燃料電池ワールド Vol.1582 (2014/02/18 08:34)

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□燃料電池ワールド Vol.1582
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■2014年02月18日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

※PEMDREAMニュース
【再掲】「燃料電池の夢」サイト「PEMDREAMニュース」に1日、「2014年01月 活動メモ」を載せました。http://pemdream.com/index.php?QBlog-20140201-1

■世界のヘッドライン(02月13日)
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2014/02/13 ワイオミング大学マクネイア奨学生(McNair Scholar)の研究プロジェクトがイベント「ポスター・オン・ザ・ヒル(Posters on the Hill)」で選ばれた

〔訳注〕ワイオミング大学(University of Wyoming:UW)エネルギー・システム工学専攻のストッカート(Talysa Stockert)さんは、アメリカの学生研究体験協議会(Council on Undergraduate Research)がスポンサーのイベントに参加した。彼女のテーマは、「2軸押出機(Twin-Screw Extruder)を用いたアンモニアボラン(ammonia borane)による水素貯蔵システム」だった

2014/02/13 アクタ社(Acta S.p.A.)とリライオン社(ReliOn)が幅広い協力協定を結ぶ

〔訳注〕この協定で、リライオン社の燃料電池とアクタ社の水素電解槽を組み入れた新しい予備電源システム「アクタ・パワー(Acta Power)HT」が完成する。これは、北米の電気通信市場向けに23インチラックに設計したもので、2月24日からバルセロナ(Barcelona)で開催される世界最大の「モバイル&通信展示会」に出品される

2014/02/13 オールジャ社(Oorja)、数十億の燃料電池市場のグローバル展開のためのシリーズEの資金調達を終了

〔訳注〕オールジャ社は直接メタノール型燃料電池(Direct Methanol Fuel Cells:DMFC)を推進している世界で唯一の企業だが、この資金は、南アフリカの水素触媒実証検証センター(HySA/Catalysis)とメタノール燃料電池の商業化と流通の戦略的パートナーシップ、電気自動車のための燃料電池の開発でローレンス・バークレー国立研究所(Lawrence Berkeley National Lab)との研究契約、バッテリー充電器として物流管理業界のフォーチュン50の顧客との展開、に使われる。ビジネスワイヤ(BusinessWire)の記事

2014/02/13 ハイドロジェニックス社(Hydrogenics)、イギリスの燃料ステーションのための契約を獲得

〔訳注〕一つは、スコットランドのアバディーン市議会の燃料電池バスプロジェクト用のステーションに3基の電解槽を、今ひとつは、イングランドのスウィンドン(Swindon)にあるホンダ(Honda Motor Company)の燃料ステーションに水素65kg/日の電解槽を設置する

2014/02/13 燃料電池企業オールジャ社、中国拠点のファンドなどから投資を獲得

〔訳注〕上記のオールジャ社の記事を別の会社が報じている。中国の成長株投信はメイシン(Mingxin)で、シリーズEでは数百万ドルを集めた

■02月17日のWEB LINK NEWS
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2014/02/17 【高橋敏也のトヨタ「86(ハチロク)」繁盛記】高橋敏也のトヨタ「86(ハチロク)」繁盛記 その9:サイバーナビ、入れ替えました(Impress Watch)

 もう、初っ端からハチロク以外だったりする、困ったことに。高橋、いったい何に乗ってるでしょうか? そう、これは知る人ぞ知るトヨタ(トヨタ車体)の電気自動車「コムス」である。電気自動車、EVですよ、EV! トヨタと言えばハイブリッドやPHVばかり目立っているが、電気自動車や燃料電池車もやっているのだ。そしてもちろんこのコムス、れっきとした市販車両なのである。まあ、地味だけれども……。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140217-00000002-impress-ind

2014/02/17 日経平均は30円高スタート、UMN、JUKIが買い気配(サーチナ)

 また、前期が最高益更新となり今期も増収増益を見通した岡部が急伸し、水素発電設備の量産が報じられた川崎重工業は大幅高。今12月期の16%経常増益を計画するサントリー食品インターナショナルも堅調となっている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140217-00000011-scn-brf

2014/02/17 川重が堅調、水素発電設備の量産報道に反応(サーチナ)

 川崎重工業が堅調。朝方に12円高(2.9%高)の428円まで買われる場面があった。

 16日付の日本経済新聞が、同社が水素燃料の火力発電設備を量産すると報道。材料視されている。

 水素発電設備は2030年には2兆円規模の市場になるとの見方もある。同社では世界に先駆け中小型の水素発電用タービンを明石工場で量産し、冷却装置なども改良し水素発電に対応した工場向けの発電設備を、2017年をメドに実用化するという。
 川崎重工業の昨年来高値は、1月20日に付けた496円。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140217-00000193-scn-biz

■海外ニュース
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<輸送>
●プロトン・モーター社、新しいバッテリー&燃料電池商用車を発表(2013年09月27日)

 プロトン・モーター・フュエルセル社(Proton Motor Fuel Cell GmbH)は、バッテリーと燃料電池の二つの動力で駆動する商用電気自動車を発表した。この車は、スミス・エレクトリック・ビークルズ社(Smith Electric Vehicles)が製造しているバッテリー駆動の「ニュートン(Newton)」をベースとしている。プロトン・モーター社は、空調や他の追加装置の電源となる領域を増やすために、バッテリーとともに8kW級燃料電池「ハイレンジ(HyRange)」を統合して搭載している。このプロジェクトは、ドイツの水素・燃料電池技術国家革新プログラム(NIP:National Hydrogen and Fuel Cell Technology Innovation program)」からの資金で支援された。
http://www.protonpowersystems.com/fileadmin/pdf_dokumente/20130927_RNS_PPS_Newton_Press_Release_Sep_2013.pdf

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆第5回 創・蓄・省エネフォーラム【再掲】

 今回は、今後のエネルギーベストミックスを念頭に、新たな提携・連携先の発掘等を支援し、エネルギー及び環境関連産業の更なる振興を図る目的で、燃料電池及び水素エネルギーに関わる材料面における技術開発状況と燃料電池システムの導入・普及促進の状況や、産業機器向けリチウムイオン電池製品の開発状況及びその安全性・特性評価方法について、企業及び学術団体の専門家をお招きしご講演いただきます。講演者との情報交流の場も設けておりますので、是非自社の製品開発などにご活用ください。
◇日 時:2月19日(水)13:30?17:30
◇場 所:サン・エールさがみはら2階 第1研修室 http://sunyell-sagamihara.jp/
◇内 容:
13:40〜14:50 「産業用機器向けリチウムイオン電池製品の開発、および各種性能評価」

 有馬理仁氏(大和製罐株式会社技術管理部新規事業室グループリーダー)
14:50〜15:05 神奈川県より事業紹介
15:15〜15:55 「燃料電池の魅力とその普及に向けた燃料電池開発情報センターの取組」
 吉武優氏(燃料電池開発情報センター常任理事)
16:00〜17:00 「材料が切り開くこれからの燃料電池と水素社会」

 太田健一郎氏(横浜国立大学グリーン水素研究センター特任教授、燃料電池開発情報センター代表)   
◇参加費:無料
◇定 員:80名
【お申し込みはこちらから↓】
参加ご希望の方は、「会社名:、氏名:、メールアドレス:、連絡先電話番号:」を記載して、kankyou@sic-sagamihara.jp までお申し込みください。
または、以下のサイトより申込書(WORD)をダウンロードし内容を明記の上、
http://www.sic-sagamihara.jp/enet/news/20140219.html
同じくメールで、kankyou@sic-sagamihara.jp までお申し込みください。
◇主催者:(株)さがみはら産業創造センター
◇協力:神奈川県

☆FC EXPO 2014?第10回[国際]水素・燃料電池展?【再掲】
◇会 期:2月26日(水)?28日(金)
◇会 場:東京ビッグサイト
◇主 催:リード エグジビション ジャパン 株式会社
◇共 催:水素エネルギー協会(HESS)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)
◇併催企画:FC EXPO 専門技術セミナー

 [水素・燃料電池] 研究発表大会 ?FC アカデミック フォーラム?
◇詳細は、http://www.fcexpo.jp/About/Outline/

☆?燃料電池業界参入を考える事業者および関係者向けセミナー?【再掲】押さえたい燃料電池ビジネスの基礎知識2014
?燃料電池自動車の大量普及がもたらすインパクトとは?
◇講 師=森 豊氏(森豊技術士事務所 工学博士)

 2015年には究極のエコカーと呼ばれる燃料電池自動車が一般に市販され、燃料電池は大量普及段階の入口にさしかかる。一方、定置式燃料電池システムも異業種からの新規参入が見られ、活況を呈している。家庭用燃料電池コージェネシステム「エネファーム」の普及は?100?200kWの中規模システムは他の分散型電源に勝るのか?事業用大型システムは・・・?

 本講では、燃料電池を取り巻くビジネスを展開するうえで「これだけは押さえたい」基礎知識を整理するとともに、国内外および異業種参入の動向、そして今後の見通しについて考察する。
1.国内の最新エネルギー事情
2.燃料電池自動車の本格展開に向けた動き
3.各用途に使用される定置式燃料電池システムの動向、市場導入と課題
 (1)家庭用燃料電池システム「エネファーム」
 (2)中規模燃料電池システム
 (3)事業用大型燃料電池システム
4.燃料電池の基本と現状
 (1)燃料電池の原理、種類、特徴
 (2)燃料電池の現状
5.国内新規参入企業動向
6.海外の燃料電池の動向
7.定置式燃料電池市場の将来性と展望
8.質疑応答
◇日 時:3月26日(金)午前10時?午後0時
◇会 場:SSK セミナールーム(東京都港区西新橋2?6?2 友泉西新橋ビル4F)
◇受講料:1名につき21,000円(消費税込)
◇参加申し込みは https://www.ssk21.co.jp/seminar/S_14085_input.html
◇主 催:株式会社 新社会システム総合研究所
◇問い合わせ・申し込み:株式会社 新社会システム総合研究所
TEL 03?5532?8850 FAX 03?5532?8851

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