燃料電池ワールド Vol.1622 (2014/04/16 10:40)

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□燃料電池ワールド Vol.1622
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■2014年04月16日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

■世界のヘッドライン(04月09日)
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2014/04/09 米国で発行された燃料電池特許

〔訳注〕2014年4月1日時点で発行された特許のリストはこのリンクから。↓
http://fuelcellsworks.com/news/wp-content/uploads/2014/04/FuelCellWorks-patents-20141.pdf

2014/04/09 エネルギー省、燃料電池市場における米国の競争力を前進させるために300万ドル以上を投資

〔訳注〕オバマ大統領の全エネルギー戦略をサポートするためにエネルギー省(Energy Department)は本日、コネチカット州に本社を置くフュエルセル・エナジー社(FuelCell Energy)のプロジェクトに300万ドル以上の助成金を授与した。このプロジェクトは、分散型発電と熱電併給の利用法を結びつけるために使われる定置用燃料電池の性能を高め、寿命を延ばし、コストを減少させる。また、革新的な炭酸塩型燃料電池の電解質マトリックス(electrolyte matrix)の開発に焦点を合わせる。

2014/04/09 クランフィールド・モータースポーツの学生たち、水素駆動のスポーツ・レーシングカーを設計

〔訳注〕イギリスのクランフィールド大学(Cranfield University)の修士課程で先駆的なモータースポーツ工学を学んでいる四つのチームは、彼らの課程の一環として水素駆動のスポーツ・レーシングカーを設計している。これは二人乗りで、ラディカル社(Radical)の公道走行可能なレーシングカーである新しい「ラディカルRXC(Radical RXC)」を使う予定である。クランフィールド大学のリリース。

2014/04/09 クリアエッジ・パワー社、定置用燃料電池の「グリーン」の恩恵を説明する資料を公表

〔訳注〕「燃料電池の環境上の強み(The Green Edge of Fuel Cells)」と題されたクリアエッジ・パワー社(ClearEdge Power)の資料(White Paper)は、天然ガスを利用する定置用燃料電池システム「ピュアセル(PureCell〓)」固有の環境上の利点を明確に述べている。この資料は、以下のURLから入手できる。
http://www.clearedgepower.com/didyouknow/whitepapers/

2014/04/09 ハノーバー・フェア2日目のメガワット級定置用燃料電池の特徴

〔訳注〕メガワット級燃料電池システムの最初の市場が接近してきている。フュエルセル・エナジー・ソリューションズ社(Fuel Cell Energy Solutions)とフリアテック社(Friatec AG)、イーオン・コネクティング・エナジーズ社(E.ON Connecting Energies)は第20回水素・燃料電池グループ展(H2 and FC Group Exhibit)で、大規模な燃料電池システムの使用について議論した。欧州水素協会(European Hydrogen Association)の記事。

■04月15日のWEB LINK NEWS
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2014/04/15 西部ガス 新ショールーム 最新機器の導入提案 福岡(産経新聞)

 西部ガスは14日、JR博多駅前に同社が建設する商業ビル「テラソII」に設置する新しいショールーム「ヒナタ福岡」を報道陣に公開した。16日にオープンする。同社はキッチンなど住宅や業務用ガス器具を提案する拠点と位置づけ、福岡市内に4カ所あったショールームを集約する。

 3、4階には、ガスコンロなどの最新ガス調理器に加え、ガス床暖房を設置したモデルハウスを作った。家庭用燃料電池「エネファーム」といった最新機器の紹介コーナーも設けた。リフォームや新築に合わせた導入の相談にも応じるという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140415-00000016-san-l40

2014/04/15 トヨタ、ホンダ、日産、三菱4社がEV普及で新会社設立か?(clicccar)

 これは4月12日に日経新聞や産経新聞が伝えたもので、一充電当たりの航続距離不足で足踏みするEVやPHVの国内普及を加速するのが目的とか。

 競合する自動車大手が共同で会社を立ち上げるのは珍しいケースですが、将来的にはFCV(燃料電池車)用の水素ステーション整備も視野に入れている模様。

 既にBMWやVWなどの欧州勢が日本へEVを導入し始めており、国内4社が新会社設立によりインフラ整備を急ぐ必要が有ると判断したようです。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140415-00010001-clicccarz-bus_all

■海外ニュース
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<輸送>
●ダイハツ、「FCデコデッキ」という名の新しい燃料電池車を展示(2013年11月12日)

 ダイハツ(Diahatsu)独自の燃料電池システムは、水素と窒素でできているヒドラジン(hydrazine)という液体燃料で稼働する。ダイハツは199年以来、トヨタ(Toyota)と燃料電池の共同開発を続けていて、2011年の東京モーターショーではよく似た燃料電池自動車を展示した。今回の新型車「FCデコデッキ(FC凸DECK)」は、小型で低コストになっている。
http://www.fuelcellinsider.org/?p=1863

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆福岡水素エネルギー戦略会議 平成26年度製品開発支援事業 公募【再掲】

 福岡水素エネルギー戦略会議では、水素エネルギー関連技術の向上を図り、水素エネルギー産業の育成・集積を図る目的で、福岡水素エネルギー戦略会議会員が行う製品開発の支援事業を募集しています。ぜひ、奮ってご応募ください。
※福岡水素エネルギー戦略会議には申込だけで加入できます(年会費等は必要ありません)。
1、公募対象事業
1)可能性調査枠 
・助成対象:革新的なシーズ技術に対し、市場調査、ニーズ調査を含む事業化可能性の検討に対し助成を行う。
・助成額:500万円以内(採択決定時?平成26年度末)
・助成期間:1年間
・採択件数:1?2件程度
2)事業化研究枠
・助成対象:事業化が期待される課題について本格的な研究開発を行うための助成。
・助成額:1000万円/年 以内
・助成期間:3年以内(採択決定時?最長平成28年度末)
・採択件数:1件程度
2、公募要領・提案書様式
 1)公募要領
 2)提案書様式
様式1:提案書、様式2:プロジェクト概要書、様式3:提案書必要書類チェックシート
※公募要領・提案書様式は福岡水素エネルギー戦略会議のHPからダウンロードしてください。http://www.f-suiso.jp/info/8608.html
3、提案書 受付期間
 4月1日(火)?4月30日(水)(午後5時必着)
4、採択時期
 6月下旬頃(予定) 
○問い合わせ先・連絡先
福岡県商工部新産業振興課  担当:黒水(くろみず)
〒812-8577 福岡市博多区東公園7?7
  TEL 092-643-3448、FAX 092-643-3421
  E-mail info@f-suiso.jp
  URL http://www.f-suiso.jp

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