燃料電池ワールド Vol.1548 (2013/12/20 09:10)

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□燃料電池ワールド Vol.1548
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■2013年12月20日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

※PEMDREAMニュース【すべて再掲】
【世界のニュースサイト】12月12日に「0027:【番外】トム・クルーズが燃料電池の修理屋に」を載せました。
http://www.fcnewsworld.com/index.php?QBlog-20131212-1
【燃料電池の夢サイト/PEMDREAMニュース】 12月10日に「前東京都環境局長が書いた燃料電池」を載せました。
http://pemdream.com/index.php?FrontPage

■12月19日のWEB LINK NEWS
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2013/12/19 きょう(19日)の発表行事予定☆1(時事通信)
〔国内〕
◆水素・燃料電池戦略協議会(午前9時半、経産省)
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20131219-00000021-jijnb_st-nb

2013/12/19 【大阪モーターショー13】大阪府、FCV公用車を出展(レスポンス)

 大阪府は、12月20日から23日にインテックス大阪で開催される「第8回 大阪モーターショー」に、公用車として活用している燃料電池自動車(FCV)を出展すると発表した。

 大阪府では、走行時に水しか排出しない究極のエコカー、燃料電池自動車の啓発周知のため、2004年6月からトヨタ『FCHV-adv』を1台借り入れ、公用車として使用している。

 今回、おおさかFCV推進会議と水素供給・利用技術研究組合(HySUT)の共同ブースに、FCVを出展する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131219-00000018-rps-soci

2013/12/19 インタビュー:欧州PHV狙いリチウムイオン電池事業強化へ=GSユアサ社長(ロイター)
[京都市 19日 ロイター] -自動車用電池大手、ジーエス・ユアサ コーポレーション(GSユアサ)の依田誠社長はロイターとのインタビューで、電気自動車(EV)の販売が伸び悩む中、欧州メーカーのプラグインハイブリッド車(PHV)向けの受注を拡大し、車載リチウムイオン電池を強化していく考えを示した。
<燃料電池には参入せず>

 一方、トヨタ自動車<7203.T>とホンダ<7267.T>は、15年にも水素を用いた燃料電池車(FCV)を市場投入する計画を表明している。GSユアサは産業用燃料電池の研究開発は進めているが、車用は手を付けていない。

 今後、車用燃料電池分野に参入する可能性について依田社長は「今のところ考えていない」と否定。FCVだけでなくEV,PHV、HVそれぞれの需要が「徐々に増えていく」と話し、車載リチウムイオン電池の需要も当面、堅調に増加するとの見方を示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131219-00000068-reut-bus_all

2013/12/19 燃料電池の性能向上には白金触媒近くの水分子がカギ - JSTが発見(マイナビニュース)

 科学技術振興機構(JST)は12月18日、燃料電池の性能向上には、触媒として使用している白金近くの水分子が重要であることが明らかになったと発表した。

 同成果は、スタンフォード大学 SLAC国立加速器研究所の小笠原寛人スタッフサイエンティストらによるもの。詳細は、「Nature Communications」に掲載された。

 観測した結果から、白金触媒の表面原子に結合した酸素種を識別したところ、酸素還元反応の中間体は従来考えられていた通り、水酸基であることを確かめた。さらに、白金表面原子のみに結合した非水和水酸基と、白金表面原子と水分子の両方に結合した水和水酸基の2種類が酸素還元反応中に共存しており、特に白金に結合した水分子の量が少ないと高起電力、出力動作が得られ、また、より多くの非水和水酸基が白金に結合していることが分かった。

 電子状態の計算により、高活性な非水和水酸基経由の酸素還元反応経路と低活性な水和水酸基経由の経路の2つの経路があることを発見した。つまり、今回の実験により、非水和水酸基経由の酸素還元反応経路が起電力、出力の向上の鍵となっていることを明らかにした。このことから、正極での酸化還元反応を効率よく進めるためには、白金触媒近くの水分子の量を制御することが重要であると考えられるとした。

 今回、酸素還元反応の中間体の触媒表面での水和が、酸素還元反応経路と反応の効率を分子レベルで決定する因子となっていることを明らかにした。今後、触媒近くの水分量を分子レベルで適切に制御し、酸素還元反応経路の最適化、燃料電池の性能向上を目指すアプローチが考えられ、貴金属である白金の使用量低減、固体高分子形燃料電池の低コスト化が期待されるとコメントしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131219-00000099-mycomj-sci
※画像あり

2013/12/19 「水素社会」実現へ官民連携 経産省協議会スタート(産経新聞)

 経済産業省は19日、次世代エネルギーとして期待される水素の活用に向けた「水素・燃料電池戦略協議会」の初会合を開き、今年度内に産学官の具体的な方策を盛り込んだ工程表を策定する方針を決めた。水から取り出せ、環境にも優しい水素は資源の乏しい日本にとって「究極のエネルギー」とされる。政府は官民一体で水素が広く活用される「水素社会」の実現を目指す。

 協議会はJX日鉱日石エネルギーやトヨタ自動車など関連企業の代表者や有識者で構成。初会合では、政府が予算や税制上の措置で企業の取り組みを後押しする必要性が指摘された。

 工程表は、東京五輪の開催される2020年と30年を重要な節目とし、水素の製造から貯蔵・輸送、利用までの各段階での産学官の役割分担や目標を明示する。

 今回、経産省が協議会を設置して水素の活用促進に乗り出したのは、水素社会の到来が現実味を増してきたからだ。

 日本企業は水素を活用する技術開発で世界に先行しており、09年には住宅で使う電気を供給する家庭用燃料電池を実用化。トヨタ自動車やホンダは15年に燃料電池車を市場に投入する予定だ。

 水素の活用は、欧米も有望市場とみて取り組みを強化しており、日本は障害となる規制の緩和などを加速させる必要がある。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131219-00000581-san-soci

■海外ニュース
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<燃料/改質器/貯蔵>
●スイスとイスラエルの工科大学の研究者たち、安価な水素生産の方法を開発(2013年07月13日)

 スイス連邦ローザンヌ工科大学(Ecole Polytechnique F〓d〓rale de Lausanne)とテクニオン-イスラエル工科大学(Technion-Israel Institute of Technology)の研究者たちは、低コストで水素を生産するために水とナノ構造酸化鉄(nano-structured iron oxide)を使う光電気化学電池(photoelectrochemical cell)を開発した。
http://actu.epfl.ch/news/champion-nano-rust-for-producing-solar-hydrogen/

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