燃料電池ワールド Vol.1535 (2013/12/03 08:54)

水素チャンネル Home

■───────────────────────────
□燃料電池ワールド Vol.1535
■□□□□□□□□□
■2013年12月03日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

※PEMDREAMニュース【すべて再掲】
【世界のニュースサイト】PEMDREAM3番目のサイト「世界の燃料電池ニュース」を始めました。「燃料電池の夢サイト/今日もどこかで」で扱っていたニュースはこちらに移動しましたが、「燃料電池の夢サイト」でも「今日もどこかで・目次」からアクセスできます。http://www.fcnewsworld.com/
【燃料電池の夢サイト/PEMDREAMニュース】 12月01日に「経産省「燃料電池セミナー in 東京」報告」を載せました。
http://pemdream.com/index.php?FrontPage
【燃料電池を語る会忘年会】どなたでも参加は自由ですので、どうぞ。
○日時:12月7日(土)午後4時ごろから
○場所:養老の滝 新橋烏森口店(新橋駅烏森口脇のガード下の店)

  http://www.yoronotaki.co.jp/seach/detail.php?fid=1&cno=2691
○会費:4000円(当日徴収)
○問い合わせなどは、080-5389-3435 坂本まで

■燃料電池関連イベント
□□□───────────────────────────
☆第19回寺子屋式燃料電池講習会【再掲】

 2015年の FCV一般への販売開始にむけて、水素ステーションの100カ所設置等、水素社会は目の前に迫っており、再生可能エネルギーなどが話題になるとともに燃料電池への期待がますます高まっています。”でも、水素って安全なの? 何となく分かりにくい ”、”燃料電池ってどんなもの?見て見たい!”、”白金触媒ってとても高いと言われているけどどんなもの“、”燃料電池自動車(FCV)の中に使用している固体高分子電解質膜てどんなもの?“、”水素は入手できるの?“などなど、色々な疑問をお持ちの方も多いと思います。今年は、以下のように基礎編を実際の材料や燃料電池スタックを見ながら、分かりやすい講演と水素の講義で、お答えします。燃料電池関連の部署に配属になった方、燃料電池を基礎から知りたい方、実際に燃料電池を見てみたい方、お申し込みをお待ちしております。
◇日 時:12月11日(水)13:00?17:10
◇場 所:中央大学 駿河台記念館(千代田区神田駿河台3-11-5 Tel:03-3292-3111)
◇スケジュール
 13:10?15:10 基礎編:
   神谷信行氏(横国大理工スーパーバイザー)

 15:40?16:40 講義:「自動車用エネルギーとしての水素と水素ステーションについて」

   北中正宣氏(水素供給・利用技術研究組合技術本部技術本部長)
 16:40?17:10 総合質問
◇定 員:35名前後(定員になり次第締め切り)
◇参加費:会員:?10,000 非会員:?20,000 学生:?5,000
◇申込方法:http://www.fcdic.com/ja/terakoya/19terakoya.pdf
 の申込書をプリントして記入の上、FAXにて申し込み下さい。
 FAXが到着次第、請求書を送ります。
◇問い合せ先:燃料電池開発情報センター(FCDIC)松田/塩澤
  e-mail:fc-seminar@fcdic.jp
  Tel:03-6206-0231 Fax:03-6206-0232

■12月02日のWEB LINK NEWS
□□□───────────────────────────

2013/12/02 オール電化住宅、経済的優位性揺るがず 経済性・安全・早期復旧(SankeiBiz)

 東京電力福島第1原子力発電所事故による原発停止で、電力各社が電気料金を値上げしたにもかかわらず、今年4月以降の「オール電化住宅」の全国設置戸数(沖縄を除く9電力)が2012年度末比約20万戸(3.9%)も伸びていることが1日、分かった。「ガス併用に比べ光熱費が安くなる」(関係者)オール電化の経済的優位性は、値上げしても大きく変化しなかったことが要因とみられる。

 昨年9月に家庭用電気料金を平均8.46%値上げした東京電力だが、今年4?9月期の半年間で、4万4000戸(3.9%)の上積みに成功した。東電カスタマーサービス・カンパニー営業部の林啓太郎副部長は「電気料金の値上げ以降、『オール電化は損』と勘違いしている向きが多いが、現時点でもオール電化を採用すれば光熱費は年間2?3割安くなる」と解説する。

 東日本大震災前、東電は毎年10万戸を上回るペースでオール電化住宅を増やしてきたが、原発事故以降、オール電化を取り巻く環境は一変した。原発停止に伴う節電要請や電気料金値上げへの“配慮”からオール電化の大々的なPRがしづらくなったのだ。

 しかし、5%のオール電化割引は継続中。ガス機器の多くはスイッチのオンオフなどに電気が使われており、定額の基本料金(東京ガスの都内標準家庭で約1110円)がかかる。このため、ガス併用と比べた場合のオール電化の経済的優位性は「電気料金の値上げ以降もそれほど変化していない」(林副部長)ようだ。

 オール電化が見直される理由は他にもある。東日本大震災で最も被害の大きかった東北電力のエリアでは、オール電化住宅が今年4?10月期に12年度末約1万8000戸(6.4%)増加し、全国9電力の中でトップの伸び率だった。

 電気は、災害時に最も早く復旧するインフラとされる。土木学会によると東日本大震災では震災発生から約1週間の復旧率が電気は90%だったのに対し、都市ガスは10%にも達しなかった。被災地では「電気の復旧の早さ」を実感する人が多く、オール電化の評価につながったもようだ。

 オール電化の累計戸数が100万戸を突破した関西電力の担当者は「高齢化が進む中、調理に火を使わないオール電化は安全・安心と評価されている」と打ち明ける。実際、東電が、震災後にオール電化を採用した顧客を対象にしたアンケートで理由(複数回答)を聞いたところ、1位が「火事・事故の心配が少ない」(75%)、2位が「光熱費が安い」(66%)だった。ただ、電力9社のうち6社が家庭用料金を値上げし、中部電も来年4月から家庭向けで平均4.95%の値上げを申請した。

 これに対し、都市ガス各社はガスを使って電気とお湯を生み出す家庭用燃料電池「エネファーム」などを武器に、家庭用エネルギー市場への攻勢を強めている。沖縄を除く全国で、政府による冬の節電要請期間が2日から始まる中、電力とガスの顧客争奪戦はますます激しくなりそうだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131201-00000009-fsi-bus_all

2013/12/02 「ダウンサイジング」「商用車」「往年の名車」――東京モーターショーを120%楽しみ尽くす【前編】(日経トレンディネット)
●燃料電池車の時代が来るのか?

 今回のショーでは、水素を燃料とするクルマ、それも市販を前提とした出展も目立っている。トヨタ自動車はブースの特等席に燃料電池車「FCVコンセプト」と、そのベアシャシーを展示している。

 これは2015年からの市販を予告しているもののデザインコンセプトで、スポーティさと未来感覚を兼ね備えたセダンタイプのボディーはたいへん目新しく、市販モデルがどの程度このデザインを維持できるか期待したいところだ。

 一方、ホンダは東京モーターショーと同時期に開催されているロサンゼルスモーターショーで、新型燃料電池車「FCEVコンセプト」をワールドプレミア(世界初公開)した。

 すでに2008年からリース販売を行っている燃料電池車「FCXクラリティ」後継車のスタディモデルで、新型の燃料電池は従来比で約33%小型化しながら、100kW以上の高出力と3kW/L以上の出力密度を実現するなど、商品性を大きく向上させている。3分程度で満充填できる70Mpaの高圧水素貯蔵タンク、航続距離300マイル以上といったスペック面はトヨタのFCVとほぼ同等だ。

 この車を東京モーターショーで展示しなかった代わりに……というわけではないだろうが、ホンダが東芝、積水ハウスと共同で出展している「水素小僧」が話題を呼んでいる(ブースは「SMART MOBIRITY CITY2013」にある)。

 小便小僧を模した巨大な像が、自らの身体に映る図解とナレーションによって燃料電池の仕組みを説明する展示なのだが、水素と酸素が反応して発電すると目が光り、反応の結果として発生した水分は泌尿器部分から排出される。ある意味で「出オチ」的な展示ではあるが、個人的にはこの企画を考案した人とGOサインを出した責任者を称賛したいと思っている。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131129-01053808-trendy-bus_all&p=1

■海外ニュース
□□□───────────────────────────
<燃料/改質器/貯蔵>
●アクタ社、イギリスのエネルギー貯蔵プロジェクトに電解槽を提供(2013年07月16日)

 アクタ社(Acta S.p.A)は、クリーン・パワー・ソリューションズ社(Clean Power Solutions)が運営するイギリスの再生可能エネルギー貯蔵プロジェクトに、電解槽と水素貯蔵容器を提供する予定である。この試みの目的は、家庭の風力タービンによって作られる余剰エネルギーを活用して雨水から水素を生産するために電解槽を使用する実証実験である。
http://www.sentpressrelease.com/email/attachment/download?hash=39bbf019c0d39d77c602fe3645b4e2d74c5e486091995b1371a91ec61a273850

────────────────────────────────────

■メルマガ「燃料電池ワールド」
 □毎週月〜金曜日発行(年末年始および祝日は休刊)
 □編集・発行:燃料電池NPO pemdream
  連絡先:http://pemdream.com/index.php?contact%20us

 □解除を希望される方は、利用されている「まぐまぐ」または「melma!」のどちらかで解除の手続きを行ってください。pemdreamでの代行はできません。
 まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000065319.html
 melma! http://melma.com/backnumber_39824/
□マガジンID:0000065319(まぐまぐ) m00039824(melma!)


**H2**

<前の号 次の号>

TAKAGI-1