燃料電池ワールド Vol.１６０９ (2014/03/28 08:35)
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□燃料電池ワールド Vol.１６０９
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■２０１４年０３月２８日発行
◆燃料電池ＮＰＯ ｐｅｍｄｒｅａｍ
■世界のヘッドライン（０３月２４日）
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2014/03/24 ビレッジ・ファームズ・インターナショナル社、クアドロジェン・パワーシステムズ社およびフュエルセル・エナジー社と協力して初めての７５０万ドルのクアッド発電プロジェクトを発表
〔訳注〕画期的なイベントが、クアドロジェン・パワーシステムズ社（Quadrogen Power Systems, Inc.）およびフュエルセル・エナジー社（FuelCell Energy Inc.）、そしてカナダ国立研究評議会（National Research Council of Canada：NRC）の協力を記念して、温室業界のリーダーであるビレッジ・ファームズ・インターナショナル社（Village Farms International, Inc.）のブリティッシュ・コロンビア州の温室で４月２日に予定されている。これは、最先端の燃料電池技術を用いて達成する最も先進的な温室技術を記念してのイベントである。熱電併給を実現する燃料電池はこれまで使っていた埋立地ガスを廃棄物の流れから排除し、バンクーバー市全体の二酸化炭素排出量を削減する。
2014/03/24 シンガポールの政府系ファンドＧＩＣがインテリジェント・エナジー社に６３００万ドルを投資
〔訳注〕ＧＩＣは、インテリジェント・エナジー社（Intelligent Energy Holdings plc）への投資は普通株式の新規発行の形をとる。
2014/03/24 セラミック・フュエルセルズ社、追加資金を発表
〔訳注〕セラミック・フュエルセルズ社（Ceramic Fuel Cells Limited）は、条件付きで約３３６万ポンドを調達している。
2014/03/24 ダイムラー社、世界中の燃料電池自動車艦隊からテスト・データを分析
〔訳注〕ダイムラー社（Daimler AG）のテスト艦隊は、１００台以上の水素燃料電池自動車を普通の運転手が世界中で運転している。開発のためだけに各車両には、ドライバーの足の下のアクセルペダルの位置に、車両性能や運転手の使用パターン、車両のＧＰＳ座標、燃料タンクの充てんレベル、車両速度に関するデータを捕捉する強力なテレマティック・システムが装備されている。この記事では、ダイムラー社のさまざまなデータ解析の結果がグラフや地図で例示されている。
〔訳語〕テレマティックス◆コンピューター機器と移動体通信技術を組み合わせることによって、無線で情報を送受信できるようにする仕組みのこと。
●2014/03/23 配信はありません。
●2014/03/22 配信はありません。
■０３月２７日のＷＥＢ ＬＩＮＫ ＮＥＷＳ
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2014/03/27 シンフォニアテクノロジー、EV向けインホイールモーターで本格市場参入…2017年度に20億円の売上を目指す（レスポンス）
シンフォニアテクノロジーは、小型EVや超小型モビリティ向けのインホイールモーターの市場に本格参入すると発表した。
同社のインホイールモーターは、2014年2月に発表されたFOMM社の『FOMMコンセプトONE』に初採用されている。FOMMコンセプトONEに搭載されている同社製インホイールモーターは最高出力5KWで最大トルク280Nmの性能で、左右の前輪のホイール内部にそれぞれ内蔵されて直接前輪を駆動する。
インホイールモーターとは、ホイールに内蔵した電気モーターの総称で、動力の伝達効率、応答性に優れている。モーターを4輪それぞれに装着すれば4輪すべてを独立制御でき、さらに、ギアや駆動軸などによる損失を無くせる。高効率で応答性の高い走りが可能で車体設計の自由度が向上するほか、コンパクトで室内空間を拡大できる利点もあり、電気自動車や燃料電池車の駆動モーターとして期待されている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140327-00000055-rps-bus_all
※写真あり
2014/03/27 ＜西部ガス＞中期計画 熱電併給システムやガス販売増目指す（毎日新聞）
西部ガス（福岡市）は２７日、２０１６年度を最終年度とする中期経営計画と、１４年度の設備投資計画を発表した。中期計画では、燃料電池「エネファーム」などの家庭用コージェネレーション（熱電併給）システムの設置台数を、１２年度の７２３１台から１万７０００台まで引き上げ、ガス販売量も同８．８億立方メートルから１０億立方メートルに増やす。
設備投資計画は、前年度比２％減の１２８億円。１４年１１月に稼働する「ひびきＬＮＧ（液化天然ガス）基地」への投資額が大幅に減るが、福岡?北九州間に２本目のパイプラインを新設することなどを盛り込んだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140327-00000153-mai-bus_all
■海外ニュース
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＜定置用電源＞
●フュエルセル・エナジー社、ドイツで製造した初めての燃料電池を設置（2013年10月08日）
フュエルセル・エナジー社（FuelCell Energy Solutions GmbH）は、ビー・エー・エム・ドイツ社（BAM Deutschland AG）によって建設されたドイツのベルリン（Berlin）にある連邦教育省（Federal Ministry of Education and Research：BMBF）の建物に、ドイツで製造した最初の燃料電池発電所を設置した。この燃料電池は、建物が必要とする電力の約４０％と熱の２０％を供給する。
http://fcel.client.shareholder.com/releasedetail.cfm?ReleaseID=795366
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