなる。
中国の新エネルギー車の巨大な市場がほかの自動車メーカーに奪われているのを前に、トヨタも遅まきながら妥協を始めた。広汽豊田は最近、「領志」という名の新たな合弁自主ブランドを発表した。上述した広汽豊田の内部関係者によると、領志は来年、最初の電気自動車を発表することになっているが、将来的には電動自動車以外の展開の可能性もあるという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141201-00000008-rcdc-cn
■海外ニュース
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<定置用電源>
●フュエルセルエナジー社、カリフォルニア大学アーバイン校医療センターに1.4MW級燃料電池を設置 (2014年06月20日)
フュエルセル・エナジー社(FuelCell Energy, Inc.)は、カリフォルニア大学アーバイン校医療センター(University of California, Irvine Medical Center)に1.4MW級燃料電池システムを設置する。この燃料電池は、施設の電力需要の約30%を生産し、余剰の熱はオフィスビルや関連機関の冷却のために200トンが生産されて、直接排気吸収式冷凍機(exhaust absorption chiller)で使われる。
http://fcel.client.shareholder.com/releasedetail.cfm?ReleaseID=855781
■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆環境省の平成27年度重点施策【再掲】
〜注目されるエネルギー対策特別会計とオリンピック・パラリンピック東京大会関連予算
◇講演内容
<1>環境省における平成27年度重点施策
眼目佳秀氏(環境省大臣官房政策評価広報課課長補佐)
<2>環境省におけるエネルギー対策特別会計
金子浩二氏(環境省地球環境局温暖化対策課課長補佐(エネ特担当))<3>環境省におけるオリンピック・パラリンピック東京大会対策予算
大倉紀彰氏(環境省総合環境政策局総務課課長補佐(オリンピック担当))
◇日 時:12月04日(木)午後2時?午後4時30分
◇会 場:紀尾井フォーラム
(東京都千代田区紀尾井町4?1 ニューオータニガーデンコート1F (03)5213-6886)
◇受講料:1名につき27,000円(税込)
◇詳細内容と申し込み: http://www.ssk21.co.jp/seminar/S_14344.html
◇問い合わせ:株式会社 新社会システム総合研究所
TEL 03?5532?8850 FAX 03?5532?8851
◇主 催:株式会社 新社会システム総合研究所
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