燃料電池ワールド Vol.1730 (2014/10/08 10:54)

水素チャンネル Home

■───────────────────────────
□燃料電池ワールド Vol.1730
■□□□□□□□□□
■2014年10月08日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

■燃料電池関連イベント
□□□───────────────────────────
☆第7回新電極触媒シンポジウム&宿泊セミナー(FC懇談会第37回例会)【再掲】テーマ:触媒技術を持ち寄って新しい一歩を踏み出そう
【趣旨概要】

 触媒学会の燃料電池関連触媒研究会は燃料電池に関連する触媒を対象としています。この研究会では高活性/高耐久性触媒、触媒の低コスト化を含めた合成法、触媒の反応機構と基礎物性、評価/解析法等、燃料電池用触媒に関する学術情報交換を行っています。本シンポジウム&宿泊セミナーはFCDIC電極/界面研究部会とFC懇談会との共催で、PEFC用電極触媒に関する最近の研究開発状況と今後の展開について講演頂くと同時に、ナイトセッションで参加者が親しく討論します。

 2014年度はFCVの元年、第7回となる本セミナーでは、PEFCの高性能化と低コスト化の鍵を担う酸素還元反応触媒を中心に構成しました。なお、ポスターセッションは電極触媒に限定せず、燃料電池関連の触媒を広く募集します。学生の方には優秀ポスター賞を用意しておりますので、奮ってご参加ください。
◇日 時:10月24日(金)13:00?10月25日(土)12:00
◇会 場:(公財)加藤山崎教育基金軽井沢研修所

      〒389-0111 長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉(大日向) 5607

      TEL:0267-45-5315  http://www.kato-karuizawa.jp/
◇内 容
●一日目 10月24日(金)
セッション1:招待講演
13:10〜14:10 固体高分子形燃料電池用Pt合金触媒の開発(山梨大学 矢野 啓先生)
14:10〜15:10 固体高分子形燃料電池用超格子白金合金触媒およびカーボンフリー多孔性ナノカプセル触媒層の開発(東京工業大学 山口 猛央先生)
15:30〜16:30 白金ナノ粒子の有機化合物による表面修飾:燃料電池カソード触媒のモデル材料として(静岡大学 宮林 恵子先生)
16:30〜17:30 黒鉛化カーボン表面への触媒金属の高分散担持技術の検討(トヨタ自動車 永見 哲夫氏)
17:30〜18:30 コア/シェル触媒はPt/C触媒を代替するか?(同志社大学 大門 英夫先生)セッション2:(ナイトセッション) ポスター展示
19:30〜 ポスターセッション&自由討議(懇親会)
●二日目 10月25日(土)
セッション3:招待講演、総合討議
8:30〜9:30 カーボン系非白金カソード触媒の研究動向(東工大 難波江 裕太先生)
9:30〜10:30 4・5族遷移金属酸化物をベースとした非貴金属酸化物系カソードの開発(横浜国立大学 石原 顕光先生)
10:40〜11:40 有機ハイドライドによる水素の大量貯蔵・輸送システム(SPERA 水素システム)(千代田化工建設株式会社 今川 健一氏)
◇参加申し込み締め切り:10月10日(金)
◇ポスター発表申し込みと発表要旨の締め切り:10月18日(金)

  A4用紙1枚にフリーフォーマットでタイトルと所属を明記の上、下記西村までメール
  で送付してください。
◇参加費:一般会員 15,000円、一般非会員18,000円、学生4,000円

  宿泊費:7,000円 (夕食・朝食込み)。タオル洗面用具を持参ください。
◇参加申し込み/問合せ先:同志社大学 西村宛て。

  氏名、所属、連絡先 (住所、電話、メールアドレス)、宿泊の有無およびポスター発

  表の有無を明記の上、下記西村までメールでお申し込みください。

    同志社大学 西村メールアドレス:jt-liaiy@mail.doshisha.ac.jp
          西村電話番号:0774-65-6589
<シンポジウム&宿泊セミナー準備委員会>
燃料電池関連触媒研究会世話人有志、FCDIC電極/界面研究部会、FC懇談会世話人有志
◇主 催:触媒学会燃料電池関連触媒研究会、(一社)燃料電池開発情報センター (FCDIC)、FC懇談会
◇協 賛:(一社)触媒学会、表面科学会、(一財)大阪科学技術センター(調整中を含む)

■世界のヘッドライン(08月28日)
□□□───────────────────────────

2014/08/29 岩谷産業、東京都心で最初の燃料電池自動車用水素燃料供給ステーションを建設

〔訳注〕岩谷産業株式会社(Iwatani Corp.)は8月28日、首都の港区(Minato Ward)にある東京タワー(Tokyo Tower)の近くに、都心では初めての燃料電池自動車のための水素燃料供給ステーションを建設すると発表した。水素燃料供給ステーションの建設工事は9月に開始し、2015年3月に完成する予定で、また、岩谷は主として東京、名古屋、大阪、福岡の各地域に2015年度の終わりまでに20基の水素ステーションを建設する計画である。

2014/08/29 テキサスA&M大学の化学者、水素エネルギーの自然な取り組みを追求(Texas A&M)

〔訳注〕テキサスA&M大学(Texas A&M University)の化学者マルチェッタ・ダレンスバーグ(Marcetta Darensbourg)は、安くて環境にやさしい水素系の代替エネルギーへの扉を開くために、全ての分子の中で最も単純な水素に集中して、自然が提供する課題を探求している。具体的には、国際的に尊敬されている人工的および機械的な無機化学の専門家であるダレンスバーグは、水素駆動燃料電池の一か八かの技術を完璧にする方法、ヒドロゲナーゼ酵素(hydrogenase enzyme)を開発している。

2014/08/29 日本は水素と省エネルギー対策のための予算を増加させる計画(bloomberg)

〔訳注〕日本の経済産業省(Ministry of Economy, Trade and Industry)は、燃料電池の使用と省エネルギー機器の設置を増加させる国家予算を増やそうとしている。同省の文書によると、同省は年度開始の4月には、省エネルギーのための予算は前期比32%増加の2064億円(2億ドル)を要求している。通産省は、水素関連のプロジェクトに165億円から401億円と倍以上の予算を押し上げている。日本が3月までに燃料電池自動車の販売を開始する準備として、水素ステーションを配置するための資金として使いたいと考えている。さらに予算は、電気とお湯を提供する家庭用燃料電池の設置を補助するために使われる。

■10月07日のWEB LINK NEWS
□□□───────────────────────────

2014/10/07 【CEATEC 14】ホンダ、小便小僧が燃料電池の排出物をバケツに(レスポンス)

 ホンダは水素エネルギーの世界に焦点を当て、燃料電池車(FCV)の模型や自社開発の水素ステーションなどを展示している。FCVはレーシングカーを模したもので、後部にはなぜか小便小僧が2体乗っている。

 プレゼンテーション時には、燃料電池やそれによってFCVが走る仕組みを紹介、排出するのは水だけという解説を行う。その際、水の排出を担うのが小便小僧で、用意されたバケツにコントロールよく噴水する。

 一方、水素ステーションは岩谷産業と協力して開発したFCV用のもので、9月からさいたま市で実証実験に入っている。その実物大模型を展示した。電気と水道水から水素を発生させるもので、コンプレッサーが不要なためコンパクトなのが売りだ。8平方mのスペースがあれば設置できるため「スマート水素ステーション」と呼んでいる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141007-00000033-rps-bus_all
※写真あり

2014/10/07 【CEATEC 14】14年度内発売の トヨタ FCV に高い注目(レスポンス)

 トヨタ自動車は「スマートモビリティ社会」をテーマに、2014年度内に世界初の市販に踏み切る燃料電池車(FCV)や、今年発売した最新テレマティクスサービスの「T-Connect」などを出展している。

 水素社会への先導役ともなるFCVは、「700万円程度」で売り出す市販モデルバージョン。今回のCEATECでは車両展示が少ないこともあって、注目度はひときわ高い。関連では高圧水素の充てん機も展示し、パネルなどとともに近未来の水素社会を提示している。

 T-Connectでは、展示している『プリウスPHV』の実車内で音声対話サービスである「エージェント」が体験できるコーナーも人気となっていた。開幕日の7日には、T-Connectによる家電操作技術などで協力関係にあるパナソニックの津賀一宏社長も、トヨタブースを熱心に視察していた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141007-00000046-rps-ind
※写真あり

2014/10/07 【速報】保土ケ谷バイパスで車両火災 荷台の水素ボンベ撤去(カナロコ by 神奈川新聞)

 7日午前5時5分ごろ、横浜市保土ケ谷区新桜ケ丘2丁目の保土ケ谷バイパス下り線で、走行中のトレーラーから出火、荷台の一部を焼いた。県警高速隊が出火原因を調べている。

 県警高速隊によると、車両と荷台の接続部付近から出火。荷台に積まれていた水素ボンベ約100キロに引火する危険性があったため、下り線全区間を一時通行止めにし、消火や撤去作業に当たった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141007-00105323-kana-l14

■海外ニュース
□□□───────────────────────────
<報告書/市場調査>
●ナインシグマ社の水素の提案依頼書(2014年04月)

 ナインシグマ社(NineSigma)は新しく、提案依頼書No.70626「水素を使う革新的なエネルギー生産」を発表した。これには、燃料電池の性能を著しく改善できる技術と材料が含まれている。
https://www.ninesights.com/docs/DOC-12365

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
□□□───────────────────────────
☆福岡水素エネルギー戦略会議 平成26年度 研究分科会【再掲】【水素高分子材料研究分科会】

 福岡水素エネルギー戦略会議では、水素に関連する様々なテーマをもとに、研究分科会を開催します。各分野の第一線でご活躍中の方々を講師としてお招きするとともに、講師や参加者の方々との情報交換のお時間も設けておりますので、是非、自社の製品開発などにご活用ください。皆様のご参加をお待ちしております。
◇日 時:10月17日(金) 13:20?15:50
◇場 所:マリンメッセ福岡(福岡市博多区沖浜町7?1)
◇プログラム: http://www.f-suiso.jp/info/9174.html
◇受講料:無 料
◇定 員:50名 ≪定員に達し次第、受付を終了。お申し込みはお早めに≫
◇申し込みはこちらから
  http://www.f-suiso.jp/info/9174.html
◇問い合わせ
  九州大学水素エネルギー国際研究センター 甲野

    TEL:092?802?3303  Mail : info@h2.kyushu-u.ac.jp
◇主 催:福岡水素エネルギー戦略会議
◎今回は、「モノづくりフェア2014」(10/15?17 日刊工業新聞社主催)会場での開催となります。分科会ご参加の方は、同フェアに無料でご入場いただけます。
  http://www.nikkanseibu-eve.com/mono/

───────────────────────────────────

■メルマガ「燃料電池ワールド」
 □毎週月〜金曜日発行(年末年始および祝日は休刊)
 □編集・発行:燃料電池NPO pemdream
  連絡先:http://pemdream.com/index.php?contact%20us

 □解除を希望される方は、利用されている「まぐまぐ」または「melma!」のどちらかで解除の手続きを行ってください。pemdreamでの代行はできません。
 まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000065319.html
 melma! http://melma.com/backnumber_39824/
□マガジンID:0000065319(まぐまぐ) m00039824(melma!)


**H2**

<前の号 次の号>

TAKAGI-1