燃料電池ワールド Vol.1729 (2014/10/07 08:43)

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□燃料電池ワールド Vol.1729
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■2014年10月07日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

☆PEMDREAMニュース(不定期)
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☆「世界のヘッドライン」にかける時間が少なくなります。【再掲】

 今年の1月から始めた「世界のヘッドライン」は、都合により一昨日から準備にかける時間をかなり少なくしました。当初のヘッドラインの状態に戻ることになり、詳しい情報を提供できませんが、FuelCellWorksが発信する本数は確保して行くつもりです。少なくとも今年いっぱいは元に戻すことができませんが、この都合が片付いたらまた頑張りますのでご了承ください。

■燃料電池関連イベント
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☆第7回新電極触媒シンポジウム&宿泊セミナー(FC懇談会第37回例会)【再掲】テーマ:触媒技術を持ち寄って新しい一歩を踏み出そう
【趣旨概要】

 触媒学会の燃料電池関連触媒研究会は燃料電池に関連する触媒を対象としています。この研究会では高活性/高耐久性触媒、触媒の低コスト化を含めた合成法、触媒の反応機構と基礎物性、評価/解析法等、燃料電池用触媒に関する学術情報交換を行っています。本シンポジウム&宿泊セミナーはFCDIC電極/界面研究部会とFC懇談会との共催で、PEFC用電極触媒に関する最近の研究開発状況と今後の展開について講演頂くと同時に、ナイトセッションで参加者が親しく討論します。

 2014年度はFCVの元年、第7回となる本セミナーでは、PEFCの高性能化と低コスト化の鍵を担う酸素還元反応触媒を中心に構成しました。なお、ポスターセッションは電極触媒に限定せず、燃料電池関連の触媒を広く募集します。学生の方には優秀ポスター賞を用意しておりますので、奮ってご参加ください。
◇日 時:10月24日(金)13:00?10月25日(土)12:00
◇会 場:(公財)加藤山崎教育基金軽井沢研修所

      〒389-0111 長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉(大日向) 5607

      TEL:0267-45-5315  http://www.kato-karuizawa.jp/
◇内 容
●一日目 10月24日(金)
セッション1:招待講演
13:10〜14:10 固体高分子形燃料電池用Pt合金触媒の開発(山梨大学 矢野 啓先生)
14:10〜15:10 固体高分子形燃料電池用超格子白金合金触媒およびカーボンフリー多孔性ナノカプセル触媒層の開発(東京工業大学 山口 猛央先生)
15:30〜16:30 白金ナノ粒子の有機化合物による表面修飾:燃料電池カソード触媒のモデル材料として(静岡大学 宮林 恵子先生)
16:30〜17:30 黒鉛化カーボン表面への触媒金属の高分散担持技術の検討(トヨタ自動車 永見 哲夫氏)
17:30〜18:30 コア/シェル触媒はPt/C触媒を代替するか?(同志社大学 大門 英夫先生)セッション2:(ナイトセッション) ポスター展示
19:30〜 ポスターセッション&自由討議(懇親会)
●二日目 10月25日(土)
セッション3:招待講演、総合討議
8:30〜9:30 カーボン系非白金カソード触媒の研究動向(東工大 難波江 裕太先生)
9:30〜10:30 4・5族遷移金属酸化物をベースとした非貴金属酸化物系カソードの開発(横浜国立大学 石原 顕光先生)
10:40〜11:40 有機ハイドライドによる水素の大量貯蔵・輸送システム(SPERA 水素システム)(千代田化工建設株式会社 今川 健一氏)
◇参加申し込み締め切り:10月10日(金)
◇ポスター発表申し込みと発表要旨の締め切り:10月18日(金)

  A4用紙1枚にフリーフォーマットでタイトルと所属を明記の上、下記西村までメール
  で送付してください。
◇参加費:一般会員 15,000円、一般非会員18,000円、学生4,000円

  宿泊費:7,000円 (夕食・朝食込み)。タオル洗面用具を持参ください。
◇参加申し込み/問合せ先:同志社大学 西村宛て。

  氏名、所属、連絡先 (住所、電話、メールアドレス)、宿泊の有無およびポスター発

  表の有無を明記の上、下記西村までメールでお申し込みください。

    同志社大学 西村メールアドレス:jt-liaiy@mail.doshisha.ac.jp
          西村電話番号:0774-65-6589
<シンポジウム&宿泊セミナー準備委員会>
燃料電池関連触媒研究会世話人有志、FCDIC電極/界面研究部会、FC懇談会世話人有志
◇主 催:触媒学会燃料電池関連触媒研究会、(一社)燃料電池開発情報センター (FCDIC)、FC懇談会
◇協 賛:(一社)触媒学会、表面科学会、(一財)大阪科学技術センター(調整中を含む)

■世界のヘッドライン(08月28日)
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2014/08/28 フュエルセル・エナジー社の費用効果的で効率のよい二酸化炭素回収は、米国エネルギー省の計画の下で進んでいる

〔訳注〕フュエルセル・エナジー社(FuelCell Energy, Inc.)は、以前に発表した二酸化炭素回収開発プロジェクトが第3段階に進展したことを発表した。これは、米国エネルギー省(U.S. Department of Energy)化石エネルギー局(Office of Fossil Energy)の二酸化炭素回収プログラム(Carbon Capture Program)から助成金によって支援され、国立エネルギー技術研究所(National Energy Technology Laboratory)によって実施されている。このプロジェクトは、石炭火力発電所の排出物から二酸化炭素を分離するために、効率的でコスト効果のよい燃料電池「ダイレクト・フュエルセル(Direct FuelCell:DFC)」を利用することに焦点を充てている。

2014/08/28 燃料電池の力を使ったミニ発電所、合弁企業「英国およびアイルランド(IE-CHP)」のために80万ポンドを集める(IE-CHP)

〔訳注〕スコティッシュ・アンド・サザン・エナジー社(SSE)とインテリジェント・エナジー社(Intelligent Energy)、スコットランド投資銀行(Scottish Investment Bank)、スコットランド開発公社(Scottish Enterprise)の投資部門(investment arm)は、国内のエネルギーが作られ、使われている方法を変革するために「英国およびアイルランド社(IE-CHP)」の計画をバックアップしている。同社は、人々の家庭に電気と熱を生成するためにガスを使う試作品のスマート・パワー・ユニット(smart power units)、または「ミニ発電所(mini power stations)」をもっと開発するために新しく80万ポンドの資金を調達した。エネルギー・アナリストたちのEcuity社が本日発表した産業レポートによれば、ミニ発電所の数百万人は英国電力市場を変革することができる。Ecuity社は、スマート・パワー・ユニットは総計で約2200万の資産数に上る英国の世帯や小規模企業の90%に適していると予測している。また、2030年までに500万基の燃料電池スマート・パワー・ユニットが本格展開する、とEcuity社は述べている。
2014/08/28 燃料電池:始まったスマート・パワー革命(ecuity)

〔訳注〕上の「英国およびアイルランド社(IE-CHP)」の記事の根拠となったEcuityコンサルティング社(Ecuity Consulting LLP)による詳細。
2014/08/28 燃料電池生産設備資産の入札(Tiger Group)

〔訳注〕建造物検査のタイガー・グループ社(Tiger Group)の中古設備競売部門の「ハックマン資本と認証グローバル・パートナーズ社(lHackman Capital and CA Global Partners)」は、ヒルズバロ(Hillsboro)の燃料電池製造業者クリアエッジ・パワー社(ClearEdge Power, Inc)が運営する建物やその他の資産を9月9日午前10時30分に、生中継のウェブキャスト・オークション(webcast auction)で競売する。

■10月06日のWEB LINK NEWS
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2014/10/06 燃料電池車「全省庁導入」へ…首相、普及に意欲(読売新聞)

 安倍首相は5日、京都市で開かれた科学技術に関する国際会議であいさつし、水素で走る燃料電池車について、「世界では日本で初めて、商業的に実用化されることになった。全省庁が導入し、個人が購入した場合、安くできる仕組みも使えるようにする」と普及に強い意欲を示した。
 政府は燃料電池車の購入補助制度を導入する方針だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141006-00050045-yom-bus_all

2014/10/06 【パリモーターショー14】インタビュー…アウディ技術担当役員 Dr.ハッケンベルグ「自動運転はアウディのキーテクノロジーに」(レスポンス)

 パリのモーターショー会場において、アウディの技術開発担当取締役であるProf Dr.ウルリッヒ・ハッケンベルク氏が日本のメディアの質問に応えた。フォルクスワーゲン・グループの技術の中核を担ってきた同氏に、現在のVW、現在のアウディとその先にある自動車技術の未来について尋ねた。
----:現在、アウディとしては内燃エンジンの未来をどのようにお考えでしょうか?

 ハッケンベルク:前提としてCO2を減らさなければいけないということがあります。たとえばEUであれば将来的に排出量を95g/kmまで減らさなければなりませんが、現状は127g/km。このギャップを埋めなければなりません。ギャップを100%とした場合、40%はコンベンショナルなディーゼルやガソリン・エンジンの燃費をよくすることで埋めようと考えています。

 残りの30%は、それぞれのクルマの開発による最適化で対応します。空力や摩擦抵抗の低減などです。そして、残りの30%が、他のパワーですね。ハイブリッドもそうですし、プラグイン・ハイブリッド、Gトロン、そして今はフューエル・セル(燃料電池車)の開発も行っています。さらに、バッテリーEV。こういったコンベンショナルなエンジンではないもので、カバーしていこうと考えています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141006-00000039-rps-ind

2014/10/06 新型デミオも展示! 「CEATEC JAPAN 2014」マツダ・トヨタ・ホンダ出展概要(マイナビニュース)
○トヨタ自動車は「燃料電池自動車(FCV)」などを中心に紹介

 トヨタ自動車は、人とクルマと街がつながる「スマートモビリティ社会」の実現をめざした幅広い取組みの中で、次代を担う最新の環境技術を結集した「燃料電池自動車(FCV)」と、クルマとITを融合させた次世代テレマティクスサービス「T-Connect」を中心に紹介する。

 FCVは、6月25日に燃料電池車を2014年度内に発売するとの発表に合わせて公開した、市販モデルとなる新型セダンタイプを展示し、サステイナブルなモビリティ社会への貢献が期待できる同社のFCV開発への取組みを紹介。「T-Connect」では、新開発の音声対話型「エージェント」やナビゲーションにダウンロードし利用できるアプリサービス「Apps」、アプリ開発事業者向け「TOVA」など、サービスの全体像を紹介する。
○ホンダは燃料電池自動車による水素社会を提案

 ホンダは、燃料電池自動車からの外部給電を可能にする「可搬型インバータボックス」などを展示し、「つくる」「つかう」「つながる」という3つのテーマで、来るべき水素社会におけるクルマとともにワクワクする生活を提案。

 「つくる」をテーマとした展示では、高圧水素タンクから充填ノズルまでをパッケージ型に収納したスマート水素ステーションの実物大モックアップを展示。「つかう」のテーマでは、水素ステーションで作った電気を使ってモーター走行する燃料電池自動車の技術を紹介する。

 「つながる」のテーマでは、燃料電池自動車に可搬型インバータボックスを組み合わせることで、「移動できる小さな発電所」とし、クルマが暮らしとつながる新しい姿を紹介する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141006-00000101-mycomj-life

2014/10/06 東京ガス・三井不動産など、「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト」概要発表(SUUMOジャーナル)

 東京ガス(株)、三井不動産(株)、三菱地所(株)の3社は共同で、田町駅東口の芝浦エリアにおいて、「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト」(以下「本プロジェクト」)の開発計画を進めており、このたび、開発計画の概要について発表した。

 JR田町駅改札から本プロジェクト計画地へバリアフリーでアクセス可能な歩行者デッキを整備。また計画地に隣接し、港区芝浦港南地区総合支所やスポーツセンターが入居する区有施設「みなとパーク芝浦」や「愛育病院」の建設が進む公共街区とも歩行者デッキで接続。さらに、ガスコージェネレーションシステムを核とし、熱・電気を効率的に供給する「スマートエネルギーネットワーク」を構築。

 東京ガスの先進の環境エネルギー技術に、三井不動産・三菱地所が日本橋エリア・丸の内エリアなどでそれぞれ培ってきた不動産開発ノウハウを最大限融合し、隣接の公共街区を含め、公民一体となって、東京の国際競争力強化に資する先進的かつ魅力的な街づくりを推進していく。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141006-00070850-suumoj-life

■海外ニュース
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<燃料/貯蔵>
●協調大気利用管理のための北東部州連合とカリフォルニア州はH2USAに加盟した(2014年04月29日)

 米国北東部の州の環境当局による非営利団体である「協調大気利用管理のための北東州連合(Northeast States for Coordinated Air Use Management:NESCAUM)」は、エネルギー省によって組織された官民パートナーシップの「H2USA」に参加した。「協調大気利用管理のための北東部州連合」の八つのメンバー州のうち七つは、自動車メーカーに対して燃料電池電気自動車を含むゼロ・エミッション自動車の販売数の増加を必要条件にしたクリーン自動車規制を採用している。カリフォルニア州はまた、州のエネルギー委員会(Energy Commission)と大気資源局(Air Resources Board)の代表として参加した。
http://www.nescaum.org/documents/nescaum-joins-h2usa-press-release-20140429.pdf
http://www.energy.ca.gov/releases/2014_releases/2014-04-29_Energy_Commission_and_ARB_H2USA_news_release.pdf

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆燃料電池セミナー in 福岡【再掲】

 今般、経済産業省資源エネルギー庁は、再生可能エネルギー先端技術展2014において、燃料電池セミナーin福岡を開催いたします。本セミナーは、水素・燃料電池分野の専門家を講師としてお招きし、政策・FCV・水素ステーション・エネファームに関する最新の情報を提供し、当該分野への参入および普及促進に資することを目的としています。皆様のご来場を心よりお待ちしております。
◇日 時:10月8日(水)13:00?15:50
◇場 所:西日本総合展示場 本館 セミナー会場1
     (再生可能エネルギー先端技術展2014 会場内)
◇参加費:無料
◇定員:250名
◇プログラム
詳細→ http://www.ostec.or.jp/data/news_ostec/fcseminar20141008.pdf(1)講演「水素社会の実現に向けた取組の加速」

      星野昌志氏(経済産業省エネルギー庁 燃料電池推進室 室長補佐)(2)講演「トヨタ自動車における燃料電池自動車開発の現状と展望」

      小島康一氏(トヨタ自動車 技術開発本部 FC開発部 部長)(3)講演「水素ステーションにおける低コスト化の現状と課題」

      三浦真一氏(神戸製鋼所 営業企画部 水素・燃料電池推進PJ担当次長)(4)講演「エネファームにおける最新動向と低コスト化の現状と課題」

      永里洋氏(パナソニック アプライアンス社 スマートエネルギーシステム事業部 燃料電池技術グループ 制御チーム チームリーダー)
◇申し込み先

 以下の「再生エネルギー先端技術展2014」ホームページよりお申し込みください。
   http://www.he-t.jp/semi_program.html

 または、必要事項(1.会社・機関名、2.所属・役職名、3.貴名)をご記入いただき、大阪科学技術センター事務局(E-mail; ostec01@ostec.or.jp )へ直接お申し込みください。
◇お問い合わせ:一般財団法人大阪科学技術センター 技術振興部内

         燃料電池セミナー 事務局(担当:大原・増山・新見)
          TEL:06-6443-5320 FAX:06-6443-5319
          メールアドレス:ostec01@ostec.or.jp
◇主 催:経済産業省資源エネルギー庁

☆福岡水素エネルギー戦略会議 平成26年度 研究分科会【再掲】【水素高分子材料研究分科会】

 福岡水素エネルギー戦略会議では、水素に関連する様々なテーマをもとに、研究分科会を開催します。各分野の第一線でご活躍中の方々を講師としてお招きするとともに、講師や参加者の方々との情報交換のお時間も設けておりますので、是非、自社の製品開発などにご活用ください。皆様のご参加をお待ちしております。
◇日 時:10月17日(金) 13:20?15:50
◇場 所:マリンメッセ福岡(福岡市博多区沖浜町7?1)
◇プログラム: http://www.f-suiso.jp/info/9174.html
◇受講料:無 料
◇定 員:50名 ≪定員に達し次第、受付を終了。お申し込みはお早めに≫
◇申し込みはこちらから
  http://www.f-suiso.jp/info/9174.html
◇問い合わせ
  九州大学水素エネルギー国際研究センター 甲野

    TEL:092?802?3303  Mail : info@h2.kyushu-u.ac.jp
◇主 催:福岡水素エネルギー戦略会議
◎今回は、「モノづくりフェア2014」(10/15?17 日刊工業新聞社主催)会場での開催となります。分科会ご参加の方は、同フェアに無料でご入場いただけます。
  http://www.nikkanseibu-eve.com/mono/

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 □毎週月〜金曜日発行(年末年始および祝日は休刊)
 □編集・発行:燃料電池NPO pemdream
  連絡先:http://pemdream.com/index.php?contact%20us

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