燃料電池ワールド Vol.1721 (2014/09/25 08:30)

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□燃料電池ワールド Vol.1721
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■2014年09月25日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

■燃料電池関連イベント
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☆福岡水素エネルギー戦略会議 平成26年度 研究分科会【再掲】【水素高分子材料研究分科会】

 福岡水素エネルギー戦略会議では、水素に関連する様々なテーマをもとに、研究分科会を開催します。各分野の第一線でご活躍中の方々を講師としてお招きするとともに、講師や参加者の方々との情報交換のお時間も設けておりますので、是非、自社の製品開発などにご活用ください。皆様のご参加をお待ちしております。
◇日 時:10月17日(金) 13:20?15:50
◇場 所:マリンメッセ福岡(福岡市博多区沖浜町7?1)
◇プログラム: http://www.f-suiso.jp/info/9174.html
◇受講料:無 料
◇定 員:50名 ≪定員に達し次第、受付を終了。お申し込みはお早めに≫
◇申し込みはこちらから
  http://www.f-suiso.jp/info/9174.html
◇問い合わせ
  九州大学水素エネルギー国際研究センター 甲野

    TEL:092?802?3303  Mail : info@h2.kyushu-u.ac.jp
◇主 催:福岡水素エネルギー戦略会議
◎今回は、「モノづくりフェア2014」(10/15?17 日刊工業新聞社主催)会場での開催となります。分科会ご参加の方は、同フェアに無料でご入場いただけます。
  http://www.nikkanseibu-eve.com/mono/

■世界のヘッドライン(08月19日)
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2014/08/19 公共交通のために燃料電池を試験するオハイオ州(sarta)

〔訳注〕オハイオ州のこの取り組みは、米国連邦公共交通局(U.S. Federal Transit Administration:FTA)ナショナル燃料電池バス計画(National Fuel Cell Bus Program)の一部であり、米国の公共バスに燃料電池技術を推進するプロジェクトに9000万ドルの助成金が授与された。米国エネルギー省(U.S. Department of Energy)の昨年末の報告書は、CO2排出の削減を助け、エネルギー効率の増進と新しいビジネスを作る燃料電池技術を継続的に支援するリーダーとしてオハイオ州を認めた、と発表している。バッカイ州(Buckeye State)の燃料電池産業は、公共輸送における燃料電池の試験的な実験を路上でちょうど始めたところである。同州スターク郡地域交通局(Stark Area Regional Transit Authority:SARTA)は、北東オハイオ州のスターク郡の住民に対して毎年270万人の乗客を輸送している。来年の夏には乗客たちは、燃料電池技術で運行するバスで目的地に輸送される予定である。最初のバスは2015年8月に、2番目のバスはその年の年末までに準備ができるだろう。
〔訳語〕Buckeye State【地名】《the ?》バッカイ州◆アメリカ・オハイオ州の愛称(英辞郎)

2014/08/19 ハイパーソーラー社、国際的な水素燃料の前進を歓迎する(HyperSolar, Inc.)

〔訳注〕日光と水を使って再生可能な水素を生成する技術の開発者であるハイパーソーラー社(HyperSolar, Inc.)は本日、さらに前進させ、意味のある水素燃料電池の発展について、諸外国における水素の成長の重要性について見解を発表した。ちょうど2カ月の間に、日本、デンマーク、英国は重要な技術的躍進を発表した。日本は6月に、野心的な燃料電池自動車と水素エネルギーの商業化を打ち出した。エア・リキッド社(Air Liquide)はデンマークに、欧州委員会(European Commission)の支援のもとに4基の水素ステーションを建設する。イギリスの科学技術施設協議会(Science and Technology Facilities Council:STFC)の研究者は、水素燃料の生成・貯蔵とコストがより現実的になるだろうと発表した。

2014/08/19 マントラ社、研究チームの一層の拡充を発表(mantra)

〔訳注〕マントラ・ベンチャー・グループ社(Mantra Venture Group Ltd.)とその子会社のマントラ・エナジー・オルタナティブ社(Mantra Energy Alternatives)は、二人の新スタッフの加入を発表した。ブリティッシュ?コロンビア大学(University of British Columbia:UBC)のアシュウィン・Usgaocar(Ashwin Usgaocar)博士と、ノルウェーのベルゲン大学(University of Bergen)そしてスタンフォード大学(Stanford University)のクリスティーナ・Gyenge(Christina Gyenge)博士はバンクーバー(Vancouver)の新工場のチームに加わった。

■09月20〜22日のWEB LINK NEWS
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2014/09/20 20日の朝刊(都内最終版)☆2(時事通信)
【日刊自動車】
◆ホンダ、FCV戦略を加速 水素ステーション 25分の1に小型化 車両普及を後押しへ(1)
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20140920-00000001-jijnb_he-nb

2014/09/20 住友林業、住まいづくりを総合的に体感できる博覧会 大阪・梅田で開催(SUUMOジャーナル)

 住友林業株式会社(本社:東京都千代田区)は、「まるごと体感!人と地球にやさしい家づくり」をテーマに、住まいづくりを総合的に体感できる博覧会「うめだ住まい博 2014」を大阪・梅田で2014年10月18日(土)?11月16日(日)の1か月間開催する。

 また、賃貸住宅経営・土地活用、分譲住宅、住まいの外構・造園など、住友林業グループの総合力を活かした、家づくりのすべてがわかる展示コンテンツを用意。さらに、太陽光発電システムと家庭用燃料電池「エネファーム」によるダブル発電コーナー、将来のメンテナンス費用も踏まえ家づくりを提案するLCC(ライフサイクルコスト)コーナーなど、住まいづくりを体感できるコーナーや住宅に関するイベントを多数予定している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140920-00069859-suumoj-life

2014/09/20 テスラ「モデルS」納車開始!注目の最新電気自動車はこの4台(clicccar)

 今後の自動車業界は、EVと燃料電池車の次世代自動車が激しく火花を散らしそうですが、現状ではEVの方が一歩リードしていますね。政府は、高速道路を長距離乗った場合、利用料金の一部補助を検討しています。目的はEVの普及です。電気スタンドも徐々に普及しており、今後、EVを選択する人が増えそうな予感がします。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140920-00010005-clicccarz-bus_all

2014/09/21 スマートハウス市場の過熱化!!今後の動向は如何に!?(ZUU online) スマートハウスは、制御系となるHEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)やスマートメーター、エネ系の太陽光発電や燃料乾電池、省エネ系のスマート家電やヒートポンプ給湯器、畜エネ系の充電池、そして本体となる住宅で構成され、これら全ての製品でスマートハウス市場が形成されます。この市場の参入業種はハウスメーカーから、家電、電機、通信、さらには自動車メーカーなど幅広い業種が含まれ、これらの代表的な企業には以下のような名前が挙ります。

 ミサワホーム、三井ホーム、東日本ハウス、住友林業、ヤマダエスバイエルホーム、パナホーム、大和ハウス工業、積水ハウス、エプコ、旭化成、ダイキン工業、日立製作所、東芝、三菱電機、NEC、パナソニック、シャープ、トヨタ自動車、三菱自動車、KDDI、東京電力、ヤマダ電機。ご覧頂いてお分かり頂けますように、各業種の大手企業のほとんどがこの市場に参入しています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140921-00000013-zuuonline-bus_all

2014/09/22 東芝燃料電池システム、「エネファーム」累計出荷台数50,000台を達成(SUUMOジャーナル

 東芝燃料電池システム株式会社が2009年に販売を開始した1kW級家庭用燃料電池「エネファーム」の累計出荷台数が、2014年9月19日、50,000台を達成した。

 同社の累計出荷台数50,000台達成は、同社機の総合効率や耐久性に加え、都市ガス・プロパンガス・国産天然ガスなどの多種の燃料が使用可能であること、発電中に停電しても運転を継続する自立運転機能を搭載したモデルを発売するなど、様々な技術が評価された結果といえる。

 同社は今後も、小型で高効率なエネファームの一般家庭への普及に向け、停電時に停止していても発電を開始するエネファームをはじめ、集合住宅向けエネファーム、純水素型燃料電池の開発を積極的に進め、さまざまなラインアップの商品を提供していく。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140922-00069891-suumoj-life

2014/09/22 自動車メーカー編 | 業界トレンドNEWS(就職ジャーナル)
■ 次世代自動車について整理しておこう
燃料電池自動車
水素と酸素の化学的反応でエネルギーを得る燃料電池を搭載し、モーターを動力に使って走る自動車のこと。走行時に排ガスを出さず、水だけを出す。
■ この業界とも深いつながりが <IT系企業と協力するケースが増加か?>デジタル家電
エコカーに搭載する燃料電池や蓄電池をデジタル家電メーカーが開発するケースも
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140922-00000002-sjournal-soci

2014/09/22 「FCV」が究極のエコカーなら「EV」だって負けてない?(clicccar)

 イーロン・マスクCEOによれば、水素ガスを作るのに要するエネルギーはFCVの燃料電池から得られるエネルギーよりも多く、信頼性が高い再生可能エネルギーで発電可能なEVと比較すれば、FCVにはエコカーとしての勝ち目が無いとの考えを示しています。

 一方でトヨタは今年6月、年内にFCVを700万円程度で発売することを表明、ホンダも今月に入って2015年度内にFCVをトヨタと同価格帯で発売することを公表しました。

 両社ともにFCVの実勢価格を政府からの補助金を加味して500‐600万円に抑える意向で、水しか排出せず、600km以上の航続距離と、3分程度と短いクイックチャージでガソリン車にヒケをとらないFCVを「究極のエコカー」と位置付けています。

 これは一般的なEVの航続距離がガソリン車の半分にも満たないことや、充電に多くの時間を要することが根拠になっており、裏を返せば両社ともに現時点ではEVの航続距離を決定するバッテリーの技術革新に目処が立っていないことを物語っています。

 ではユーザー目線に立って経済性でFCVとEVを比較するとどうなのでしょうか。

 電気代は元々ガソリンに比べて圧倒的に安いというメリットが有る一方、水素はガソリンと同等以下の価格になるとの予想。

 一般的なガソリン車が満タンで600km程度走行するとすれば、「リーフ」が同距離を走行するのに3回注ぎ足し充電しても費用が900円程度と格安なのは明らか。

 となると、水素が電気代並みにならない限り、経済性ではEVの圧勝でしょう。にも拘わらず「FCV」が「究極のエコカー」とされる所以は、クルマにとって必要な商品性を環境面への配慮を含めて高い次元で成立させているため。

 自動車各社が世界屈指のテクノロジーとも言える「FCV」の開発を急ぐ一方で、「次世代バッテリー」開発の手を緩めないのは「EV」の将来性が念頭に有るからこそ。

 「バッテリー容量」の大幅拡大がEVのみならず、ひいては「FCV(別名FCEV)」にもメリットをもたらすからに他なりません。

 その意味では「テスラ」のマスクCEOが言うように、「EV」もバッテリーに技術革命が起きた際には将来「究極のエコカー」に成り得る可能性を十分に秘めているのです。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140922-00010000-clicccarz-bus_all

2014/09/22 EV一番塾、緊急講演会を9月27日開催…FC車普及の検証とメルセデス新型PHVレポート(レスポンス)

 日本EVクラブは、第2回EV一番塾「緊急講演会」を9月27日、日本科学未来館(東京お台場)にて開催する。

 EV一番塾は、より深くEVを学びたい人たち、超小型車を検討したい人たちに向けて開催するもの。今回の緊急講演会では「本当に燃料電池車は普及するのか & メルセデスベンツ S500PHEV試乗報告と詳細解説」を開催する。

 燃料電池車は大きな可能性を持っているが、課題も多く、普及はしないという識者も多い。今回の緊急講演会では、燃料電池車が普及するのかどうか、さまざまな角度から検証する。さらに、舘内代表が9月に独メルセデス本社で試乗した、新型プラグインハイブリッド車『S500 PHEV』の報告と詳細な解説も行う。
 参加費は5000円、日本EVクラブ会員は4500円。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140922-00000023-rps-ind

■海外ニュース
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<報告書/市場調査>
●汚染物質を出さない燃料電池の強み(2014年04月)

 クリアエッジ・パワー社(ClearEdge Power)は、基幹電源と分散電源に連続して電力を提供する燃料電池の11頁の新しい報告書を公表した。これは、燃料電池の環境保護と経済効率に焦点を充てている。
http://www.clearedgepower.com/downloads/files/whitepapers/Green_Edge_of_Fuel_Cells.pdf

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆(株)エネルギーフォーラム/SSK共催セミナー【再掲】
<経済産業省/東京ガス/トヨタ自動車>
水素社会実現へのロードマップ
◇内容
<1>【基調講演】水素社会の実現に向けた取り組みの加速

  星野 昌志氏(経済産業省 資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部 燃料電池推進室 室長補佐)
<2>エネルギー事業者が目指す水素社会実現に向けた取り組み

  石倉 威文氏(東京ガス株式会社 技術開発本部 技術戦略部 水素ステーショングループ GM)
<1>燃料電池自動車「市場投入」で実現する環境都市の世界
  近藤 元博氏(トヨタ自動車株式会社 総合企画部長)
◇日 時:9月29日(月)午後2時?午後5時
◇会 場:新橋愛宕山東急イン(東京都港区愛宕1?6?6)
◇受講料:1名につき 32,400円(税込)

  同一団体より複数ご参加の場合、2人目以降 27,000円(税込)
◇参加申し込みは https://www.ssk21.co.jp/seminar/S_14273_input.html
◇主 催:株式会社 新社会システム総合研究所
◇問い合わせ・申し込み:株式会社 新社会システム総合研究所

  TEL 03?5532?8850 FAX 03?5532?8851
  http://www.ssk21.co.jp/seminar/S_14273.html

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