燃料電池ワールド Vol.1580 (2014/02/14 10:29)

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□燃料電池ワールド Vol.1580
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■2014年02月14日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

※PEMDREAMニュース
【再掲】「燃料電池の夢」サイト「PEMDREAMニュース」に1日、「2014年01月 活動メモ」を載せました。http://pemdream.com/index.php?QBlog-20140201-1

■世界のヘッドライン(02月11日)
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2014/02/11 マクフィー・エナジー社(McPhy Energy)、海の水素モビリティでフィンカンティエリ社(Fincantieri)と決定的な契約に署名

〔訳注〕固体水素貯蔵技術を開発しているフランスのマクフィー・エナジー社は、世界最大の造船グループ、フィンカンティエリ社と、水素駆動船舶のための水素貯蔵タンクの最初の試作品を定義し、設計する。フィンカンティエリ社のヘラルド・ブルゴーニャ(Gerardo Borgogna)潜水艦設計部部長の喜びの談話も掲載されている

2014/02/11 コムスコープ社(CommScope)、中小企業のための屋外水素バックアップ電源を提供

〔訳注〕コムスコープ社の燃料電池は、パートナーのハイドロジェニックス社(Hydrogenics Corporation)の水素とともにバックアップ電源を16時間まで提供する。この代替エネルギー機器は通信業界でも展開されている、というウォール・ストリート・ジャーナルの記事
2014/02/11 5つの水素供給拠点がワイト島の計画で承認

〔訳注〕承認を得たのはITMパワー社(ITM Power)。同社は、ワイト島における「エコアイランド水素自動車燃料補給プロジェクト(EcoIsland Hydrogen Vehicle Refueller project)」の一環として、2014年11月の操業開始のためにこれらの拠点のうち2カ所を選択して建設の準備を進めていく。この資金は、イギリスの技術戦略委員会(Technology Strategy Board)が提供する

2014/02/11 プロトンフロー電池(Proton flow battery)、水素の発電を前進

〔訳注〕オーストラリアのロイヤル・メルボルン工科大学(RMIT University)の研究者は、バッテリー駆動機器の動力源としてリチウム(lithium)を置き換える水素の可能性について進歩させている。プロトンフロー電池のコンセプトは、可逆陽子交換膜型燃料電池に金属水素化物貯蔵電極を統合したもの、とジョン・アンドリュース(John Andrews)准教授は説明し、学術雑誌「水素エナジー国際ジャーナル(International Journal of Hydrogen Energy)」2014年1月号で発表された

2014/02/11 やさしい変異藻類は、あなたの机上に持続可能な水素を大量生産するかもしれない

〔訳注〕問題の藻類はクラミドモナス(Chlamydomonas)で、カーネギー研究所(Carnegie Institute of Science)、再生可能エネルギー研究所(National Renewable Energy Laboratory)、ローレンス・リバモア国立研究所(Lawrence Livermore National Laboratory)における研究を紹介している

2014/02/11 燃料電池のパイオニアは、ロンドンでの新規株式公開(IPO)のために金融会社を雇う

〔訳注〕インテリジェント・エナジー社(Intelligent Energy)は、6月に計画しているロンドン証券取引所での新規株式公開を監督するために、バークレイズ(Barclays)とコナコルド・ジェニュィティ(Canaccord Genuity)を任命した。この記事は、スズキとの合弁会社設立も含めてインテリジェント社の資金調達の戦略について述べている。情報源のスカイ・ニュース社(Sky News)はロンドンに拠点を置く24時間ニュース専門チャンネル

2014/02/11 ポートランド・オートショー(Portland Auto Show)2014:トヨタの燃料電池車は電気自動車の未来になるかもしれない

〔訳注〕オレゴン州のニュースサイト「オレゴン・ライブ(Oregon Live)」は、2007年に同州にホンダの燃料電池自動車が運び込まれたが、2015年にトヨタは一般の人にリーズナブルな価格で販売する予定だとして、燃料電池車と水素についての記事とビデオを提供している

■燃料電池関連イベント
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☆?燃料電池業界参入を考える事業者および関係者向けセミナー?【再掲】押さえたい燃料電池ビジネスの基礎知識2014
?燃料電池自動車の大量普及がもたらすインパクトとは?
◇講 師=森 豊氏(森豊技術士事務所 工学博士)

 2015年には究極のエコカーと呼ばれる燃料電池自動車が一般に市販され、燃料電池は大量普及段階の入口にさしかかる。一方、定置式燃料電池システムも異業種からの新規参入が見られ、活況を呈している。家庭用燃料電池コージェネシステム「エネファーム」の普及は?100?200kWの中規模システムは他の分散型電源に勝るのか?事業用大型システムは・・・?

 本講では、燃料電池を取り巻くビジネスを展開するうえで「これだけは押さえたい」基礎知識を整理するとともに、国内外および異業種参入の動向、そして今後の見通しについて考察する。
1.国内の最新エネルギー事情
2.燃料電池自動車の本格展開に向けた動き
3.各用途に使用される定置式燃料電池システムの動向、市場導入と課題
 (1)家庭用燃料電池システム「エネファーム」
 (2)中規模燃料電池システム
 (3)事業用大型燃料電池システム
4.燃料電池の基本と現状
 (1)燃料電池の原理、種類、特徴
 (2)燃料電池の現状
5.国内新規参入企業動向
6.海外の燃料電池の動向
7.定置式燃料電池市場の将来性と展望
8.質疑応答
◇日 時:3月26日(金)午前10時?午後0時
◇会 場:SSK セミナールーム(東京都港区西新橋2?6?2 友泉西新橋ビル4F)
◇受講料:1名につき21,000円(消費税込)
◇参加申し込みは https://www.ssk21.co.jp/seminar/S_14085_input.html
◇主 催:株式会社 新社会システム総合研究所
◇問い合わせ・申し込み:株式会社 新社会システム総合研究所
TEL 03?5532?8850 FAX 03?5532?8851

■02月13日のWEB LINK NEWS
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2014/02/13 BASF、バッテリー事業の世界戦略…グローバルで5億ユーロの売上を目指す(レスポンス)

 BASFジャパンのヨルグ・クリスチャン・シュテック社長は、2月5日の「バッテリー材料研究所」の開所式で同社のバッテリー事業のグローバルでの売上目標を約5億ユーロ(700億円)とし、そのうちアジア太平洋地域で約3.5億ユーロ(490億円)の売上げを見込んでいることを明らかにした。

 同社長の説明に対して、記者から「電気自動車より燃料電池車の方が先に普及するのはないか」、との質問があり、その質問に対しては、BASF本社のペーター・シューマッハ氏が、「燃料電池車も増えるだろうが、電気自動車も同じように増えると予測している。まだ当分の間は、内燃機関が自動車の動力源の主役であろうが、電気自動車も燃料電池車も次第に割合を増やすだろう。そういう情勢の中で当社は、先に説明した売上が実現可能であると考えている」と説明した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140213-00000019-rps-bus_all

2014/02/13 26日からスマートエネルギーWeek2014〔BW〕(時事通信)

 【ビジネスワイヤ】スマートエネルギー分野の最新製品・技術を展示する「スマートエネルギーWeek2014」が、今月26日から3日間、東京ビッグサイトで開催される。この展示会は、「国際水素・燃料電池展(FC EXPO)」、「国際太陽電池展(PV EXPO)」、「太陽光発電システム施工展」、「国際二次電池展(バッテリー ジャパン)」などの8展で構成されており、30か国から1510社が出展する予定。出展企業・団体は、ENERCON/日立パワーソリューションズ、DMEGCジャパン、ZTTケーブル、レッドニー、Changzhou EGing Photovoltaic Technologyなど。〈BIZW〉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140213-00000013-jijc-biz

2014/02/13 国土交通省、FCVやNGVの試験方法を国際基準に整合…衝突被害軽減ブレーキの装備義務付け対象も拡大(レスポンス)

 国土交通省は、燃料電池自動車に関する基準を、世界統一技術規則と整合させるため、関係告示を改正すると発表した。

 自動車の安全性向上や国際的な基準調和の観点から、国連の「水素及び燃料電池自動車にかかる世界統一技術規則」、「圧縮天然ガスを燃料とする自動車にかかる協定規則」の試験方法を国内基準に導入する。

 燃料電池自動車関係では、衝突試験後の車室内の水素濃度やガス容器の車両への固定状態など、要件を追加し、世界統一技術規則と整合させる。適用は2017年2月13日以降に製造された自動車。

 国交省では「水素及び燃料電池自動車にかかる世界統一技術規則」は、日本が提案した案をベースとして昨年6月に成立したもので、燃料電池自動車の普及に寄与すると期待されるとしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140213-00000035-rps-soci

2014/02/13  自民が「水素社会」委員会設置、再生エネルギーの一環(TBS系(JNN))

 政府の原発などに関する中長期的な政策を定める「エネルギー基本計画」に、再生エネルギーとして水素の活用を盛り込むため、自民党は新たに委員会を設置しました。

 13日朝、初めて会合が開かれた自民党の「水素社会推進小委員会」は、水素エネルギーについて研究してきた議員連盟を党の正式な組織に格上げしたものです。

 小委員会では政府が閣議決定する「エネルギー基本計画」に水素自動車の普及や水素発電の実用化など、水素エネルギーの活用を盛り込むため検討を加速する方針です。

 「エネルギー基本計画」をめぐっては、昨年末に経産省が作成した原案で原発を「重要なベース電源」としたことに対し、与党内から「原発の再稼働が前面に出過ぎている」と異論が出たことを受けて、再生エネルギーについて、より強調する狙いがあります。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20140213-00000013-jnn-pol
※映像あり

■海外ニュース
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<素材/部品/試験>
●ミシガン州立大学の教官、国立科学財団の賞を受賞(2013年09月19日)

 ミシガン州立大学(Michigan State University)物質化学工学科(Department of Chemical Engineering and Materials Science)助教のジェイソン・D・ニコラス(Jason D. Nicholas)は、米国国立科学財団(National Science Foundation)キャリア教育賞(CAREER award)を受賞した。5年間に40万ドルの資金を授与されるこの賞は、固体酸化物型燃料電池(solid oxide fuel cell)の動作温度の引き下げや性能の改善、コストの削減、稼働寿命の拡大のためのニコラスの研究を支えるものとなる。
http://www.egr.msu.edu/news/2013/09/19/jason-nicholas-wins-nsf-career-award

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆第5回 創・蓄・省エネフォーラム【再掲】

 今回は、今後のエネルギーベストミックスを念頭に、新たな提携・連携先の発掘等を支援し、エネルギー及び環境関連産業の更なる振興を図る目的で、燃料電池及び水素エネルギーに関わる材料面における技術開発状況と燃料電池システムの導入・普及促進の状況や、産業機器向けリチウムイオン電池製品の開発状況及びその安全性・特性評価方法について、企業及び学術団体の専門家をお招きしご講演いただきます。講演者との情報交流の場も設けておりますので、是非自社の製品開発などにご活用ください。
◇日 時:2月19日(水)13:30?17:30
◇場 所:サン・エールさがみはら2階 第1研修室 http://sunyell-sagamihara.jp/
◇内 容:
13:40〜14:50 「産業用機器向けリチウムイオン電池製品の開発、および各種性能評価」

 有馬理仁氏(大和製罐株式会社技術管理部新規事業室グループリーダー)
14:50〜15:05 神奈川県より事業紹介
15:15〜15:55 「燃料電池の魅力とその普及に向けた燃料電池開発情報センターの取組」
 吉武優氏(燃料電池開発情報センター常任理事)
16:00〜17:00 「材料が切り開くこれからの燃料電池と水素社会」

 太田健一郎氏(横浜国立大学グリーン水素研究センター特任教授、燃料電池開発情報センター代表)   
◇参加費:無料
◇定 員:80名
【お申し込みはこちらから↓】
参加ご希望の方は、「会社名:、氏名:、メールアドレス:、連絡先電話番号:」を記載して、kankyou@sic-sagamihara.jp までお申し込みください。
または、以下のサイトより申込書(WORD)をダウンロードし内容を明記の上、
http://www.sic-sagamihara.jp/enet/news/20140219.html
同じくメールで、kankyou@sic-sagamihara.jp までお申し込みください。
◇主催者:(株)さがみはら産業創造センター
◇協力:神奈川県

☆FC EXPO 2014?第10回[国際]水素・燃料電池展?【再掲】
◇会 期:2月26日(水)?28日(金)
◇会 場:東京ビッグサイト
◇主 催:リード エグジビション ジャパン 株式会社
◇共 催:水素エネルギー協会(HESS)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)
◇併催企画:FC EXPO 専門技術セミナー

 [水素・燃料電池] 研究発表大会 ?FC アカデミック フォーラム?
◇詳細は、http://www.fcexpo.jp/About/Outline/

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