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□燃料電池ワールド Vol.1762
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■2014年11月27日発行
◆燃料電池NPO pemdream
■燃料電池関連イベント
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☆燃料電池・FCH部会 公開シンポジウム
「燃料電池の市場投入に向けて?期待、課題、挑戦」」
○日 時:12月11日(木)13:30?17:15(シンポジウム)、17:30?(交流会)
○場 所:科学技術センター 4階401号室
○内 容:
講演『サステイナブル社会に向けたトヨタの燃料電池車FCVの開発と今後』
広瀬雄彦氏(トヨタ自動車(株)技術統括部主査)
講演『日野における燃料電池バス開発の現状』
鈴木滋氏(日野自動車(株)製品開発部兼技術管理部兼技術研究所参事)講演『大阪ガスの水素ステーション及びコンパクト水素製造装置に関する取り組み』
池田耕一郎氏(大阪ガス(株)エンジニアリング部環境ソリューションチーム副課長)
講演『燃料電池を利用した非常用電源機能付簡易型水素ステーションの開発』
平瀬育生氏(ヤマト・H2Energy Japan(株)代表取締役)
総合質疑
○参加費・申込方法:会員外有料(協賛団体向け参加費あり)、詳細は研究会HPよりご確認の上お申込みください。
○詳細・問い合わせ先:研究会ホームページ http://www.ostec-tec.info/08/
☆環境省の平成27年度重点施策【再掲】
〜注目されるエネルギー対策特別会計とオリンピック・パラリンピック東京大会関連予算
◇講演内容
<1>環境省における平成27年度重点施策
眼目佳秀氏(環境省大臣官房政策評価広報課課長補佐)
<2>環境省におけるエネルギー対策特別会計
金子浩二氏(環境省地球環境局温暖化対策課課長補佐(エネ特担当))<3>環境省におけるオリンピック・パラリンピック東京大会対策予算
大倉紀彰氏(環境省総合環境政策局総務課課長補佐(オリンピック担当))
◇日 時:12月04日(木)午後2時?午後4時30分
◇会 場:紀尾井フォーラム
(東京都千代田区紀尾井町4?1 ニューオータニガーデンコート1F (03)5213-6886)
◇受講料:1名につき27,000円(税込)
◇詳細内容と申し込み: http://www.ssk21.co.jp/seminar/S_14344.html
◇問い合わせ:株式会社 新社会システム総合研究所
TEL 03?5532?8850 FAX 03?5532?8851
◇主 催:株式会社 新社会システム総合研究所
■世界のヘッドライン(09月08日分までは掲載しました)
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都合により年内一杯休載します。
■11月24〜26日のWEB LINK NEWS
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2014/11/24 現代自動車を日本メーカーが猛追・・“水素自動車韓日戦”報道に韓国ネット「日本に笑われる」「冷静に言って車を作る技術は…」(XINHUA.JP)
複数の韓国メディアによると、燃料電池車は昨年、現代自動車が「ツーソン」を世界で初めて量産に成功した。
だが、ツーソンは1億5000万ウォン(約1590万円)台という高価格などのため、販売台数は世界で200弱にとどまっている。
これに対し、トヨタ「ミライ」の価格は約200万円の補助金を差し引いた実質価格で約500万円台。わずか3分で水素充填ができ、一度の充電で最大700キロの走行が可能だという。日本国内だけで来年末までに400台の販売を見込んでいるほか、米国では17年末までに3000台以上と計画している。
ホンダも5人乗りのセダンタイプの燃料電池車を来年中に発売する計画だ。
この状況を、韓国メディア・YTNは「現代が市場を占有する中、日本メーカーが価格攻勢で猛追撃」「日本メーカーは独BMWや米GMなどと活発な技術提携にも乗り出しており、脅威になっている」と報道。中央日報も「トヨタが“水素自動車韓日戦”の火ぶたを切った」と伝えた。
このニュースに対し、韓国ネットユーザーからは以下のようなコメントが寄せられている。
「世界で初めて開発しておいて普及が進まないのはガソリン税を貪るためで、それ以上発展しないのは現代起亜自動車が市場を独占しているからじゃないの?」
「現代の水素自動車……5年経っても足踏みしている様子…… 韓国の充電スポットインフラが不十分なため、発展は見込めない……。経営陣がやる気出せば、すでに十分リードしていたろうに…」
「どうしようもない。 税金目当てで充電スポットを拡充させず。 精油会社のロビー活動のせい」
「韓国は 精油業界のせいで水素自動車・電気自動車などの代替手段が発展できていない」
「毎日愛国を唱えてばかりで、エアバッグも開かない車に乗っててあの世行きとなれば、誰を恨む?」
「世界初? 笑わせるな。ww 日本すでに手を打ってあるのに、韓国は遅々として進まずwww BMW、GMが日本と提携しているの見て、分からないのか?www洗脳もいい加減にしろ。日本に笑われるぞ」
「冷静に言って、車を作る技術は日本の足元にも及ばないのに、隣国という理由だけでライバルになろうとしているんじゃないか??」
「水素はそれ自体が燃える物質だから、現代が水素自動車作るのが本当怖い。水素爆弾を抱えて走ってるような…これが爆発すれば、使用者に過失責任あり、と判決をくだされそう…」
「1億5000万ウォンで世界初の量産成功?」
「現代のやりそうなこと。 市場の育成には関心が無く、世界初というタイトルに酔って、日本人に市場をごっそり奪われそうだな」
「水素自動車?わあ、素敵…でも現代起亜自動車には乗らない?理由は韓国の国民なら皆知ってる…」
「日本は既に量産している。猛追撃されているのではなく、すでに追い越されてるだろ、何言ってるんだ??」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141124-00000000-xinhua-cn
2014/11/24 脱ガソリン車は進むか…普及の課題、EVは航続距離の短さ FCVは価格の高さ(産経新聞)
次世代型エコカーに新たな潮流が生まれる。電気自動車(EV)とハイブリッド車(HV)が先行するなか、「究極のエコカー」と位置付けられてきた水素で走る燃料電池車(FCV)が12月15日から一般向けに販売がスタートする。自動車販売店や家電量販店では、EV向けの充電器を備えた店が増え、HVにはガソリンと電気の両方を燃料にできる車種も登場。FCVの発売にあわせて、水素の供給ステーションの整備も進む見込みで、脱ガソリンの動きが鮮明だ。
政府は平成32年の新車販売のうち、HVは20?30%。EVとプラグインハイブリッドが15?20%、FCVは1%程度と見込んでおり、HVの存在感は大きい。
トヨタ自動車のFCV「MIRAI(ミライ)」は12月に発売され、ホンダも27年度中のFCV発売を目指す。整備が急がれるのは水素ステーションだ。
岩谷産業は今年7月、兵庫県尼崎市に水素ステーションを設けた。車の充填(じゅうてん)口にノズルを差し込んで、水素を入れる構造で、これもガソリン車の給油方法とほぼ変わらない。約3分で満タンになるのもガソリン車と同じ。充填は従業員が行う。水素の価格は1キログラムあたり1100円。
FCVの市販化の大きな壁は、ずば抜けて高い車体価格だ。FCVは“走る宝飾品”に等しい。水素と酸素を化学反応させ発電する際の部品に白金(プラチナ)が多く使われているためだ。FCV1台につき、数十グラムの白金が必要といわれる。白金をできるだけ使わずコストを下げる代替技術は、FCV発展に欠かせない。
エネルギー問題に詳しい大和総研の町井克至(かつゆき)主任研究員は「日本は燃料電池の技術が進んでおり、(他国より)優位性がある」と指摘。日本と同じ安全基準を採用した国には輸出も可能で、将来性に期待を寄せる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141124-00000508-san-bus_all
2014/11/25 25日の朝刊(都内最終版)☆2・完(時事通信)
【日刊自動車】
◆米社に16億円支援 水素ステーション カ州で整備促進 ホンダ(1)(了)
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20141125-00000001-jijnb_he-nb
2014/11/25 燃料電池自動車は普及するか? 「水素ステーション」が課題=中国メディア(サーチナ)
トヨタ自動車がこのほど水素を燃料とする新型燃料電池車(FCV)「MIRAI」を発表したことについて、中国メディアの雷鋒網は19日、水素ステーションの数がFCV普及に向けての大きな障害になると論じた。
また、水素ステーションは建設コストが高いため、FCV普及に向けての大きな障害に成り得ると論じる一方、「今後は各自動車メーカーがFCVに注力することによって現状の問題は次々に解決されるだろう」と主張した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141125-00000016-scn-bus_all
2014/11/25 水素エネルギーの利用拡大を目指して(ITmedia エンタープライズ)
●課題はコスト・経済性
●2015年以降の水素社会の展開に向けて
●需要密度を高め、供給とのバランスをとる
●経済合理性を成立させる事例
関係者にとって、それぞれの合理性を担保しながら、事業全体のモデルを成立させようとしている取組みとして、フランスポストの事例がある。フランスポストは、2014年から燃料電池レンジエクステンダーを追加した電気自動車を、地域限定で郵便配達サービスに採用している。もともとは電気自動車を使用していたが、航続距離を100km程度に限定し、500万円程度と比較的廉価の車両コストで調達できる燃料電池レンジエクステンダーを採用した。
冬は燃料電池の熱を暖房として使用でき電気自動車での効率低下の課題を避けられるというメリットもある。利用者であるフランスポストにとっては上記のEVの技術課題を克服しつつレンジエクステンダーとして水素を活用することで廉価な車両を活用して合理性を担保。インフラ側については、太陽光発電を活用した小型の水素製造装置・水素ステーションでコストを抑えつつ、必ず自社の車両が1日1回の水素充填利用することで稼動を確保する。フランス政府は自国水素産業の育成、地方は知名度向上の目的を持って合理的な範囲での支援を行っている。(図C参照)
国内でも興味深い取組みがある。北海道の苫前町におけるグリーン水素プロジェクトである。既設風力発電機を活用した事業モデルを構築し、風力発電によるグリーン水素事業全般をインキュベートしようとする取組みである。ここでは、既設の風力発電機で発電した電力で電気分解により水素を製造。その水素を、ボイラーの燃料、漁船の燃料として活用し地域へのエネルギーに還元し燃料電池車への水素供給も視野に入れている。純国産エネルギーの地産地消モデルとして、既存風力発電機を用いることで初期投資の削減しつつ、再生可能エネルギー資源を地域内で活用することで資金の地域外流出を防ぐとともに地域の雇用創出、活性化というベネフィットを狙う。
●一時の盛り上がりに終わらせないために
水素の活用は、1990年代のWE?NETから様々な検討が進められ2000年代初頭には数年内に実用化とまで言われたが、実際は現時点でも経済性の課題が残っている。そのため、現在、初期投資のみならず運営費用に対しても補助が検討されている状況にあるようだ。しかし、いつまでも補助金頼みでは企業や投資家の興味を惹きつけることは出来ず、補助金が止まった瞬間に取組みが頓挫する。
実際、2000年代初頭のアメリカでも「Hydrogen Hype」が起こっていた。
FreedomCAR & Hydrogen Fuel Partnership。2002年に米国エネルギー省長官と自動車OEMビッグ3(GM、Ford、Chrysler)による官民一体の研究開発パートナーシップである。
結果として、無駄な政府支援、OEMの莫大な開発投資、燃料電池車へのネガティブな認識が残り、その後の燃料電池車開発・普及の足枷になっている。米国エネルギー省は2003年から2010年で累計約1,800億ドルの支援を行った。GMは燃料電池車に累計1,500億ドルの開発費を投下。この開発費の配賦を車体価格の1割程度に納めるには数十万台規模の販売が必要といわれる。OEMごとに燃料電池車に対する注力度合いは異なってはいたが、一度頓挫してしまったことで、燃料電池車に対する懐疑的な見方が強くなってしまった。(図D参照)
この例からも、拙速に実用化を推進して失敗した場合、負の遺産が大きく残ってしまうことが懸念される。国のエネルギーセキュリティ等の観点から重要なこの取組みを一時の盛り上がりに終わらせないためには、経済合理性が成り立つ成功を積み重ねていくことが求められる。そのための知恵と工夫の結集が必要なのではないだろうか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141125-00000016-zdn_ep-sci
2014/11/25 【トヨタ MIRAI 試乗】快適性はレクサス以上、足りないのは「夢を見せる演出」…井元康一郎(レスポンス)
トヨタ自動車が18日に発表した燃料電池車『MIRAI(ミライ)』を短時間ながら、1周5kmのワインディングコースでテストドライブする機会があったのでリポートする。
◆ハイブリッド技術を投入、航続距離650kmの燃料電池車
◆快適性はレクサスLS以上、ドライブフィールは車重に難
燃料電池車はインバーター音以外はほとんど音のないEVと異なり、走行中は燃料電池システムが小さいながらも騒音を立てる。加速体制に入ると、水素を送るブロワーや発生した水を掃かせるポンプ、インバーターなど、複数のデバイスの音が重なって、キュイーンというサウンドを発する。たとえて言えば、ターボエンジンのクルマからエンジン本体のノイズを取り去ったような音である。開発責任者の田中義和氏は、「燃料電池車はEVほど無音ではない。その音を、クルマを走らせる楽しさを感じさせるようなものになるよう、入念にチューニングした」と語る。実際に運転していても、その意図はある程度伝わってくる。本来は耳へのストレスとなりやすい高周波ノイズながら、音質は澄んでおり、大して不快には感じられなかった。
鈍重なフィーリングの原因と思われるのは1.85トンと、主電動機の113kWという出力に対して明らかに過大な車両重量。技術的に未完成の部分が多く、失敗作となってしまったものの、車両重量については200kg以上軽いホンダの旧世代燃料電池車『FCXクラリティ』のほうがずっと良いという有様であった。燃料電池スタックと高圧水素タンクを護るためによほど車体を頑丈に作ったとみえるが、クルマを気持ちよく走らせるという点では少なからずマイナスになっているものと思われた。せっかくの次世代エネルギー車なのだから、ユーザーに夢を見させるような演出を可能とする仕様策定にもこだわりを見せてほしかったところだ。それがかなわないなら、スポーツモードの時にはパワーの立ち上がりをもう少し鋭くして、加速感を演出するといった改良がなされればもっと面白くなりそうにも思われた。
◆プレミアムカーや電気自動車に対し優位性はあるのか
総じて、ミライは官公庁や法人がアドバルーンでなく、公用車として運用可能とおぼしきレベルには十分に到達しているクルマと言える。不特定多数のユーザーがオンロードにおいて多様な使い方をした場合の耐久性はいまだ未知数だが、走行データを得て燃料電池にどのような問題が発生するかということを知りうる地位への一番乗りを果たしたことで、トヨタがライバルに対する技術的なアドバンテージを当面維持することは確実なところ。その点で、ミライはトヨタにとってきわめて意義深いモデルと言える。
既存のハイブリッドカーとの食い合いはほとんど発生しないであろう。水素価格は税込みで1188円/kg。JC08モード走行時の燃料消費率を140km/kgとすれば、1kmあたりの走行コストは8.5円。レギュラーガソリン仕様のハイブリッド車に置き換えれば、モード燃費17.6kmという計算になり、乗り換えるコストメリットはほとんどない。より価格差の小さいプラグインハイブリッドへの移行すら遅々として進んでいないことを考えると、走行コストにこだわる一般ユーザーが積極的に燃料電池車を選ぶとは考えにくい。
そして忘れてはならないのが、最大のライバルとなりそうなパーソナルEVユーザー。日産自動車『リーフ』や三菱自動車『i-MiEV』とは車両価格が大幅に異なるため、あまりオーバーラップしないだろう。また、デザインから仕様まで富裕層への訴求を最大限に意識しているテスラ『モデルS』などともほとんど競合しないと思われる。興味深いのはBMW『i3』など、価格帯が比較的近いEVの購入を検討しているユーザーの動向。走行コストはEVのほうが比較にならないほど安いが、航続距離の長さという利便性の高さでは燃料電池車のほうが圧倒優位。そこをユーザーがどう受け取るのか、とても興味深いところだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141125-00000011-rps-ind
2014/11/25 【ロサンゼルスモーターショー14】トヨタ の新型 FCV 、MIRAI を北米初公開…水素は3年間無料供給(レスポンス)
MIRAIは米国では、2015年秋から、カリフォルニア州で販売およびリースを開始する予定。それだけに、トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は、カリフォルニア州で開催のロサンゼルスモーターショー14でのアピールに力を込める。
また、日本では、ガソリンに対して価格の高い水素が、燃料電池車の普及のハードルになるとの見方がある。これに対して、米国トヨタ販売は、「MIRAIの顧客には、水素を最大3年間、無料で供給する」と発表。燃料電池車の普及に、意欲的に取り組む姿勢をアピールしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141125-00000031-rps-ind
2014/11/25 【トヨタ MIRAI 発表】EVとは違う、加速感を味わえるよう音もつくり込み(レスポンス)
トヨタ自動車が11月18日に発表した燃料電池車(FCV)の『MIRAI(ミライ)』は、アクセルを踏んで加速する際の音が電気自動車(EV)と違う。EVが「キーン」という音を発するのに対し、ミライは「グオー」と低音が響き渡るのだ。
「やはり音も大事な要素なので、その音もつくり込んだのです」と製品企画本部の田中義和主査。なんでもその音は加速時に燃料タンクの水素を大量に発電装置に送るときのコンプレッサーの音で、それを効果的にドライバーに聞こえるようにしたそうだ。
実はそうしたのにはほかにも狙いがある。FCVは音が静かなため、さまざまな音が気になってしまう。取り込んだ空気を排気管からはき出す音もその一つ。それは「非常に汚い音で、どうしても消したかった」(田中主査)という。
また、風切り音も同様で、外観をつくり上げる際、できるだけ鋭角な部分をなくし、丸みを持たせたそうだ。その結果、トヨタ車のなかで一番良くなった。空力も『クラウン』と比較しても遙かにいいとのことだ。
トヨタとしては、初の量販FCVに乗ったときに「この程度のものか」などと思われないよう、MIRAIではハンドルを握った人の予想を遙かに超える感動を目指したのだという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141125-00000034-rps-ind
2014/11/25 【ホンダ FCVコンセプト 発表】フロントの切れ込みが新しさ表現…ホンダらしさも織り込んだエクステリア(レスポンス)
ホンダ『FCVコンセプト』のエクステリアデザインは新しさを表現しているという。
本田技術研究所四輪R&Dセンターデザイン室1スタジオ主任研究員の大橋昭彦さんは、「その新しさは、燃料電池パワートレインを小型化しボンネット内に収めることで実現した新パッケージと、空力を考慮したデザインで表現している」と話す。
具体的には、「フロントのヘッドライト端の縦方向にブレードを入れた切れ込み等から受ける、とびぬけた印象などから新しさをユーザーに伝えたかった」という。
また、ホンダらしさも伝えなければいけない。「動体としてのクルマらしさを、しっかりとしたフードや、タイヤの存在感で表現している」と大橋さん。
さらに、『フィット』から採用されている、ホンダのデザインコンセプト、“エキサイティング H デザイン!!!”のひとつ、“ソリッド・ウイング・フェース”を採用。ホンダの“H”マークを中心に、フロントグリルからヘッドライトまでをひとつのつながりとして、先進感のあるデザインが表現されている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141125-00000038-rps-ind
2014/11/25 MIRAIはKOBEから 市が公用車に導入(神戸新聞NEXT)
神戸市は25日、水素エネルギーで走る燃料電池車(FCV)1台を公用車に導入する、と発表した。関西の自治体初の試みで、車種はトヨタ自動車が12月中旬から世界で初めて市販する「MIRAI(ミライ)」。納車は来年3月の見通しという。
走行中に二酸化炭素を出さないFCVは究極のエコカーとも呼ばれ、国内外の自動車メーカーが実用化にしのぎを削る。同市も市民らの理解を広めようと導入を決めた。
ミライは1回の水素充てんで約650キロ走行できる。価格は約720万円だが、実際の購入額は今後、ディーラーの入札で決まる。職員の移動に使うほか、市民や事業者向けの試乗会も企画する。
水素の補給は当面、尼崎市にある県内唯一の「水素ステーション」を利用するが、2015年度中には神戸市内にも整備する予定。久元喜造市長は「地元企業と連携した技術開発も進めたい」としている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141125-00000010-kobenext-soci
2014/11/25 【日経平均】50円高で14日以来の終値17400円台に乗せる(エコノミックニュース)
2014年の世界の新車販売台数は前年比約2%増にとどまる見通しで、「中国は2013年の14%近い伸びから一変し2014年は5%前後」「ブラジルは1割前後減少」「ロシアも1割前後減少」「タイは4割近く落ち込む」など日経新聞に新興国の新車販売にブレーキがかかったという記事が掲載された。しかし輸送用機器セクターは業種別騰落率6位と堅調。トヨタは101円高で年初来高値を更新し、ホンダは51.5円高、富士重工 <7270> は52.5円高、日産は29.5円高で年初来高値更新、マツダも54.5円高で年初来高値を更新した。2015年から商用車向け運転管理システムをインドネシア、シンガポール、英国で発売するいすゞは0.5円安。2016年に燃料電池バスの販売を開始すると報じられた日野自動車は31円高。ベアリングのジェイテクトはメリルリンチが目標株価を引き上げ91円高で年初来高値更新。タカタはアメリカ上院の公聴会を何とか乗り切ってヤマを越し悪材料出尽くしで203円高になり値上がり率3位だった。
中国の利下げの恩恵を最も受けたのは言わずと知れたコマツと日立建機。どちらも年初来高値を更新しコマツは96.5円高、日立建機は118円高。中国の都市住民の生命維持装置、空気清浄機を供給するダイキンは売買代金15位に入り366円高で年初来高値を更新した。中国で腕時計が人気のシチズンHDは40円高、セイコーHDは31円高でともに年初来高値を更新し、カシオ計算機も17円高だった。通信関連はNTTは39円安、KDDIは94円安と悪かった。大林組は、海外のインフラ関連事業をテコ入れするためアメリカの中堅建設会社クレマーを買収したが12円安。この業界はそろそろ「東京五輪後」が気になる時期。水素関連銘柄でもある大陽日酸はストップ高の高値引け。300円高で年初来高値を更新し値上がり率1位だった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141125-00000061-economic-biz
2014/11/25 天下のトヨタがAV女優を起用!?クルマ離れ加速で謎の広告戦略(サイゾー)
「私は15歳から20歳までの間、高専という工業系の学校に通っていました。 (中略)汗まみれで野暮ったい青春時代を過ごしている中で、興味をもったもの。それは『お化粧』でも『洋服』でも無く、『バイク』と『クルマ』でした」と、コラム上でクルマについて熱い想いを綴るのは、人気AV女優・紗倉まな。紗倉といえば人気AV女優であると同時に、深夜ドラマの女優業のほか、ウェブを中心に4本の連載を持つコラムニストでもある。それだけに、「紗倉まなのクルマと私のイイ関係」といったタイトルでコラムを書くこと自体は驚くべきことではない。だが、その掲載媒体が、あの天下のトヨタ自動車(以下、トヨタ)が運営する自動車好きのためのポータルサイト「GAZOO.com」だっただけに、広告業界では驚きの声が上がっていた。
「無論AV女優を差別するつもりはないですが、これまでファミリー層に向けた広告を展開してきた同社が、18禁のAV女優を起用したことに関しては、業界の常識を越えた企画だと思います。個人的には、応援したいですけどね」(広告代理店関係者)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141125-00010002-cyzozk-soci
2014/11/26 移動式水素ステーション 横浜市が予定地を公開(カナロコ by 神奈川新聞)
世界初の一般向け燃料電池車(FCV)であるトヨタ自動車の「MIRAI(ミライ)」が来月15日に発売されるのを前に、横浜市は25日、市内で唯一の移動式水素ステーション予定地を公開した。記念式典も開かれ、関係者らがミライに試乗するなど、普及が期待される「究極のエコカー」への理解を深めた。
設置予定地は同市中区の大さん橋ふ頭ビル前のロータリーで、トレーラー型のステーションをJX日鉱日石エネルギーが来年から運営する。JXは来年2月に、旭区と泉区に固定式の水素ステーションを設置することも決めている。
FCV普及に向けてはステーション整備が進むかどうかが最大の課題になるが、JX・中央技術研究所の斎藤健一郎上席フェローは「水素ステーションは用地確保が難しいので、移動式ステーションを有効的に活用したい」と説明。全国で現在開設を予定する23カ所のうち、移動式が10カ所を占めているという。
また、ミライを開発したトヨタ自動車製品企画本部の田中義和主査は「持てる技術をすべて投入した。水素ステーションを探してでも乗りたくなる魅力ある車だ」とアピールしていた。
1台723万円のミライを購入する際には、国が202万円の補助金を出す方針。横浜市は公用車としてミライを1台導入するほか、購入補助金や水素ステーション設置への助成金なども創設を検討するという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141125-00113315-kana-l14
※写真あり
2014/11/26 【韓国】燃料電池車、先行のトヨタを現代自が追撃へ(NNA)
現代自は、トヨタに先行して行ってきた実際の道路の走行データなどをもとに、走行性能を向上させ価格も引き下げた新モデルの開発・発売を、当初予定の2016年より早める計画だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141126-00000011-nna-kr
2014/11/26 <話題>経産省の「自動車産業戦略2014」から関連銘柄をマーク(モーニングスター)
経済産業省は、自動車産業が中・長期的に直面するとみられる課題を整理分析したうえで、次世代自動車の普及促進をはじめとする先進的な国内市場構築や、自動車産業のグローバル展開の推進などからなる総合的な戦略「自動車産業戦略2014」をまとめた。
戦略として、グローバル展開の推進、次世代自動車の普及、自動走行の開発、ビッグデータの活用、部素材産業との共存共栄などを進める。
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20141126-00010000-biz_mos-nb
2014/11/26 あのアウディ・クワトロが燃料電池を搭載して、メカニカルな4WDシステムと訣別した?(エコノミックニュース)
今回のデモンストレーションは、燃料電池車で先行する日本のトヨタ、ホンダを牽制する意味があるのは明らかだ。が、アウディも確実に燃料電池車をモノにしており、同時に、燃料電池とは別に、将来的に車種に応じてだろうが、複雑で重たいメカニカル4WDに頼らない、軽量でコンパクト、制御が容易な電子制御AWD「クワトロ」をハイブリッド車や電気自動車で使うことが見えてきたように思う。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141126-00000039-economic-ind
2014/11/26 燃料電池車MIRAIは、なぜレクサスではなくトヨタから? 気になる燃料の価格は?(日経トレンディネット)
●電気自動車だけど大容量バッテリーは不要
●トヨタブランドから出した理由は?
●課題は検査のための法改正と水素の製造
●価格はハイブリッド車と同等に
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141126-01061428-trendy-bus_all
※長文ですので、本文を。
2014/11/26 「高温ガス炉」運転再開へ原子力機構が審査申請(読売新聞)
日本原子力研究開発機構は26日、次世代型原子炉として期待される「高温ガス炉」の試験研究炉(茨城県)の運転再開に向け、原子力規制委員会に安全審査を申請した。
この研究炉は現在、東日本大震災を受け停止中で、新規制基準に対応するため、施設を改良する工事の準備を進めている。再稼働は来年10月以降になる見通しだ。
高温ガス炉は、普通の原子炉と違い、冷却に水ではなく化学的に安定したヘリウムガスを使う。また核燃料が耐熱性に優れたセラミックスで覆われているため、炉心溶融などの重大事故が起きるリスクが低いとされる。
炉心の温度が、普通の原子炉の3倍以上にあたる950度になるのが特徴で、発電以外に、この熱を使って、燃料電池に使われる水素も製造できる利点がある。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141126-00050132-yom-sci
■海外ニュース
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<報告書/市場調査>
●固体酸化物型燃料電池市場(2014年05月)
マーケッツ&マーケッツ社(MarketsandMarkets)は、調査報告書「2018年の地理と国別の世界トレンド予測――固体酸化物型燃料電池市場のタイプ別(平面、円筒、その他)、応用(大規模定置用、小型定置用、輸送、携帯用と軍事用)」を発表した。
http://www.rnrmarketresearch.com/solid-oxide-fuel-cell-market-by-type-planar-tubular-others-application-large-stationary-small-stationary-transportation-portable-military-geography-global-trends-forecast-to-2018-market-report.html
■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆環境・エネルギー産学連携フォーラムin横須賀2014【再掲】【水素エネルギーと燃料電池に関する現状と課題】
このたび、(公財)横須賀市産業振興財団では、産学官連携事業の一環として、横須賀に研究拠点を置く防衛大学校並びに電力中央研究所の研究員から、環境とエネルギーの諸問題をはじめ、将来の実用化が期待されている水素エネルギーと燃料電池に関する現状と課題について、幅広く紹介していただきます。環境・エネルギーに関心をお持ちの方、そして新規事業への取り組みを目指す中小企業の方々の参加をお待ちしています。
◇日 時:11月28日(金) 午後2時?午後5時(終了後に交流懇親会を開催します)
◇場 所:横須賀市産業交流プラザ 第1研修室(京急汐入駅前「横須賀芸術劇場」3階)
◇参加費:無料(交流懇親会参加費は、当日1,000円)
◇定 員:60名(先着順)
◇プログラム
(1)環境とエネルギーの諸問題?水素の製造、小規模発電、放射性セシウムの除去を中心に?
横森慶信氏(防衛大学校応用化学科 教授)
(2)水素エネルギー社会における水素の貯蔵技術
山田浩之氏(防衛大学校機械工学科 講師)
(3)燃料電池の開発状況と課題
森田 寛氏(電力中央研究所エネルギー技術研究所 上席研究員)
※交流懇親会(17:10?18:30)は交流サロンにて。
◇申込方法:受付時間は、午前9時?午後5時45分まで(土日、祝日は除く)
電話での申込み→産業振興財団へ Tel.046-828-1631
FAXでの申込み→パンフレットの記入欄に記入のうえ Fax.046-821-1207
メールでの申込み→アドレス:plaza4@olive.ocn.ne.jp
◇質問などは、電話にてお問い合わせ下さい。Tel.046-828-1631
◇主 催:(公財)横須賀市産業振興財団
☆かながわ環境関連産業ネットワーク「第7回 創・蓄・省エネ フォーラム」【再掲】
今回は本格的に動き始めた水素エネルギー社会の到来に向けて、水素・燃料電池自動車(FCEV)開発の現状とその安全性評価について、神奈川県内の自動車メーカー開発部門及び公的評価機関の方々をお招きしご講演いただきます。
◇日 時:12月1日(月)14:00?17:30
◇場 所:サン・エールさがみはら2階 第1研修室
http://sunyell-sagamihara.jp/
◇参加費:無料
◇定 員:80名(定員となり次第締切)
◇内 容:
14:10〜15:20 「水素・燃料電池自動車安全性評価について?日本自動車研究所の取り組み」
三石 洋之氏(一般財団法人 日本自動車研究所 FC・EV研究部)
15:20〜15:40 「かながわスマートエネルギー計画など神奈川県の取り組み」
神奈川県産業労働局 エネルギー部 スマートエネルギー課
16:00〜17:00 「日産自動車 燃料電池自動車開発状況と課題?部品メーカーへの期待」
原 直樹氏(日産自動車株式会社 総合研究所 EVシステム研究所)
◇お申し込みはこちらから:
申し込み先:メールの件名を「第7回 創・蓄・省エネ フォーラム参加申込み」として、必要事項(1.会社・機関名、2.所属・役職名、3.貴名)をご記入いただき、かながわ環境関連産業ネットワーク事務局 kankyou@sic-sagamihara.jp 担当:永井へ直接お申し込みください。
あるいは、以下のサイトの申込フォームから、または申込書(WORD)をダウンロードし内容を明記の上、http://www.sic-sagamihara.jp/enet/news/20141021.html kankyou@sic-sagamihara.jp までお申し込みください。
※申込フォームはスマホからのお申し込みに対応しておりませんので、ご了承ください。
◇主催者:(株)さがみはら産業創造センター
◇協力:神奈川県
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