燃料電池ワールド Vol.1761 (2014/11/24 08:47)

水素チャンネル Home

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□燃料電池ワールド Vol.1761
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■2014年11月24日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

※25、26日は休刊します。ニュースが多いので本日、臨時発行します。
■燃料電池関連イベント
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☆福岡水素エネルギー戦略会議 平成26年度 研究分科会
「高圧水素貯蔵・輸送研究分科会/高圧水素下における機械要素研究分科会」

 福岡水素エネルギー戦略会議では、水素に関連する様々なテーマをもとに、研究分科会を開催します。各分野の第一線でご活躍中の方々を講師としてお招きするとともに、講師や参加者の方々との情報交換のお時間も設けておりますので、是非、自社の製品開発などにご活用ください。皆様のご参加をお待ちしております。
◇日 時:12月16日(火) 13:00?17:20
◇場 所:JR博多シティ 10階 大会議室(福岡市博多区中央街1-1 JR博多駅ビル)
◇プログラム: http://www.f-suiso.jp/info/9451.html
◇受講料:無料
◇定 員:60名(定員に達し次第、受付を終了します。お申し込みはお早めに)
◇お申し込みはこちらから
  http://www.f-suiso.jp/info/9451.html
◇お問い合わせ
  水素エネルギー国際研究センター 甲野
    Tel:092?802?3303 
    Mail: info@h2.kyushu-u.ac.jp

☆環境省の平成27年度重点施策【再掲】
〜注目されるエネルギー対策特別会計とオリンピック・パラリンピック東京大会関連予算
◇講演内容
<1>環境省における平成27年度重点施策
 眼目佳秀氏(環境省大臣官房政策評価広報課課長補佐)
<2>環境省におけるエネルギー対策特別会計

 金子浩二氏(環境省地球環境局温暖化対策課課長補佐(エネ特担当))<3>環境省におけるオリンピック・パラリンピック東京大会対策予算

 大倉紀彰氏(環境省総合環境政策局総務課課長補佐(オリンピック担当))
◇日 時:12月04日(木)午後2時?午後4時30分
◇会 場:紀尾井フォーラム
(東京都千代田区紀尾井町4?1 ニューオータニガーデンコート1F (03)5213-6886)
◇受講料:1名につき27,000円(税込)
◇詳細内容と申し込み: http://www.ssk21.co.jp/seminar/S_14344.html
◇問い合わせ:株式会社 新社会システム総合研究所

  TEL 03?5532?8850 FAX 03?5532?8851
◇主 催:株式会社 新社会システム総合研究所

■世界のヘッドライン(09月08日分までは掲載しました)
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都合により年内一杯休載します。

■11月21〜23日のWEB LINK NEWS
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2014/11/21  燃料電池車「ミライ」、LAでもデビュー(TBS系(JNN))

 発表されたばかりのトヨタの燃料電池車「ミライ」がさっそく海外デビューです。

 「アメリカ最大のロサンゼルス・オートショーの会場に燃料電池車ミライが展示されています。海外メディアからの注目も集めています」(記者)

 「プリウスを超える」とトヨタが自信を持って世に送り出した燃料電池車「ミライ」。現地18日から始まったロサンゼルス・オートショーで早速展示されました。

 燃料電池車をめぐっては、トヨタの前日にホンダが発表しているほか、今回のオートショーでもドイツのフォルクスワーゲンが試作車を初公開していて、メーカー間の主導権争いは今後も激しくなりそうです。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20141121-00000006-jnn-int

2014/11/21 トヨタ、6800万ウォン水素自動車…現代車と勝負(中央日報日本語版)

 トヨタが現代車より7000万ウォン安い水素燃料電池自動車を出し、「水素自動車韓日戦」の火ぶたを切った。

 トヨタは21?30日(現地時間)に米ロサンゼルスで開催されるLAモーターショーにセダン型水素自動車「ミライ(MIRAI)」を出品すると明らかにした。「ミライ」は高い性能と安い価格が特徴。来月15日に日本で最初に発売される「ミライ」は価格が724万円(6800万ウォン)。各国のエコカー補助金・税金の優遇などを考えると5000万ウォン線で販売される予定だ。155馬力の出力で、わずか3分の水素充填で最大500キロ走行できるのが特徴だ。トヨタ側は「来年末までに『ミライ』が日本国内で販売400台を達成するだろう」という見方を示した。

 米国・欧州では来年下半期に発売され、韓国での発売日程は未定。

 「ミライ」は現代車のツーソンixより7000万ウォンほど安い。現代車は昨年2月、世界で初めて量産型水素自動車「ツーソンix」を出品したが、高い価格のため世界で188台の販売に終わった。「ツーソンix」は価格が1億5000万ウォン台で、エコカー補助金などを受けても1億2000万ウォン以上となる。米国でもLAなどでほとんどリースの形で100台売れた。

 相対的に高いメーカーの独アウディも今回のLAモーターショーで「A7スポーツバックh?トロン・クワトロ」を展示する。1キロの水素燃料で100キロ走行できる「水素リッターカー」で、最高速度はエコカーでは画期的な180キロ。ベンツS500のプラグインハイブリッド電気モードが最大145キロ、BMWi3が130キロまで出る。アウディ側は「水素燃料タンクのほか、8.8kWh容量の電気バッテリーがあり、水素燃料をすべて使っても50キロまで追加走行が可能な実用的なエコカー」と強調した。発売日程と価格は未定。

 グローバル競合企業の積極的な水素自動車市場攻略とは違い、「兄貴」格の現代・起亜車は今回のLAモーターショーで「静中動」だ。LAモーターショーでは記者会見や行事なく「ツーソンix」「新型ソナタ」「オールニューソレント」などを展示する。現代車グループの関係者は「ツーソンix水素自動車は部品の国産化率が95%に達するほどで、国内技術力はドイツ・日本車に劣らない」とし「価格問題は車両の普及が拡大し、政府の政策が決まれば、徐々に解決されるだろう」と明らかにした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141121-00000001-cnippou-kr

2014/11/21 2050年までのエネルギー技術開発、水素・宇宙太陽光・原子力など36分野で(スマートジャパン)

 経済産業省は11月19日に開催した審議会で「エネルギー関係技術開発ロードマップ」の素案を提示した。36項目に及ぶ技術テーマに関して、2020年と2030年、さらに2050年までの開発目標をまとめたものだ。3カ月前の8月19日の時点で19項目のロードマップを公表していたが、新たに宇宙太陽光発電や原子力発電を追加した点が目を引く。

 水素エネルギーに関しては6月に示した「水素・燃料電池戦略ロードマップ」と同じ内容で、「製造」「輸送・貯蔵」「利用」の3つのロードマップと「燃料電池自動車」のロードマップを取り入れた。再生可能エネルギーは熱利用を含めて8つのロードマップをもとに技術開発を進めていく。
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20141121-00010000-biz_it_sj-nb

2014/11/21 【トヨタ MIRAI 発表】ブリヂストン、専用開発のECOPIAを納入(レスポンス)

 ブリヂストンは11月20日、トヨタの燃料電池車『ミライ』に、新車装着タイヤ「ECOPIA」を納入すると発表した。

 ミライは、水素と酸素の化学反応によって作り出す電気によって、モーターを回して走る究極のエコカー。今回装着する「ECOPIA EP133」は、ミライの特長である優れた環境性能を実現するため、新たに専用開発したものだ。
 納入タイヤサイズは215/55R17 94W。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141121-00000008-rps-bus_all

2014/11/21  舛添都知事、 “究極のエコカー”試乗(TBS系(JNN))

 東京都の舛添知事は、来月、一般向けに販売が開始される「燃料電池車」に試乗しました。

 水素を燃料に走る燃料電池車は、走行中に水しか出さないため「究極のエコカー」とも呼ばれていて、都は購入費用を補助するなどして2020年の東京オリンピックまでにおよそ6000台の普及を目指しています。

 「豊洲とか有明、特に選手村・競技場があるところは、できれば燃料電池車しか入れないようにしたい」(東京都 舛添要一 知事)
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20141121-00000024-jnn-soci

2014/11/21 【トヨタ MIRAI 発表】16年度新設の水素ステーションだと航続距離は700kmに延びる(レスポンス)

 トヨタ自動車の燃料電池車『MIRAI(ミライ)』は、水素の満充てんからの航続距離がJC08モードによる社内測定で650kmとなっている。だが、国内では水素ステーションの規制見直しが実施されるため、2016年度には700km程度まで延びるという。

 MIRAIには高圧水素タンクが2本搭載されており、合計の容量は122.4リットル。使用圧力(公称値)は70MPa(約700気圧)であり、現状では国内の水素ステーションの最高供給圧も同じだ。この条件で満充てんし、テストした航続距離が650kmとなる。

 一方で16年度から設置・使用する水素ステーションについては、規制の見直しにより最大供給圧を82MPaに引き上げることが可能になる。これによって充てんできる水素量が増え、航続距離は700km程度まで延びるというわけだ。欧州では現状の認可圧が87.5MPaと高くなっているが、MIRAIの水素タンクは、そうした規制値にも適合している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141121-00000029-rps-ind

2014/11/21 液化水素を貯蔵する水素ステーション整備を促進へ…経産省が規制を緩和(レスポンス)

 経済産業省は、液化水素貯槽を使用した水素ステーションの整備を促進するため、高圧ガス保安法の省令などを改正した。

 燃料電池車の燃料である水素を供給する水素ステーションでは現在、原料ガスとして圧縮水素を使用しているが、輸送・貯蔵の効率を向上するため、液化水素を使用したいとの要望がある。

 これを受けて、液化水素の貯槽に関する技術基準として、液化水素の特徴を踏まえ、技術基準を設けることにより、水素ステーションに液化水素貯槽を設置することを可能にする。

 具体的には、液化水素の貯槽に取り付けた配管に遮断措置を講ずることなどの安全対策や、液化水素の貯槽、蒸発器とディスペンサーとの間に障壁を設置することなど、配置に関する技術基準、液化水素の通る部分から火気を取り扱う施設までの距離や、液化水素タンクローリーから敷地境界までの距離などに関する技術基準を設定した。

 また、燃料電池車は、水素の急速・高圧充填が求められているが、断熱圧縮による水素の温度上昇を抑制するため、付属冷凍設備(プレクール設備)により冷却することで、高効率な充填が可能となる。今回、一定の条件(冷媒ガスが不活性ガスであるなど)を満たす付属冷蔵設備については、設備距離の確保を不要とし、設置しやすい環境を整えた。

 このほか、繊維強化プラスチック(複合材料)を使用した蓄圧器について、輻射熱、紫外線、雨水などによる劣化防止措置などの技術基準を設け、複合材料を使用した蓄圧器の設置を可能とする。水素に対する耐性を持った材料を使用するがコストアップ要因となっているため、規制を緩和する。

 技術基準の改正に伴って、一般高圧ガス保安規則の機能性基準の運用なども改正、水素ステーションで使用可能な鋼材について、既に使用可能となっている鋼材の使用温度を拡大するとともに、固溶化熱処理を実施し、時効処理をした耐熱鋼(SUH660)を新たに追加した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141121-00000051-rps-soci

2014/11/21 ホンダ、米加州の水素ステーション設置に16億円を支援(レスポンス)

 ホンダは11月20日、全米に水素ステーションを設置している「FirstElement Fuel社」に、1380万米ドル(約16億円)の支援を行うことを発表した。

 今回の支援により、カリフォルニア州において州の助成金と合わせて、12か所の水素ステーションが設置可能となる。またカリフォルニア州は、水素ステーションの設置に向けて、今後数年でさらに2億米ドル(約235億円)の助成金を交付する予定だ。

 ホンダは、11月17日に新型燃料電池自動車(FCV)『FCVコンセプト』を日本で発表。このコンセプトカーをベースにしたFCVを2015年度中に日本での発売、その後、米国や欧州で展開していく予定だ。同社はFCVの普及に向けて必要なインフラ整備への支援を行いながら、FCVの導入を進めていく。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141121-00000058-rps-bus_all

2014/11/21 トヨタ豊田社長「MIRAI は未来へ1歩踏み出す決意」(レスポンス)

 トヨタ自動車の豊田章男社長は11月21日に都内で、燃料電池車(FCV)『MIRAI(ミライ)』の市販開始について、「未来へ1歩踏み出したいという決意表明でもある」と、述べた。

 同日開かれた企業メセナ協議会による同社の社会貢献活動への表彰式会場で、記者団と懇談し語った。豊田社長は、MIRAIの車名を日本語としたのは「日本のもの造りの未来を、精進して切り拓いていきたいという思いも込めた。10年後あるいは15年後の未来もイノベーショに挑戦し続けたい」と話した。

 豊田社長はまた、ホンダも燃料電池車の開発を加速していることにも言及し、「オールジャパンで先陣を切る展開はいいこと」と、切磋琢磨しながらFCVを普及させる状況に歓迎の意を表明した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141121-00000063-rps-ind

2014/11/21 【日経平均】大臣発言で下げても日銀砲で逆転し56円高(エコノミックニュース)

 労組が春闘で定期昇給相当分を組合員平均月7300円要求するトヨタは年初来高値を更新しながら9円安。安倍内閣の意向を受けて経団連が賃上げの旗を振る。その安倍内閣の成長戦略で「2030年までに200万台」を目指す燃料電池車をトヨタとともに世界に先駆けて発売するホンダは13.5円高、富士重工は32.5円安、日産は12円安、マツダは18.5円安と自動車大手はおおむね軟調だった。タカタの欠陥エアバッグをめぐるアメリカ上院の公聴会が20日に開かれた。品質責任者の清水博シニアバイスプレジデントは冒頭で謝罪したが、疑惑を持たれている組織的な隠蔽は否定。ホンダの北米法人幹部も出席していた。これで一つの区切りになり、売られすぎからの反発で105円高になり値上がり率10位に入った。

 ソニーは23円高、2018年に東南アジアでの売上高を現在の6割増の約8000億円とする目標を打ち出したパナソニックは6.5円安。シャープは5円安、NECは1円高、日立は5.3円安とまちまち。東芝は開発中の「人工光合成」で2020年までに世界最高の変換効率1.5%を実現すると報じられ1.7円高。現状の効率は0.3%程度で、実現すれば火力発電所から出るCO2を光合成させメタノール燃料が生産できるという。

 造船への大規模投資を再開し水素関連銘柄にも仲間入りした川崎重工はSMBC日興証券がレーティングと目標株価を引き上げ11円高で4日続伸し年初来高値を更新。SMBC日興証券はクボタの目標株価も引き上げ1円高。屋外作業機械メーカーのやまびこは、自動芝刈り機を製造するベルギー企業の第三者割当増資を約6億8700万円で引き受け子会社化する材料で300円高になり値上がり率16位だった。内装工事のインターライフHDは2月期通期の営業利益見通しを3.6億円から4億円に上方修正し、期末配当予想も3円から4円に増額修正して12円高。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141121-00000055-economic-biz

2014/11/22 22日の朝刊(都内最終版)(時事通信)
【日刊自動車】
◆都独自に100万円補助 FCV購入 ミライ 420万円の負担で 20年 水素供給施設35カ所(1)
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20141122-00000000-jijnb_he-nb

2014/11/22 新エネルギー自動車が普及しない!  原因究明と対策に取り組む湖南省=中国メディア(サーチナ)

 中国メディア・湖南日報は19日、湖南省が掲げた2015年までの新エネルギー自動車普及目標に対し、今年10月現在でわずか10%にしか到達していないとしたうえで、新エネルギー車の普及が進まない背景について紹介する記事を掲載した。

 記事は、国が出した新エネルギー車普及計画に基づき、同省では13年から15年までに長沙、株州、湘潭の3市で6100台を普及させる目標が決められたと紹介。購入者には購入総額の60%を超えない範囲での補助を与える措置をとったものの、今年10月末現在で3市合わせてわずか596台しか売れていないことが明らかになったと伝えた。

 そのうえで、新エネルギー車の普及が滞っている理由として、充電ステーションなどのインフラ建設が現状で目標の10%程度しか進んでいないこと、航続距離やメンテナンスなどに対する憂慮が強く、一般消費者の購買意欲が高まっていないことの2点を挙げた。そして、現状を打破するためには政府、企業、社会各方面がともに努力することが必要であるとした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141122-00000011-scn-bus_all

2014/11/23 燃料電池車のネックは開発製造コスト 「航続距離と燃料補給時間で優位性」と英通信社=中国メディア(サーチナ)

 中国メディア・盖世汽車網は19日、ドイツの自動車部品メーカー「BOSCH(ボッシュ)」の幹部が「2025年までに燃料電池車が商業的に“実用レベル”に達する」と予測したとするロイター通信の報道を伝えた。

 記事は、同社幹部が先日ベルリンで行われたイベントで「2025年までに、燃料電池はさらに産業化される。ほかの“ゼロ・エミッション技術”の代替案となりうる」コメントしたことを紹介した。

 そのうえで燃料電池車について、電気自動車に比べて航続距離が約5倍、燃料(水素)補給時間も充電時間より短いというメリットを持つ一方、開発製造費用が高いことが普及を妨げるネックになっていると説明。世界の大手メーカーが燃料電池車の開発を進めており、トヨタは燃料電池コストの9割削減を目指しているとした。

 そして、ボッシュの幹部が「25年においても燃料電池動力コストは電動動力コストの倍」と予測する一方で、航続距離の優位性から電気自動車に代わる製品として現実味を帯びてくるとの見解を示したことを伝えた。

 将来の燃料電池車の販売価格は7万米ドル(約825万円)と高額になる見込みだが、専門家によるとこれでもメーカーの開発費用や水素ステーションの建設費用を補てんすることができないという。記事は、水素ステーションを1カ所設置するだけでも100万ドル(約1億1800万円)の費用が必要であると紹介した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141123-00000036-scn-bus_all

2014/11/23 ついに燃料電池自動車時代到来 しかし実は石油からも精製されている(エコノミックニュース)

 燃料電池自動車は高圧水素貯蔵タンクに貯められた水素と空気中の酸素を化学反応させ、発生した電気によりモーターを動かして走るという仕組みだ。燃料は水素だが車としては電気自動車となる。水素を燃やすわけではないので化学反応時に生まれるものはCO2ではなく水と電気だ。とてもクリーンで素晴らしく見えるのだが、ここでひとつ、「水素」の生まれ方、作り方について疑問を持ってみたい。

 需要と供給を満たすため、これから当分の間作られる水素ステーションは、都市ガスやLPガスの改質で得る方法が増えそうだ。似たような生成方式では家庭用燃料電池コージェネレーションシステム「エネファーム」が有名だと思う。

 NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)が発行する「水素エネルギー白書 2014」には様々な原料から1Nm3製造するコストが書かれている。石油精製からだと23?37円、水電解だと76?136円、化石燃料等の改質だと31?58円だ。水電解はエコだがコストが高い。石油精製は本末転倒な感じがするがコストは安い。

 燃料電池自動車は“エコ”だと思うが、その燃料である水素を生み出す時に大量の電力や石油を使っているとしたら“エコ”と言えるかは疑問である。新車製造時のCO2発生についても昔から言われている。つくづくエコカーは難しい。なお、トヨタ「MIRAI」の価格は723万円6000円。(編集担当:久保田雄城)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141123-00000079-economic-bus_all

■海外ニュース
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<燃料/貯蔵>
●ミシガン州立大学のチーム、化石燃料フリーのバイオディーゼルを開発(2014年05月21日)

 ミシガン州立大学(Michigan State University)の研究者たちは、バイオディーゼル工場が生産工程から化石燃料の依存を除去している間、有害廃棄物の生成を除去することができる新しい燃料電池コンセプトを開発した。このプラットフォームは、グリセロール(glycerol)からエタノール(ethanol)を収集するために微生物を使い、廃水をきれいにするという利益を追加している。ミシガン州多国籍商業化助成金(Michigan Translational Research and Commercialization grant)を通して、チームは大量の廃棄物を扱うことができる試作品を開発しているところだ。
http://msutoday.msu.edu/news/2014/new-fossil-fuel-free-process-makes-biodiesel-sustainable/

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆環境・エネルギー産学連携フォーラムin横須賀2014【再掲】【水素エネルギーと燃料電池に関する現状と課題】

 このたび、(公財)横須賀市産業振興財団では、産学官連携事業の一環として、横須賀に研究拠点を置く防衛大学校並びに電力中央研究所の研究員から、環境とエネルギーの諸問題をはじめ、将来の実用化が期待されている水素エネルギーと燃料電池に関する現状と課題について、幅広く紹介していただきます。環境・エネルギーに関心をお持ちの方、そして新規事業への取り組みを目指す中小企業の方々の参加をお待ちしています。
◇日 時:11月28日(金) 午後2時?午後5時(終了後に交流懇親会を開催します)
◇場 所:横須賀市産業交流プラザ 第1研修室(京急汐入駅前「横須賀芸術劇場」3階)
◇参加費:無料(交流懇親会参加費は、当日1,000円)
◇定 員:60名(先着順)
◇プログラム
(1)環境とエネルギーの諸問題?水素の製造、小規模発電、放射性セシウムの除去を中心に?
   横森慶信氏(防衛大学校応用化学科 教授)
(2)水素エネルギー社会における水素の貯蔵技術
   山田浩之氏(防衛大学校機械工学科 講師)
(3)燃料電池の開発状況と課題

   森田 寛氏(電力中央研究所エネルギー技術研究所 上席研究員)
 ※交流懇親会(17:10?18:30)は交流サロンにて。
◇申込方法:受付時間は、午前9時?午後5時45分まで(土日、祝日は除く)
  電話での申込み→産業振興財団へ Tel.046-828-1631

  FAXでの申込み→パンフレットの記入欄に記入のうえ Fax.046-821-1207
  メールでの申込み→アドレス:plaza4@olive.ocn.ne.jp
◇質問などは、電話にてお問い合わせ下さい。Tel.046-828-1631
◇主 催:(公財)横須賀市産業振興財団

☆かながわ環境関連産業ネットワーク「第7回 創・蓄・省エネ フォーラム」【再掲】

 今回は本格的に動き始めた水素エネルギー社会の到来に向けて、水素・燃料電池自動車(FCEV)開発の現状とその安全性評価について、神奈川県内の自動車メーカー開発部門及び公的評価機関の方々をお招きしご講演いただきます。
◇日 時:12月1日(月)14:00?17:30
◇場 所:サン・エールさがみはら2階 第1研修室
      http://sunyell-sagamihara.jp/
◇参加費:無料
◇定 員:80名(定員となり次第締切)
◇内 容:
14:10〜15:20 「水素・燃料電池自動車安全性評価について?日本自動車研究所の取り組み」

  三石 洋之氏(一般財団法人 日本自動車研究所 FC・EV研究部)
15:20〜15:40 「かながわスマートエネルギー計画など神奈川県の取り組み」
  神奈川県産業労働局 エネルギー部 スマートエネルギー課
16:00〜17:00 「日産自動車 燃料電池自動車開発状況と課題?部品メーカーへの期待」

  原 直樹氏(日産自動車株式会社 総合研究所 EVシステム研究所)
◇お申し込みはこちらから:

 申し込み先:メールの件名を「第7回 創・蓄・省エネ フォーラム参加申込み」として、必要事項(1.会社・機関名、2.所属・役職名、3.貴名)をご記入いただき、かながわ環境関連産業ネットワーク事務局 kankyou@sic-sagamihara.jp 担当:永井へ直接お申し込みください。

 あるいは、以下のサイトの申込フォームから、または申込書(WORD)をダウンロードし内容を明記の上、http://www.sic-sagamihara.jp/enet/news/20141021.html  kankyou@sic-sagamihara.jp までお申し込みください。

 ※申込フォームはスマホからのお申し込みに対応しておりませんので、ご了承ください。
◇主催者:(株)さがみはら産業創造センター
◇協力:神奈川県

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