燃料電池ワールド Vol.1684 (2014/07/17 10:03)

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□燃料電池ワールド Vol.1684
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■2014年07月17日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

■世界のヘッドライン(07月01日―2)
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2014/07/01 ハイパーソーラー社、水素生成の連続時間達成を報告(HyperSolar)

〔訳注〕ハイパーソーラー社(HyperSolar, Inc.)は、太陽エネルギーを効率的に水素に変換することを目標にしている。同社は本日、ワイヤレス太陽光発電を動力源とする粒子を臭素電極に適用した170分の間、特許出願中のポリマー塗膜(Polymer Coating)は再生可能水素の連続した生成を行ったと発表した。この試験は、同社の研究チームがカリフォルニア大学サンタバーバラ校(University of California, Santa Barbara:UCSB)で行った。

2014/07/01 ハイギア社、水素生成システムを日本に出荷(HyGear)

〔訳注〕ハイギア社(HyGear)は、日本に水素生成システムを出荷した。このシステムは日本の規格と法律に適合して、委託されて運営される。日本は、水素を代替および再生可能エネルギー源として注目している最も先進的な市場の一つである。水素生成システムは、燃料電池自動車の水素充てんステーションとして機能するように設置される。

2014/07/01 ハイナイン社、メタノール系水素発生器のHGSーCシリーズを展開(HY9)

〔訳注〕6月24日付けのハイナイン社(Hy9 Corporation)の記事の再論。

■07月16日のWEB LINK NEWS
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2014/07/16 16日の朝刊(都内最終版)☆1(時事通信)
【1面トップ】
〔日経〕水素ステーション100カ所 JX、燃料電池車向け 18年度めど 政府、補助金で普及後押し
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20140716-00000000-jijnb_he-nb

2014/07/16 茂木経済産業相がトヨタFCVを試乗したワケは?(clicccar)

 そうしたおり、7月15日に茂木経済産業大臣が愛知県豊田市のトヨタ本社テクニカルセンターを視察訪問しました。

 茂木大臣は豊田章男社長らによる車両概要説明の後、テストコースでFCVを試乗。

 政府はFCVへの補助金の支給を検討しており、前日には東京都の舛添知事が2014年度中に市販が始まるFCVについて、購入補助金の創設を検討する考えを明らかにするなど、いよいよ2020年の東京オリンピックでの世界アピールに向けて、官民一体となった動きが顕著になって来ました。

 補助金が支給されればFCVの実勢価格は600万円前後となる見込みで、ほぼかねてからの予想価格に落ち着く見込みとされています。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140716-00010001-clicccarz-bus_all

2014/07/16 日本株3日ぶり反落へ、米モメンタム銘柄に警戒感?IT売り(Bloomberg)

 7月16日(ブルームバーグ):東京株式相場は3日ぶりに反落する見通し。前日の米国市場でソーシャルメディアなど値動きの良いモメンタム銘柄の先行きに懸念が広がり、日本でもIT関連を中心とした小型、新興市場株に売りが先行しそうだ。市場全体の売買代金が低調にとどまる中、短期資金は水素関連など材料銘柄に流れる可能性がある。

 東証1部市場では、前日に続き水素関連銘柄がにぎわう可能性がある。16日付の日本経済新聞朝刊は、JX日鉱日石エネルギーが燃料電池車に燃料を供給する水素ステーションを2018年度をめどに100カ所設置する、と報じた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140716-00000020-bloom_st-bus_all

2014/07/16 【新聞ウォッチ】池袋暴走から3週間、脱法ドラッグ「指定薬物」にスピード指定(レスポンス)
●水素ステーション100か所、JX、燃料電池車向け、18年度めど、政府、補助金で普及後押し(日経・1面)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140716-00000013-rps-game

2014/07/16 岩谷産は連日で高値更新、JXの水素ステーション100カ所設置報道で思惑(サーチナ)

 岩谷産業、三菱化工機、中国工業などが買われている。岩谷産は東証1部で値上がり率上位に浮上。一時51円高(6.46%高)の840円を付け、連日で年初来高値を更新した。

 JXホールディングス傘下のJX日鉱日石エネルギーが18年度をメドに燃料電池車へ燃料の水素を供給する水素ステーションを100カ所設置すると16日付日本経済新聞が報じ、JXの株価が反発。岩谷産など水素関連銘柄の一角にも買いが波及した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140716-00000132-scn-biz

20140716 うわさ:アップルが燃料電池のIntelligent Energy と提携、MacBook やiPhone に搭載?(Engadget 日本版)

 アップルが、英国の燃料電池会社Intelligent Energy (IE)と秘密裏に提携したと、英Daily Mail が報じています。

 米国在住の複数の情報提供者によると、アップルとIE は、今後数年のうちに燃料電池システムをノートPC などのモバイル端末へ搭載することを目指すとのことです。

 またIE は昨年12月、「国際的なエレクトロニクス企業」とともに、米国の電池メーカーEveready から燃料電池に関する複数の特許を購入していますが、その企業がアップルであることを「IE の提携相手を知る情報提供者」が認めたとのことです。

 加えてDaily Mail は、IE のCOO がアップルで15年に渡りVP などを務めたJoe O'Sullivan 氏であることや、IE がアップル本社にほど近いカリフォルニア州サンノゼにオフィスを設置したことから、両社の関係が深まりつつあると述べています。

 なお提携についてのDaily Mail の問い合わせに対し、アップルとIE は回答を断っています。

 両社からの回答がないためあくまでうわさにすぎませんが、IE はロンドンの燃料電池タクシーや、スズキと共同開発した燃料電池スクーターなど外部との協業に積極的な会社です。また水素で発電するモバイルUSB 燃料電池 Upp など、小型燃料電池の開発にも力を注いでいます。

 一方のアップルも燃料電池駆動ポータブルコンピュータについての特許を出願するなど、燃料電池についての研究を続けているため、IE との提携もありえない話ではなさそうです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140716-00029866-engadget-sci

2014/07/16 JXエネが水素事業運営会社を設立(サーチナ)

 JXホールディングスは16日、傘下のJX日鉱日石エネルギーが水素事業運営会社「ENEOS水素サプライ&サービス」を設立すると発表した。設立年月日は10月1日。資本金は3000万円。15年3月期業績予想への影響は軽微とした。

 国内では、トヨタ自動車が水素で走る燃料電池車を年度内に市販する方針。JXエネは水素供給体制構築のため、ENEOSサービスステーション(SS)と一体型の水素ステーションを中心に整備を進めているが、新会社では空地の少ない都心部における水素供給を行う手段の一つとして、水素供給を単独で行う固定式ステーションと水素の需要場所に移動可能なステーションを展開する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140716-00000252-scn-biz

2014/07/16 水素関連市場、25年度に5200億円 次世代エコカーの本命(産経新聞)

 調査会社の富士経済は16日、次世代エコカーの本命とみられている燃料電池車(FCV)向け水素燃料や、その供給施設である水素ステーションなど、水素関連の国内市場が2025年度には、今年度の約26倍の5228億円まで拡大するとの調査結果を発表した。

 FCVはトヨタ自動車が今年度内、ホンダも来年中に販売を予定しており、急速な市場の伸びが期待される。

 内訳では、水素燃料市場はFCVが市販される今年度に立ち上がり、量産モデルの投入が予想される20年度以降に大きく伸びると予想。25年度は約9470倍の947億円に達すると予測した。

 水素ステーションの整備に用いる水素製造装置や蓄圧器などの関連機器市場も、ステーションの設置増加に伴って拡大し、25年度には約3倍の401億円まで増加するとみている。

 富士経済は「20年の東京五輪でもFCVやコージェネレーション(熱電併給)設備の活用が予想されており、注目は高まるだろう」と指摘している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140716-00000553-san-bus_all

■海外ニュース
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<ポータブル/バックアップ電源>
●リライオン社とアクタ社、北米市場の製品開発で協働 (2014年02月13日)

 リライオン社(ReliOn)とアクタ社(Acta S.p.A.)は、アクタ社の新しいバックアップ電源システムの製品発表と販売・促進活動のための幅広い協力協定を結んだ。この製品は23インチのラックで設計されていて、北アメリカで販売される。
http://www.relion-inc.com/news.asp#52

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆福岡水素エネルギー戦略会議総会・記念講演会【再掲】
このイベントには、総会・記念講演会ともに会員以外の方も参加できます。また、交流会も会費をお支払いいただければ参加できます。
◇日 時:7月23日(水)14:00〜18:00
◇場 所:ホテルニューオータニ博多
     (福岡市中央区渡辺通1-1-2 TEL(092)714-1111)
     *JR博多駅からバス約7分、天神からバス約5分

     アクセス http://www.kys-newotani.co.jp/hakata/info/access/index.html
◇次 第:
『福岡水素エネルギー戦略会議総会』 14:00〜15:00 《会場:鶴の間・東(4階)》
  会長挨拶 新日鐵住金株式会社 岩城正和取締役
  知事挨拶 福岡県 小川 洋知事
  来賓挨拶 九州大学総長、他
  議  事 戦略会議26年度事業計画 等
『特別講演』 15:10〜15:25 《会場:鶴の間・東(4階)》

 「福岡水素エネルギー戦略会議のこれまでの10年、これからの10年(仮)」

   東 義氏(日鉄住金パイプライン&エンジニアリング株式会社顧問) 『記念講演会』 15:25〜16:40 《会場:鶴の間・東(4階)》
 記念講演1「水素社会の実現に向けたロードマップ(仮)」

   戸邉 千広氏(経済産業省資源エネルギー庁燃料電池推進室室長)
 記念講演2「北九州水素タウン事業報告(仮)」

   粟津 幸雄氏(水素供給・利用技術研究組合タウン実証部長)

 記念講演3「水素の地産地消を目指した水素サプライチェーン構築の可能性(仮)」

   山崎 明良氏(三菱化工機株式会社新事業本部経営企画グループHygeiaチーム担当部長)
◇交流会 16:45〜18:00 《会場:飛翔の間(4階)》

  交流会の会費:当日、5,000円/人のご負担をお願いいたします。
◇プログラム詳細はこちら → http://www.f-suiso.jp/info/8888.html
※なお、当日は13時からロビーにて、九州大学や県内企業等のパネル展示・製品展示を行っております。ご興味のある方はお早めにお越しください。
◇申込み方法:準備の都合上、7月18日(金)までに以下の入力フォームからお申し込みください。フォームが開きますので、必要事項を入力して送信してください。

  https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20140523143356

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