燃料電池ワールド Vol.1726 (2014/10/02 08:47)

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□燃料電池ワールド Vol.1726
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■2014年10月02日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

■燃料電池関連イベント
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☆第7回新電極触媒シンポジウム&宿泊セミナー(FC懇談会第37回例会)テーマ:触媒技術を持ち寄って新しい一歩を踏み出そう
【趣旨概要】

 触媒学会の燃料電池関連触媒研究会は燃料電池に関連する触媒を対象としています。この研究会では高活性/高耐久性触媒、触媒の低コスト化を含めた合成法、触媒の反応機構と基礎物性、評価/解析法等、燃料電池用触媒に関する学術情報交換を行っています。本シンポジウム&宿泊セミナーはFCDIC電極/界面研究部会とFC懇談会との共催で、PEFC用電極触媒に関する最近の研究開発状況と今後の展開について講演頂くと同時に、ナイトセッションで参加者が親しく討論します。

 2014年度はFCVの元年、第7回となる本セミナーでは、PEFCの高性能化と低コスト化の鍵を担う酸素還元反応触媒を中心に構成しました。なお、ポスターセッションは電極触媒に限定せず、燃料電池関連の触媒を広く募集します。学生の方には優秀ポスター賞を用意しておりますので、奮ってご参加ください。
◇日 時:10月24日(金)13:00?10月25日(土)12:00
◇会 場:(公財)加藤山崎教育基金軽井沢研修所

      〒389-0111 長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉(大日向) 5607

      TEL:0267-45-5315  http://www.kato-karuizawa.jp/
◇内 容
●一日目 10月24日(金)
セッション1:招待講演
13:10〜14:10 固体高分子形燃料電池用Pt合金触媒の開発(山梨大学 矢野 啓先生)
14:10〜15:10 固体高分子形燃料電池用超格子白金合金触媒およびカーボンフリー多孔性ナノカプセル触媒層の開発(東京工業大学 山口 猛央先生)
15:30〜16:30 白金ナノ粒子の有機化合物による表面修飾:燃料電池カソード触媒のモデル材料として(静岡大学 宮林 恵子先生)
16:30〜17:30 黒鉛化カーボン表面への触媒金属の高分散担持技術の検討(トヨタ自動車 永見 哲夫氏)
17:30〜18:30 コア/シェル触媒はPt/C触媒を代替するか?(同志社大学 大門 英夫先生)セッション2:(ナイトセッション) ポスター展示
19:30〜 ポスターセッション&自由討議(懇親会)
●二日目 10月25日(土)
セッション3:招待講演、総合討議
8:30〜9:30 カーボン系非白金カソード触媒の研究動向(東工大 難波江 裕太先生)
9:30〜10:30 4・5族遷移金属酸化物をベースとした非貴金属酸化物系カソードの開発(横浜国立大学 石原 顕光先生)
10:40〜11:40 有機ハイドライドによる水素の大量貯蔵・輸送システム(SPERA 水素システム)(千代田化工建設株式会社 今川 健一氏)
◇参加申し込み締め切り:10月10日(金)
◇ポスター発表申し込みと発表要旨の締め切り:10月18日(金)

  A4用紙1枚にフリーフォーマットでタイトルと所属を明記の上、下記西村までメール
  で送付してください。
◇参加費:一般会員 15,000円、一般非会員18,000円、学生4,000円

  宿泊費:7,000円 (夕食・朝食込み)。タオル洗面用具を持参ください。
◇参加申し込み/問合せ先:同志社大学 西村宛て。

  氏名、所属、連絡先 (住所、電話、メールアドレス)、宿泊の有無およびポスター発

  表の有無を明記の上、下記西村までメールでお申し込みください。

    同志社大学 西村メールアドレス:jt-liaiy@mail.doshisha.ac.jp
          西村電話番号:0774-65-6589
<シンポジウム&宿泊セミナー準備委員会>
燃料電池関連触媒研究会世話人有志、FCDIC電極/界面研究部会、FC懇談会世話人有志
◇主 催:触媒学会燃料電池関連触媒研究会、(一社)燃料電池開発情報センター (FCDIC)、FC懇談会
◇協 賛:(一社)触媒学会、表面科学会、(一財)大阪科学技術センター(調整中を含む)

■世界のヘッドライン(08月25日)
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2014/08/25 ロッキード・マーチン社、太陽光から水素を抽出する技術の開発者、サン・カタリティクス社の資産を購入(Lockheed Martin)

〔訳注〕ロッキード・マーチン社(Lockheed Martin)は、マサチューセッツ州ケンブリッジ(Cambridge)の太陽エネルギー企業、サン・カタリティクス社(Sun Catalytix Corporation)の全ての資産の実質上の買収を完了した。購入は、知的財産の一部や契約、施設、会社の従業員約25名のロッキード・マーチン社への移籍を含んでいる。契約の条件は明らかにされておらず、ロッキード・マーチン社による材料はない。今後、この事業はロッキード・マーチン・アドバンスト・エナジー・ストレージ社(Lockheed Martin Advanced Energy Storage, LLC)として認知されるようになる。そして、企業のミサイルおよび火器管制(Missiles and Fire Control)事業部門を通して報告されるロッキード・マーチン社の完全子会社となる。

2014/08/25 世界記録:ユーリッヒ総合研究機構の燃料電池が6万時間の連続運転を達成(J〓lich)

〔訳注〕ユーリッヒ総合研究機構(Forschungszentrum J〓lich)が開発した平面状の固体酸化物型燃料電池(solid oxide fuel cells:SOFCs)のスタックは、世界新記録を達成した。それは、6万1000時間以上の連続運転を行い、そのうち6万時間は電気を生産した。

2014/08/25 コスタリカ、2015年末までに水素自動車のためのサービス・ステーションを開設(costa rican news)

〔訳注〕元宇宙飛行士で科学者のフランクリン・チャン(Frankin Chang)が率いるアトラス・ロケット広告社(Ad Astra Rocket Company)と国営製油企業のコスタリカ石油精製公社(Refinadora Costarricense de Petr〓leo:RECOPE)は、200万米ドル以上の投資で、水素走行自動車用の最初のサービス・ステーションを開設する。ステーションは、グアナカステ(Guanacaste)に配置される予定で、2015年第3四半期の開業を目指している。

2014/08/25 北米トヨタの最高顧客責任者ジュリー・ハンプは筋萎縮性側索硬化症(ALS)の啓発で、燃料電池自動車からの水を使ってアイス・バケツ・チャレンジを行った(Toyota)

〔訳注〕トヨタ(Toyota)のジュリー・ハンプ(Julie Hamp)さんを始め、レイア・ハンプ(Leia Hamp)さん、リチャード・エデルマン(Richard Edelman)さん、ボブ・カーター(Bob Carter)トヨタ上席副社長(senior vice-president:SVP)がアイス・バケツ・チャレンジ(IceBucketChallenge)に挑戦した。これはジュリー・ハンプさんの動画。
https://www.youtube.com/watch?v=HI011kG5usE で見られる。

●2014/08/24 配信はありません。

■10月01日のWEB LINK NEWS
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2014/10/01 【パリモーターショー14】トヨタ FCVセダン、欧州初公開へ…2015年市販(レスポンス)

 トヨタ自動車は10月2日、フランスで開催するパリモーターショー14において、コンセプトカーの『FCVセダン』を欧州初公開する。

 コンセプトカーのFCVセダンは、トヨタが2014年度内に市販予定の燃料電池車の最終デザインを提示した1台。日本で2014年6月、初公開された。

 その後、FCVセダンは2014年6月末、米国でも披露。今回、パリモーターショー14では、同車が欧州デビューを果たす。

 これは、FCVセダンが、欧州での販売も計画しているため。パリモーターショー14では、欧州でのアピールに力を注ぐ。トヨタは、「2015年、FCVセダンを欧州市場に投入する予定」と説明する。

 これまで、日本でブルー、米国でシルバーのボディカラーが披露されてきたFCVセダン。パリモーターショー14では、どんな姿で登場するだろうか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141001-00000025-rps-ind

2014/10/01 家庭用燃料電池「エネファーム」、累計販売台数10万台を突破(RBB TODAY)

 エネファーム普及推進協議体である「エネファーム パートナーズ」は1日、家庭用燃料電池「エネファーム」が、累計販売台数10万台を突破したことを発表した。

 「エネファーム」は、ガスから取り出した水素と空気中の酸素を化学反応させることで電気を作り出す“家庭用燃料電池”だ。省エネ・省CO2を実現できるエネルギー機器として、2009年に世界で初めて家庭向けに販売を開始。約5年となる2014年9月に累計販売台数10万台を突破した。なお2013年6月に閣議決定した「日本再興戦略」では、2020年に140万台、2030年に530万台(全世帯の1割相当)の普及を目指すとの目標が掲げられている。

 9月29日に開催された記者発表会には、経済産業省資源エネルギー庁燃料電推進室長の戸邉千広氏、日本ガス体エネルギー普及促進協議会会長の幡場松彦氏(東京ガス副社長)らが出席。また「エネファーム10万台突破」の全国統一ロゴも公表された。

 エネファームの水素・燃料電池の技術は、日本の成長戦略の要であり、水素エネルギー社会を牽引する商品であると言える。また“国際展開の強化”においても、輸出製品としても期待されているとのこと。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141001-00000024-rbb-sci
※写真あり

■海外ニュース
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<報告書/市場調査>
●世界の燃料電池たち(2014年04月)

 フリードニア・グループ社(Freedonia Group)の新しい報告書「世界の燃料電池たち(World Fuel Cells)」は、燃料電池の需要は2017年に約3倍の40億ドルに、そして2022年には、そのまた3倍の120億ドルになると予測している。
http://www.freedoniagroup.com/industry-study/3140/world-fuel-cells.htm

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆燃料電池セミナー in 福岡【再掲】

 今般、経済産業省資源エネルギー庁は、再生可能エネルギー先端技術展2014において、燃料電池セミナーin福岡を開催いたします。本セミナーは、水素・燃料電池分野の専門家を講師としてお招きし、政策・FCV・水素ステーション・エネファームに関する最新の情報を提供し、当該分野への参入および普及促進に資することを目的としています。皆様のご来場を心よりお待ちしております。
◇日 時:10月8日(水)13:00?15:50
◇場 所:西日本総合展示場 本館 セミナー会場1
     (再生可能エネルギー先端技術展2014 会場内)
◇参加費:無料
◇定員:250名
◇プログラム
詳細→ http://www.ostec.or.jp/data/news_ostec/fcseminar20141008.pdf(1)講演「水素社会の実現に向けた取組の加速」

      星野昌志氏(経済産業省エネルギー庁 燃料電池推進室 室長補佐)(2)講演「トヨタ自動車における燃料電池自動車開発の現状と展望」

      小島康一氏(トヨタ自動車 技術開発本部 FC開発部 部長)(3)講演「水素ステーションにおける低コスト化の現状と課題」

      三浦真一氏(神戸製鋼所 営業企画部 水素・燃料電池推進PJ担当次長)(4)講演「エネファームにおける最新動向と低コスト化の現状と課題」

      永里洋氏(パナソニック アプライアンス社 スマートエネルギーシステム事業部 燃料電池技術グループ 制御チーム チームリーダー)
◇申し込み先

 以下の「再生エネルギー先端技術展2014」ホームページよりお申し込みください。
   http://www.he-t.jp/semi_program.html

 または、必要事項(1.会社・機関名、2.所属・役職名、3.貴名)をご記入いただき、大阪科学技術センター事務局(E-mail; ostec01@ostec.or.jp )へ直接お申し込みください。
◇お問い合わせ:一般財団法人大阪科学技術センター 技術振興部内

         燃料電池セミナー 事務局(担当:大原・増山・新見)
          TEL:06-6443-5320 FAX:06-6443-5319
          メールアドレス:ostec01@ostec.or.jp
◇主 催:経済産業省資源エネルギー庁

☆福岡水素エネルギー戦略会議 平成26年度 研究分科会【再掲】【水素高分子材料研究分科会】

 福岡水素エネルギー戦略会議では、水素に関連する様々なテーマをもとに、研究分科会を開催します。各分野の第一線でご活躍中の方々を講師としてお招きするとともに、講師や参加者の方々との情報交換のお時間も設けておりますので、是非、自社の製品開発などにご活用ください。皆様のご参加をお待ちしております。
◇日 時:10月17日(金) 13:20?15:50
◇場 所:マリンメッセ福岡(福岡市博多区沖浜町7?1)
◇プログラム: http://www.f-suiso.jp/info/9174.html
◇受講料:無 料
◇定 員:50名 ≪定員に達し次第、受付を終了。お申し込みはお早めに≫
◇申し込みはこちらから
  http://www.f-suiso.jp/info/9174.html
◇問い合わせ
  九州大学水素エネルギー国際研究センター 甲野

    TEL:092?802?3303  Mail : info@h2.kyushu-u.ac.jp
◇主 催:福岡水素エネルギー戦略会議
◎今回は、「モノづくりフェア2014」(10/15?17 日刊工業新聞社主催)会場での開催となります。分科会ご参加の方は、同フェアに無料でご入場いただけます。
  http://www.nikkanseibu-eve.com/mono/

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