燃料電池ワールド Vol.1709 (2014/08/22 08:37)

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□燃料電池ワールド Vol.1709
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■2014年08月22日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

※8月25、26日号は休刊します。次号は8月27日(水)になります。

■世界のヘッドライン(08月02日)
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2014/08/02 トヨタ、新しい燃料電池自動車の名前に「ミライ」を計画(Bloomberg)

〔訳注〕トヨタ自動車(Toyota Motor Corp.)は、6万9000ドルの燃料電池自動車に、将来を表す日本語の単語「ミライ(Mirai)」という名前を計画している、と問題に精通している関係者は言った。その関係者は、決定が公表されていないので匿名を条件に明らかにした。トヨタの広報担当者ダニー・チェン(Danny Chen)は、米国でトヨタによって商標登録がされている「ミライ」についてコメントを拒否して、「車の名前は販売されるときまで秘密である」と述べた。表記は明らかになっていない。

■08月21日のWEB LINK NEWS
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2014/08/21 汚染水対策や地域再生に重点=概算要求は12.6%増―経産省(時事通信)

 経済産業省の2015年度予算概算要求の概要が20日、判明した。要求額は、一般会計とエネルギー対策特別会計を合わせて14年度当初予算比12.6%増の1兆3623億円。東京電力福島第1原発の廃炉作業や放射能汚染水対策、燃料電池自動車の普及促進事業に重点を置くほか、地域経済を担う中小企業への支援を充実させる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140821-00000010-jij-pol

2014/08/21 太陽エネルギーで水素を作る「人工光合成」、2022年に実証試験へ(スマートジャパン)

 エネルギーに関する技術開発の将来計画を政府がロードマップにまとめた。2050年を目標に「高効率石炭火力発電」から「メタンハイドレート」まで19分野の施策を集約した。注目すべきは太陽エネルギーで水素を製造する「人工光合成」で、実用化に向けた実証試験を2022年に始める計画になっている。

 19分野にわたるロードマップの中で、具体的な実行スケジュールを明確にしたのは「人工光合成」だけだ。人工光合成は太陽エネルギーを利用して水から水素と酸素を作り、さらに水素と二酸化炭素から有機化合物を作る技術である。国内ではパナソニックが人工光合成でメタンを生成するシステムの開発に成功している。

 ロードマップでは水素と二酸化炭素から有機化合物を作るのに必要な「合成触媒」の開発が先行して、2017年に実証試験を開始できる見込みだ。一方で太陽エネルギーを利用して水から水素を製造するための「光触媒」、さらに水素を安全に分離するための「分離膜」の開発を進めて、2022年に全体を組み合わせた総合的な人工光合成の実証試験に着手する。

 人工光合成を実用化できると、二酸化炭素を消費して地球温暖化の防止に生かせるほか、燃料電池の原料になる水素を効率よく製造できるようになる。水素に関しては「燃料電池自動車」「水素製造」「水素輸送・貯蔵」「水素利用」の4分野でロードマップを策定した。いずれの計画も6月に公表した「水素・燃料電池戦略ロードマップ」と同様の内容である。
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20140821-00010000-biz_it_sj-nb

2014/08/21 横浜のベンチャー企業が硬いアイスが食べやすいスプーンを開発?宇宙開発技術を応用 /神奈川(みんなの経済新聞ネットワーク)

 横浜のベンチャー企業「CSイノベーション」(横浜市中区山下町24)が、硬いアイスもさっとすくえて食べやすい宇宙開発技術を応用したアイスクリームスプーン「スペースマイスタースプーン」を開発した。

 CSイノベーションは、エンジニアリング商社出身の代表取締役筒井雅夫さんが2011年9月に設立。宇宙開発技術を活用して、放射線線量計、燃料電池を動力源としたUVA(無人航空機・Drone)、発泡スチロール製コンポストなどの開発、製造、販売を手がけている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140821-00000047-minkei-l14

2014/08/21 住宅エネ管理事業拡大、パナ HEMS販売60億円へ(産経新聞)

 パナソニックは21日、電力エネルギーの見える化に加え、家電の自動制御などを行い節電するHEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)事業を拡大すると発表した。平成28年の電力小売り自由化に伴い、各家庭で電力会社や料金メニューを自由に選択できるようになるのを商機ととらえ、関連製品の充実と普及活動を強化する。

 同社のHEMSは現在、パナソニック製品のみ接続可能だが、27年度以降、他社の太陽光や燃料電池、照明器具などとも接続できるようにする計画だ。

 同社の調査では、HEMSの認知度は2割程度。このため、HEMSの仕組みをわかりやすく紹介する移動ショールーム「スマートHEMSトラック」を6台配備し、全国各地の展示会などに出展するほか、工務店などプロ向けにHEMSに関する研修などを行う拠点「スマートHEMSスタジオ」を名古屋や熊本など全国11拠点で開設する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140821-00000557-san-bus_all

2014/08/21 給湯器が変われば未来も変わる? 省エネ&お財布にやさしい「エコジョーズ」(マイナビニュース)

 省エネ型ガス機器や同プロジェクトについて、日本ガス体エネルギー普及促進協議会事務局の一般社団法人日本ガス協会の富岡繁さんと、一般財団法人ベターリビングの堤雄大さんに話を聞いた。
○環境保全に一役「ブルー&グリーンプロジェクト」

 「エコジョーズ」のほか、発電と給湯ができるガスコージェネレーションシステム「エネファーム」「エコウィル」など、従来製品に比べてCO2排出量を抑えられる製品の普及とともに、植樹活動を支援する取り組みがある。一般財団法人ベターリビングが主催する「ブルー&グリーンプロジェクト」だ。"ブルー"はガスの炎を、"グリーン"は森林をイメージしている。

 「2006年6月から今年の3月までは第一ステージとして、省エネ性の高い対象機器1台の普及につき1本の植樹活動をベトナムで行ってきました。プロジェクトの活動を通して、省エネ機器の普及と森林増加によるCO2の削減や、また、植樹地域での林業雇用の創出による地域住民の生活水準の向上に役立てたことも嬉しく思っている」(堤さん)

 機器の普及と植樹した樹木の成長により、年間約105万トンのCO2削減効果があがった。日本の一般家庭の年間CO2排出量は約5万トンといわれており、20万世帯あまりの年間CO2に相当する量だ。

 「もちろん木を植えることも大事ですが、樹木の成長によるCO2吸収量よりも、対象機器の普及によるCO2削減効果のほうがはるかに大きい。省エネ機器の普及の大切さをあらためて感じています」(堤さん)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140821-00000120-mycomj-life

■海外ニュース
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<燃料/貯蔵>
●エア・プロダクツ社、ホンダの新しい燃料ステーションを開設し、日本の市場を巡り日鉄住金と提携(2014年02月27日、03月10日)

 エア・プロダクツ社(Air Products)は、カリフォルニア州トーランス(Torrance)にあるホンダ(Honda)の研究開発本部で新しい水素燃料ステーションを開設した。これは、「スマート・フュエル(SmartFuel〓)」という商標のステーションで、わずか7カ月で完成した。エア・プロダクツ社はまた、日鉄住金パイプライン&エンジニアリング株式会社(Nippon Steel & Sumkin Pipeline & Engineering Co. Ltd.)とともに、日本の水素燃料インフラ市場の開発に向けて協力し、長期的なマーケティングと供給契約の合意に向けて努力している。
http://www.airproducts.com/company/news-center/2014/03/0310-air-products-newest-hydrogen-fueling-station-filling-vehicles-at-honda.aspx
http://www.airproducts.com/company/news-center/2014/02/0227-air-products-and-nippon-steel-sign-agreement-for-hydrogen-fueling-station-work-in-japan.aspx

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆福岡水素エネルギー戦略会議 平成26年度 研究分科会【再掲】

 福岡水素エネルギー戦略会議では、水素に関連する様々なテーマをもとに、研究分科会を開催します。各分野の第一線で活躍中の方々を講師としてお招きするとともに、講師や参加者の方々との情報交換の時間も設けておりますので、是非、自社の製品開発などにご活用ください。皆様の参加をお待ちしております。
【水素燃焼・安全評価に関する研究分科会/燃料電池要素研究分科会】

 (同時開催)公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター 公開セミナー
◇日 時:8月29日(金) 13:00?17:30
◇場 所:公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター(糸島市富915-1)
◇プログラム: http://www.f-suiso.jp/info/9095.html
◇受講料:無料(※交流会費 2000円)
◇定 員:50名
◇申込期限:8月26日(火)≪定員に達し次第、受付を終了。お申し込みはお早めに≫
◇お申し込みはこちらから↓
   http://www.f-suiso.jp/info/9095.html
◇お問い合わせ:九州大学水素エネルギー国際研究センター 甲野

   TEL:092?802?3303  Mail : info@h2.kyushu-u.ac.jp
◇主 催:福岡水素エネルギー戦略会議
     公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター

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