燃料電池ワールド Vol.1638 (2014/05/13 10:59)

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□燃料電池ワールド Vol.1638
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■2014年05月13日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

※ヘッドラインのタイトルに( )内に英語で出典を入れるようにしました。

■世界のヘッドライン(04月29日)
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2014/04/29 ITMパワー社低公害車部のレポート、イギリスの水素燃料補給インフラ計画の更新を提言(itm power)

〔訳注〕ITMパワー社(ITM Power)は本日、2015年から2020年までのイギリスの超低公害車(ultra low emission vehicles:ULEVs)へ投資する同社の低公害車部(Office of Low Emission Vehicles:OLEV)のレポートを発表した。このレポートは、2015年から2020年までの期間に超低公害車を支援するためのイギリス政府提案の重要な要素を設定したもので、この期間に超低公害車を支援するために政府は5億ポンドを利用可能にした2013年支出見直し(2013 Spending Round)の発表に続いたもの。水素インフラに関連した要素の抜き出しは、www.gov.ukで利用可能なレポートで作られた。

2014/04/29 ポータブル燃料電池「アップ」――USB機器に電力を供給するきれいな代替エネルギーは業界の認定を取得(Intelligent Energey)

〔訳注〕インテリジェント・エナジー社(Intelligent Energey)は本日、同社の革新的なパーソナル・エネルギー装置「アップ(Upp)」がマイクロ燃料電池システム技術認定IEC 62282-6-100(安全性)とISO 16111:2008を取得し、この二つの認定で国際的に販売できるようになったと発表した。
2014/04/29 燃料電池のための革新的なナノ触媒(SAE)

〔訳注〕酸化触媒と水素放出反応のための新しい形状は、より効果的で安価な燃料電池を意味する。最近、米国エネルギー省(U.S. Department of Energy)のローレンス・バークレー国立研究所(Lawrence Berkeley National Laboratory:LBNL)とアルゴンヌ国立研究所(Argonne National Laboratory:ANL)の化学者や材料科学者のチームは、燃料電池の重要なカソード(陰極)の酸化反応のためによりよい触媒活性(反応を促進する傾向)を証明する新しい3次元のナノ物質(three-dimensional “nanoframe” substance)を開発した。

2014/04/29 燃料電池メーカーのバラード・パワーシステムズ社、予想よりも少ない損失を報告(Reuters)

〔訳注〕バラード・パワーシステムズ社(Ballard Power Systems Inc)は、技術サービスと資財運搬事業からの高収益に支えられ、予想よりも少ない四半期損失を計上した。

2014/04/29 ICAP特許ブローカレイジ社の販売で得ることができる画期的な燃料電池特許(icap)

〔訳注〕世界最大の知的財産仲介及び特許オークション会社のICAP特許ブローカレイジ社(ICAP Patent Brokerage)は、革新的な円筒形燃料電池の設計の販売を発表した。

2014/04/29 ハイパーソーラー社、画期的な水素製造に近づくトップクラスの大学との契約を延長(hypersolar)

〔訳注〕カリフォルニア州のハイパーソーラー社(HyperSolar, Inc.)は本日、カリフォルニア大学サンタバーバラ校(University of California, Santa Barbara:UCSB)との委託研究契約(sponsored research agreement)を2014年12月31日まで延長した、と発表した。

■05月12日のWEB LINK NEWS
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特にありません。

■海外ニュース
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<素材/部品/試験>
●カタセル社、新施設に移動して新触媒を開発し、接触部分酸化システムを提供(2013年11月07日)

 カタセル社(Catacel Corporation)は、オハイオ州ラヴェンナ(Ravenna)に新しい工場と技術センターを開設した。同社は新しいメタノール蒸気改質触媒を開発中で、それは2014年の早い時期に導入される。

 その他のカタセル社のニュースは、同社はまた、天然ガスや汚泥消化ガス(anaerobic digester gas)から水素リッチ合成ガス(hydrogen-rich syngas)を生産する燃料電池企業に接触部分酸化(catalytic partial oxidation:CPOx)システムを提供するために独日産業協会テクノロジーズ社(DJW Technology)と協働している。水素発生装置は現在、アメリカの顧客の工場で寿命試験を受ける予定である。
http://catacel.com/new-plant-technology-center-reflect-catacels-growth/
http://catacel.com/catalyst-options-continue-to-increase/
http://catacel.com/catacel-and-djw-technology-partner-on-cpox-hydrogen-generator/

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