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□燃料電池ワールド Vol.1756
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■2014年11月17日発行
◆燃料電池NPO pemdream
■世界のヘッドライン(09月08日分までは掲載しました)
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都合により年内一杯休載します。
■11月14〜16日のWEB LINK NEWS
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2014/11/14 世界初の自立型エネシステム 災害時に電力300人分供給 川崎市と東芝、実証事業へ(カナロコ by 神奈川新聞)
川崎市と東芝は13日、再生可能エネルギーなどでつくった水素を燃料として、電力や温水を供給する「自立型エネルギー供給システム」の共同実証事業を来年4月から始めると発表した。災害時には300人分の電力と温水を1週間供給することが可能で、帰宅困難者対策として一時滞在施設に指定されている公共施設「川崎マリエン」(川崎市川崎区東扇島)周辺に設置する。同社によると、こうしたシステムは世界初という。
同市での実証事業は2020年度まで。東芝は15年度にもこのシステムを市場に投入する予定という。
同システムは、(1)太陽光発電設備(2)水を電気分解して水素を製造する装置(3)水素貯蔵タンク(4)燃料電池?などを組み合わせたもの。(1)でつくった電気を使い、(2)で発生させた水素を(3)に貯蔵、電気と温水を供給する(4)の燃料として活用する。太陽光と水のみで稼働でき、ライフラインが寸断した場合にも、自立して電気と温水を供給できる。
同システムは通常のコンテナとほぼ同じ大きさにパッケージされているため、災害時には設置場所から被災地域にトレーラーなどで輸送が可能で、複数集めれば、大人数にも対応できるという。
平常時は、川崎マリエンで使用する一般電力の補助電源として使用。同システムで電気、温水などの使用量や水素の貯蔵量を監視、最適に制御することで、電気料金の削減や二酸化炭素(CO2)排出量の低減につなげる。
この日行われた共同会見で、同市の福田紀彦市長は「再生可能エネルギーの利用の可能性が広がる。大規模災害に備え、川崎から全国に広がることを期待したい」、東芝の田中久雄社長は「災害時に長期にわたりライフラインを維持できる仕組みは必要。この実証事業を来るべき水素社会の強力な推進力として生かしたい」などと述べた。
同市は千代田化工建設と共同で、世界初の商用水素発電所の建設や水素エネルギーの供給システムの構築を進め、国家戦略特区にも手を挙げている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141113-00111497-kana-l14
2014/11/14 水素関連銘柄の一角が急伸、官民で水素ステーションの運営費負担と報道(サーチナ)
岩谷産業が午前9時28分に38円高(5.31%高)の753円を付けたほか、三菱化工機、大陽日酸も上昇。日本精線、オーバルなども堅調に推移している。官民で燃料電池車(FCV)向け水素の価格をガソリン並みに抑える仕組みをつくると14日付日本経済新聞が報じ、水素ステーションの設置が進むとの期待が高まったようだ。
報道によると、トヨタ自動車、ホンダ、日産自動車など自動車大手とJXホールディングスなどが経済産業省と組み、年内にも会員組織を設立。今後5年で計130億円程度を拠出し、水素ステーションの運用費用の一部を官民で負担することで、ガソリンの2倍近いとされる水素を安く供給できるようにするという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141114-00000034-scn-biz
2014/11/14 岩谷産業、燃料電池車向け水素価格は1キロ1100円(時事通信)
岩谷産業は14日、トヨタ自動車などが今年度中にも発売する燃料電池自動車(FCV)向け水素の価格を、大都市圏では1キログラム当たり1100円とすると発表した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141114-00000046-jijc-biz
2014/11/14 東京“酷暑五輪”風の道広げ克服 切り札は川の再生 立ちはだかる高速道(SankeiBiz)
■最先端の環境技術 世界に示す好機に
先月、イタリア・ベネチアで開催された第3回ヒートアイランド対策国際会議では日本での20年以上にわたるヒートアイランドに対する研究や対策の取り組みが表彰されるなど、国際的にも高く評価されている。今月2日に公表された気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第5次評価報告書では、地球温暖化対策の緊急性が改めて強調された。
それだけに、日本のヒートアイランド研究の第一人者である、国交省国土技術政策総合研究所環境・設備基準研究室の足永靖信室長は「東京五輪では水素自動車の導入など地球温暖化ガス削減に向けて、さすが日本と評価されるような最先端の環境対策を示す必要がある」と力を込める。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141114-00000504-fsi-bus_all
2014/11/14 日立、EVの航続距離を従来の2倍に伸ばせるリチウムイオン電池の技術を開発(レスポンス)
日立製作所は、電気自動車(EV)のフル充電1回当たりの航続距離を、従来の2倍にする電池技術を開発したと発表した。
今回開発した技術によって、EVの電池容量である30Ah級セルの場合、エネルギー密度が335Wh/kgと従来比で約2.6倍となり、出力密度1600W/kgの初期性能を達成した。EVの航続距離を約2倍にできる見通し。
日立は今後、開発した技術を用いたリチウムイオン電池を2020年頃に実用化することを目指して研究開発に取り組む方針。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141114-00000035-rps-ind
2014/11/14 CO2排出、過去最高=13年度、石炭火力増で―経産省(時事通信)
経済産業省が14日発表した2013年度のエネルギー需給実績(速報)によると、発電や自動車燃料の消費などによる国内の二酸化炭素(CO2)排出量は前年度比1.4%増の12億2400万トンだった。リーマン・ショック前の07年度(12億1800万トン)を上回り、比較可能な1990年度以降で最高。原発停止が続く中、石炭火力発電が増えたことが影響した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141114-00000153-jij-pol
2014/11/15 15日の朝刊(都内最終版)☆2・完(時事通信)
【日刊自動車】
◆水素1キロ=1100円 HV並み燃料コスト実現 岩谷産業(1)
◆来月下旬に1号店 商用水素ステーション 神奈川・海老名 来年中に40カ所 JX日鉱日石(2)(了)
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20141115-00000001-jijnb_he-nb
2014/11/15 燃料電池車に補助制度 都補正予算案、実質700万円→400万円(産経新聞)
舛添要一知事は14日、燃料電池車(FCV)の普及に向けた補助制度の新設など、総額138億円の都の一般会計補正予算案を発表した。12月議会に提案する。
二酸化炭素を排出せず「究極のエコカー」と呼ばれるFCVの普及促進は来年度予算に盛られる予定だったが、トヨタが12月に世界初となる市販車「MIRAI(ミライ)」を発売する見通しになったことから前倒しした。
普及促進事業は40億円規模で、FCVの購入費助成(14億円)と、燃料を供給する水素ステーションの設置促進(21億円)などを実施。購入費助成は国の補助事業に上乗せし、約700万円のFCVが400万円程度で買えるようにする。水素ステーションも同様に上乗せして、事業者が一般的なガソリンスタンドを作るのと同規模となる1億円程度の負担で設置できるよう補助する。
平成26、27年度でFCV800台、移動式も含め水素ステーション10カ所の普及を目標としている。
舛添知事はこの日の会見で、FCVには外部に電源を供給する機能がある点を強調。都バスに採用すれば、災害時などに1台で小学校1校分の電気をまかなえるとし、「今後、都バスを含め公用車を少しずつ、水素で動く自動車に変えていきたい」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141115-00000002-san-l13
2014/11/15 ブリヂストンの新型タイヤ「オロジック」に注目 燃費5%改善、3センチ細くて7センチ長い(J-CASTニュース)
ブリヂストンが世界に先駆けて開発し、量産化に成功した細くて大きいタイヤ「オロジック」が注目されている。
オロジックの実用化は世界的にほぼ統一されているタイヤの大きさを変革するという革新的な取り組みだ。独BMWの電気自動車(EV)「i3」に世界で唯一装着されおり、今後の普及動向に自動車業界の関心が集まっている。
最近では、仏ミシュランなど欧州のタイヤメーカーも自動車ショーなどで細く大きいタイヤの試作品を公開しているほか、国内の自動車大手もオロジックへの関心を強めているという。ブリヂストンは「ハイブリッドカーやEV、燃料電池車の登場など、自動車そのものが過渡期を迎えているからこそ、オロジックが実用化できた。自動車の未来を日本から変えていきたい」と意気込んでいる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141115-00000001-jct-bus_all
2014/11/16 「ミドリムシ」で走るバス(乗りものニュース)
「ミドリムシバス」が走っている場所は?
小田急線と横浜市営地下鉄、相鉄線が乗り入れる湘南台駅(神奈川県藤沢市)。ここがミドリムシで動く「DeuSELバス」が発着する場所です。「DeuSEL」とは「DIESEL(ディーゼル)」とミドリムシを表す「euglena(ユーグレナ)」を組み合わせた造語で、いすゞ自動車株式会社と株式会社ユーグレナが共同で登録した商標とのことです。
このバスは現在1台のみの運行で、いすゞ自動車藤沢工場関係者の送迎バスとして運行されています。車両はいすゞ自動車の中型バス「エルガミオ」を使っており、外観からは改造されているような部分はなく、走行音も一般的な路線バスと変わりありません。
しかし現状では整備面で実証中の課題もあるようで、実用化の折には一般的な軽油と同じように扱えるようにしていくとのことです。
通常エンジンで使用可能なミドリムシを用いたバイオディーゼルは、2018年の技術確立が目標とされており、2020年までに実用化する予定となっています。次の東京オリンピック開催時には、水素バスとともに活躍するミドリムシバスが見られるかもしれません。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141116-00010000-norimono-ind
■海外ニュース
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<軍事利用>
●アメリカ海軍研究所、PEM型燃料電池を使う無人潜水艇のためにUTCエアロスペース社を選ぶ(2014年05月14日)
UTCエアロスペース・システムズ社(UTC Aerospace Systems)は、次の段階の「超耐久潜水艇推進力(Long Endurance Undersea Vehicle Propulsion:LEUVP)」エネルギー計画を続けるために海軍研究所(Office of Naval Research:ONR)によって選ばれた。UTCエアロスペース・システムズ社は、直径21インチの無人潜水艇(unmanned undersea vehicle:UUV)のために陽子交換膜(PEM)を基本にした燃料電池エネルギー・システム(PEM-based fuel cell energy system:PES)の設計と開発を続ける。前の段階では、このシステムは統合された低温反応システムと燃料電池発電所を使って、100から3800ワットの出力範囲で総エネルギーの42キロワット時を提供するために30時間以上成功裏に作動した。
http://news.utcaerospacesystems.com/2014-05-14-Office-of-Naval-Research-selects-UTC-Aerospace-Systems-to-continue-development-of-a-UUV-energy-dense-PES-propulsion-system
■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆燃料電池セミナー in 東京(新価値創造展 東京ビッグサイト東3ホール内)【再掲】講演詳細→ http://ostec.seminar-event.info/event/
新価値創造展→ http://shinkachi.smrj.go.jp/
※新価値創造展の入場には、セミナーへの参加申込と別に、新価値創造展への来場登録が必要です。
◇日 時:11月21日(金)13:00?16:20
◇場 所:新価値創造展 ワンポイントH!NTコーナー(東京ビッグサイト 東3ホール内)
◇参加費:無料
◇定 員:250名
◇プログラム
(1)開催挨拶
(2)講演「水素社会の実現に向けた取組の加速」
星野昌志氏(経済産業省資源エネルギー庁 新エネルギー対策課 燃料電池推進室 室長補佐)
(3)講演「サステイナブル社会に向けた自動車の挑戦、燃料電池自動車の実用化」
広瀬雄彦氏(トヨタ自動車 技術統括部 主査)
(4)講演「水素ステーション建設の現状と課題」
藤本守之氏(岩谷産業(株) 水素エネルギー部 企画・推進担当 シニアマネージャー)
(5)「家庭用燃料電池エネファーム本格普及に向けた取り組み」
永田裕二氏(東芝燃料電池システム(株) 取締役 技術統括責任者) (6)講演「エネファーム、水素ステーション関連部品に係るビジネスマッチング」
田島収氏( (一財)大阪科学技術センター 技術振興部 コーディネーター)
◇詳細・申込先[締切:11月19日(水)まで]
燃料電池セミナーホームページよりお申込み下さい。
http://ostec.seminar-event.info/event/
※定員に達した場合は、その時点で受付を終了致します。
◇お問い合わせ:一般財団法人大阪科学技術センター 技術振興部内
燃料電池セミナー 事務局(担当:大原・増山・新見)
TEL:06-6443-5320 FAX:06-6443-5319
メールアドレス:ostec01@ostec.or.jp
◇主 催:経済産業省エネルギー庁
☆環境・エネルギー産学連携フォーラムin横須賀2014【再掲】【水素エネルギーと燃料電池に関する現状と課題】
このたび、(公財)横須賀市産業振興財団では、産学官連携事業の一環として、横須賀に研究拠点を置く防衛大学校並びに電力中央研究所の研究員から、環境とエネルギーの諸問題をはじめ、将来の実用化が期待されている水素エネルギーと燃料電池に関する現状と課題について、幅広く紹介していただきます。環境・エネルギーに関心をお持ちの方、そして新規事業への取り組みを目指す中小企業の方々の参加をお待ちしています。
◇日 時:11月28日(金) 午後2時?午後5時(終了後に交流懇親会を開催します)
◇場 所:横須賀市産業交流プラザ 第1研修室(京急汐入駅前「横須賀芸術劇場」3階)
◇参加費:無料(交流懇親会参加費は、当日1,000円)
◇定 員:60名(先着順)
◇プログラム
(1)環境とエネルギーの諸問題?水素の製造、小規模発電、放射性セシウムの除去を中心に?
横森慶信氏(防衛大学校応用化学科 教授)
(2)水素エネルギー社会における水素の貯蔵技術
山田浩之氏(防衛大学校機械工学科 講師)
(3)燃料電池の開発状況と課題
森田 寛氏(電力中央研究所エネルギー技術研究所 上席研究員)
※交流懇親会(17:10?18:30)は交流サロンにて。
◇申込方法:受付時間は、午前9時?午後5時45分まで(土日、祝日は除く)
電話での申込み→産業振興財団へ Tel.046-828-1631
FAXでの申込み→パンフレットの記入欄に記入のうえ Fax.046-821-1207
メールでの申込み→アドレス:plaza4@olive.ocn.ne.jp
◇質問などは、電話にてお問い合わせ下さい。Tel.046-828-1631
◇主 催:(公財)横須賀市産業振興財団
☆かながわ環境関連産業ネットワーク「第7回 創・蓄・省エネ フォーラム」【再掲】
今回は本格的に動き始めた水素エネルギー社会の到来に向けて、水素・燃料電池自動車(FCEV)開発の現状とその安全性評価について、神奈川県内の自動車メーカー開発部門及び公的評価機関の方々をお招きしご講演いただきます。
◇日 時:12月1日(月)14:00?17:30
◇場 所:サン・エールさがみはら2階 第1研修室
http://sunyell-sagamihara.jp/
◇参加費:無料
◇定 員:80名(定員となり次第締切)
◇内 容:
14:10〜15:20 「水素・燃料電池自動車安全性評価について?日本自動車研究所の取り組み」
三石 洋之氏(一般財団法人 日本自動車研究所 FC・EV研究部)
15:20〜15:40 「かながわスマートエネルギー計画など神奈川県の取り組み」
神奈川県産業労働局 エネルギー部 スマートエネルギー課
16:00〜17:00 「日産自動車 燃料電池自動車開発状況と課題?部品メーカーへの期待」
原 直樹氏(日産自動車株式会社 総合研究所 EVシステム研究所)
◇お申し込みはこちらから:
申し込み先:メールの件名を「第7回 創・蓄・省エネ フォーラム参加申込み」として、必要事項(1.会社・機関名、2.所属・役職名、3.貴名)をご記入いただき、かながわ環境関連産業ネットワーク事務局 kankyou@sic-sagamihara.jp 担当:永井へ直接お申し込みください。
あるいは、以下のサイトの申込フォームから、または申込書(WORD)をダウンロードし内容を明記の上、http://www.sic-sagamihara.jp/enet/news/20141021.html kankyou@sic-sagamihara.jp までお申し込みください。
※申込フォームはスマホからのお申し込みに対応しておりませんので、ご了承ください。
◇主催者:(株)さがみはら産業創造センター
◇協力:神奈川県
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□毎週月〜金曜日発行(年末年始および祝日は休刊)
□編集・発行:燃料電池NPO pemdream
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