燃料電池ワールド Vol.1760 (2014/11/21 08:50)

水素チャンネル Home

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□燃料電池ワールド Vol.1760
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■2014年11月21日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

■燃料電池関連イベント
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☆環境省の平成27年度重点施策【再掲】
〜注目されるエネルギー対策特別会計とオリンピック・パラリンピック東京大会関連予算
◇講演内容
<1>環境省における平成27年度重点施策
 眼目佳秀氏(環境省大臣官房政策評価広報課課長補佐)
<2>環境省におけるエネルギー対策特別会計

 金子浩二氏(環境省地球環境局温暖化対策課課長補佐(エネ特担当))<3>環境省におけるオリンピック・パラリンピック東京大会対策予算大倉紀彰氏(環境省総合環境政策局総務課課長補佐(オリンピック担当))
◇日 時:12月04日(木)午後2時?午後4時30分
◇会 場:紀尾井フォーラム
(東京都千代田区紀尾井町4?1 ニューオータニガーデンコート1F (03)5213-6886)
◇受講料:1名につき27,000円(税込)
◇詳細内容と申し込み: http://www.ssk21.co.jp/seminar/S_14344.html
◇問い合わせ:株式会社 新社会システム総合研究所

  TEL 03?5532?8850 FAX 03?5532?8851
◇主 催:株式会社 新社会システム総合研究所

■世界のヘッドライン(09月08日分までは掲載しました)
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都合により年内一杯休載します。

■11月20日のWEB LINK NEWS
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20日の朝刊(都内最終版)☆2(時事通信)
【日刊工業】
◆水素ステーション規制緩和 経産省、建設コスト削減 設置基準(1)【フジサンケイ ビジネスアイ】
◆静かな室内 滑らかな走り トヨタ新型FCV「ミライ」に試乗(2)
【日刊自動車】
◆FCVへの対応強化 情報収集急ぐ 人材育成や資機材開発 JAF(1)
◆水素液化システム開発 16年度製品化目指す 川崎重工(1)
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20141120-00000001-jijnb_he-nb

2014/11/20 加速力に驚き、ミライの走りを体感 燃料電池車に試乗(朝日新聞デジタル)

 トヨタ自動車は19日、燃料電池車(FCV)「MIRAI(ミライ)」を12月に発売するのを前に、報道陣向けの試乗会を開いた。「持てる技術を全て投入した」とする次世代エコカーはどんなクルマなのか。記者が世界初の市販FCVの走りを体感した。

 案内役のトヨタの社員に促されて運転席に座る。ハンドルやアクセルなどの場所はガソリン車とほぼ同じ。電源スイッチを押し、いよいよ出発だ。

 エンジンで走るガソリン車と違い、FCVは大気中の酸素と燃料の水素を反応させてできた電気でモーターを回して走る。電池が作動しても、おなじみの振動や音はない。ブレーキを離すとそろりと動き出した。

 アクセルを踏みこむと、体がシートに押しつけられるように急加速し始めた。「ヒュイーン」。静かだった室内に、発電のために空気を取り込む音が響く。わずか数秒で時速60キロに到達。普段は時速40キロまでしか出してはいけないというこの試乗コース、慌ててアクセルから足を離した。発進時の加速力はレース用の3・5リットル車並みという。窓ガラスを二重にしたりして、風を切る音などを聞こえにくくしている。静かでついついスピードを出してしまいそうだ。

 コース3周(計4キロ)の試乗を終えた。スタート地点に戻り、「H2O」スイッチを押す。FCVは排ガスは出ないが、酸素と水素が結びついて水ができる。たまった水は走行中、定期的に捨てられるが、このスイッチで排出することも可能だ。うっかり自宅のガレージをぬらさずに済む。4キロ走ってできる水は240ミリリットルで、缶コーヒー1本程度。「シュー」。後輪近くの底部にある排水口から、勢いよく水が飛び出した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141120-00000009-asahi-bus_all

2014/11/20 トヨタ「MIRAI」が圧倒的にすごい2つの理由(東洋経済オンライン)

 筆者が驚きを強調しても、そのすごさがイマイチわからないという読者も多いだろう。まずは、「FCVって何がスゴイの? 」という疑問に答えよう。
■ 燃料電池車は水しか出さない
■ 「コストダウン」「小型化」という2つのすごさ

 いささか前置きが長くなったが、そんな背景を知った上で、今回、トヨタが発表したミライには2つのすごさがある。1つめは、10年ほど前なら億円単位、安くなってもウン千万円と囁かれてきた燃料電池車の価格を、700万円強までコストダウンをしたこと。2つめは、燃料電池システムを乗用車に積めるサイズまで小型化したことだ。
■ いい意味で、「普通」のクルマ
■ カリフォルニアでのリース販売もスタート
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141120-00053883-toyo-bus_all
※長文のレポート、ぜひ本文を。

2014/11/20 トヨタ新型FCV「ミライ」に乗ってみた! 「クラウン」に負けない乗り心地(SankeiBiz)

 運転席に乗り込むと、一人きりの車内は静寂に包まれた。FCVはガソリン車のようなエンジン音がしないことで逆に運転中の風切り音などが気になるため、遮音性の高いガラスを全ドアに採用するなど静粛性には人一倍気を使っている。

 水素と酸素の化学反応で電気を作りモーターを回すFCVは、電気の作り方を除けば電気自動車(EV)と変わらない。ただ、走り始めると印象は変わった。直線コースでアクセルを踏み込むと、加速とともに「フュイーン」という独特な音が高まる。これはタンクから燃料電池に水素を送り込むポンプの音。開発陣は当初、音を消すことも検討したが、「走る喜び」を体感できる味付けとして残した。

 新型FCVのハンドルを握り、一通りコースを走り終えた感想は、「クラウンに負けない乗り心地」とのふれこみ通り、予想以上に快適だった。

 最後に開発陣のお気に入りという「ウオーターリリーススイッチ」を押してみた。水素と酸素で電気を作る際に唯一発生する水を、立体駐車場など下に漏れるとまずい場所へ入る前に抜くための装置だ。放出口は車体後部の床面下。水蒸気が立ちこめた後、温かい水がちょろちょろと流れ落ちた。

 問題は燃料を充填(じゅうてん)する水素ステーションの少なさだ。個人が使える商用ステーションは現在、国内で2カ所しかなく、計画中を含めても45カ所にとどまる。実は自宅近くの実証用ステーションが来年2月には商用へ衣替えするのだが…、様子を見るべきか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141120-00000501-fsi-bus_all

2014/11/20 世界初!トヨタ「ミライ」が12月発売開始、欧米のネットユーザーの意外な反応?(Record China)

 2014年11月19日、トヨタ自動車がセダンタイプの燃料電池車(FCV)の「ミライ」を12月15日に発売すると発表した。当初は国内での販売となるが、来夏以降、欧米などで順次販売を開始するとの報道に、欧米人からも注目が集まっている。
「何故、自動車メーカーは消費者が燃料電池車という部分にだけ興味を持って、見た目がかっこ悪い車を買うと思うんだろう?こんなに高額なのに。テスラ(米電気自動車メーカー)だけが消費者の気持ちを分かっている」
「今年一番のいいニュースだ」
「この車はブレーキが正常に動くことを願う」
「水素は安くない。自然発生しないし、生成するのが難しい。安全に貯蔵するのも難しいのに」
「ガソリン代とコストを比較したら面白いんじゃないか」
「ひどい名前の車だ」
「プリウスの方が地球に優しいと思う」
「テスラはこんなバカ高い車を見たら間違いなく笑うだろう」
「燃料電池などの技術開発にもっと労力をかけるのはいいことだと思う。テスラの成功例から分かることがあるだろう」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141120-00000011-rcdc-cn

2014/11/20 燃料電池車で示すトヨタの本気度 新型FCV「ミライ」開発者に聞く(SankeiBiz)

 トヨタ自動車が12月15日に発売する新型燃料電池車(FCV)「MIRAI(ミライ)」。開発経緯について、開発責任者の田中義和主査に話を聞いた。
 ??今年度中としていた発売日を年内に間に合わせた

 「燃料電池車は(水素ステーションなどの)インフラがないと走れない車。卵が先か鶏が先かという関係だが、車が出ないとインフラ整備は進まない。少しでも早く出したかった。リースでなく、売り切りで出したのはわれわれの本気度と理解してほしい」
 ??価格を723万6000円に設定したのは

 「1000万円にすることもできたが、環境のことを考えると普及しなければ意味がない。普及価格かといえばノーだが、(補助金込みの価格は)500万円台。一般の方に買いたいと思ってもらえるギリギリの線になっていると思う」
 ??年間販売台数は海外含めて約700台。少ないのでは
 「立ち上がりがすべての台数ではないので、今後増やしたい」
 ??燃料電池車はかつて1億円といわれた

 「試作段階に比べて燃料電池システムのコストを20分の1にした。(高価な)白金の使用量を減らしたうえ、量産化にめどがついたことが大きい。(コストのかかる)精緻な機械加工が手頃にできる技術を磨くなど、積み重ねていけば(価格は)まだ下げられる」

 ??独BMWと共同開発した燃料電池システムの車を2020年に投入する

 「(燃料電池車を)継続的に出していく。お互いに得意な技術があるので、相乗効果を出せるよう開発を進めたい」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141120-00000502-fsi-bus_all

2014/11/20 東レが連日の年初来高値、トヨタの「MIRAI」に炭素繊維が採用(サーチナ)

 東レは急反発し、連日で年初来高値を更新。午前10時すぎには65.2円高(7.46%高)の939円を付けた。午前11時時点で日経平均採用銘柄の中では値上がり率トップ。20日、トヨタ自動車が12月から発売する燃料電池自動車「MIRAI」に同社の炭素繊維材料が採用されたことを明らかにした。

 自動車のフロア部分に相当する「スタックフレーム」には熱可塑CFRP、燃料電池自動車の心臓部分である燃料電池スタックの電極基材にはカーボンペーパー、高圧水素タンクには専用の高強度炭素繊維が採用された。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141120-00000082-scn-biz

2014/11/20 【トヨタ MIRAI 発表】未来に乗った…1年前の試作車から2割パワーアップ(レスポンス)

 トヨタ自動車の燃料電池車『MIRAI(ミライ)』を、東京都江東区の同社の車両展示・試乗施設「MEGA WEB」で試乗した。MIRAIについてはちょうど1年前にも、最終試作段階のプロトタイプにも試乗していたので、最終製品との比較を楽しみに乗り込んだ。

 1年前の試乗時には、電動車両ならではのシームレスな加速感が印象に残ったものの「車両全体が重くて、まったり」という、物足りなさもあった。ところが、ピカピカのMIRAI、さすが市販車という仕上がりに圧倒された。とくに60?70km/hの中速域からの再加速は俊敏であり、「まったり」感は一掃されていた。

 開発責任者である製品企画本部の田中義和主査に聴くと、なんと1年前のプロトタイプより「パワー(動力性能)は2割強上がった」という 。「そこが燃料電池という化学反応ユニットの面白さであり、大変さなんです」と田中氏。日々改良が進む分、車両としての完成度は手探りも続くということだろう。

 関係者によると、プロトタイプの車体はレクサス『HS250h』を改造したものだったという。流用なので無理もないが、硬い乗り心地や騒音も気になった。MIRAIでは「車体剛性にも留意した」(田中氏)専用設計によって、試乗コースにある石畳でも衝撃をしなやかに吸収し、「とくにこだわった」(同)という静粛性も高級車ならではという印象。

 また、燃料電池や水素タンクなどのユニットを床下中心に配置したことによる重心の低さやミッドシップ車並みのレイアウトからは、走りの安心感がもたらされる。「初めての技術を多く使うが、FUN TO DRIVEの精神は絶対、犠牲にしたくなかった」という田中氏の想いが伝わる完成度だ。まさに「未来」のモビリティに乗ることができたと、心も満たされた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141120-00000025-rps-ind

2014/11/20 【トヨタ MIRAI 発表】水素ステーション検索できるナビは、ディーラーオプション(レスポンス)

 世界で初めて発売される燃料電池自動車(FCV)『MIRAI(ミライ)』。動かすために欠かせない水素ステーションは2015年には全国で100個所程度設置するのが目標とのことだが、MIRAIにはそれを探すのに欠かせない専用カーナビゲーションがディーラーオプション(DOP)で用意された。

 水素と空気の結合によって生み出される電気で走行するFCVは水しか排出されず、満充填で約650kmを走れるということで、“究極のエコカー”と言われる。しかし、最大のネックは水素を充填するステーションが現状では東京や名古屋、大阪、福岡といった大都市圏を中心に整備されているのみ。それだけに水素ステーションを探す手立てが重要になる。そこでMIRAIには、専用のT-Connect対応9型カーナビゲーションが用意された。外観上は既発売の「NSZT-Y64T」をベースとしているが、トヨタによれば「MIRAIのタメに専用開発した別モデル」なのだという。

 最大の特徴は、FCVに必要な水素ステーションリストを表示するAppsアプリをインストールしていること。通信モジュール(DCM)を搭載したことでトヨタのテレマティクスサービス「T-Connect」が利用でき、これを活かして自車位置周辺にある水素ステーションを近い順に3個所表示できる。そこにはステーションの稼働状況や店舗情報なども案内されるという。もちろん、目的地として設定することも可能だ。また、「FCシステム遠隔見守り」機能も搭載されており、FCシステムに何らかのトラブルが発生した場合にはその状況を画面上に表示する他、販売店と状況を連携しながらユーザーへのアドバイスが受けられる「遠隔診断サポート」が利用できる。

 このナビゲーションは冒頭でも記したようにDOPで装着される。標準仕様はオーディオレスであって、ディーラーに専用ナビゲーションを注文する形となるわけだ。価格は29万円だ。ただ、疑問に思うのは、MIRAIにとって水素ステーションを探すのにナビゲーションが欠かせないわけで、それならば最初から標準装備で良かったのではないか、ということ。これについてトヨタ自動車 製品開発本部 田中義和氏は「トヨタ車の大半はディーラーオプションで装着できるようになっており、MIRAIでもそれに倣った」のが理由だという。

 確かに、最近のトヨタは、以前なら専用ナビを搭載していたクラウンやハリアーなど高級車でも、必ずといってイイほどDOPナビに対応するようになっている。これは販売店の売り上げに貢献するための施策として捉えられているが、「MIRAI」もその流れに従ったと言うことなのだろう。

 いずれにしても、ディーラーオプションナビでも、エージェント機能やマップオンデマンド、マイカーSecurityといった機能はそのまま利用できる。また、スマートフォンに専用アプリをインストールして登録しておくと、水素ステーションの検索や、ACC-OFFの時の車両情報(水素残量・走行可能範囲・災害時等に活用できる給電可能時間[クルマ→家])の表示なども行える。利用料は他の純正ナビと同様にDCMパッケージ料金が適用され、初年度は無料で2年目以降1万2690円(税込)がかかる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141120-00000028-rps-ind

2014/11/20 【ロサンゼルスモーターショー14】アウディ A7 に「h‐トロン」…水素燃料電池のPHVを提案(レスポンス)

 ドイツの高級車メーカー、アウディは11月19日(日本時間11月20日)、米国で開催中のロサンゼルスモーターショー14において、『A7スポーツバック』の「h-トロン・クワトロ」を初公開した。

 ロサンゼルスモーターショー14で初公開されたA7スポーツバックの「h-トロン」は水素燃料電池のコンセプトカー。外部充電が可能なプラグインハイブリッド車(PHV)でもある。

 車両の床下に、カーボンファイバー製の水素タンクを4個搭載。フロントに置かれる燃料電池スタックで、水素と酸素を結合させて電気を作る。モーターは前後アクスルに置かれ、4輪を駆動する「e-クワトロ」。モーターはそれぞれ、最大出力116ps、最大トルク27.5kgmを引き出す。前後のトルク配分は、最適に制御される。

 車両の後部には、リチウムイオンバッテリーを搭載。減速時のエネルギーを回生して蓄電する。蓄電容量は8.8kWh。この電力を、急加速が必要な時、モーターに送って加速をアシストする。0‐100km/h加速は7.9秒。最高速は180km/h。

 また、外部からの充電に対応したプラグインハイブリッド車でもある。EVモードでは、モーター単独で最大50kmを走行可能。バッテリーの充電時間は2‐4時間。水素タンクがフル充填時には、最大で約500kmを走行できる。水素の充填は、およそ3分で完了する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141120-00000029-rps-ind

2014/11/20 【個別銘柄】東レやぐるなび急伸、ガイシ堅調、ダスキン下落(Bloomberg)

 東レ:前日比5.8%高の924円。トヨタ自動車が12月から発売する燃料電池自動車「MIRAI」に東レの炭素繊維材料が採用された、と19日に発表。採用されたのは自動車構造部品向けに開発した熱可塑性炭素繊維複合材料(熱可塑CFRP)など3種で、従来の航空機向けから自動車向けに炭素繊維の用途が広がるとみられた。

 川崎重工業:1.5%高の491円。産業用では初の純国産独自技術の水素液化システムを開発、本格的な性能評価試験を開始すると19日に発表。圧縮した水素ガスを冷凍サイクルで冷やされた水素と液化機内で熱交換しながら冷却し、液化水素を製造するシステム。水素市場の活性化が見込まれ、岩谷産業も4.4%高の862円。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141120-00000037-bloom_st-bus_all

2014/11/20 日経平均は小反発、円安進行も高値警戒感で伸び悩む(ロイター)

 またHSBC/マークイットが発表した11月中国PMI速報値は50.0となり、前月改定値の50.4から低下した。これが売り材料とされ指数は軟化。「TOPIXのPERが17倍台とバリュエーションでもやや割高感が意識されている」(国内証券)ことも上値を抑えた。こうした中で、法務省の出入国管理用顔認証技術の試験結果を受け思惑視されているサクサホールディングスが連日急騰。燃料電池車・水素関連銘柄も含め材料株は物色され、投資家のおう盛な買い気を示す形となった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141120-00000044-reut-bus_all

2014/11/20 【ロサンゼルスモーターショー14】VW ゴルフ ヴァリアント 新型に「ハイモーション」…燃料電池コンセプト(レスポンス)

 欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは11月19日(日本時間11月20日)、米国で開催中のロサンゼルスモーターショー14において、『ゴルフ・スポーツワーゲン・ハイモーション』を初公開した。

 同車は、新型『ゴルフ ヴァリアント』をベースに、フォルクスワーゲングループのドイツ研究部門が開発したコンセプトカー。そのハイライトは、燃料電池車という点。

 新型『ゴルフ』シリーズには、新世代モジュラー車台、「MQB」を採用。このMQBが、ガソリン&ディーゼルエンジンだけでなく、プラグインハイブリッド(PHV)、EV、天然ガス、水素燃料電池と、多彩なパワートレインに対応できることを、フォルクスワーゲンは、ゴルフ・スポーツワーゲン・ハイモーションで提示した。

 車両の後部床下に、カーボンファイバー製の水素タンクを4個搭載。フロントに置かれる燃料電池スタックで、水素と酸素を結合させて電気を作り出し、モーターにより前輪を駆動する。モーターは最大出力136psを発生。このモーターは、新型ゴルフのEV、『e-ゴルフ』用を使う。

 ゴルフ・スポーツワーゲン・ハイモーションには、車両の後部に、リチウムイオンバッテリーを搭載。減速時のエネルギーを回生して蓄電。この電力を、燃料電池システムの起動時に使用する。また、急加速が必要な際、モーターに電力を送り、加速をアシストする。

 ゴルフ・スポーツワーゲン・ハイモーションは、0‐100km/h加速10秒の性能。水素をフル充填した状態で、最大約500km走行できる。水素の充填に要する時間は、3分と公表されている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141120-00000032-rps-ind

2014/11/20 トヨタ、水素燃料電池自動車「ミライ」販売開始へ(ハンギョレ新聞)

 現在、エコカー市場はプリウスのようなハイブリッド車(HV)、充電式で動く電気自動車(EV)、今回市販される燃料電池自動車など三種の角逐が続いている。このうち燃料電池自動車はハイブリッド自動車とは異なり二酸化炭素をまったく発生させず、電気自動車に比べて充電時間と走行距離が大幅に増える点が特徴だ。 日産自動車が出した電気自動車「リーフ」の充電時間が30分なのに比べ、ミライの水素注入時間は3分で、一度の充填で走れる距離もミライ(650キロ)がリーフ(230キロ)より2.8倍も長い。

 このような革新が可能な理由は、燃料電池自動車の場合には車体に水素と酸素の化学作用を利用した発電機を内在させているためだ。 車両の後部に設置された高圧水素タンクが電力生産装置に水素を供給すれば、空気中の酸素と合わせ化学作用を起こして電力を生産する。 この時に作られた電気でモーターを回し車を動かし、副産物である水は車外へ排出する。

 毎日新聞は「トヨタ自動車は1992年から車両開発に突入し、22年ぶりに一般消費者を対象にした市販に成功する。この車両は一時は1台1億円という高価品だったが、革新を通じて価格を大幅に下げることに成功した」と報じた。ミライの1台当たり価格は税金を含めて723万6000円、政府補助金(202万円)を除けば純消費者負担価格は521万円だ。

 トヨタは日本国内での販売目標台数を400台、来年からは米国市場に進出して2017年までに3000台を販売する計画だ。業界では2030年代になれば燃料電池自動車が本格的に大衆化すると予想している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141120-00018833-hankyoreh-kr

2014/11/20 【クリスマス】トヨタ会館でパフォーマンスショーなど開催、ミライ試乗会も(レスポンス)

 トヨタ自動車は、同社施設トヨタ会館にてクリスマスイベント「クリスマス in トヨタ会館2014」を12月13日に開催する。

 また、11月18日に発表された新型燃料電池自動車『ミライ』の開発者によるトークショーや試乗会も実施する。
 入場は無料。モノづくりは各工作200円。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141120-00000059-rps-ent

2014/11/20 円安と株高に依然高い相関、今後は企業業績がカギ(ロイター)

 トヨタ自動車は約7年ぶりに7000円台を回復。円安に加え、燃料電池車「ミライ」の販売開始も好感されている。「高級車だったプリウスは、今やカローラに並ぶ普及をみせている。ミライは究極のエコカー。量産効果とともに価格が下がり水素ステーションも広がれば、一気に普及するだろう」(日本アジア証券グローバル・マーケティング部次長の清水三津雄氏)との期待は大きい。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141120-00000076-reut-bus_all

2014/11/20 【トヨタ MIRAI 発表】MEGA WEBで展示&同乗試乗…展示は11月19日、試乗は26日から(レスポンス)

 トヨタ自動車は、11月19日から30日までと12月3日から2015年3月下旬までの期間、東京・台場のクルマエンターテイメント施設「MEGA WEB」で新型燃料電池自動車『MIRAI』の特別展示を行なう。ならびに11月26日から同乗体験イベントを実施する。

 展示イベントは、11月中の開催ではMEGA WEB内トヨタ・シティショウケースの2階、12月からは同1階で行なう。同乗試乗は1階のライドワン試乗コースで受け付け、各日13時00分から14時00分、16時00分から17時00分の間6回ずつ運行。1台3人までの同乗が可能で、当日試乗開始の2時間前より、ライドワン受付カウンターでの先着順となる。

 また、11月24日には、MEGA WEBと「日本科学未来館」とのコラボイベントとして「Let’s TRY MIRAI」を開催。同日12:00、14:00、16:00からの3回を予定する。各回トヨタ・シティショウケース2階「ワクドキゾーン入口」に集合後、水素充電の仕組み・開発を学ぶ「燃料電池教室」、MIRAIのスペックやデザインを紹介する「特別展示&プレゼンテーション」を行なった後、特別試乗を実施。試乗は各回から抽選で2組を選出し、日本科学未来館への約3kmの同乗試乗となる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141120-00000078-rps-ent

2014/11/20 燃料電池車、中国は当分先=「政府、EV重視」―日産(時事通信)

 【広州時事】日産自動車の中国合弁会社、東風日産乗用車の打越晋総経理(社長)は20日、一部メディアの取材に応じ、「中国ではまず電気自動車(EV)が新エネルギー車の主流になることは間違いない」と述べ、燃料電池車(FCV)の普及は当分先になるとの見通しを示した。
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20141120-00000113-jijnb_st-nb

2014/11/20 トヨタ・MIRAIプロトタイプ 日本は燃料電池車でクルマの未来をつかめるか?(日経トレンディネット)

 2014年11月18日に発表されたトヨタの新型燃料電池自動車(FCV)「MIRAI(ミライ)」が12月15日に発売開始となる。水素を空気中の酸素と化学反応させて自らが発電して走るという。はたしてミライは、自動車の未来にどんな役割を果たすのだろうか。
●【コンセプト】日本の自動車の“ミライ”を牽引するパイオニアになれるか
●「21世紀に間に合いました」の初代プリウス以来の大チャレンジ!
●【インプレッション】シトロエンもビックリのショーカーデザイン!
●必然から生まれた独特デザイン
●走りは“上出来のEV”でビックリするくらいのレベル
●唯一違うのは不思議な作動音
●本当のことを言うと走りはどうでもいい!?
●【小沢コージの勝手なる提言】米映画産業のごとき、日本発の一大産業となってほしい!

 とはいえ、クルマそのものの創造性や文化に対する貢献度や存在感ではまだまだ。しかし、燃料電池車は違う。移動体としてはEVの延長だが、必要になるエネルギーシステムや運用を考えるとまったく異次元の乗り物なのだ。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141120-01061388-trendy-life
※これも長文です。

2014/11/20 【トヨタ MIRAI 発表】デザインコンセプトは奇をてらわず「知恵を形に」(レスポンス)

 トヨタから発表された『MIRAI』は、“知恵を形に”をコンセプトにデザインされた。そう話すのは、トヨタ自動車製品企画本部主査の田中義和氏。「そのコンセプトをもとに、一目でわかる新たな価値をテーマとしてデザインした」という。

 「酸素を吸い込んで水を出す機能を形にすることで、一目でわかる新たな価値を具現化した」というエクステリアデザイン。フロントでは、「空気を取り込む機能を左右二つのグリルを大胆にデザインし、強調した。また、ヘッドランプは、新開発の超薄型のLEDランプを採用するなど、スタイリッシュで先進的なエクステリアデザインを実現している」と説明。

 サイドビューは、「キャビン部は水を感じさせる流麗なウォータードロップ(水滴)をイメージした形状とし、FCユニットと水素タンク部が床下に収納される構成を、フロントドア前端から下部からリアドアで上昇しテールランプに抜けるキャラクターラインと面により、力強く美しく表現した」という。

 また、各ピラーとフロントフェンダー上部をブラックにした結果、「ボディカラーのルーフとボンネットが浮いているように見せることで、サイドビューを伸びやかに感じさせている。これはこのクルマの特徴的なアイコンだ」とコメント。

 インテリアは、「ドアから正面へとラウンドするように回り込んだ立体に、薄型の硬質パネルが上下から包み込むというこれまでにない構成により、一目でわかる新たな価値を表現した」と話す。

 「シートはパッドが3次元的にコアを包み込む構成とし、先進的なデザインと、ホールド性の良いプレミアムな乗り心地を実現させた。これは、MIRAIの内装デザインでこだわりぬいたポイントだ」と述べる。

 田中氏は、「このクルマのデザインは、未来に相応しい先進感あるものに仕上げることが大きな命題だった。しかし、奇をてらうデザインではなく、ユーザーがこんなクルマに乗りたい、水素で走るクルマはこんなに格好良いんだと憧れてもらうデザインにするために、徹底的にこだわりデザインした」と語った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141120-00000062-rps-ind

■海外ニュース
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<輸送>
●ミシュラン社、燃料電池企業に投資(2014年05月06日)

 ミシュラン社(Michelin)は、フランスの自動車用燃料電池メーカー、シンビオフセル社(SymbioFCell)に資本を増加することを決めた。シンビオフセル社は、フランス郵便局のラ・ポスト(La Poste)を含む主要な商業艦隊の使用車としてテストしている燃料電池レンジエクステンダーを開発している。
http://symbiofcell.com/live-news.html

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆環境・エネルギー産学連携フォーラムin横須賀2014【再掲】【水素エネルギーと燃料電池に関する現状と課題】

 このたび、(公財)横須賀市産業振興財団では、産学官連携事業の一環として、横須賀に研究拠点を置く防衛大学校並びに電力中央研究所の研究員から、環境とエネルギーの諸問題をはじめ、将来の実用化が期待されている水素エネルギーと燃料電池に関する現状と課題について、幅広く紹介していただきます。環境・エネルギーに関心をお持ちの方、そして新規事業への取り組みを目指す中小企業の方々の参加をお待ちしています。
◇日 時:11月28日(金) 午後2時?午後5時(終了後に交流懇親会を開催します)
◇場 所:横須賀市産業交流プラザ 第1研修室(京急汐入駅前「横須賀芸術劇場」3階)
◇参加費:無料(交流懇親会参加費は、当日1,000円)
◇定 員:60名(先着順)
◇プログラム
(1)環境とエネルギーの諸問題?水素の製造、小規模発電、放射性セシウムの除去を中心に?
   横森慶信氏(防衛大学校応用化学科 教授)
(2)水素エネルギー社会における水素の貯蔵技術
   山田浩之氏(防衛大学校機械工学科 講師)
(3)燃料電池の開発状況と課題

   森田 寛氏(電力中央研究所エネルギー技術研究所 上席研究員)
 ※交流懇親会(17:10?18:30)は交流サロンにて。
◇申込方法:受付時間は、午前9時?午後5時45分まで(土日、祝日は除く)
  電話での申込み→産業振興財団へ Tel.046-828-1631

  FAXでの申込み→パンフレットの記入欄に記入のうえ Fax.046-821-1207
  メールでの申込み→アドレス:plaza4@olive.ocn.ne.jp
◇質問などは、電話にてお問い合わせ下さい。Tel.046-828-1631
◇主 催:(公財)横須賀市産業振興財団

☆かながわ環境関連産業ネットワーク「第7回 創・蓄・省エネ フォーラム」【再掲】

 今回は本格的に動き始めた水素エネルギー社会の到来に向けて、水素・燃料電池自動車(FCEV)開発の現状とその安全性評価について、神奈川県内の自動車メーカー開発部門及び公的評価機関の方々をお招きしご講演いただきます。
◇日 時:12月1日(月)14:00?17:30
◇場 所:サン・エールさがみはら2階 第1研修室
      http://sunyell-sagamihara.jp/
◇参加費:無料
◇定 員:80名(定員となり次第締切)
◇内 容:
14:10〜15:20 「水素・燃料電池自動車安全性評価について?日本自動車研究所の取り組み」

  三石 洋之氏(一般財団法人 日本自動車研究所 FC・EV研究部)
15:20〜15:40 「かながわスマートエネルギー計画など神奈川県の取り組み」
  神奈川県産業労働局 エネルギー部 スマートエネルギー課
16:00〜17:00 「日産自動車 燃料電池自動車開発状況と課題?部品メーカーへの期待」

  原 直樹氏(日産自動車株式会社 総合研究所 EVシステム研究所)
◇お申し込みはこちらから:

 申し込み先:メールの件名を「第7回 創・蓄・省エネ フォーラム参加申込み」として、必要事項(1.会社・機関名、2.所属・役職名、3.貴名)をご記入いただき、かながわ環境関連産業ネットワーク事務局 kankyou@sic-sagamihara.jp 担当:永井へ直接お申し込みください。

 あるいは、以下のサイトの申込フォームから、または申込書(WORD)をダウンロードし内容を明記の上、http://www.sic-sagamihara.jp/enet/news/20141021.html  kankyou@sic-sagamihara.jp までお申し込みください。

 ※申込フォームはスマホからのお申し込みに対応しておりませんので、ご了承ください。
◇主催者:(株)さがみはら産業創造センター
◇協力:神奈川県

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