燃料電池ワールド Vol.1687 (2014/07/23 08:52)

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□燃料電池ワールド Vol.1687
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■2014年07月23日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

※昨日配信した号は、号数、日にちが間違っていましたので訂正します。正しくは、「Vol.1686 2014年07月22日発行」です。

■世界のヘッドライン(07月04日)
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2014/07/04 日本、水素導入のロードマップを発表(Nikkei BP CleanTech Institute)

〔訳注〕日本の経済産業省(Ministry of Economy, Trade and Industry:METI)が設置した水素・燃料電池戦略協議会(Hydrogen/fuel Cell Strategy Council、柏木孝夫議長・東京工業大学教授)は、「水素・燃料電池戦略ロードマップ(Hydrogen/fuel Cell Strategy Roadmap)」を発表した。このロードマップは、燃料電池を用いた水素ベースの技術の導入について、三つのステップとそれぞれの目標を設定して記述している。

2014/07/04 グローブ・テレコム社、燃料電池で働く非常用電源をセル・サイトに装備する(Globe Telecom)

〔訳注〕イギリスのグローブ・テレコム社(Globe Telecom)は、自然災害の襲来のような危機的状況の間に電気通信事業の配信を保証する最も重要なものとして確認しているセル・サイト(移動通信網における基地局:英辞郎)に非常用電源を提供できる燃料電池システムの本格展開を行っている。このような動きは、昨年9月にフィリピン中部で大規模な壊滅状態の原因となったハイエン(Haiyan)のような強力な台風の猛襲につづくネットワークを防備する企業努力と歩調を合わせている。台風ハイエンによって引き起こされた壊滅状態の厳しい経験は危機的状況の間、不特定多数だけでなく個人的な危機管理サービスでも通信の継続性を維持するために非常用電源の信頼できる拡張された継続期間の能力の必要性を強調している。グローブ・テレコム社は、国内および国際的な顧客の移動または固定回線ネットワークを通して、音声、SMS(ショート・メッセージ・サービス)、データ製品、インターネットおよびデータセンターに関連する活動を提供するために、ISO 22301:2012の承諾について企業規模の認証を所得した。この証明書は英国規格協会(British Standards Institute)が発行し、認証機関の英国認定サービス(United Kingdom Accreditation Services:UKAS)によって承認された。

2014/07/04 ポスコ・エナジー社、日本の燃料電池市場に狙いを設定(Yonhap)

〔訳注〕ポスコ・エナジー社(POSCO Energy Co.)は本日、日本が最初に体験した、環境に配慮した効率的なエネルギー源に対する需要の高まりを見せている家庭用燃料電池の経験をもとにして世界燃料電池市場に向かっていると語った。同社はこのほど、天然ガスやバイオガス、石炭ベースの発電所のために設計されている二つの種類の溶融炭酸塩型(molten carbonate)燃料電池を紹介する事業説明会を東京で行った。3000世帯に電力を提供することができる1基の2.5MW級燃料電池設備は、バスケットボール・コートくらいのスペースを必要とする。ポスコ・エナジー社は昨年の3000億ウォンから、2020年には2.5兆ウォン(約24億米ドル)の燃料電池の販売をめざし、アジアと中東へ事業拡大を予定している。現在は、韓国の26カ所で総容量146MWの燃料電池発電所を運営していて、今年後半にはインドネシアで300kW級の燃料電池発電所を建設する。

■07月21日のWEB LINK NEWS
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2014/07/21 <愛知県>トヨタ燃料電池車の普及支援 税免除など(毎日新聞)

 愛知県の大村秀章知事は22日、トヨタ自動車が年度内に国内販売を始める燃料電池車(FCV)の普及支援策を定例記者会見で発表した。購入者の自動車税を一定期間免除し、県も2台を公用車として購入する。

 県によると、FCVについて県税である自動車税を最大5年11カ月分(計17万4500円)免除。さらに、低公害車導入促進を目的とした県独自の中小企業向け補助事業の対象にする。県は「都道府県レベルでの同様の支援策は聞いていない」としている。

 予算規模などは販売の具体化に合わせて決める。県庁西庁舎駐車場に移動式水素ステーションを整備することが既に決まっている。

 22日は、トヨタの毛利悟専務役員らが大村知事を表敬訪問。試乗車のハンドルを握った大村知事は「乗り心地は良かった。あとは水素の供給ステーションを増やし、車両価格をどれだけ安くできるかだろう」と語った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140722-00000094-mai-soci
※写真あり

■海外ニュース
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<輸送>
●ウォルマート社、プラグパワー社から大量の複合パッケージ「ゲンキー」を購入(2014年02月10日)

 プラグパワー社(Plug Power Inc)はウォルマート・ストアーズ社(Walmart Stores, Inc.)から、北米の6カ所の配送センター用に複合パッケージ「ゲンキー(GenKey)」の購入を受注した。この注文には、2年間で配備される1738基の燃料電池ユニット、水素燃料供給と貯蔵施設の「ゲンフュエル(GenFuel)」、そして各センターでの6年間の保守サービス「ゲンケア(GenCare)」が含まれる。
http://www.plugpower.com/news/pressreleases/14-02-10/PLUG_POWER_RECEIVES_MULTI-SITE_GENKEY_ORDER.aspx

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