燃料電池ワールド Vol.1653 (2014/06/04 08:30)

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□燃料電池ワールド Vol.1653
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■2014年06月04日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

■燃料電池関連イベント
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☆福岡水素エネルギー人材育成センター【経営者(燃料電池自動車)コース】

 福岡水素エネルギー人材育成センターでは、水素エネルギー産業への参入を目指す意欲的な経営者等を対象とした、「経営者(燃料電池自動車)コース」を開催します。今回は、水素エネルギー分野の中の「燃料電池自動車」関連にスポットを当てた内容です。最新の技術動向に関する講演や、燃料電池自動車の試乗などを予定しております。水素エネルギー産業に興味をお持ちの企業経営者や幹部の皆様のご参加を、心からお待ちしております。
◇開催日:6月24日(火)
◇スケジュール 
 10:00〜12:00 燃料電池自動車運転試乗会(希望制)
 13:00〜16:55 講義
 17:00〜17:40 施設見学会(希望制)
 17:45〜19:00 交流会(希望制)  
◇場 所:水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)(福岡県糸島市富915-1)
◇プログラムはこちら↓
  http://www.f-suiso.jp/info/8712.html
◇受講料:3,000円(交流会 2,000円)
◇定 員:40名
◇申込締切:6月23日(月) (定員に達し次第受付を終了します。お申し込みはお早めに)
◇問い合わせ先:水素エネルギー国際研究センター 甲野
  TEL:092?802?3303 
  Mail : info@h2.kyushu-u.ac.jp 

■世界のヘッドライン(05月20日)
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2014/05/20 エネルギー省、水素貯蔵システムを前進させるために700万ドル(DOE)

〔訳注〕米エネルギー省(Energy Department)は今日、自動車のさまざまなサイズの燃料電池システムを作るのに役立つ軽量コンパクトで安い最先端の水素貯蔵システムを開発する6つのプロジェクトに、計700万ドルの助成金を与えることを発表した。

2014/05/20 プロトン・パワー社とエルメス・ヨーロッパ社、2014年の技術の中で最も先進的な物流技術の革新のためにKEPから受賞(proton power)

〔訳注〕3月12日付けの記事の続報。プロトン・パワー社(proton power)とエルメス・ヨーロッパ社(Hermes Europe GmbH:Hermes)は、ドイツの物流産業の公式月間新聞「KEP Magazine:KEP」から2014年イノベーション賞を受賞した。この賞は、プロトン社の8kW級燃料電池「ハイレンジ(HyRange)」を装備する7.5トンの電動軽量車両に対して与えられた。エルメス社は現在、この車両を試験している。

2014/05/20 アントワープ市の水素燃料電池バス――フランダース首相が公式発表(hyer)

〔訳注〕ベルギーフランダース地域首席大臣・大統領クリス・ピーター(Kris Peeters)と、フランダース政府の公共機関でメトロ・トラム・バスの運営会社デ・レーン社(De Lijn)の最高経営責任者(CEO)ロジャー・ケステロート(Roger Kesteloot)は5月13日、ベルギーで最初の水素バスを発表した。5台の水素バスは9月から、アントワープ市(Antwerp)の北部地域で走行する。このバスの購入は、欧州連合の資金援助を受けた「ハイベロシティ(High V.LO-City)」プロジェクトの一部として行われた。資金はフランダース政府(Flemish Government)と「欧州燃料電池および水素共同事業機構(European Fuel cell and Hydrogen Joint Undertaking:FCH-JU)」が共同出資している。バスは、リール市(Lier)コーニングスホーイクト村(Koningshooikt)からヴァン・ホール社(Van Hool)によって建造された。同社はこれまでに北アメリカやヨーロッパに49台の水素バスを提供している。

2014/05/20 ハイパーソーラー社、水素燃料の国家の支援に励まされる(hypersolar)

〔訳注〕カリフォルニア州のハイパーソーラー社(HyperSolar, Inc.)は、5月1日のカリフォルニア州エネルギー委員会の水素燃料供給ネットワークへの投資や助成金の決定、12日のトヨタのテスラ社とのバッテリー供給契約の終了といった出来事が水素燃料業界にとって非常に価値のある5月だったとして、自社の見解を発表した。

■06月03日のWEB LINK NEWS
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2014/06/03 あらゆる人が手軽に使える解析技術の提供を目指す - ANSYSのJim Cashman氏(マイナビニュース)

 同社はエンジニアリング工学におけるシミュレーション技術をさらに高いレベルに引き上げることを使命としてビジネスを約40年にわたって行ってきた。2014年第1四半期決算業績は、売上高が前年同期比8.51%増の2億1650万ドルを達成。地域別の比率は北米が36%、欧州が35%、そしてアジア・太平洋が29%で、このアジア地域の売り上げは日本のほか、韓国、中国、インド、台湾の5カ国が中心であり、中でも日本地域は良好な事業の拡大を達成し、前年同期比で約13%の伸びを達成し、同地域における売り上げの比率も約45%となり、全世界的に見ても2番目の規模の重要な市場となっているとする。

 日本地域については、アンシス・ジャパンの代表取締役社長を務める大古俊輔氏がより詳細な説明を行った。2014年第1四半期の日本の状況はというと、新規ライセンスが多く、既存顧客であっても、新規分野での活用が進んできている、ということで、最近では、医療機器や医学的な治療への活用、例えば患者一人ひとりの動脈瘤の解析などにも使われるようになってきたという。

 また大古氏は、「日本が強い自動車産業においても、常にイノベーションを生み出すための苦労があり、最近では燃料電池自動車の実現に向けた自動車と電機分野の相互乗り入れなどが話題になっているが、そうしたすり合わせにより、新しいテクノロジーを生み出すといった部分を強力に手助けしていきたい」と、日本の産業界のイノベーションを生み出す手助けを推進していくことを約束した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140603-00000118-mycomj-sci

■海外ニュース
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<燃料/貯蔵>
●ITMパワー社、ドイツのガス・パイプラインに水素の注入を始める (2013年12月04日)

 ITMパワー社(ITM Power)は、パートナーのマイノバ Aktiengesellschaft社およびその子会社のNRMネットワークサービス・ライン・マイン社(NRM Netzdienste Rhein-Main GmbH)とドイツのガス分配ネットワークに水素の注入を始めた。
http://www.itm-power.com/news-item/injection-of-hydrogen-into-the-german-gas-distribution-grid/

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