燃料電池ワールド Vol.1759 (2014/11/20 08:30)

水素チャンネル Home

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□燃料電池ワールド Vol.1759
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■2014年11月20日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

■燃料電池関連イベント
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☆環境省の平成27年度重点施策
〜注目されるエネルギー対策特別会計とオリンピック・パラリンピック東京大会関連予算
◇講演内容
<1>環境省における平成27年度重点施策
 眼目佳秀氏(環境省大臣官房政策評価広報課課長補佐)
<2>環境省におけるエネルギー対策特別会計

 金子浩二氏(環境省地球環境局温暖化対策課課長補佐(エネ特担当))<3>環境省におけるオリンピック・パラリンピック東京大会対策予算大倉紀彰氏(環境省総合環境政策局総務課課長補佐(オリンピック担当))
◇日 時:12月04日(木)午後2時?午後4時30分
◇会 場:紀尾井フォーラム
(東京都千代田区紀尾井町4?1 ニューオータニガーデンコート1F (03)5213-6886)
◇受講料:1名につき27,000円(税込)
◇詳細内容と申し込み: http://www.ssk21.co.jp/seminar/S_14344.html
◇問い合わせ:株式会社 新社会システム総合研究所

  TEL 03?5532?8850 FAX 03?5532?8851
◇主 催:株式会社 新社会システム総合研究所

■世界のヘッドライン(09月08日分までは掲載しました)
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都合により年内一杯休載します。

■11月19日のWEB LINK NEWS
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2014/11/19 19日の朝刊(都内最終版)☆1(時事通信)
【共通ニュース】
◆燃料電池車いよいよ市販 トヨタ 来月13日 走行性能も重視
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20141119-00000000-jijnb_he-nb

2014/11/19 19日の朝刊(都内最終版)☆2(時事通信)
【日刊工業】
◆水素社会へ官民総力 トヨタ、FCV来月投入(1)
【フジサンケイ ビジネスアイ】
◆燃料電池車723万6000円 トヨタ「ミライ」来月15日発売(1)
【日刊自動車】
◆到来・水素社会・FCV発進・第2部トヨタの本気(1)普及への号砲 次の100年本命狙う 「ミライ」を発表 来月15日発売(1)
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20141119-00000001-jijnb_he-nb

2014/11/19 走り出すトヨタ燃料電池車 「次世代」新興国突き放し(産経新聞)

 次世代エコカーは、電気自動車(EV)が一歩先行して普及している。ただ、EVは蓄電池の容量の問題で、1回の充電による走行距離がミライの3分の1程度と短い。また、ガソリン車に比べ構造が単純で部品点数も少ないEVは、新参企業でも開発しやすいとされる。中国政府は補助金を付けEV普及を後押ししているといい、今後、普及が進めば、価格競争力の高い新興国メーカーが台頭する恐れがある。

 一方、FCVで水素から電力を取り出す燃料電池の中核部品は、開発が技術的に難しく、新興国メーカーの参入障壁は高い。また爆発の危険がある水素を燃料とするため、安全性にも細心の注意が必要となる。

 トヨタは時速80キロで衝突しても爆発しないよう、ミライの水素タンクを頑丈に作った。約2万社の系列企業で構成する「トヨタピラミッド」が持つ、高度な技術開発力があってこそ実現した技術だ。

 先進国では車の環境規制が今後、さらに強まる。米カリフォルニア州では2025年までに、州内で販売する車の15%以上をFCVやEVなどの無公害車にするよう義務づける。トヨタは独BMWと、ホンダは米ゼネラル・モーターズ(GM)と次世代FCVの共同開発を行っており、合従連衡も進みつつある。

 加藤副社長はミライの発売が「環境問題を克服し、水素社会の実現につながる」と述べた。「次世代エコカーの開発が生き残りを左右する時代に入る」(アナリスト)だけに、FCVの普及はトヨタと日本の産業界の浮沈の鍵を握るものとなる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141119-00000105-san-bus_all

2014/11/19 【トヨタ MIRAI 発表】左右の大開口グリル…空気を吸い込むだけではない機能とは(レスポンス)

 トヨタ自動車が11月18日に発表した新型燃料電池車『MIRAI(ミライ)』は、空気を取り込むグリルをフロントフェイスの左右下部に配したデザインが特徴のひとつとなっている。

 開発責任者を務める田中義和主査は「燃料電池車独自の空気すなわち酸素を吸い込んで水を出す機能を形にすることで、ひとめでわかる新たな価値の具現化を図った。フロントは空気を取り込む機能を左右2つのグリルを大胆にデザインし、強調することで実現した」と説明。

 さらに「決して空気を取り込むだけではなくて、実は冷却という意味もある」と明かす。というのも「基本的には効率が良いので安定して走る分にはたいして熱はでない。ただ急激にフルパワーを出そうとするとそれなりに熱がでる。エンジンは熱を排気ガスで出せるが、燃料電池は排気ガスがでないので、大きなラジエターで冷やす必要がある」からだ。

 その上で「大きな開口は空気を吸い込むということもあるが、冷却という意味もある。冷却が必要なことも燃料電池車の大事な機能なので、そういう意味で機能美を出した」と述べた。

 一方、「ただ本当に結構、大胆なデザインでもあるので、我々としては若干ドキドキだったが、割と皆さんに格好良いといって頂いてホッとしている」とも話していた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141119-00000003-rps-ind

2014/11/19 【ロサンゼルスモーターショー14】アウディ A7、水素燃料電池のPHVを予告(レスポンス)

 ドイツの高級車メーカー、アウディは11月19日(日本時間11月20日未明)、米国で開催するロサンゼルスモーターショー14のプレスカンファレンスにおいて、『A7スポーツバック』の「h-トロン・クワトロ」を初公開する。

 同車は、アウディの最上級4ドアクーペ、A7スポーツバックをベースに開発されたコンセプトカー。現時点では、その詳細は明らかにされていない。

 ロサンゼルスモーターショー14で初公開されるA7スポーツバックの「h-トロン」とは、一体何か。アウディによると、車名の「h」は水素燃料電池を意味しているという。

 アウディは、A7スポーツバックのh-トロン・クワトロについて、「水素燃料電池を使ったプラグインハイブリッド」と説明している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141119-00000008-rps-ind

2014/11/19 トヨタFCVミライ試乗、HVやEVとドコが違う?(carview!)

 20年に一度のクルマ社会における革新が起きた。トヨタから世界初の燃料電池車の「ミライ」が発表、発売されたのだ。その乗り味は今までの価値観をガラッと変えそうなほど魅力的で、試乗中は目の前で今という時代が音を立てて崩れて行く感覚すらあった。

 20年に一度とは大袈裟な…と思う方も大勢いるだろう。1997年に初代プリウスが登場したときのことを思い返してもらいたい。登場当初はバッテリー電力が無くなりかけると亀マークが出て坂を登らなくなるクルマに、様々な罵声が浴びせられていたはずだ。だが年々シェアを伸ばし、今ではハイブリッドは市民権を得たばかりか、次世代車筆頭というポジションを確保している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141119-00010000-carv-ind
※長文で、よくまとめているので本文をどうぞ。

2014/11/19 ミライ購入補助金は202万円 経産省発表(carview!)

 経済産業省は18日、トヨタ自動車が18日に発表した燃料電池車「ミライ」の購入補助金を202万円にすると発表した。補助金を差し引いたユーザーの実質負担額は521万6000円となる。

 経産省は燃料電池車や電気自動車など次世代自動車の普及のため、クリーンエネルギー自動車等導入対策費補助金(CEV補助金)を実施。これは対象車と同型の車両との差額を補助するもので、ミライ(車両価格670万円)の場合、基準額は367万円に設定され、差額の303万円のうちの2/3(補助率)にあたる202万円が、補助金交付上限額として支給される。

 CEV補助金についての詳細は一般社団法人 次世代自動車進行センターのホームページ(http://www.cev-pc.or.jp/index.html)で見られる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141119-10214228-carv-bus_all

2014/11/19 国産初、水素液化技術を川重が開発 (神戸新聞NEXT)

 燃料電池車など次世代のクリーンエネルギーとして注目される水素を液化する国産初のシステムを、川崎重工業(神戸市中央区)が開発した。19日、同社播磨工場(兵庫県播磨町)にある実証プラントを報道関係者に公開した。液化すると水素ステーションなどへの大量輸送が可能で、本格運用に弾みが付きそうだ。

 川重は、石炭から水素を取り出し、燃料電池車や発電所などで使う構想を6年前から進めている。液化は体積を小さくして運びやすくするための技術だが、水素がマイナス253度の低温になるのが難点。約4年かけて安全管理などの実験を重ねてきた。

 液化プラントは、高さ13メートル、直径4メートルの水素液化機を中心に、容量50立方メートルの原料タンクと、同70立方メートルの液化水素タンク2本などからなる。1日約5トンの液化水素を製造できる。

 川重は今後、豪州の石炭採掘地周辺などに試験プラントを設けたい考え。水素を運ぶ船やコンテナ、水素を燃料とするタービンなどの開発も進めており、「国産の液化技術で世界環境の未来に貢献したい」としている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141119-00000004-kobenext-bus_all
※写真あり

2014/11/19 【トヨタ MIRAI 発表】FCVの主要部品をすべて内製化した狙い(レスポンス)

 トヨタ自動車が11月18日に世界に先駆けて発表した燃料電池自動車(FCV)『MIRAI(ミライ)』。その主要部品はすべて自社で開発し、製造したものだ。例えば、高圧水素タンクは2000年から開発に取り組み、炭素繊維強化プラスチックを自社の窯で焼いてつくった。

 加藤光久副社長はその理由について、「ハイブリッド(HV)の時もそうだったが、部品の内製化に取り組んだ。そういう経験もあって、今回のFCVでも内製化することにした。FCVは革新的な技術が詰まっているので、コストを下げ、性能を上げるためにどのようなカイゼンを行っていくべきか、自分で手を汚さなければわからない」と話す。

 HVはその結果、大幅にコストが下がり、手ごろな価格で買えるようになって、累計販売台数が700万を超えるまでになった。FCVでも同じようなことを狙っているわけだが、トヨタが部品の内製化に取り組むのにはもう一つの狙いがある。

 トヨタは1989年に広瀬工場をつくって、自動車制御で重要な部品である半導体を製造する決断をした。その時、ある役員は「納入業者にだまされないように適正な価格で買う必要があった。そのためにはまず製造コストを正確にしておくことが大事だ」と話していた。

 将来、FCVの量産化が進み、部品を外注することになったとき、製造方法やコストがわかっていれば、部品の納入価格を有利に進められるわけだ。トヨタが部品の内製化を行うのにはしたたかな計算がある。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141119-00000025-rps-ind

2014/11/19 トヨタが燃料電池自動車『MIRAI』で踏み出した一歩は、「クルマの未来」となるか(エンジニアtype)

 水素社会はやってくるのだろうか。燃料電池自動車(Fuel Cell Vehicle=FCV)は究極のエコカーなのだろうか。水素社会の到来と燃料電池自動車の普及を約束する確証はないが、追い風が吹いていることは確かだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141119-00010000-etype-sci
※これも長文、本文をどうぞ。

2014/11/19 【トヨタ MIRAI 発表】加藤副社長、水素インフラ「トヨタはやらない。餅は餅屋に任せる」(レスポンス)

 トヨタ自動車は11月18日、燃料電池自動車『MIRAI(ミライ)』を12月15日から日本国内で販売すると発表したが、その普及に重要なのが水素ステーションのインフラ整備だ。記者会見でもその関連の質問がいくつかあった。

 「ホンダが岩谷産業と共同で小型の水素ステーションを開発したが、トヨタはどうしていくのか」
「純利益2兆円のトヨタは、インフラ整備でどのような社会的貢献を果たしていくのか」

 それに対して、加藤光久副社長の答えは明快だった。「インフラ整備については、トヨタとして直接関与することは考えていない」ときっぱり。すると、次に「積極的に関与しないのにはどんな理由があるのか」といった質問が飛んだ。

 「やはり、餅は餅屋に任せるというか……、われわれはそういう役割ではないと考えている。ただ、普及期において整備が十分進まないとことも考えられるので、いろいろな事業体と連携して、運営のところで協力できないか考えていく」と加藤副社長は困った表情で話す。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141119-00000035-rps-ind

2014/11/19 東レ、トヨタの燃料電池車に炭素繊維を提供(時事通信)

 東レの日覚昭広社長は19日、トヨタ自動車が12月に発売する燃料電池車「ミライ」に東レの炭素繊維材料が採用されたと明らかにした。自動車構造部品や高圧水素タンクに使われているという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141119-00000040-jijc-biz

2014/11/19 【日経平均】解散総選挙の噂で買って事実で売られ55円安(エコノミックニュース)

 川崎重工は約300億円で中国の合弁会社に造船設備を設け2017年10月に稼働させると発表し13円高。造船の大型投資は7年ぶり。低コストで建造できる中国に重点投資し、中国勢や韓国勢との受注競争に対抗する態勢を整える。水素液化システムの試験開始という話題もあり水素関連としても買われていた。その水素関連は燃料電池車発売期待で前日に続き軒並み高で、オーバルは23円高で値上がり率12位、三菱化工機は売買高12位で27円高、岩谷産業は21円高。日揮と日本ガイシは、天然ガスから二酸化炭素を除去するプラントを共同で開発し日揮は72.5円安、日本ガイシは16円高。天然ガスの中の燃える物質は炭素と水素。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141119-00000058-economic-biz

2014/11/19 <くるまテクノロジー展>日本初の技術も 中部地区で初開催(毎日新聞)

 自動車に関わる技術者らで構成する公益社団法人自動車技術会は19日、名古屋市港区の「ポートメッセなごや」で12月11?12日に開く国内最大の自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展」の概要を発表した。

 同展は例年5月に横浜市で開かれており、中部地区での開催は初めて。「モノづくりの重要性と面白さを再発見」をテーマに、中部地区の49社を含む197社が出展を予定し、最新技術を展示する。うち5社が日本初の技術を展示予定。

 同展では、トヨタ自動車が12月15日に発売する燃料電池車「MIRAI(ミライ)」、BMWの「i3」などの電気自動車に試乗できる。先端技術の講演もある。11日は午前10時?午後8時、12日は午前10時?午後5時。入場無料。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141119-00000093-mai-bus_all

2014/11/19 <豊田自動織機>圧縮機、トヨタ「ミライ」に搭載(毎日新聞)

 豊田自動織機は19日、燃料電池車(FCV)向けのエアコンプレッサー(圧縮機)などを開発し、トヨタ自動車が12月15日に発売する「MIRAI(ミライ)」に搭載されると発表した。

 大気を吸引、圧縮し酸素を燃料電池(FCスタック)に送る装置で、同社の主力商品であるカーエアコン用のコンプレッサー技術を応用した。空気を圧縮する羽根車に、らせん形状の6片の回転体を世界初採用。流量の変化に対応しながら効率良く空気を圧縮できるようになり、加速性能と航続距離の向上に貢献した。

 また、水素循環ポンプやポンプ用のインバーター(電力変換装置)なども合わせて開発した。水素循環ポンプはFCスタックと一体化し、小型化した。

 FCVはトヨタ以外の自動車メーカーも順次開発し、発売する予定。同社は、需要があれば他メーカーへの供給を検討している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141119-00000099-mai-bus_all

2014/11/19 2015年は水素元年? ホンダとトヨタが1日違いでFCV発表…想いの一致と微妙な違い(レスポンス)

 トヨタとホンダが1日違いでFCV(燃料電池車)を発表。ホンダは11月17日、東京・青山の本社で『FCVコンセプト』を、トヨタは同月18日、日本科学未来館で“世界初の市販FCV”となる『MIRAI』を公開した。「水素元年」といわれる2015年を目前に両社が想いを伝えた。

 両社の水素社会へ向けた取り組みに違いも見られるが、「官民一体となってつくる」という想いは同じ。ホンダの伊藤社長は会見で「正直に言いますとね」と付けてこう語った。

 「クルマっていうのは数をつくれば必ずコストが下がる。FCVは水素をどこで入れればいいかという悩みがある。これまでのように、どこにでもガソリンスタンドがあるというなかで“FCVをつくる”というレベルではない。困難はあるが、1日でも早くクリーンエネルギーに変えていかなければならないという想いがある。2020年は言い過ぎかもしれないが、2030年にくらいにはFCVがいっぱい走っているようになればいい」

 両社は外部供給電源システムの一例を紹介するコーナーを設置していた。ホンダはFCVのエネルギーで沸かした湯でコーヒーを淹れてふるまい、トヨタは電気ヒータを灯してその効果を示していた。ある雑誌記者は、ホンダのコーヒーを片手に「詳細は非公表だけどコーヒーは好評。来年には2社のFCVが街を走る姿が見られるだろう」ともらした。

 経済産業省がことし6月にまとめた「水素・燃料電池戦略ロードマップ」では、水素社会実現に向けた3つのフェーズを提示している。そのフェーズ1に、「足元で実現しつつある、定置用燃料電池や燃料電池自動車の活用を大きく広げ、我が国が世界に先行する水素・燃料電池分野の世界市場の獲得を目指す」と記している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141119-00000047-rps-ind

2014/11/19 トヨタ紡織、FCV ミライ の燃料電池関連部品を生産開始(レスポンス)

 トヨタ紡織は11月19日、トヨタ自動車が発表した燃料電池車『ミライ』に搭載される燃料電池の関連部品を生産開始したと発表した。

 今回生産開始したのは、セパレーターと呼ばれるチタン製の板状部品。トヨタ紡織独自の精密プレス加工技術により燃料電池内の水素の微細流路形状を実現し、発電効率向上に寄与している。

 この生産工法は、同社のコア技術である「高精度・高速プレス加工技術」を応用したもので、独自の精密型工機技術を駆使して金型製作から生産まで一貫して行っている。精密な自動車用シート骨格構成部品の生産技術として確立してから、ハイブリッドシステム用モーターコア構成部品に応用し、さらに今回の燃料電池分野へと新たな領域拡大を果たしてきた。

 また、同社は燃料電池関連部品のスタックマニホールドも開発しており、大型アルミ部品と樹脂部品をインサート成形することで薄型化し、燃料電池スタックの小型化に寄与している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141119-00000062-rps-bus_all

■海外ニュース
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<素材/部品/試験>
●ギナー社、エネルギー省の「中小企業技術革新賞」で初の指名(2014年05月01日)

 米エネルギー省(DOE)は、エネルギー省傘下の国立研究所が開発した既存の発明を商業界に移して商業化の速度を加速する、新しい「エネルギー効率と再生可能エネルギー局中小企業技術革新(EERE SBIR)技術の市場化トピック(technology-to-market topic)」のもとでの初めての賞を、マサチューセッツ州ニュートン(Newton)のギナー社(Giner Inc.)に授与した。ギナー社は、ロスアラモス国立研究所が取得した触媒材料の特許を使うために助成金14万9949ドルを受け取る。
http://energy.gov/eere/articles/small-business-innovation-research-bringing-clean-energy-technologies-marketplace

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆燃料電池セミナー in 東京(新価値創造展 東京ビッグサイト東3ホール内)【再掲】講演詳細→ http://ostec.seminar-event.info/event/
新価値創造展→ http://shinkachi.smrj.go.jp/
※新価値創造展の入場には、セミナーへの参加申込と別に、新価値創造展への来場登録が必要です。
◇日 時:11月21日(金)13:00?16:20
◇場 所:新価値創造展 ワンポイントH!NTコーナー(東京ビッグサイト 東3ホール内)
◇参加費:無料
◇定 員:250名
◇プログラム
(1)開催挨拶
(2)講演「水素社会の実現に向けた取組の加速」

    星野昌志氏(経済産業省資源エネルギー庁 新エネルギー対策課 燃料電池推進室 室長補佐)
(3)講演「サステイナブル社会に向けた自動車の挑戦、燃料電池自動車の実用化」
    広瀬雄彦氏(トヨタ自動車 技術統括部 主査)
(4)講演「水素ステーション建設の現状と課題」

    藤本守之氏(岩谷産業(株) 水素エネルギー部 企画・推進担当 シニアマネージャー)
(5)「家庭用燃料電池エネファーム本格普及に向けた取り組み」

    永田裕二氏(東芝燃料電池システム(株) 取締役 技術統括責任者) (6)講演「エネファーム、水素ステーション関連部品に係るビジネスマッチング」

    田島収氏( (一財)大阪科学技術センター 技術振興部 コーディネーター)
◇詳細・申込先[締切:11月19日(水)まで]
 燃料電池セミナーホームページよりお申込み下さい。
  http://ostec.seminar-event.info/event/
 ※定員に達した場合は、その時点で受付を終了致します。
◇お問い合わせ:一般財団法人大阪科学技術センター 技術振興部内

         燃料電池セミナー 事務局(担当:大原・増山・新見)
          TEL:06-6443-5320 FAX:06-6443-5319
          メールアドレス:ostec01@ostec.or.jp
◇主 催:経済産業省エネルギー庁

☆環境・エネルギー産学連携フォーラムin横須賀2014【再掲】【水素エネルギーと燃料電池に関する現状と課題】

 このたび、(公財)横須賀市産業振興財団では、産学官連携事業の一環として、横須賀に研究拠点を置く防衛大学校並びに電力中央研究所の研究員から、環境とエネルギーの諸問題をはじめ、将来の実用化が期待されている水素エネルギーと燃料電池に関する現状と課題について、幅広く紹介していただきます。環境・エネルギーに関心をお持ちの方、そして新規事業への取り組みを目指す中小企業の方々の参加をお待ちしています。
◇日 時:11月28日(金) 午後2時?午後5時(終了後に交流懇親会を開催します)
◇場 所:横須賀市産業交流プラザ 第1研修室(京急汐入駅前「横須賀芸術劇場」3階)
◇参加費:無料(交流懇親会参加費は、当日1,000円)
◇定 員:60名(先着順)
◇プログラム
(1)環境とエネルギーの諸問題?水素の製造、小規模発電、放射性セシウムの除去を中心に?
   横森慶信氏(防衛大学校応用化学科 教授)
(2)水素エネルギー社会における水素の貯蔵技術
   山田浩之氏(防衛大学校機械工学科 講師)
(3)燃料電池の開発状況と課題

   森田 寛氏(電力中央研究所エネルギー技術研究所 上席研究員)
 ※交流懇親会(17:10?18:30)は交流サロンにて。
◇申込方法:受付時間は、午前9時?午後5時45分まで(土日、祝日は除く)
  電話での申込み→産業振興財団へ Tel.046-828-1631

  FAXでの申込み→パンフレットの記入欄に記入のうえ Fax.046-821-1207
  メールでの申込み→アドレス:plaza4@olive.ocn.ne.jp
◇質問などは、電話にてお問い合わせ下さい。Tel.046-828-1631
◇主 催:(公財)横須賀市産業振興財団

☆かながわ環境関連産業ネットワーク「第7回 創・蓄・省エネ フォーラム」【再掲】

 今回は本格的に動き始めた水素エネルギー社会の到来に向けて、水素・燃料電池自動車(FCEV)開発の現状とその安全性評価について、神奈川県内の自動車メーカー開発部門及び公的評価機関の方々をお招きしご講演いただきます。
◇日 時:12月1日(月)14:00?17:30
◇場 所:サン・エールさがみはら2階 第1研修室
      http://sunyell-sagamihara.jp/
◇参加費:無料
◇定 員:80名(定員となり次第締切)
◇内 容:
14:10〜15:20 「水素・燃料電池自動車安全性評価について?日本自動車研究所の取り組み」

  三石 洋之氏(一般財団法人 日本自動車研究所 FC・EV研究部)
15:20〜15:40 「かながわスマートエネルギー計画など神奈川県の取り組み」
  神奈川県産業労働局 エネルギー部 スマートエネルギー課
16:00〜17:00 「日産自動車 燃料電池自動車開発状況と課題?部品メーカーへの期待」

  原 直樹氏(日産自動車株式会社 総合研究所 EVシステム研究所)
◇お申し込みはこちらから:

 申し込み先:メールの件名を「第7回 創・蓄・省エネ フォーラム参加申込み」として、必要事項(1.会社・機関名、2.所属・役職名、3.貴名)をご記入いただき、かながわ環境関連産業ネットワーク事務局 kankyou@sic-sagamihara.jp 担当:永井へ直接お申し込みください。

 あるいは、以下のサイトの申込フォームから、または申込書(WORD)をダウンロードし内容を明記の上、http://www.sic-sagamihara.jp/enet/news/20141021.html  kankyou@sic-sagamihara.jp までお申し込みください。

 ※申込フォームはスマホからのお申し込みに対応しておりませんので、ご了承ください。
◇主催者:(株)さがみはら産業創造センター
◇協力:神奈川県

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