燃料電池ワールド Vol.1561 (2014/01/17 09:49)

水素チャンネル Home

■───────────────────────────
□燃料電池ワールド Vol.1561
■□□□□□□□□□
■2014年01月17日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

※PEMDREAMニュース
【再掲】8日から「世界のヘッドライン」コーナーを設けました。これは、Fuelcellsworks.comの配信を利用して、配信後ほぼ翌日にヘッドラインだけを掲載しようと考えました。全文はとても訳せませんが結構意味は伝わると思います。また、情報は「世界のニュース」サイトのヘッドラインのページに蓄積していきます。そして、本文は不定期に幾つかをトピックス(今日もどこかで)に載せていくつもりですので、よろしくお願いします。

■世界のヘッドライン(01月15日)
□□□───────────────────────────

2014/01/15 USトヨタ(Toyota)の重役ムスク氏(Musk)は、「水素燃料電池車はバッテリー電気自動車に代わるものだ」と反撃した

2014/01/15 英国のエーカル・エナジー社(ACAL Energy)、水素燃料電池のコスト削減に液体触媒

2014/01/15 太陽電池パネル・プロジェクト、バッテリーを飛び越えて水素燃料を生成

〔訳注〕米国エネルギー省のエネルギー・フロンティア研究センター(Energy Frontier Research Center)が行っている

■燃料電池関連イベント
□□□───────────────────────────
☆燃料電池関連ビジネスマッチング2/13(木)in名古屋
「家庭用燃料電池の補機類部品ならびに水素ステーション関連部品に係るビジネスマッチングのための説明会・個別相談会」

 (一財)大阪科学技術センターでは経済産業省資源エネルギー庁の委託を受け、「エネファーム周辺機器(補機類)」、「水素ステーション機器」について、家庭用燃料電池(エネファーム)メーカ、水素ステーションエンジニアリングメーカ等と新規参入に意欲のある企業とのビジネスマッチングを図るための、説明会及び相談会を下記のとおり開催いたします。
◇日 時:2月13日(木) 13:30?17:00
◇場 所:名古屋商工会議所 3階 第5会議室 (名古屋市中区栄2-10-19)
◇対 象:共通仕様リスト(HPからご確認下さい)に記載されている製品群の仕様に対し、新規参入に意欲がある企業
参加ニーズ企業:

 ・エネファーム=アイシン精機(株)、東芝燃料電池システム(株)、パナソニック(株)、JX日鉱日石エネルギー(株)

 ・水素ステーション=大陽日酸(株)他、水素ステーションエンジニアリングメーカ(調整中)、(株)キッツ、アズビル(株)(弁、バルブ部品)
◇内 容:第1部 説明会 13:30?14:30

  ・ニーズ説明 永田裕二氏(東芝燃料電池システム(株)取締役)

  ・ニーズ説明 今村等氏(大陽日酸(株)水素プロジェクト部部長)

         渡辺統氏((株)キッツ CLESTECPROJECTサブリーダー)
  ・質疑応答

 第2部 個別相談会 14:40?17:00 (1社25分程度)
◇詳細・参加申込: http://www.ostec.or.jp/data/news_ostec/20131217-1.html
◇事務局:(一財)大阪科学技術センター 技術振興部 大原、増山、水野

   e-mail: ostec01@ostec.or.jp  TEL:06-6443-5340 FAX:06-6443-5319

☆福岡水素エネルギー戦略会議 燃料電池自動車セミナー【再掲】
「カウントダウン開始! 燃料電池自動車が駆けめぐる時代の幕開け」

 1月24日(金)から4日間の日程で開催される福岡モーターショーにて『燃料電池自動車セミナー』を開催します! FCV普及に向けて、第一線で活躍する企業やジャーナリストの方々を講師としてお招きし、FCVの魅力や特徴をわかりやすく講演していただきます。
◇日 時:1月24日(金)10:00〜11:50
◇場 所:福岡国際会議場501会議室 
◇定 員:300名(先着順。定員に達し次第、締め切り)
◇詳 細: http://www.f-suiso.jp/info/7862.html
◇内 容:
10:10〜10:40 講演1『まもなくテイクオフ!燃料電池自動車の乗り方教室』
        〜燃料電池自動車開発者から聴く〜

        広瀬雄彦氏(トヨタ自動車株式会社技術統括部主査)10:45〜11:15 講演2『そこまで来ている水素の時代』

        〜2015年水素ステーションから始まる新たなクルマ社会〜

        北中正宣氏(水素供給・利用技術研究組合技術本部長)11:20〜11:50 講演3『燃料電池自動車ライフを思い描く』
        〜価値観すら変える、FCV普及のインパクト〜

        三浦和成氏(株式会社イード「レスポンス」編集長)
◇お申し込みはこちらから
  ⇒ https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php
◇主 催:福岡水素エネルギー戦略会議

■01月16日のWEB LINK NEWS
□□□───────────────────────────

2014/01/16 北米自動車ショー 新市場の燃料電池車とITに脚光(産経新聞)

 【デトロイト=柿内公輔】北米国際自動車ショーでは、成長への期待が高い燃料電池車やIT(情報技術)分野など新技術も注目を集めた。

 トヨタ自動車は米ラスベガスで開かれた家電見本市に続き、燃料電池電気自動車(FCEV)の試作車を公開。同様にホンダも新型FCEVの試作車を出展した。ともに2015年の市販化を目指しており、ホンダはGMとの共同開発を進めている。

 自動車大手は、厳しい環境規制を導入したカリフォルニア州をはじめ、米国が燃料電池車の主戦場と見込む。水素ステーションの普及が課題だが「電気自動車(EV)以上に期待できる」(トヨタ)との声は根強い。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140116-00000510-san-bus_all

2014/01/16 ウェブでスマートシティー実証事業の情報発信=新エネ導入促進協〔BW〕(時事通信)

 【ビジネスワイヤ】経済産業省の「次世代エネルギー・社会実証事業」を推進する新エネルギー導入促進協議会は、ウェブサイト「JSCP(ジャパン・スマートシティー・ポータル)」で実証事業の最新動向を発信している。日本語(http://jscp.nepc.or.jp/)、中国語(http://jscp.nepc.or.jp/cn/)、英語(http://jscp.nepc.or.jp/en/)の3言語版があり、一般住宅におけるデマンドレスポンス(DR)の実証や超小型電気自動車(EV)を使ったカーシェアリングサービス、燃料電池(FC)バスによる建物への電力供給などを紹介。実証事業はスマートシティーやスマートコミュニティーの実現に向け、4地域(横浜、豊田、けいはんな学研都市、北九州)で進められている。〈BIZW〉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140116-00000014-jijc-biz

2014/01/16 <驚くべきインバウンド後進国ニッポン(1)>最大の課題は「お・も・て・な・し」の具体化(Record China)

 この国では昔から特定の産業分野は、経済成長の恩恵を受けることなく置き去りにされ、
○○後進国というレッテルを張られて参りました。例えば、福祉、労働環境、女性の地位、余暇取得や代替エネルギー、過去の燃料電池等は日本国民があまり注目していなかった分野でした。特に華々しい旅行産業の歴史の中で、訪日旅行はインバウンド後進国という不名誉なあだ花のもと細々と生き続けてきたと言えます。実際、訪日旅行は産業と呼べる代物にほど遠く、その実情は外国人ブローカーが横行する準アンダーグラウンドの世界でした。

 私がなぜこのブログを書くかをご説明すると、黒船来襲から明治維新が起こり近代国家が形成されたように、訪日外国人の増加により関連の産業が勃興・急成長して、日本の新産業になると思われるからです。過去に後進の代名詞であった燃料電池等の技術は、ハイブリッドや電気自動車の発展に伴い猛烈に加速して先端を走っております。太陽電池パネルや液晶も毎年薄型化しております。インバウンドも同様に時代の追い風の中にいると思えるのです。オリンピック誘致プレゼンでの滝川クリステルさんの「お・も・て・な・し」は有名になりましたが、諸外国からのお客さまへの「お・も・て・な・し」をどの様に具体化するのかが最大の課題です。そのソフト開発は多言語・多文化・多習慣の異文化理解から始まり、古き良き封建的で保守的な我国国民には、このシステム構築は複雑すぎて一朝一夕には不可能でしょう。まずは現状認識から始め、産業が発展してゆく予想を語りたく思います。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140116-00000024-rcdc-cn

2014/01/16 日立造船、低コスト水素製造システムの研究開発などが経産省の未来開拓研究プロジェクトに採択(レスポンス)

 日立造船は、グループで水処理事業を展開するアタカ大機とともに、経済産業省が公募した「2013年度再生可能エネルギー貯蔵・輸送等技術開発」で、「低コスト水素製造システムの研究開発」と、「エネルギーキャリアシステム研究」がそれぞれ採択されたと発表した。

 経産省が推進する同事業は、「未来開拓研究プロジェクト」の一環として実施するもので、クリーンエネルギーとして注目される水素を再生可能エネルギーから高効率、低コストで製造する技術に加え、水素の長距離輸送、長時間貯蔵を容易にするためのエネルギーキャリア技術の開発に取り組み、水素、各種エネルギーキャリアについて各種化石燃料と競合できる価格の実現を目指している。

 現状、再生可能エネルギーによる電力によって水素を製造する場合、主に水電解を行うものの、生成した水素は大規模水力発電を利用する場合を除いて高いコストが課題となっている。

 日立造船とアタカ大機は、この課題に対し、水素製造コストの大半を占める電力変換システムと、電解システムから構成される設備コストの低減を行うとともに、水素製造プロセスを見直し、エネルギー効率、経済性などを飛躍的に向上させる新規プロセスの性能・経済性評価の確立、課題、開発目標を把握する。

 低コスト水素製造システムの研究開発は、研究期間が2013年度から2022年度までの10年間で、開発した水素製造システム技術に対し、実用上最小規模のシステムを試作して実証試験を行い、再生可能エネルギーから低コストで水素を製造する技術を確立することを目指す。

 エネルギーキャリアシステム研究は、研究期間が2013年度から2017年度までの5年度で、水素を効率的に貯蔵・輸送できるエネルギーキャリアとしてメタンを対象に、その有効性を確認する解析評価研究を実施する。具体的には、メタンをエネルギーキャリアとしたプロセスの性能・経済性などを評価する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140116-00000059-rps-bus_all

■海外ニュース
□□□───────────────────────────
<報告書/市場調査>
●輸送産業概観(2013年08月)

 アメリカ再生可能エネルギー評議会(American Council on Renewable Energy:ACORE)は、輸送産業の概観について発表した。この内容は、「カリフォルニア州の燃料電池自動車と水素の展開」と題したカリフォルニア燃料電池パートナーシップ(California Fuel Cell Partnership)のクリス・ホワイトによって書かれた記事に含まれている。
http://www.acore.org/transportation-industry-review?utm_campaign=August%202013%20Top%20Story&utm_medium=email&utm_source=newsletter&utm_content=http%3A//www.acore.org/transportation-industry-review

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
□□□───────────────────────────
☆福岡水素エネルギー戦略会議 平成25年度 研究分科会【再掲】「高効率水素製造研究分科会/燃料電池要素研究分科会」

 福岡水素エネルギー戦略会議では、水素に関連する様々なテーマをもとに、研究分科会を開催します。各分野の第一線で活躍中の方々を講師としてお招きするとともに、講師や参加者の方々との情報交換の時間も設けておりますので、是非、自社の製品開発などにご活用ください。皆様のご参加をお待ちしております。
◇日 時:1月24日(金)13:30?16:40
◇場 所:福岡国際会議場4階413会議室(福岡市博多区石城町2?1)
◇プログラム:http://www.f-suiso.jp/info/8292.html
13:35〜14:15 「大阪ガスの水素製造装置の開発および水素ステーションに対する取り組み」

 池田耕一郎氏(大阪ガス(株)エンジニアリング部環境ソリューションチーム副課長)
14:15〜14:55 「未定」
 三菱化工機(株)プラント営業部水素・エネルギー営業グループ
15:15〜15:55 「燃料電池・水素関連製品開発の成功・失敗談」
 堤泰行氏(エフシー開発(株)取締役/茨城大学名誉教授)
15:55〜16:35 「電気化学方式による水素ガスの圧縮」
 伊藤衡平氏(九州大学大学院工学研究院機械工学部門教授)
◇受講料:無料
◇定 員:50名≪定員に達し次第、受付終了。申し込みはお早めに≫
◇申込期限:1月22日(水)
★この日は福岡モーターショー2014の開幕日であり、午前中には同会場の501会議室にて「燃料電池自動車セミナー」(http://www.f-suiso.jp/info/7862.html)が開催されます。また、燃料電池自動車や燃料電池スクーター、水素ステーション用ディスペンサーなどの展示も予定されています。
◇申し込みはこちらから
  http://www.f-suiso.jp/info/8292.html
◇問い合わせ:水素エネルギー国際研究センター 甲野

  Tel:092?802?3303 Mail: info@h2.kyushu-u.ac.jp

☆大阪科学技術センター 燃料電池・FCH部会 公開シンポジウム【再掲】「燃料電池とそれを取り巻く環境?水素社会への最前線?」

 家庭用燃料電池が5.5万台以上普及し、2015年には燃料電池自動車の市場投入が予定され、水素社会への期待が高まっています。本シンポジウムでは関係する各機関より講師をお招きして、最新の動向についてご講演頂きます。ご多忙の折とは存じますが、ご参加いただけますようお願い申し上げます。
☆燃料電池・FCH部会 公開シンポジウム
「燃料電池とそれを取り巻く環境?水素社会への最前線?」
◇日 時:1月30日(木)13:30?(シンポジウム)、17:30?(交流会)
◇場 所:大阪科学技術センター 8階中・小ホール
◇定 員:120名
◇プログラム:
【講演会】13:30〜17:15
1、講演「エネルギーキャリアプロジェクトの概要とアンモニア利用の展望」
   秋鹿研一氏(科学技術振興機構ALCA運営総括)
2、講演「シェールガス開発の動向について」

   田中琢実氏(一般財団法人日本エネルギー経済研究所主任研究員)3、講演「パナソニックにおける家庭用燃料電池『エネファーム』の最新技術動向と普及拡大戦略」

   加藤玄道氏(パナソニック株式会社アプライアンス社グループマネージャー)4、講演「革新的な燃料電池による電力供給ビジネス」
   三輪茂基氏(Bloom Energy Japan株式会社代表取締役 CEO)
5、総合質疑

   進行:江口浩一氏(京都大学教授・燃料電池・FCH部会代表)

      稲葉 稔氏(同志社大学教授・燃料電池・FCH部会代表)【交流会】17:30? 大阪科学技術センター B101号室
◇参加費:
 ○講演会参加費:
  ・燃料電池・FCH部会 会員・会員企業:無料

  ・協賛団体会員:(企業)10,000円、(大学・公的研究機関)5,000円
  ・その他の一般参加の方:15,000円 

 ○交流会参加費:3,000円(燃料電池・FCH部会 会員・会員企業:無料)
◇申込み方法(下記URLからMailまたはFAXで)
  http://www.ostec-tec.info/08/
◇詳細→ http://www.ostec-tec.info/08/
◇主催:大阪科学技術センター 燃料電池・FCH部会
◇協賛: (一社)エネルギー・資源学会、(公社)化学工学会関西支部、(公社)化学工学会エネルギー部会、(一社)近畿化学協会、(公社)電気化学会関西支部、(公社)電気化学会電池技術委員会、(一社)日本電機工業会、燃料電池開発情報センター、燃料電池実用化推進協議会

☆FC EXPO 2014?第10回[国際]水素・燃料電池展?【再掲】
◇会 期:2月26日(水)?28日(金)
◇会 場:東京ビッグサイト
◇主 催:リード エグジビション ジャパン 株式会社
◇共 催:水素エネルギー協会(HESS)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)
◇併催企画:FC EXPO 専門技術セミナー

 [水素・燃料電池] 研究発表大会 ?FC アカデミック フォーラム?
◇詳細は、http://www.fcexpo.jp/About/Outline/

────────────────────────────────────

■メルマガ「燃料電池ワールド」
 □毎週月〜金曜日発行(年末年始および祝日は休刊)
 □編集・発行:燃料電池NPO pemdream
  連絡先:http://pemdream.com/index.php?contact%20us

 □解除を希望される方は、利用されている「まぐまぐ」または「melma!」のどちらかで解除の手続きを行ってください。pemdreamでの代行はできません。
 まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000065319.html
 melma! http://melma.com/backnumber_39824/
□マガジンID:0000065319(まぐまぐ) m00039824(melma!)


**H2**

<前の号 次の号>

TAKAGI-1