燃料電池ワールド Vol.1664 (2014/06/19 08:47)

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□燃料電池ワールド Vol.1664
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■2014年06月19日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

■世界のヘッドライン(06月04日)
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2014/06/04 直接メタノール型燃料電池製造メーカーのオールジャ社、米国貿易開発局から資金を提供されるアフリカ通信市場の試験的プロジェクトを開始する

〔訳注〕米国貿易開発局(United States Trade and Development Agency:USTDA)は本日、南アフリカの通信塔に電力を供給するために、オールジャ社の直接メタノール型燃料電池(Direct Methanol Fuel Cells:DMFC)を含む実現可能性調査を行う企業にオールジャ・プロトニクス社(Oorja Protonics)を選んだことを発表した。貿易開発局はこの新提案でオールジャ社に87万2000ドルの資金を承認した。

2014/06/04 トヨタ自動車、12月中旬に水素燃料電池自動車の商業販売を始める予定(Japan Times)

〔訳注〕トヨタ自動車(Toyota Motor Corp.)は2015年早期の目標より早く、今年12月中旬に水素燃料電池自動車の商業販売を開始する計画で、今年末までに次世代グリーンカーを本格展開する。愛知県のトヨタの元町工場で月産数ダースの生産を検討している。燃料電池自動車は約800万円の価格で販売される可能性が高く、トヨタは2020年代におよそ300万から500万円に下げる予定である。

2014/06/04 初の「H2FC(水素・燃料電池)スーパージェン(H2FC SUPERGEN)」白書がロンドン・シティホールで発表(fuelcellworks)

〔訳注〕5月30日付けの「H2FC(水素・燃料電池)スーパージェン(H2FC SUPERGEN)」白書発表の記事の再論。

2014/06/04 バラード社、年次株主総会の取締役選任について発表(Ballard Power)

〔訳注〕バラード・パワーシステムズ社(Ballard Power Systems)は本日、2013年次株主総会をブリティッシュ・コロンビア州バーナビー(Burnaby)で開き、案内状に記載された候補者全員が選出された。

■06月18日のWEB LINK NEWS
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2014/06/18 都教委、専門家が指導する「東京ジュニア科学塾」中1-2募集(リセマム)

 東京都教育委員会は、未来の科学技術を担う人材を輩出するため、都内公立中学校の1、2年生を対象に「東京ジュニア科学塾」と、科学に高い関心を持つ中学2年生を対象に「東京ジュニア科学塾 専修コース」を実施する。

 「東京ジュニア科学塾 専修コース」は、科学に対して特に高い関心を持つ東京都内の公立中学校(中等教育学校前期課程を含む)に在籍する2年生を対象に、科学の専門家による指導を行い、その資質や能力をさらに伸ばす。7月20日(日)?2月1日(日)に全8回実施し、燃料電池の発電の仕組みやクロマグロの秘密、秋山仁先生による数学の理論などを学ぶ。全8回すべての日程に参加し、毎回の課題を提出する必要がある。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140618-00000004-resemom-life
※画像あり

2014/06/18 ソフトバンク子会社、車2台分のスペースで発電できる燃料電池システム(Impress Watch)

 Bloom エナジーサーバーは、都市ガスやバイオガスを燃料として発電するシステム。発電効率は60%で、分散型電源のため安定的にクリーンな電力を発電できるという。車2台分のスペースがあれば設置でき、24時間365日発電できる。ガスを燃料として発電しているため、天候の影響を受けない。

 また同社は、営業運転の開始に伴ない、Bloom エナジーサーバーで発電した電力を、外灯への給電や災害時用コンセントの電源として使用する。さらに、東京汐留ビルディングの地下駐車場に電気自動車用のEV充電スタンドを1基設置し、電気を無料で供給する。

 東京汐留ビルディングに設置されているBloom エナジーサーバーの本体サイズは9.1×2.6×2.1m(幅×奥行き×高さ)。本体重量は19.9t。設置面積は約60平方m。出力規模は約200kW。定格発電効率は60%超。

 ソフトバンクグループの代表である孫 正義氏は、Bloom エナジーサーバーの運用について、「2016年の電力小売り全面自由化に向けて、クリーンで安全な電力を、安価に提供していく。10年間、値上げなしの25円/kWhで提供する。発電にかかるガス代等のコストは、我々が払う。いずれは、一般家庭向けにも提供したい」とコメントした。また、将来的には、電力と通信事業をセットで提供できればと、自らの夢を語っていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140618-00000044-impress-ind

2014/06/18 トヨタ、6月25日に燃料電池車(FCV)開発の進捗状況について発表 / 14時から公式サイト、ニコニコ生放送、Ustreamでライブ中継(Impress Watch)

 トヨタ自動車は6月18日、現在開発中である燃料電池車(FCV)に関する進捗状況説明会を6月25日14時に開催すると発表した。説明会の模様は、公式サイト(http://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/3206884/ )、ニコニコ生放送(http://live.nicovideo.jp/watch/lv183220846 )、Ustream
http://www.ustream.tv/channel/toyota-jp )でライブ中継される。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140618-00000053-impress-ind

2014/06/18 日大理工学部、小学校高学年対象「くるま未来体験教室」7/5開催(リセマム)

 日本大学理工学部機械工学科主催のオープンラボ「くるま未来体験教室」が7月5日(土)13時より開催される。小学校高学年が対象で保護者の同伴も可能。募集定員は40名で事前の申込みが必要となる。

 未来のくるまの仕組みを体験できる同イベントは理工学部船橋キャンパスで行われ、教室での講義や交通総合試験路での本物の燃料自動車の同乗走行が体験できる(雨天などで屋外体験の変更もある)。

 教室内では、地球温暖化など環境問題やエンジンの仕組みなどの講義を受け、透明可視化エンジンを使ってエンジンの仕組みを実際に見たり、燃料電池キットカーを作ったり、実際の燃料電池車の試乗体験をしたりする。このように未来のくるまを体感しながら「ものづくり」の楽しさを学び、関心をもってもらうプログラムになっている。

 申込み方法は同学部のホームページ、または「くるま未来体験教室」パンフレットのQRコードを利用。小学校高学年対象で定員は40名、保護者も参加可能。雨天中止の場合もあるので連絡先を必ず記入のこと。問合せ、詳細は日本大学理工学部庶務課まで。
◆機械工学科主催オープンラボ「くるま未来体験教室」
開催日時:平成26年7月5日(土)13:00〜16:00
開催場所:日本大学理工学部船橋キャンパス
対象:小学生高学年(保護者同伴可能)
定員:40名
申込方法:理工学部ホームページより申し込む
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140618-00000010-resemom-life
※画像あり

2014/06/18 関西国際空港、第5平面駐車場に急速充電器を設置(レスポンス)

 関西国際空港は、第2ターミナルビルに併設する第5平面駐車場内に24時間利用可能なEV(電気自動車)急速充電器を1台設置したと発表した。

 同空港は「スマート愛ランド構想」を掲げ、EV充電器の整備、水素ステーション、CNGスタンドの設置やクリーンエネルギーによる発電に取り組むなど、人と地球にやさしい環境先進空港を目指している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140618-00000010-rps-bus_all

■海外ニュース
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<報告書/市場調査>
●2013年燃料電池のビジネス事例(2014年01月)

 非営利団体フュエルセルズ2000(Fuel Cells 2000)が、新レポート「2013年燃料電池のビジネス事例:信頼性、弾力性、節約性―燃料電池の新しい市場のいくつかに見れる特徴と消費者に提供する利益」を発表した。このレポートは、昨年のビジネスのすべての燃料電池の売上高と設置にも焦点を充てている。最高の新しい情報がたくさんあります。
http://www.fuelcells.org/pdfs/2013BusinessCaseforFuelCells.pdf

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆福岡水素エネルギー人材育成センター【経営者(燃料電池自動車)コース】【再掲】

 福岡水素エネルギー人材育成センターでは、水素エネルギー産業への参入を目指す意欲的な経営者等を対象とした、「経営者(燃料電池自動車)コース」を開催します。今回は、水素エネルギー分野の中の「燃料電池自動車」関連にスポットを当てた内容です。最新の技術動向に関する講演や、燃料電池自動車の試乗などを予定しております。水素エネルギー産業に興味をお持ちの企業経営者や幹部の皆様のご参加を、心からお待ちしております。
◇開催日:6月24日(火)
◇スケジュール 
 10:00〜12:00 燃料電池自動車運転試乗会(希望制)
 13:00〜16:55 講義
 17:00〜17:50 施設見学会(希望制)
 18:00〜19:00 交流会(希望制)  
◇場 所:水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)(福岡県糸島市富915-1)
◇プログラムはこちら↓
  http://www.f-suiso.jp/info/8712.html
◇受講料:3,000円(交流会 2,000円)
◇定 員:40名
◇申込締切:6月23日(月) (定員に達し次第受付を終了します。お申し込みはお早めに)
◇問い合わせ先:水素エネルギー国際研究センター 甲野
  TEL:092?802?3303 
  Mail : info@h2.kyushu-u.ac.jp 

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