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□燃料電池ワールド Vol.1707
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■2014年08月20日発行
◆燃料電池NPO pemdream
■世界のヘッドライン(07月31日)
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2014/07/31 フュエルセル・エナジー社、NRGエナジー社との戦略的資金調達契約を発表(Fuelcell Energy)
〔訳注〕フュエルセル・エナジー社(FuelCell Energy, Inc.:FCEL)は、NRGエナジー社(NRG Energy:NRG)とのこれまでの関係が多様で深いものになると発表した。それは、NRGエナジー社がフュエルセル・エナジー社の普通株に3500万ドルの投資を行い、そして、フュエルセル・エナジー社がプロジェクトの開発に使うためにNRGエナジー社の新しい4000万ドルの融資枠の設立を含むもの。NRGエナジー社は現在、この取引に先立ち所有している240万株を含むフュエルセル・エナジー社の普通株の約1700万株、または6%を所有する。
2014/07/31 信頼できる水素エネルギー源のためのランド・テクニカル・サービス社の解決策(rts)
〔訳注〕南アフリカ共和国のツワナ(Tshwane)に活動の拠点を置くランド・テクニカル・サービス社(Rand Technical Services:RTS)は、ノルウェー資本のNELハイドロゲン社(NEL Hydrogen)のP-60加圧水電解装置(P-60 pressurised electrolyser unit)の普及と一般的な条件に対する解決法を市場に提供する。ランド・テクニカル・サービス社の会長イアン・フレイザー(Ian Fraser)は、「この種の製品の市場は明確な必要性がある。NEL社の水素生成用アルカリ電解装置P-60ユニットは産業界の幅広い範囲の利益になる。後にNELハイドロゲン社という名前になったノルスク・ハイドロ電解槽社(Norsk Hydro Electrolysers)と同社の関係は1996年から続いている」と語った。
2014/07/31 2050年には水素エネルギー市場は8兆円になるという報告(Kyodo News)
〔訳注〕7月30日付けのBloomberg Newsと同じ内容の共同通信社による記事。
2014/07/31 H2イントラドライブ研究プロジェクト、オンラインに(Now)
〔訳注〕H2イントラドライブ研究プロジェクト(H2 Intradrive research project)は今、オンラインで行われている。ドイツの「水素と燃料電池技術のための国立イノベーション・プログラム(National Innovation Program for Hydrogen and Fuel Cell Technology)」のもとでドイツ運輸・建設・都市計画省(German Federal Ministry of Transport, Building and Urban Development)によって資金が提供されている研究プロジェクト「H2イントラドライブ(H2IntraDrive)」には、水素駆動の工業用トラック車両の利用や燃料電フォークリフト、グリーン水素の使用および費用対効果の調査が載っている。URLは、www.h2intradrive.de 。
■08月19日のWEB LINK NEWS
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2014/08/19 日本が競争力持つ「燃料電池車」 市場開拓の動き=中国メディア(サーチナ)
中国メディアの中国新聞社は17日、日本はハイブリッド自動車の次の市場として、水素による燃料電池車に狙いを定めたとし、「日本は燃料電池車の市場開拓に向けて動き出している」と伝えた。
記事は、東京工業大学の柏木孝夫教授が日本記者クラブで語ったことを引用し、「日本政府はすでに燃料電池車の普及に向けた戦略を打ち立てており、今後は急速に燃料電池車が普及する見通し」と論じた。
さらに、日本政府の燃料電池車の普及に向けた計画として、2015年に燃料電池車を市場に投入し、16年には燃料電池を搭載したバスを投入するほか、2020年の東京五輪前後には燃料電池車の価格を現在のハイブリッド車と同等まで引き下げる方針などと伝え、「日本は世界に先駆けて燃料電池車の市場開拓と普及を行う」と報じた。
また、日本のエネルギー白書には「水素エネルギー社会の実現という文言も明確に記されている」とし、13年末には産学官連携による「燃料電池実用化推進協議会」も立ち上げられたと伝えた。
続けて、柏木孝夫教授の考えとして、「日本は燃料電池車の分野における特許申請件数は世界1位であり、日本が強い競争力を持つ分野」と指摘。さらに、日本が市場開拓を行うことで世界の市場をいち早く押さえることができると論じた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140819-00000026-scn-bus_all
2014/08/19 燃料電池自動車(FCV)普及に向け「ふくおかFCVクラブ」設立 /福岡(みんなの経済新聞ネットワーク)
福岡県は地元経済界や企業、大学などと燃料電池自動車(FCV)の導入促進活動などを行う「ふくおかFCVクラブ」を設立し、エルガーラホール(福岡市中央区天神1)で8月19日、キックオフイベントを開いた。
搭載した燃料電池で水素と酸素の化学反応により発電させた電気を使って走るFCV。年末から来年初めにかけてFCVの市販が始まるのを前に、福岡県を官民一体でFCVの普及拠点にしようと取り組むもの。同ホールではFCVについての基調講演が行われたほか、ホール前のパサージュ広場では市販されるFCV販売モデルや水素ディスペンサー模型などが展示された。
同クラブは今後、運転試乗会やFCVについての普及促進セミナー、自治体や企業へのFCVの導入の呼び掛けなどを行っていくという。同クラブの代表を務める麻生泰九州経済連合会会長は「福岡から全国に広がるような活動を展開していきたい」と話す。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140819-00000056-minkei-l40
■海外ニュース
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<定置用電源>
●フュエルセル・エナジー社、トリ・ジェネレーション式燃料電池のためにエネルギー省から280万ドルの助成を受ける(2014年03月07日)
フュエルセル・エナジー社(FuelCell Energy)は、コネチカット州トリントン(Torrington)の自社の製造工場に水素と電気、熱を発生させる三つのエネルギー供給システムの燃料電池「DFCーH2〓」を設置するために、米国エネルギー省の先進製造技術局(Advanced Manufacturing Office)の280万ドルの助成金の継続を受け取った。
http://fcel.client.shareholder.com/releasedetail.cfm?ReleaseID=831281
■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆福岡水素エネルギー戦略会議 平成26年度 研究分科会【再掲】
福岡水素エネルギー戦略会議では、水素に関連する様々なテーマをもとに、研究分科会を開催します。各分野の第一線で活躍中の方々を講師としてお招きするとともに、講師や参加者の方々との情報交換の時間も設けておりますので、是非、自社の製品開発などにご活用ください。皆様の参加をお待ちしております。
【水素燃焼・安全評価に関する研究分科会/燃料電池要素研究分科会】
(同時開催)公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター 公開セミナー
◇日 時:8月29日(金) 13:00?17:30
◇場 所:公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター(糸島市富915-1)
◇プログラム: http://www.f-suiso.jp/info/9095.html
◇受講料:無料(※交流会費 2000円)
◇定 員:50名
◇申込期限:8月26日(火)≪定員に達し次第、受付を終了。お申し込みはお早めに≫
◇お申し込みはこちらから↓
http://www.f-suiso.jp/info/9095.html
◇お問い合わせ:九州大学水素エネルギー国際研究センター 甲野
TEL:092?802?3303 Mail : info@h2.kyushu-u.ac.jp
◇主 催:福岡水素エネルギー戦略会議
公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター
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