燃料電池ワールド Vol.1630 (2014/04/28 10:44)

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□燃料電池ワールド Vol.1630
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■2014年04月28日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

■世界のヘッドライン(04月18日)
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2014/04/18 聖エディス・スクールは、自動車技術者協会の第4回AWIM国際燃料電池コンペでグランド・チャンピオンシップに勝利した

〔訳注〕4月9日付けの記事で予告された第4回AWIM国際燃料電池コンペ(AWIM(A World In Motion) International Fuel Cell Competition)が10日開催された。デトロイト地域の11校の高校生が参加したが、聖エディス・スクール(St. Edith School) のチーム2(Team 2)がグランド・チャンピオンに輝いた。
2014/04/18 ヒュンダイは韓国で水素燃料電池自動車を販売する

〔訳注〕昨日の報道で、ヒュンダイ自動車(Hyundai Motor)は2025年までに1万台の燃料電池自動車「ツーソンix(Tucson ix)」を販売する計画だと伝えたが、今年中に40台を販売する。そのうち15台が6月に光州市政府(Gwangju city government)に配送される。韓国には現在、11カ所の水素充てんステーションがあり、今年中に700バール(bar)の水素を充てんできるステーションが2カ所追加される。ヒュンダイは環境省(Ministry of Environment)から、2020年までにあと10カ所の水素充てんステーションを提供し、2050年には200カ所のステーションにしたいという希望を託されている。

2014/04/18 セレス・パワー社はアメリカと日本、韓国での燃料電池連合を組織する

〔訳注〕セレス・パワー・ホールディングス社(Ceres Power Holdings Plc)は家庭からデータセンターまで電力を供給する燃料電池メーカーだが、これから10年間で200億ドル市場に成長する手掛かりを確立するために、アメリカと日本、韓国の企業と提携する計画である。イギリスに本社を置くホーシャム社(Horsham)は、日本の家庭用燃料電池とアメリカの営業活動のためにより強いパートナーとなることを計画している。セレス・パワー社は先月、カミンズ・パワー・ゼネレーション社(Cummins Power Generation Inc.)とアメリカと韓国で協働することで合意し、すでにボイラーメーカーのキョンドン・ナビエン社(Kyung Dong Navien Co)と働いている。
〔参考〕ここに出てくる内容は、以下のニュースで報じられている。
http://merumaga.fuelcellworld.jp/index.php?cmd=read&page=QBlog-20140319-1&word=Ceres%20Power
http://merumaga.fuelcellworld.jp/index.php?cmd=read&page=QBlog-20140318-1&word=Ceres%20Power
http://merumaga.fuelcellworld.jp/index.php?cmd=read&page=QBlog-20140217-1&word=Ceres%20Power
http://merumaga.fuelcellworld.jp/index.php?cmd=read&page=QBlog-20131218-1&word=Ceres%20Power

2014/04/18 トヨタは2015年の燃料電池自動車の市場投入で、「グリーン・カー」レースの圧力を徐々に強めている

〔訳注〕燃料電池自動車についての技術やコスト、他社との競争などについて、トヨタ(Toyota)の責任者たちに取材したロイターの記者、Norihiko Shirouzu、Paul Lienert、and Yoko Kubotaの長文の記事。

■04月25〜27日のWEB LINK NEWS
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2014/04/25 新エネ自動車市場に参入続々、環境汚染が追い風に―中国メディア(XINHUA.JP)

 米燃料電池メーカーのプラグ・パワーは21日、韓国の鉄鋼メーカーの現代ハイスコとの水素燃料電池の合弁会社を設立すると発表した。アジア市場を開拓していく意向だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140425-00000000-xinhua-cn

2014/04/25 嶺南に最先端LNG火力発電所を 福井県がエネ戦略特区提案(福井新聞ONLINE)

 福井県は24日、安倍政権の成長戦略に掲げる国家戦略特区に、嶺南を中心に液化天然ガス(LNG)・水素エネルギー活用都市の整備や、廃炉技術など原子力の研究拠点を目指す「エネルギー成長戦略特区」を提案した。指定されれば、LNG関連施設を拠点とした産業集積や県のエネルギー研究開発拠点化計画の推進に弾みが付く。

 西川一誠知事は同日の定例記者会見で「(3月の)国の1次指定でエネルギー分野はなかった。本県はこれまでも国のエネルギー政策に貢献してきたが、特区の規制緩和などを通してエネルギー基本計画の具現化に貢献できる」と述べ、指定に期待感を示した。

 提案では、最先端のLNG火力発電所を嶺南に建設し、関西・中京と結ぶLNGパイプラインを一体的に整備。LNG関連では製造される水素を使い燃料電池車などの普及を進めるほか、冷熱を利用した冷凍倉庫といった関連産業の集積も図る。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140425-00010001-fukui-l18

2014/04/25 国土交通省、シェールガスなどの新エネルギーの輸送体制整備に向けて検討開始(レスポンス)

 国土交通省は、米国のシェールガスなど、多様化が見込まれるエネルギーを、安定的に輸送する対策を検討すると発表した。

 北米からパナマ運河を経由したシェールガス輸送、北極海航路、豪州からの液化水素輸送など、エネルギー輸送ルートの多様化に対応した安定的な輸送を確保するため、日本の技術・技能を活かした海運・造船分野の戦略的な取組を検討することが必要となっている。

 この検討の場として、「エネルギー輸送ルートの多様化への対応に関する検討会」を設置する。
 検討会の1回目を4月25日に開催する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140425-00000072-rps-soci

2014/04/26 燃料電池など次世代技術推進 九州の自動車トップ合意(産経新聞)

 日産自動車九州(福岡県苅田町)など九州に拠点を置く自動車メーカーのトップらが25日、北九州市で開かれたフォーラムに出席し、自動車産業が集積する九州の強みを生かし、燃料電池自動車(FCV)など次世代自動車の技術推進に共同して取り組むことで合意した。

 自動車産業の産官学組織「北部九州自動車産業アジア先進拠点推進会議」がフォーラムを開いた。日産自動車九州の柴崎康男社長、トヨタ自動車九州(福岡県宮若市)の二橋岩雄社長、ダイハツ九州(大分県中津市)の水谷誠社長らが出席した。

 フォーラムでは、燃料電池に使う水素を貯めておくステーション用大型貯蔵タンクの実験を、福岡県などが昨年4月に始めた事例などを紹介。メーカーを含めた産官学が共同して、燃料電池車の実用化を進めることを確認した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140426-00000058-san-l40

2014/04/26  今年のGW“安・近・短” 無料体験施設続々オープン(テレビ朝日系(ANN))

 「がすてなーに ガスの科学館」(江東区)は、エネルギーと環境問題をテーマにリニューアルオープンしました。電気や水素といった燃料の違いによるエコドライブを体験したり、環境に優しい食事や買い物も学ぶことが出来ます。

 来場者:「無料でここまで体験出来るものは無いと思います」「楽しかった」
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20140426-00000019-ann-bus_all
※映像あり

■海外ニュース
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<マイクロ燃料電池>
●ニアパワー・システムズ社、インド政府から受注(2013年11月12日)

 ニアパワー・システムズ社(Neah Power Systems, Inc)は、インド政府の防衛研究開発機構(Defense Research and Development Organization DRDO)から同社のパワーチップ(PowerChip)製品の複数ユニットのための17万2000ドルの注文を受けた。ニアパワー社は、2014年1月早々にユニットを出荷する。
http://www.neahpower.com/profiles/investor/ResLibraryView.asp?ResLibraryID=66346&BzID=2189&t=1449&g=637&Nav=0&LangID=1&s=0

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆福岡水素エネルギー戦略会議 平成26年度製品開発支援事業 公募【再掲】

 福岡水素エネルギー戦略会議では、水素エネルギー関連技術の向上を図り、水素エネルギー産業の育成・集積を図る目的で、福岡水素エネルギー戦略会議会員が行う製品開発の支援事業を募集しています。ぜひ、奮ってご応募ください。
※福岡水素エネルギー戦略会議には申込だけで加入できます(年会費等は必要ありません)。
1、公募対象事業
1)可能性調査枠 
・助成対象:革新的なシーズ技術に対し、市場調査、ニーズ調査を含む事業化可能性の検討に対し助成を行う。
・助成額:500万円以内(採択決定時?平成26年度末)
・助成期間:1年間
・採択件数:1?2件程度
2)事業化研究枠
・助成対象:事業化が期待される課題について本格的な研究開発を行うための助成。
・助成額:1000万円/年 以内
・助成期間:3年以内(採択決定時?最長平成28年度末)
・採択件数:1件程度
2、公募要領・提案書様式
 1)公募要領
 2)提案書様式
様式1:提案書、様式2:プロジェクト概要書、様式3:提案書必要書類チェックシート
※公募要領・提案書様式は福岡水素エネルギー戦略会議のHPからダウンロードしてください。http://www.f-suiso.jp/info/8608.html
3、提案書 受付期間
 4月1日(火)?4月30日(水)(午後5時必着)
4、採択時期
 6月下旬頃(予定) 
○問い合わせ先・連絡先
福岡県商工部新産業振興課  担当:黒水(くろみず)
〒812-8577 福岡市博多区東公園7?7
  TEL 092-643-3448、FAX 092-643-3421
  E-mail info@f-suiso.jp
  URL http://www.f-suiso.jp

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