燃料電池ワールド Vol.1555 (2014/01/08 09:18)

水素チャンネル Home

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□燃料電池ワールド Vol.1555
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■2014年01月08日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

※PEMDREAMニュース

 今日から「世界のヘッドライン」コーナーを設けました。これは、Fuelcellsworks.comの配信を利用して、配信後ほぼ翌日にヘッドラインだけを掲載しようと考えました。全文はとても訳せませんが結構意味は伝わると思います。また、情報は「世界のニュース」サイトのヘッドラインのページに蓄積していきます。そして、本文は不定期に幾つかをトッピックス(今日もどこかで)に載せていくつもりですので、よろしくお願いします。

■世界のヘッドライン
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1月5日までは世界がお休みで、配信はありません。

2014/01/06 インテリジェント・エナジー社(Intelligent Energy)は、新しい範疇のポータブル燃料電池デバイス「アップ(Upp)」の米国で最初のパートナーとして小売業のブルックストーン社(Brookstone)を選び、発表した。
(訳注)笑ったね、このUppのビデオには。本当はこんな紹介までするつもりはなかったのだけれど、正月だしまぁいいか。2本アップ!
http://www.youtube.com/watch?v=Q9IweMFe2sA
http://www.youtube.com/watch?v=1A79is5JcRg

2014/01/06 多くの会社が、信頼できて元気を回復する電力のために燃料電池を借りている
(訳注)これはフュエルセルズ2000(Fuel Cells 2000)の新レポートについての記事

■燃料電池関連イベント
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☆福岡水素エネルギー戦略会議 平成25年度 研究分科会【再掲】「高効率水素製造研究分科会/燃料電池要素研究分科会」

 福岡水素エネルギー戦略会議では、水素に関連する様々なテーマをもとに、研究分科会を開催します。各分野の第一線で活躍中の方々を講師としてお招きするとともに、講師や参加者の方々との情報交換の時間も設けておりますので、是非、自社の製品開発などにご活用ください。皆様のご参加をお待ちしております。
◇日 時:1月24日(金)13:30?16:40
◇場 所:福岡国際会議場4階413会議室(福岡市博多区石城町2?1)
◇プログラム:http://www.f-suiso.jp/info/8292.html
13:35〜14:15 「大阪ガスの水素製造装置の開発および水素ステーションに対する取り組み」

 池田耕一郎氏(大阪ガス(株)エンジニアリング部環境ソリューションチーム副課長)
14:15〜14:55 「未定」
 三菱化工機(株)プラント営業部水素・エネルギー営業グループ
15:15〜15:55 「燃料電池・水素関連製品開発の成功・失敗談」
 堤泰行氏(エフシー開発(株)取締役/茨城大学名誉教授)
15:55〜16:35 「電気化学方式による水素ガスの圧縮」
 伊藤衡平氏(九州大学大学院工学研究院機械工学部門教授)
◇受講料:無料
◇定 員:50名≪定員に達し次第、受付終了。申し込みはお早めに≫
◇申込期限:1月22日(水)
★この日は福岡モーターショー2014の開幕日であり、午前中には同会場の501会議室にて「燃料電池自動車セミナー」(http://www.f-suiso.jp/info/7862.html)が開催されます。また、燃料電池自動車や燃料電池スクーター、水素ステーション用ディスペンサーなどの展示も予定されています。
◇申し込みはこちらから
  http://www.f-suiso.jp/info/8292.html
◇問い合わせ:水素エネルギー国際研究センター 甲野

  Tel:092?802?3303 Mail: info@h2.kyushu-u.ac.jp

☆大阪科学技術センター 燃料電池・FCH部会 公開シンポジウム【再掲】「燃料電池とそれを取り巻く環境?水素社会への最前線?」

 家庭用燃料電池が5.5万台以上普及し、2015年には燃料電池自動車の市場投入が予定され、水素社会への期待が高まっています。本シンポジウムでは関係する各機関より講師をお招きして、最新の動向についてご講演頂きます。ご多忙の折とは存じますが、ご参加いただけますようお願い申し上げます。
☆燃料電池・FCH部会 公開シンポジウム
「燃料電池とそれを取り巻く環境?水素社会への最前線?」
◇日 時:1月30日(木)13:30?(シンポジウム)、17:30?(交流会)
◇場 所:大阪科学技術センター 8階中・小ホール
◇定 員:120名
◇プログラム:
【講演会】13:30〜17:15
1、講演「エネルギーキャリアプロジェクトの概要とアンモニア利用の展望」
   秋鹿研一氏(科学技術振興機構ALCA運営総括)
2、講演「シェールガス開発の動向について」

   田中琢実氏(一般財団法人日本エネルギー経済研究所主任研究員)3、講演「パナソニックにおける家庭用燃料電池『エネファーム』の最新技術動向と普及拡大戦略」

   加藤玄道氏(パナソニック株式会社アプライアンス社グループマネージャー)4、講演「革新的な燃料電池による電力供給ビジネス」
   三輪茂基氏(Bloom Energy Japan株式会社代表取締役 CEO)
5、総合質疑

   進行:江口浩一氏(京都大学教授・燃料電池・FCH部会代表)

      稲葉 稔氏(同志社大学教授・燃料電池・FCH部会代表)【交流会】17:30? 大阪科学技術センター B101号室
◇参加費:
 ○講演会参加費:
  ・燃料電池・FCH部会 会員・会員企業:無料

  ・協賛団体会員:(企業)10,000円、(大学・公的研究機関)5,000円
  ・その他の一般参加の方:15,000円 

 ○交流会参加費:3,000円(燃料電池・FCH部会 会員・会員企業:無料)
◇申込み方法(下記URLからMailまたはFAXで)
  http://www.ostec-tec.info/08/
◇詳細→ http://www.ostec-tec.info/08/
◇主催:大阪科学技術センター 燃料電池・FCH部会
◇協賛: (一社)エネルギー・資源学会、(公社)化学工学会関西支部、(公社)化学工学会エネルギー部会、(一社)近畿化学協会、(公社)電気化学会関西支部、(公社)電気化学会電池技術委員会、(一社)日本電機工業会、燃料電池開発情報センター、燃料電池実用化推進協議会

☆FC EXPO 2014?第10回[国際]水素・燃料電池展?【再掲】
◇会 期:2月26日(水)?28日(金)
◇会 場:東京ビッグサイト
◇主 催:リード エグジビション ジャパン 株式会社
◇共 催:水素エネルギー協会(HESS)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)
◇併催企画:FC EXPO 専門技術セミナー

 [水素・燃料電池] 研究発表大会 ?FC アカデミック フォーラム?
◇詳細は、http://www.fcexpo.jp/About/Outline/

■01月07日のWEB LINK NEWS
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2014/01/07 【2014CES】トヨタ、CESのプレスカンファレンスでFCV(燃料電池車)を公開 北米でも日本同様、2015年に発売(Impress Watch)

 トヨタ自動車は1月6日(現地時間)、米国ネバダ州ラスベガスで開幕する「2014 International CES」のプレスカンファレンスにおいて、FCV(燃料電池車)のコンセプトカー「FCV CONCEPT」と、実際に走行実験などを行っているFCV試作車を公開した。FCV CONCEPTは、2013年11月開催の「東京モータショー」で、FCV試作車は同10月の「2013年先進技術説明会」で公開されているものだが、北米での公開は初めてのことになる。

  Toyota Motor Sales, U.S.Aのシニアバイスプレジデントである Bob Carter氏が両FCVに関するプレゼンテーションを実施。2015年に市販車を発売すると語った。

 Carter氏は、FCVを量産ハイブリッド車である「プリウス」の登場とイメージが重なるよう説明。燃料には水素を用い、排出するものは水だけなど、環境に優れたクルマであると語る。また、強調していたのは、航続距離の長さ。3?5分の水素充填で、300マイル(約480km)の航続距離を走れること、そのための水素充填タンクが2本であることなどを語っていた。

 そのほかの性能については、レクサスのハイブリッド車と同等の静かさを持つこと、0-60mph(約0-96km/h)の加速性能が約10秒であること、最高速度が100mph以上(約160km/h以上)であると述べた。また、非常時にはFCVを家庭用の電源とすることが可能で、1週間の電力供給能力があるとした。

 FCV普及の鍵を握るのは、車両本体の性能も必要だが、どのような社会インフラを構築していくかにある。これについてCarter氏は、2億ドルの投資が行われること、一定量以上のZEV(排気ガスがゼロのクルマ)販売が義務づけられたカリフォルニア州においては60分圏内に1基の水素ステーションが設置されていくことなどを示し、2015年までに新たに20基、2016年までにさらに40基の水素ステーションが設置されるという。

 日本でもHySUT(ハイサット、水素供給・利用技術研究組合)により、水素ステーションの設置が進んでおり、トヨタと本田技研工業から2015年の、日産自動車からは2017年のFCV発売が予定されている。

 トヨタは環境対応車の普及において、近距離コミューターをEV(電気自動車)で、中長距離をハイブリッド車およびFCVでと捉えているように見える。2年以内に日米両国でFCVが走り出すことになるわけだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140107-00000010-impress-ind
※写真あり

2014/01/07 トヨタ、水素ステーション整備に協力へ?15年の新車販売前に(Bloomberg)

  1月6日(ブルームバーグ):トヨタ自動車は燃料電池車の普及を支援するため、水素ステーションネットワーク拡充に協力する考えを示した。同社は2015年に米国で「カムリ」と同程度の大きさのセダンの燃料電池車を販売する準備を進めている。

 米国トヨタ自動車販売のボブ・カーター副社長は同日、記者団に「当社はインフラ整備推進の必要性を認識している」と発言。水素ステーション整備に関するトヨタの具体的な措置は数カ月以内に明らかにされると述べた。

 トヨタはセダンの燃料電池車を販売する来年には、当初の主要市場となるカリフォルニア州で利用できる水素燃料ステーションは最大20カ所に増えるとの見通しを示した。同社広報担当者のジョン・ハンソン氏によれば、現在は約10カ所。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140107-00000024-bloom_st-bus_all

■海外ニュース
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<軍事利用>
●海軍研究事務所の固体酸化物型燃料電池、燃料使用を半減(2013年08月14日)

 海軍研究事務所(Office of Naval Research:ONR)の固体酸化物型燃料電池戦術電源装置(Solid Oxide Fuel Cell Tactical Electrical Power Unit)は、現在前線基地(forward-operating base)に電力を供給しているディーゼル・システムに比べて燃料の使用量を半分近くに減らす能力を実証した。

 メリーランド州の陸軍アバディーン性能試験場(Aberdeen Proving Ground)での実証で、固体酸化物型燃料電池は、現在陸軍とアメリカ海兵隊(Marine Corps)で使われている同サイズの10kW級発電機と比べて燃料の消費を44%まで減らした。
http://www.onr.navy.mil/en/Media-Center/Press-Releases/2013/Solid-Oxide-Fuel-Cell-Generator.aspx

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