燃料電池ワールド Vol.1652 (2014/06/03 11:31)

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□燃料電池ワールド Vol.1652
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■2014年06月03日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

■世界のヘッドライン(05月19日)
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2014/05/19 燃料電池自動車の技術者、水素に夢中で革命に向かう(Toyota)

〔訳注〕ジャッキー・バーゾール(Jackie Birdsall)さんは、10代の時に自動車に夢中になった。2003年に水素燃料電池技術の魅力を教えてくれたダイムラー・クライスラー(Daimler-Chrysler)の実務研究を経験した。そして今、彼女はトヨタ・テクニカルセンター(Toyota Technical Center)の技術者として、人々に燃料電池を広めることに熱中している。そんな彼女の物語の記事。
2014/05/19 水素バスがオール・エネルギー会議に来る(hyer)

〔訳注〕4月2日付けのアバディーン市議会の記事の続報。基幹企業と公共部門の組織が、ヨーロッパで最大の水素プロジェクトを実証するために一緒に参加した。10台の燃料電池バスが、「ハイトランジット(Hytransit)」と「ハイベロシティ(High V.LO-City)」の両プロジェクトの一部として2014年の末までアバディーン市(Aberdeen)で運行される。5月21、22日にアバディーン市で開催されるオール・エネルギー会議(All-Energy Conference)の間、正面玄関の外に車両艦隊は駐車され、初めての姿を現す。

2014/05/19 バラード社、5月の投資家向け会議のお知らせ(Ballard)

〔訳注〕バラード・パワーシステムズ社(Ballard Power Systems)は、最高財政責任者(Chief Financial Officer)トニー・グリレルミン(Tony Guglielmin)が5月に行われる三つの投資家会議に参加し、経営戦略を報告する、と発表した。

●2014/05/18 配信はありません。
●2014/05/17 配信はありません。

■06月02日のWEB LINK NEWS
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2014/06/02 米加州など8州、330万台のZEV普及へ…2025年目標(レスポンス)

 米国カリフォルニア州など8州は5月29日、2025年までに、330万台のZEV(ゼロ・エミッション・ビークル)を普及させる計画を発表した。

 この計画には、米国の中でも最も燃費規制の厳しいカリフォルニア州の大気資源局が中心となり、コネチカット、メリーランド、マサチューセッツ、ニューヨーク、オレゴン、ロードアイランド、バーモントの合計8州が参加。

 8州は2013年10月、今後11年間に排出ガスやスモッグによる有害物資の削減を目指すために、協力していくことで合意。今回、その具体的内容が示された。

 その内容は2025年までに、8州で合計330万台のZEVを普及させるというもの。ZEVとは、EV、プラグインハイブリッド車(PHV)、燃料電池車が含まれる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140602-00000014-rps-ind

2014/06/02 経済産業省、燃料電池の普及促進のため規制緩和…容器保安規則などを改正(レスポンス)

 経済産業省は、燃料電池自動車の普及を促進するため、国際圧縮水素自動車燃料装置用容器を技術基準化すると発表した。

 経産省は、2014年5月30日付けで、高圧ガス保安法に基づく容器保安規則、容器保安規則に基づき表示などの細目、容器再検査の方法を定める告示を改正する。

 これは燃料電池自動車が2015年から本格的に普及するための準備の一環で、水素、燃料電池自動車に関する世界技術規則(gtr)を国内に取り込むためのもの。

 今回の改正で、水素と燃料電池自動車に使用される容器・附属品の基準が、国際的に統一されることにより、燃料電池自動車の普及に貢献するとしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140602-00000042-rps-soci

2014/06/02 産官学で次世代エネ創造 京都府内で進む(京都新聞)

 2012年度に終了した文部科学省の補助事業「京都環境ナノクラスター」を発展させ、化学の力でエネルギー問題の解決を目指す事業「京都次世代エネルギーシステム創造戦略」が、京都府内で進んでいる。産学官が連携し、電力の貯蔵を化学的に行う技術や燃料電池の鍵となる材料開発に取り組んでいる。
■多孔性材料や人工光合成

 環境ナノクラスターで行った省エネ半導体や水素燃料電池などナノ(10億分の1)メートルレベルでのプロジェクト成果を生かし、事業化を進める。

 具体的には、北川進京都大教授ら7人の研究テーマを、エネルギーを「蓄える」「創る」「うまく使う」技術に高める。排ガスなどからCO2を分離してナノレベルの多孔性材料にためたり、人工光合成でCO2をメタノールに変えて発電したりする。電力網と情報通信を結び付けて災害に強い「エネルギーインターネット」の構築も目指す。

 京都高度技術研究所(ASTEM)が調整機関になり、京都府や京都市、京都大などが参加する。13年度に文科省の「地域イノベーション戦略支援プログラム」に認定された。期間は17年度までで、事業費は約10億円。

 3月に開かれたキックオフフォーラムには、大学や研究機関をはじめ、事業に関心を持つ企業の担当者も出席した。ASTEMでは、新たに7人の地域連携コーディネーターを採用しており、企業と大学との連携強化を図る。向井雅昭プロジェクトディレクターは「基礎研究段階のテーマもあるが、開発過程で生み出された技術も企業で生かしてもらいたい」としている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140602-00000024-kyt-l26

2014/06/02 再興プランの原案判明、成長資金供給へ「具体的検討」(ロイター)[東京 2日 ロイター] - 政府が月内にまとめる「日本産業再興プラン」の原案が2日、わかった。企業の持続的な成長を促すのに上場企業のガバナンスの原則を示した「コーポレートガバナンス・コード」を来年半ばまでに策定すると明記。時限的に設置された官民ファンドや銀行などでは不十分だった成長資金供給に向け、具体的な検討を進めることも盛り込んだ。
原案の主な内容(抜粋)
6、地域構造改革の実現、中小企業・小規模事業者の革新
●水素社会の実現に向けたロードマップに基づき、産学官からなる協議会を早期に立ち上げ、着実に取り組みを進める
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140602-00000078-reut-bus_all

■海外ニュース
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<輸送>
●フィスマン社、倉庫で燃料電池フォークリフトを使用中(2013年12月04日)

 ドイツのヘッセン州水素燃料電池イニシアティブ(state of Hesse’s H2BZ Hydrogen and Fuel Cell Initiative)での試運転に成功した後、フィスマン社(Viessmann)は現在、ドイツのアレンドルフ倉庫(Allendorf factory)でスティル社(Still)が製造した燃料電池フォークリフトを使用している。フィスマン社は、同社が次に建てられる二つのバイオガス・プラントで新しい電解槽とともに現場の余剰風力や太陽光発電によって、メタン(methane)から自社で使う再生可能水素を生産する計画である。
http://www.still.de/589+M5f84658b548.0.30.html

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