燃料電池ワールド Vol.1583 (2014/02/19 08:58)

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□燃料電池ワールド Vol.1583
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■2014年02月19日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

※PEMDREAMニュース
【再掲】「燃料電池の夢」サイト「PEMDREAMニュース」に1日、「2014年01月 活動メモ」を載せました。http://pemdream.com/index.php?QBlog-20140201-1

■世界のヘッドライン(02月14日)
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2014/02/14 ウルトラAMI社の天然ガス燃料電池、ヒューストンの交差点の信号に予備電源を提供

〔訳注〕テキサス州ハリス郡は、交通量の多い交差点にバックアップ電源を提供するために、ウルトラAMI社(Ultra AMI)の燃料電池を選んだ。ヒューストンでは、ハリケーン「リタ(Rita)」や「イケ(Ike)」による長時間の停電を経験したことが背景にある

2014/02/14 スウェーデンのパワーセル社、次世代の燃料電池スタック開発が最終段階に

〔訳注〕燃料電池メーカー、パワーセル社(PowerCell)の次世代燃料電池スタック「S2」は改質ガスを使う25kW級で、自動車および定置用途の両方に対応する。第1世代のスタック「S1」(15kW級)を補完して、適応範囲を広げる予定。スタックは、最先端の膜電極接合体(MEA)と薄い金属バイポーラ・プレートを使用している

2014/02/14 インテリジェント・エナジー社、アセンド・テレコム社の通信塔に費用効果の高いクリーン電力を供給

〔訳注〕インド政府に認可されたすべての移動体通信事業者にサービスを提供するアセンド・テレコム・インフラストラクチャー社(Ascend Telecom Infrastructure Private Limited:Ascend Telecom)と、イギリスの燃料電池メーカー、インテリジェント・エナジー社(Intelligent Energy)は、インド全域の通信塔に電力を供給する数百万ドルにおよぶ複数年契約を結んだ。インドの通信市場は42万5000基の通信塔に依存しており、その4分の3近くが送電網による電力を使えず、ディーゼル燃料で動く発電機に依存している。ディーゼル燃料は毎年26億リットルを消費していて、それを燃料電池で代替しようというもの
2014/02/14 増加する燃料としての水素
〔訳註〕調査会社ナビガント・リサーチ社(Navigant Research)の「市場データ:水素インフラと水素の世界市場分析」の紹介記事。従来の水素は石油や化学品製造部門で使われてきたが、今後はそれ以外の非伝統的な再生可能エネルギー、クリーンなバックアップ電源市場、運輸部門における燃料電池自動車の増加などで消費が増加する。2013年の1.68億キロから2030年にはほぼ35億キロになると報告書は予想している

2014/02/14 カリフォルニアの液体燃料電池開発者オールジャ社、シリーズEを閉鎖〔訳註〕昨日のオールジャ社(Oorja)記事の再論
2014/02/14 プロトンフロー電池は水素による発電を簡素化
〔訳註〕11日付けのロイヤル・メルボルン工科大学(RMIT University)のジョン・アンドリュース准教授(John Andrews)が発表したプロトンフロー電池(Proton flow battery)の再論
2014/02/14 水素燃料電池メーカーは有望な契約を獲得
〔訳註〕プラグ・パワー社(Plug Power)が北米の6つの小売り流通センターへ、今後2年間で1500基以上の燃料電池フォークリフトと水素補給システムを供給するという10日の記事の再論。小売りセンターの名前はまだ特定されていない

■02月18日のWEB LINK NEWS
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2014/02/18 マツダ「熱烈ファン囲い込み」小さくても勝てる戦い方【2】(プレジデント)

 これから、低燃費な内燃機関が求められるのは間違いない。世界の自動車市場は現在よりも25%増えて、17年から20年には1億台を超えるとみられている。増加分の大半は新興国で占められるが、必要なのはガソリン車かディーゼル車だ。日本で人気のHVは、エンジンに加えモーター、電池が載るため、機構は複雑なうえどうしても値段が高くなる。また、エンジンを積まないで電気だけで走行するのは、EVと燃料電池車(FCV)だけ。この2つが、1億台のうち仮に10%を占めても、9000万台にはエンジンが載る。「アクセラ」のHVにしても、スカイアクティブGの搭載により、燃費性能はよくなっている。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140218-00011936-president-bus_all

■海外ニュース
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<軍事利用>
●ゼネラル・モーターズ社と米国陸軍戦車車両研究開発技術センター、連携を拡大(2013年09月30日)

 ゼネラル・モーターズ社(General Motors:GM)と米国陸軍戦車車両研究開発技術センター(U.S. Army Tank Automotive Research, Development and Engineering Center:TARDEC)は、新しい共同開発研究契約(Cooperative Research and Development Agreement)によって彼らの燃料電池と水素の共同研究を拡大している。契約に基づきゼネラル・モーターズ社と米国陸軍戦車車両研究開発技術センターは、新しい燃料電池関連材料や設計を、実物大の燃料電池推進力システムに組み合わせる前に効率や耐久性を評価するために共同で試験する。このプロジェクトは、最長5年間継続すると予想されている。
http://media.gm.com/content/media/us/en/gm/news.detail.html/content/Pages/news/us/en/2013/Sep/0930-fuel-cell.html?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆FC EXPO 2014?第10回[国際]水素・燃料電池展?【再掲】
◇会 期:2月26日(水)?28日(金)
◇会 場:東京ビッグサイト
◇主 催:リード エグジビション ジャパン 株式会社
◇共 催:水素エネルギー協会(HESS)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)
◇併催企画:FC EXPO 専門技術セミナー

 [水素・燃料電池] 研究発表大会 ?FC アカデミック フォーラム?
◇詳細は、http://www.fcexpo.jp/About/Outline/

☆?燃料電池業界参入を考える事業者および関係者向けセミナー?【再掲】押さえたい燃料電池ビジネスの基礎知識2014
?燃料電池自動車の大量普及がもたらすインパクトとは?
◇講 師=森 豊氏(森豊技術士事務所 工学博士)

 2015年には究極のエコカーと呼ばれる燃料電池自動車が一般に市販され、燃料電池は大量普及段階の入口にさしかかる。一方、定置式燃料電池システムも異業種からの新規参入が見られ、活況を呈している。家庭用燃料電池コージェネシステム「エネファーム」の普及は?100?200kWの中規模システムは他の分散型電源に勝るのか?事業用大型システムは・・・?

 本講では、燃料電池を取り巻くビジネスを展開するうえで「これだけは押さえたい」基礎知識を整理するとともに、国内外および異業種参入の動向、そして今後の見通しについて考察する。
1.国内の最新エネルギー事情
2.燃料電池自動車の本格展開に向けた動き
3.各用途に使用される定置式燃料電池システムの動向、市場導入と課題
 (1)家庭用燃料電池システム「エネファーム」
 (2)中規模燃料電池システム
 (3)事業用大型燃料電池システム
4.燃料電池の基本と現状
 (1)燃料電池の原理、種類、特徴
 (2)燃料電池の現状
5.国内新規参入企業動向
6.海外の燃料電池の動向
7.定置式燃料電池市場の将来性と展望
8.質疑応答
◇日 時:3月26日(金)午前10時?午後0時
◇会 場:SSK セミナールーム(東京都港区西新橋2?6?2 友泉西新橋ビル4F)
◇受講料:1名につき21,000円(消費税込)
◇参加申し込みは https://www.ssk21.co.jp/seminar/S_14085_input.html
◇主 催:株式会社 新社会システム総合研究所
◇問い合わせ・申し込み:株式会社 新社会システム総合研究所
TEL 03?5532?8850 FAX 03?5532?8851

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