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□燃料電池ワールド Vol.1623
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■2014年04月17日発行
◆燃料電池NPO pemdream
■世界のヘッドライン(04月10日)
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2014/04/10 インテリジェント・エナジー社、カリフォルニア州に強い存在感を与えるサンフランシスコ開発促進回廊を狙う
〔訳注〕ロンドンとサンノゼに本拠を持つインテリジェント・エナジー社(Intelligent Energy)は本日、シリコンバレーの中心都市のカリフォルニア州サンノゼ(San Jose)に商業施設を確立することで、長期にわたるアメリカでの営業力を強化したと発表した。
2014/04/10 デムカマー・イニシアティブ――触媒膜反応器の設計と製造で新しい材料を開発
〔訳注〕スペインのテクナリア社(Tecnalia)が参加した触媒膜反応器(catalytic membrane reactor)の設計と製造に関するデムカマー(DEMCAMER)イニシアティブの3月27日の記事の再論。
2014/04/10 シーベック社、バイオガスをヨーロッパの再生可能水素精製システムに委託
〔訳注〕カナダのシーベック・アドソープション社(Xebec Adsorption Inc)がフランスに設置した再生可能水素精製システム(renewable hydrogen purification system)にバイオガスを委託した、という4月8日の記事の再論。
2014/04/10 光を加えるとすぐに使える水素エネルギー
〔訳注〕エネルギー源としての水の可能性を引き出すための鍵は、水分子、つまりH2Oを水素と酸素という原子にまで分裂することが出来ることである。植物はいつでもこれを行っているし、これは我々が酸素を呼吸するのでとても良い仕事でもある。新しいプロジェクトは、可視光線を使って効果的に水分子を分裂することを試すことである。そして、ここに至るまでに電子工学からほんの少しの策略を借りることである。このイニシアティブは、水を分裂させるためのナノ構造電極の新しい研究(Research into Emerging Nanostructured Electrodes for the Splitting of Water)または「レニュー(RENEW)」と呼ぶが、アメリカ国立科学財団(National Science Foundation in the US)や、アメリカ・アイルランド研究開発パートナーシップ(US-Ireland Research and Development Partnership)を通じてアイルランド科学財団(Science Foundation Ireland)、北アイルランド雇用学習省(Department for Employment and Learning Northern Ireland:DELNI)によって支援される国際的なパートナーシップである。「最も重要な利用法は、クリーンな燃料としての水素を発生させることである」と、アイルランドのコーク(Cork)にあるティンダル国立研究所(Tyndall National Institute)のマーチン・ペンブル教授(Prof Martyn Pemble)は説明する。彼は、このプロジェクトの4人の主な研究者の一人である。この情報の出典は、サンタフェ研究所(SFI)である。
2014/04/10 ハイドロジェニックス社、最終発行目論見書を提出
〔訳注〕4月1日に予備的な目論見書を提出したという記事の続報。ハイドロジェニックス社(Hydrogenics)は本日、カナダの証券規制機関と米国証券取引委員会(U.S. Securities and Exchange Commission)に最終発行目論見書(Final Universal Shelf Prospectus)を提出した。
■04月16日のWEB LINK NEWS
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2014/04/16 レドックスフロー電池の国際標準化 経産省、日本主導で審議(日刊産業新聞)
住友電気工業および経済産業省は15日、日本提案によるレドックスフロー電池の国際標準化審議がスタートし、同社がプロジェクトリーダーを務めると発表した。経産省は今後、再生可能エネルギーの導入拡大に貢献する電力系統用蓄電池の普及を目指していく。
日本工業標準調査会(JISC、事務局=経産省)は昨年10月30日、国際電気標準会議(IEC)に対し、レドックスフロー電池の安全性に関する新たな国際標準提案を実施。その後3カ月間の投票を経て、本年2月に正式な新規提案として審議することが承認された。さらに審議のために、IEC/TC21(蓄電池に関する専門委員会)およびIEC/TC105(燃料電池に関する専門委員会)の合同作業グループが設置され、住友電工が安全性に関する日本提案について、審議を進めるプロジェクトリーダーに決まった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140416-00010008-sangyo-ind
■海外ニュース
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<定置用電源>
●ケロッグ社、ブルーム社の燃料電池でエゴ製パン所に電力供給(2013年11月21日)
ケロッグ社(Kellogg Company)は、ブルーム・エナジー社(Bloom Energy)の1MW級燃料電池をカリフォルニア州サンノゼ(San Jose)にあるエゴ製パン所(Eggo〓 bakery)に設置した。この燃料電池は、施設の年間電電気消費量の約半分を作り出す。
http://newsroom.kelloggcompany.com/2013-11-21-Eggo-Waffles-Iron-Out-Cleaner-Greener-Energy-Source(訳注)エゴ Eggo【商標】エゴ◆朝食用の冷凍ワッフル。さまざまな味があり、オーブントースターで加熱して食べる。主に子どもの朝食。(英辞郎)
■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆福岡水素エネルギー戦略会議 平成26年度製品開発支援事業 公募【再掲】
福岡水素エネルギー戦略会議では、水素エネルギー関連技術の向上を図り、水素エネルギー産業の育成・集積を図る目的で、福岡水素エネルギー戦略会議会員が行う製品開発の支援事業を募集しています。ぜひ、奮ってご応募ください。
※福岡水素エネルギー戦略会議には申込だけで加入できます(年会費等は必要ありません)。
1、公募対象事業
1)可能性調査枠
・助成対象:革新的なシーズ技術に対し、市場調査、ニーズ調査を含む事業化可能性の検討に対し助成を行う。
・助成額:500万円以内(採択決定時?平成26年度末)
・助成期間:1年間
・採択件数:1?2件程度
2)事業化研究枠
・助成対象:事業化が期待される課題について本格的な研究開発を行うための助成。
・助成額:1000万円/年 以内
・助成期間:3年以内(採択決定時?最長平成28年度末)
・採択件数:1件程度
2、公募要領・提案書様式
1)公募要領
2)提案書様式
様式1:提案書、様式2:プロジェクト概要書、様式3:提案書必要書類チェックシート
※公募要領・提案書様式は福岡水素エネルギー戦略会議のHPからダウンロードしてください。http://www.f-suiso.jp/info/8608.html
3、提案書 受付期間
4月1日(火)?4月30日(水)(午後5時必着)
4、採択時期
6月下旬頃(予定)
○問い合わせ先・連絡先
福岡県商工部新産業振興課 担当:黒水(くろみず)
〒812-8577 福岡市博多区東公園7?7
TEL 092-643-3448、FAX 092-643-3421
E-mail info@f-suiso.jp
URL http://www.f-suiso.jp
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