燃料電池ワールド Vol.1733 (2014/10/14 11:46)

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□燃料電池ワールド Vol.1733
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■2014年10月14日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

■世界のヘッドライン(09月03日)
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2014/09/03 「イーフォイ」を持って出かけよう! SFCエナジー社が野外活動のための携帯電源を発表(SFC)

〔訳注〕SFCエナジー社(SFC Energy AG)は2015年早々に、レジャーや野外活動のための新しい革新的な携帯電源「イーフォイ・ゴー(EFOY GO!)」を市場に出す。6kg以下と軽量な「イーフォイ・ゴー」は、電力網から離れて電力を簡単に配送するために開発された。

2014/09/03 金属を含まない触媒は燃料電池中の白金を上回ることを研究者たちは見つけた(The daily)

〔訳注〕韓国およびアメリカのケース・ウェスタン・リザーブ大学(Case Western Reserve University)、ノース・テキサス大学(University of North Texas)の研究者たちは、酸素還元反応の白金よりも効果的な安くて簡単に製造できる触媒を発見した。総合科学ジャーナル『ネイチャー(Nature)』のオンライン報告書に詳細な報告がなされたこの発見は、業界が燃料電池技術の大規模な商業化への最大の障害物と判断しているこの問題を取り除くための一歩である。

2014/09/03 ジョンソン・マッセイ社、カタセル社の事業と資産の購入を完了したと発表(Johnson Matthey)

〔訳注〕ジョンソン・マッセイ社(Johnson Matthey)は、カタセル社(Catacel Corporation:Catacel)の事業と資産の購入を完了したと発表した。アメリカのオハイオ州に本拠を持つカタセル社の製品は、定置用燃料電池の水素および合成ガスの生成、燃料処理システムのための高い熱伝達触媒技術を含んでいる。同社のスタッカブル構造原子炉(SSR〓 :Stackable Structural Reactor)技術は、管状の改質器で燃料の節約や処理能力(throughput)の増加を提供することができる水蒸気メタン改質のための、特許を取得した新しい触媒技術である。ジョンソン・マッセイ社は、水素やメタノール、アンモニア市場に水蒸気改質の触媒技術を提供する大手供給者である。カタセル社はまた、定置用燃料電池の燃料処理のためにコーティングされた触媒と反応装置系で書く個たる地位を占めている。

2014/09/03 燃料電池はナレディ・トラスト村落で電力を供給(eNCAnews)

〔訳注〕アングロ・プラチナ社(Anglo Platinum)は、南アフリカのナレディ・トラスト村落(Naledi Trust Village)で世界初のミニ・グリッド地方電化実証実験を実施している。鉱山業の大手企業は、水とメタノールの混合物を入れている巨大なタンクを移動した。この混合物は彼らの燃料電池にパイプを通して送られ、電力生産に使われる。現地の様子も分かるビデオは、https://www.youtube.com/watch?v=tEjB8yu6zT0

2014/09/03 リバモア・チーム、水素製造研究でエネルギー省の2014水素製造研究開発賞を受賞(Lawrence Livermore National Laboratory)

〔訳注〕ローレンス・リバモア国立研究所(Lawrence Livermore National Laboratory)のオギツ・タダシ(Tadashi Ogitsu、荻津 格)とウン・イ・チェ(Woon Ih Choi)、ブランドン・ウッド(Brandon Wood)の3人の研究者はこのほど、太陽光を用いて水を分解する水素を製造する彼らの研究で、エネルギー省の2014水素製造研究開発賞を勝ちとった。

2014/09/03 ケース・ウェスタン・リザーブ大学、セラミック燃料電池の寿命を向上させるための助成金を獲得(Case Western Reserve University)

〔訳注〕燃料電池は、化石燃料を燃やすよりも効率がよく、ワット当たりのより少ない排出で燃料から電気を生産する。しかし、燃料電池も古くなり、効率が低下する。ケース・ウェスタン・リザーブ大学(Case Western Reserve University)は、どうやって長寿命の固体酸化物型燃料電池(solid oxide fuel cell)を作るかという研究のために年間80万ドルのエネルギー省の助成金を受領した。

■10月10〜13日のWEB LINK NEWS
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2014/10/10 「水素社会」実現へ官民加速 福岡・糸島市が研究施設生かし企業誘致(産経新聞)

 次世代エネルギーとして「水素」に関心が高まる中、福岡県糸島市が水素技術を活用した企業誘致に乗り出している。国内最大規模の水素関連製品の検査施設や、水素研究で世界最先端を走る九州大学のキャンパスを擁する同市は全国でも指折りの先進地域だ。政府の水素エネルギー注力を追い風に、地方発の新産業振興を目指す。

 「またとないチャンスだと捉えている。この機会を逃したら後はないという思いだ」
 糸島市商工振興課の川上重則課長はこう語った。

 玄界灘に面した1市2町が合併し、平成22年1月に誕生した糸島市は、発足当初から水素エネルギーを産業発展の中核に据えた。きっかけは、九州大学の移転だった。

 さらに22年4月には、福岡県の外郭団体が「水素エネルギー製品研究試験センター」を開設した。水素ガス用バルブなどの耐久性を調べる施設では国内最大規模を誇る。

 こうした蓄積を背景に、糸島市は水素関連企業の誘致を進める。今年4月にはPR会社と契約し、首都圏を中心に企業誘致のアピールを開始した。あわせて自動車関連企業の誘致に向けた取り組みも進めている。企業向けに市は7・3ヘクタールの土地を用意し、進出に前向きな案件も複数上がっているという。

 川上課長は「まずは知名度アップ。そして、関連企業誘致につなげたい」と地域の活性化に期待を寄せた。水素エネルギーの利用拡大に向け、糸島市の挑戦は続く。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141010-00000109-san-bus_all

2014/10/10 日本の家電をもう一度復活させたい――パナソニック・アプライアンス社の次の一手(Impress Watch)

 パナソニックが、2014年4月に、白物家電事業を担当しているアプライアンス社のなかに、テレビ、ビデオ、オーディオなどのコンシューマ向けAV製品事業を統合してから半年を経過した。

 また、欧州やアジアにおける白物家電事業の体制強化も取り組んでおり、海外事業の成長も、2018年度の家電事業2兆円の達成に向けた重要な鍵になる。パナソニック アプライアンス社・高見和徳社長に、パナソニックのアプライアンス社の今後の取り組みについて聞いた。
――9月のIFA 2014の展示内容は、パナソニックの欧州市場での事業展開にどんな影響をもたらしますか。
高見 欧州向け白物家電では、やはりゴレーネとの提携強化に尽きます。それにより、これからも商品陣容を強化していきたい。また、ゴレーネとの提携によって、欧州に自前の白物家電工場を持たなくてもよくなったという点も大きい要素ですね。ゴレーネのセルビア工場はまだまだ生産を拡大できる余地があり、白物家電の大物製品の生産はここでできるようになる。中国から運んでこなくていいというメリットは極めて大きい。

 また、パナソニックは、チェコに工場を持ち、AVC製品を生産していますが、さらに、燃料電池についても、日本から持ってくるのではなく、欧州で生産することも検討したいですね。欧州は専門誌でのナンバーワンの評価を得ることが、売れ筋になる条件。パナソニックは省エネという点で強みがある。また、最近では静音に対しての要求が高く、様々な製品で、静音への期待度が上がっている。そしてデザインも重要である。専門誌でどれだけ多くナンバーワンを取れるかが鍵になるといえます。2018年度には家電事業2兆円のうち、3,300億円が欧州。現在、2,800億円の規模から拡大させることになります。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141010-00000021-impress-ind

2014/10/10 JXがエネファームの自社生産を終了へ 部品トラブルで販売不振(産経新聞)

 JX日鉱日石エネルギーは10日、家庭用燃料電池「エネファーム」の自社生産を平成27年3月末に終了すると発表した。部品トラブルによる販売不振が原因。他社製の仕入れ販売に絞り込み、事業の効率化を図る。

 エネファームには、都市ガスや灯油などから燃料となる水素を取り出し、空気中の酸素と反応させて発電。「固体高分子型燃料電池(PEFC)」と「固体酸化物型燃料電池(SOFC)」の2種類がある。

 JXは平成21年からPEFCを販売。23年にはSOFCの販売も始めたが、昨年3月に、内部の部品で不具合が見つかったため、出荷を停止。1年後に出荷を再開したが、製品への信頼性が損なわれたダメージが大きく、販売不振が続いていた。

 現在販売しているPEFCは東芝製。両機種を合わせた25年度までの累計販売台数は約1万4千台で、26年度は6千台の販売目標を掲げている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141010-00000558-san-bus_all

2014/10/11 11日の朝刊(都内最終版)(時事通信)
【日刊自動車】
◆水素計量機シェア6割以上に タツノ FCV燃料補給用 小型化、価格低減を推進(3)
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20141011-00000000-jijnb_he-nb

2014/10/12 「マイカーは軽自動車」の人は4割、過去4年で11.7ポイント上昇(@DIME)

 ソニー損害保険株式会社は、自家用車を所有し、月に1回以上車を運転する18歳?59歳の男女1000名に対し、アンケート調査を行なった。調査の結果、年間の走行距離を聞いたところ、「3,000km以下」が10.3%、「5,000km以下」が26.5%、「7,000km以下」が20.4%となり、年間走行距離が7,000km以下までの人が半数以上(57.2%)を占め、年間走行距離の平均は7,204kmとなった。男女別に年間走行距離の平均をみると、女性は6,399kmで、男性(8,008km)よりも走行距離が短い傾向がみられた。
■マイカーの買替え意向は?

 続いて、次に車を買替える際に購入したい燃料(エンジン)タイプを聞いたところ、「ハイブリッド自動車(HV)」が32.3%で、「ガソリン自動車」の29.9%を上回っている。ハイブリッド自動車以外の次世代自動車では、「クリーンディーゼル自動車(CDV)」が4.5%、「電気自動車(EV)」が3.9%、「プラグインハイブリッド自動車(PHV)」が2.6%、「燃料電池車(FCV)」が0.9%となった。また、「ガソリン自動車」に買替えを考えている割合を過去4回(2010年?2013年)の調査結果と比較すると、昨年までは2割から2割半の間で推移していましたが、今年は3割と、昨年比で6.9ポイントの上昇(2013年23.0%→2014年29.9%)となった。

 また、『ガソリン自動車以外』への買替えを考えている人(435名)に、次に買替えるときに次世代自動車を選ぶ理由(ガソリン自動車を選ばない理由)を複数回答で聞いたところ、「燃費が良くなるから」が76.8%で最も高く、次いで「補助金や減税などが受けられるから」(50.1%)と「地球環境にやさしいから」(49.9%)が5割、「コスパが良いから(トータルでお得)」(45.3%)が4割半で続いた。

 続いて、車を買替える予定がある人969名に対し、車を買替える際の車体本体価格(※諸経費:自動車税、自動車取得税、自動車重量税などは除く)の予算を聞いたところ、最も多数の回答が集まったのは「100万円?150万円未満」で18.8%、次いで「150万円?200万円未満」が16.7%となり、「わからない」(15.1%)と回答した人を除いた平均予算額は181.4万円となった。

 買替えを考えている車のタイプ別に平均予算額をみると、ガソリン自動車の購入を考えている層の平均予算152.0万円と比較して、ハイブリッド自動車の購入を考えている層は211.7万円、クリーンディーゼル自動車の購入を考えている層は233.8万円、電気自動車の購入を考えている層は188.2万円となり、いずれもガソリン自動車の購入を考えている層よりも予算が高くなった。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141012-00010010-dime-bus_all

2014/10/13 太陽光発電などのスマートハウス、自治体の 補助金もあり、2020年には2兆8,886億円市場へ(MONEYzine)

 富士経済は9月29日、スマートハウス関連の国内市場に関する調査結果を発表した。スマートハウスとは、IT(情報技術)を使って家庭内のエネルギー消費が最適に制御された住宅のこと。

 レポートによると、スマートハウス関連製品・システムの国内市場は、2013年に2兆円を突破した。2014年は太陽光発電システムの国による補助金終了の影響でいったん市場は縮小するものの、その後は電力小売自由化をきっかけに市場が好転し、2020年には2兆8,886億円まで拡大すると予想している。

 スマートハウスの中核システムとしては、太陽光発電システム、住宅向けのエネルギー監理システム(HEMS)、定置型リチウムイオン電池の3つがある。これまで市場は、余剰電力買取制度がある太陽光発電システムがけん引してきたが、今後は定置型リチウムイオン電池とHEMSが市場をけん引しそうだ。

 ただ、こうしたシステムの導入を進めるには政策による後押しも必要とされ、現在さまざまな自治体で補助制度が導入されている。

 また、厚木市では「平成26年度 厚木市スマートハウス導入奨励金」があり、対象設備ごとに補助金が支給される。補助の対象設備と補助金の額は、住宅用太陽光発電システムが上限3万5,000円、住宅用蓄電池システムおよび家庭用燃料電池システムが5万円、HEMSが1万円など。

 静岡市の「スマートハウス普及促進補助金」は、太陽光発電システムとHEMSにあわせて、燃料電池もしくは蓄電池を導入した人に、補助金が支払われる。金額は燃料電池が上限30万円、蓄電池が上限50万円で、それぞれ本体価格の3分の1が支払われる。ただし、市が指定するモデル地区内で、戸建住宅を建築または購入した人に限定されている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141013-00000000-sh_mon-bus_all

2014/10/13 【カーオブザイヤー14】特別賞は「トヨタの燃料電池車への取り組み」に(レスポンス)

 「日本カーオブザイヤー2014-2015」が13日に開票、「特別賞」としてトヨタ自動車の燃料電池車への取り組みが受賞した。

 トヨタは、水素を燃料とし化学反応により発電し走行する燃料電池車(FCV)の市販を2015年に開始する予定で、価格は700万円程度とされている。また、FCVの市販化に合わせ、自治体や政府などと連携し水素インフラの拡充をめざす。

 受賞理由は、「次世代エネルギーの水素を使った燃料電池車として、トヨタFCVは世界でいち早く量販化を決定して、価格のメドを発表。インフラ整備が課題であることはもちろんだが、実用化のハードルとして懸念されていた水素充填機を共同開発し展開することなどに加え、一般販売を実現したことの意義は大きく、日本が世界市場を牽引する分野としても、大いに期待できる。」とした。

 燃料電池車の開発などを取りまとめるトヨタ自動車の田中義和氏は、「(燃料電池車の普及に向け)他のメーカー様、インフラメーカー様、政府関係者など色んな方々の力を借りながら、トヨタとして本気でやってきた。これからが本当の勝負。エネルギー資源問題を抱える中、これまでと同じようにクルマが使える、という社会を目指し取り組んでいく。」と受賞の喜びと、FCV普及に向けた抱負を語った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141013-00000021-rps-bus_all

2014/10/13 エネルギー戦略再考 青森県が策定委(河北新報)

 青森県内の原子力やバイオマスなどのエネルギー事業を地域振興につなげるため、県は、新たな「エネルギー産業振興戦略」を検討する委員会(委員長・湯原哲夫キヤノングローバル戦略研究所理事)を設置し、青森市で10日に初会合を開いた。会合を今後3回開いて取り組み方針などについて意見を聞き、来年12月に新戦略を策定する。

 初会合では、県の担当者が、原子力、バイオマス、地熱・地中熱、海洋、水素、スマートコミュニティーの6分野を2030年まで重点プロジェクトに位置付け、産業や雇用の創出、人材育成に力を入れる基本的な考え方を説明した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141013-00000012-khks-l02

■海外ニュース
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<提案依頼>
●米国エネルギー省、貨物輸送システムに資金提供(2014年04月)

 米国エネルギー省(DOE)は、費用対効果が高いゼロ・エミッションの貨物輸送システムについて、その効率と費用についてのデータを集め、この取り組みの利益と実現可能性を分かりやすくすることを助けるために、1000万ドルまでの助成を発表した。この資金提供は、50%の費用を負担する連邦資金とともに地方政府と民間企業に開示されている。
https://eere-exchange.energy.gov/default.aspx#FoaId7d6035cc-c47c-4f36-a100-030fc8ab682c

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆福岡水素エネルギー戦略会議 平成26年度 研究分科会【再掲】【水素高分子材料研究分科会】

 福岡水素エネルギー戦略会議では、水素に関連する様々なテーマをもとに、研究分科会を開催します。各分野の第一線でご活躍中の方々を講師としてお招きするとともに、講師や参加者の方々との情報交換のお時間も設けておりますので、是非、自社の製品開発などにご活用ください。皆様のご参加をお待ちしております。
◇日 時:10月17日(金) 13:20?15:50
◇場 所:マリンメッセ福岡(福岡市博多区沖浜町7?1)
◇プログラム: http://www.f-suiso.jp/info/9174.html
◇受講料:無 料
◇定 員:50名 ≪定員に達し次第、受付を終了。お申し込みはお早めに≫
◇申し込みはこちらから
  http://www.f-suiso.jp/info/9174.html
◇問い合わせ
  九州大学水素エネルギー国際研究センター 甲野

    TEL:092?802?3303  Mail : info@h2.kyushu-u.ac.jp
◇主 催:福岡水素エネルギー戦略会議
◎今回は、「モノづくりフェア2014」(10/15?17 日刊工業新聞社主催)会場での開催となります。分科会ご参加の方は、同フェアに無料でご入場いただけます。
  http://www.nikkanseibu-eve.com/mono/

☆第7回新電極触媒シンポジウム&宿泊セミナー(FC懇談会第37回例会)【再掲】テーマ:触媒技術を持ち寄って新しい一歩を踏み出そう
【趣旨概要】

 触媒学会の燃料電池関連触媒研究会は燃料電池に関連する触媒を対象としています。この研究会では高活性/高耐久性触媒、触媒の低コスト化を含めた合成法、触媒の反応機構と基礎物性、評価/解析法等、燃料電池用触媒に関する学術情報交換を行っています。本シンポジウム&宿泊セミナーはFCDIC電極/界面研究部会とFC懇談会との共催で、PEFC用電極触媒に関する最近の研究開発状況と今後の展開について講演頂くと同時に、ナイトセッションで参加者が親しく討論します。

 2014年度はFCVの元年、第7回となる本セミナーでは、PEFCの高性能化と低コスト化の鍵を担う酸素還元反応触媒を中心に構成しました。なお、ポスターセッションは電極触媒に限定せず、燃料電池関連の触媒を広く募集します。学生の方には優秀ポスター賞を用意しておりますので、奮ってご参加ください。
◇日 時:10月24日(金)13:00?10月25日(土)12:00
◇会 場:(公財)加藤山崎教育基金軽井沢研修所

      〒389-0111 長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉(大日向) 5607

      TEL:0267-45-5315  http://www.kato-karuizawa.jp/
◇内 容
●一日目 10月24日(金)
セッション1:招待講演
13:10〜14:10 固体高分子形燃料電池用Pt合金触媒の開発(山梨大学 矢野 啓先生)
14:10〜15:10 固体高分子形燃料電池用超格子白金合金触媒およびカーボンフリー多孔性ナノカプセル触媒層の開発(東京工業大学 山口 猛央先生)
15:30〜16:30 白金ナノ粒子の有機化合物による表面修飾:燃料電池カソード触媒のモデル材料として(静岡大学 宮林 恵子先生)
16:30〜17:30 黒鉛化カーボン表面への触媒金属の高分散担持技術の検討(トヨタ自動車 永見 哲夫氏)
17:30〜18:30 コア/シェル触媒はPt/C触媒を代替するか?(同志社大学 大門 英夫先生)セッション2:(ナイトセッション) ポスター展示
19:30〜 ポスターセッション&自由討議(懇親会)
●二日目 10月25日(土)
セッション3:招待講演、総合討議
8:30〜9:30 カーボン系非白金カソード触媒の研究動向(東工大 難波江 裕太先生)
9:30〜10:30 4・5族遷移金属酸化物をベースとした非貴金属酸化物系カソードの開発(横浜国立大学 石原 顕光先生)
10:40〜11:40 有機ハイドライドによる水素の大量貯蔵・輸送システム(SPERA 水素システム)(千代田化工建設株式会社 今川 健一氏)
◇参加申し込み締め切り:10月10日(金)
◇ポスター発表申し込みと発表要旨の締め切り:10月18日(金)

  A4用紙1枚にフリーフォーマットでタイトルと所属を明記の上、下記西村までメール
  で送付してください。
◇参加費:一般会員 15,000円、一般非会員18,000円、学生4,000円

  宿泊費:7,000円 (夕食・朝食込み)。タオル洗面用具を持参ください。
◇参加申し込み/問合せ先:同志社大学 西村宛て。

  氏名、所属、連絡先 (住所、電話、メールアドレス)、宿泊の有無およびポスター発

  表の有無を明記の上、下記西村までメールでお申し込みください。

    同志社大学 西村メールアドレス:jt-liaiy@mail.doshisha.ac.jp
          西村電話番号:0774-65-6589
<シンポジウム&宿泊セミナー準備委員会>
燃料電池関連触媒研究会世話人有志、FCDIC電極/界面研究部会、FC懇談会世話人有志
◇主 催:触媒学会燃料電池関連触媒研究会、(一社)燃料電池開発情報センター (FCDIC)、FC懇談会
◇協 賛:(一社)触媒学会、表面科学会、(一財)大阪科学技術センター(調整中を含む)

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