燃料電池ワールド Vol.1527 (2013/11/21 08:51)

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□燃料電池ワールド Vol.1527
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■2013年11月21日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

※PEMDREAMニュース
new!【燃料電池の夢サイト/今日もどこかで】11月20日に「0024:【号外】東京モーターショー2013の燃料電池」を追加しました。http://pemdream.com【燃料電池を語る会忘年会】どなたでも参加は自由ですが、11月30日までに事前に連絡をお願いします。【再掲】
○日時:12月7日(土)午後4時ごろから
○場所:養老の滝 新橋烏森口店(新橋駅烏森口脇のガード下の店)

  http://www.yoronotaki.co.jp/seach/detail.php?fid=1&cno=2691
○会費:4000円(当日徴収)
○参加連絡:人数確定のため、11月30日までにお名前を下記からメールで連絡してください。http://pemdream.com/index.php?contact%20us
○問い合わせなどは、080-5389-3435 坂本まで

■11月20日のWEB LINK NEWS
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2013/11/20 【エコ整備フェア13】フジキン、水素ガス用バルブ機器を展示「2014年はFCV元年に」(レスポンス)

 11月15日・16日に大阪ATCホールで開催された「エコ整備フェア2013」において、バルブメーカーのフジキンは、燃料電池車に必須の超高圧水素ガス用バルブ機器を展示した。フジキン関西支社・営業第3課課長の加島三郎さんによると、「今回展示した水素ガス用バルブ機器は、水素ステーション向けに使用されるバルブ機器と、燃料電池車に搭載されるバルブ機器の双方を含んでいます」、とのこと。

 これらの水素ガス用バルブ機器は、99.9MPaの超高圧にまで耐えることができ、必要があれば、それ以上の圧力に耐えるバルブ機器もあるそうだ。

 現在、日本にある商用の水素ガスステーションは、中部空港セントレアや、首都圏、九州圏に数カ所があるだけで、関西地方には商用の水素ステーションはまだ開設されていない。しかし、2015年の燃料電池車市販の動きを受けて、2014年からは日本全国の各地に水素ガスステーションの設置がはじまるので、来年は水素ガス元年になるという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131120-00000008-rps-bus_all
※写真あり

2013/11/20 20日の朝刊(都内最終版)☆2(時事通信)
【日刊工業】
◆燃料電池バイクで基準 型式認定制度 製品化見据え検討 経産省と国交省(1)
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20131120-00000001-jijnb_he-nb

2013/11/20 モーターショー開幕、世界初公開車が4割増 未来を競う(産経新聞)

 自動車の祭典、「第43回東京モーターショー」の報道関係者への公開が20日、東京都江東区の東京ビッグサイトで始まった。一般公開日は23日から12月1日。今回のテーマは、「世界にまだない未来を競え」。
実用化が視野に入った燃料電池車(FCV)や電気自動車(EV)などの環境対応車に加え、軽自動車、スポーツカーも数多く登場する。

 世界12カ国の178社が参加し、乗用車や二輪車など426台を出展。このうち、世界初公開は前回(2011年)に比べ4割多い76台となった。

 同日披露した試作車を前に、トヨタ自動車の加藤光久副社長は、「車を単なる移動手段にはしない。新しいチャレンジをしていく」などと抱負を述べた。

 23日の一般公開からの当日券の入場料は、一般1500円、高校生500円、中学生以下は無料。日曜以外の一般公開日は終了時間が午後8時で、午後6時以降の入場は一般500円。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131120-00000515-san-bus_all
※写真あり

2013/11/20 【東京モーターショー13】ダイハツ、KOPEN をワールドプレミア…上田執行役員「発売は来年前半」(レスポンス)

 東京モーターショー13のプレスデー初日、ダイハツは軽オープンスポーツ『KOPEN』、スーパースペース軽コンセプト『DECA DECA』、FCV(燃料電池車)『FC 凸 Deck』を初公開した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131120-00000039-rps-ind

2013/11/20 軽自動車税増税は、弱い者イジメだ!【2】ダイハツ工業会長 伊奈功一氏(プレジデント)

 ――1998年の規格改定当初、大きくなったボディーに対しエンジンが非力なため軽自動車の燃費性能が悪かった。それから15年が経過して燃費は大幅に改善した。これからの軽はどうなる。

 【伊奈】ハイブリッド車、電気自動車(EV)や燃料電池車など、環境車両が多様に共存する社会になるだろう。すでにリッター30キロメートルを超える低燃費を実現しているが、これからも内燃機関を徹底的に改良して、環境性能を高めていく。製造に使用するエネルギーが少なく、材料も少ない軽は、そもそもがエコカーである。小さくて軽い内燃機関の車は、新興国でも求められる。超高齢化社会を迎えていく日本では、運転しやすく低燃費な軽自動車の役割はますます大きくなる。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131120-00011190-president-bus_all
※写真あり

2013/11/20 <東京モーターショー>トヨタ、次世代燃料電池車「FCVコンセプト」公開 2015年に市販(毎日新聞)

 トヨタ自動車は第43回東京モーターショーのプレスデーとなった20日、次世代燃料電池車(FCV)の「トヨタFCVコンセプト」を公開した。FCVで先行するトヨタが2015年から市販を開始するモデルで、会場でも高い注目を集めた。

 今回発表されたFCVコンセプトはセダンタイプで、小型・軽量化した新型燃料電池や高圧水素タンク2本を床下に収納する。約3分の水素補充で約500キロ以上走れるのが特徴。ガソリン車並みの時間で水素をフル補充できるのも魅力だ。また、災害時などの緊急時には一般家庭に1週間分以上の電力を供給できる能力があるという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131120-00000007-maiall-bus_all
※写真あり

2013/11/20 【東京モーターショー13】トヨタ FCV、車高を低く見せるための仕掛け(レスポンス)

 トヨタが世界初出展した次世代の燃料電池車『FCV コンセプト』。双胴船をモチーフとした「カタマランデザイン」で登場した同車には、車高を低く見せるための仕掛けがあるという。
「フロントフェンダーとボンネットの間に、ヘッドライトの延長上に黒い帯がある。これは、目の錯覚を狙ったデザインで、車高を低く見せる効果をもたらしている。ヘッドライトから一直線に後方へと伸びるラインが、シャープ感、安定感を与えている」と担当者は話していた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131120-00000104-rps-ind
※写真あり

2013/11/20 日産ゴーン氏:燃料電池車の本格普及に時間?充填施設が課題(Bloomberg)

  11月20日(ブルームバーグ):日産自動車のカルロス・ゴーン最高経営責任者(CEO)は自動車各社が開発を加速させている燃料電池車(FCV)について、今後5年から10年は一般に広く普及することはないだろうとの見通しを示した。FCVの燃料である水素を充填(じゅうてん)する設備の整備に時間がかかると予測されるためとしている。

 ゴーン氏は20日の東京モーターショーのインタビューで、日産が次世代環境車の柱と位置付ける電気自動車(EV)について、充電設備が不足しているため、普及が想定より遅れていると指摘。FCVについては「非常に有望な技術だ」としながらも、EVと同様に「インフラ整備に時間がかかるのは想像できる。一般の人々に広く利用されるにはまだしばらく時間がかかるだろう」との見方を示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131120-00000056-bloom_st-bus_all

2013/11/20 【東京モーターショー13】ダイハツはなぜ液体燃料のFCにこだわるのか(レスポンス)

 ダイハツが次世代クリーンカーとしてコンセプト展示をしているのは「凸デッキ」というトラックタイプの燃料電池車(FCカー)だ。最大の特徴は多くのFCカーと違い水加ヒドラジンンという液体燃料を使うことだ。

 ダイハツはなぜFCカーに液体燃料の研究を続けているのだろうか。ダイハツ 開発部の山口進博士(学術)は、「気体に比べ液体はエネルギー密度が高く燃料電池スタックが小型かできるので小さい軽自動車に向いているからです。また、燃料とする水加ヒドラジンはアンモニアから合成できるので燃料代のコストダウンも可能というメリットもあります。」と説明してくれた。

 ヒドラジンはロケット燃料としては毒性もあり扱いも面倒な物質だが、水加ヒドラジンは可燃性、毒性ともにガソリン程度だという。現在燃料として生産されていないため流通がすくなく高価だが、プラントによる化学合成ですぐに量産が可能なので、固形水素や水素タンクのコストより下がれば普及にはずみがつくかもしれない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131120-00000108-rps-ind
※写真あり

2013/11/20 【東京モーターショー13】トヨタFCVの前面エアインテーク…2つの空気の流れ(レスポンス)

 トヨタが東京モーターショー13に出展した、次世代燃料電池自動車『FCV CONCEPT』。同車のフロントには2種類のラジエーターが配されている。ひとつは、燃料電池(FCスタック)の冷却用、もうひとつは水素と反応させるための酸素を取り入れるためのものだ。

 担当者は、「フロントの中央下に設けられたメインラジエーターと、左右のサブラジエーターで、FCスタックを冷やす」と説明。

 水素と反応させる酸素用の空気は、その大型ラジエーターの上から取り込む。前出の担当者は、「メインラジエーターとボンネットの間に、トヨタのエンブレムが付く細いエア・インテークがある。ここからFCスタックへ酸素を供給するための外気を取り込んでいる。ここには加圧コンプレッサーが設置されていて、強制的に空気を吸い込ませている」と話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131120-00000112-rps-ind
※写真あり

■海外ニュース
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<燃料/改質器/貯蔵>
●ITMパワー社の多くのニュース(2):ドイツの「余剰電力による水素ガス供給」プラントの建設開始(2013年07月09日)

 テューガ・グループ(Th〓ga-Group)はフランクフルト(Frankfurt)に、ITMパワー社(ITM Power)の電解槽を使って360kW級の「余剰電力による水素ガス供給(Power-to-Gas)」試験プラントの建設を開始した。同グループはITMパワー社のパートナーである。
http://www.itm-power.com/news-item/commencement-of-construction-of-german-power-to-gas-plant/

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆東京モーターショーで燃料電池 in 東京【再掲】

 今般、経済産業省資源エネルギー庁は、第43回東京モーターショーにおいて、燃料電池セミナーin東京を開催いたします。燃料電池自動車の市場投入に向けた自動車メーカー各社の研究開発状況および水素ステーションの整備に向けた取り組みを紹介します。皆様のご参加をお待ちしております。
◇日 時:11月28日(木)13:30?16:40
◇場 所:東京ビッグサイト 会議棟6F 605・606会議室
     (第43回東京モーターショー2013 会場内)
◇プログラム
1、挨拶 戸邉千広氏(経済産業省資源エネルギー庁燃料電池推進室室長)2、講演(1)「日産自動車における燃料電池自動車の研究開発」

  飯山明裕氏(日産自動車株式会社総合研究所EVシステム研究所エキスパートリーダー)3、講演(2)「Hondaにおける燃料電池電気自動車の開発と普及に向けて」

  守谷隆史氏(株式会社本田技術研究所四輪R&Dセンター第5技術開発室上席研究員)4、講演(3)「トヨタ自動車における燃料電池自動車の開発」

  木崎幹士氏(トヨタ自動車株式会社技術開発本部FC開発部FC技術部主査)5、講演(4)「水素ステーションの低コスト化への取組について」

  今村等氏(大陽日酸株式会社開発・エンジニアリング本部ガスエンジニアリング統括部水素プロジェクト部部長)
6、講演(5)「水素供給インフラの普及に向けたHySUTの活動について」

  北中正宣氏(水素供給・利用技術研究組合技術本部技術本部長)7、質疑応答
講演詳細→ http://www.ostec.or.jp/data/news_ostec/FCtokyo2013.pdf
◇定 員:300名
◇参加費:無料
◇申し込み:必要事項(会社・機関名、所属・役職名、貴名、メールアドレス)を記入の上、E-mail:ostec01@ostec.or.jp へ直接お申し込みください。
◇問い合わせ:一般財団法人大阪科学技術センター 技術振興部
  燃料電池セミナー 事務局:大原・増山・水野

  TEL:06-6443-5340 / FAX:06-6443-5319 E-mail:ostec01@ostec.or.jp
◇主 催:経済産業省エネルギー庁

☆福岡水素エネルギー戦略会議 平成25年度 研究分科会【再掲】高圧水素貯蔵・輸送研究分科会/高圧水素下における機械要素研究分科会

 福岡水素エネルギー戦略会議では、水素に関連する様々なテーマをもとに、研究分科会を開催します。各分野の第一線でご活躍中の方々を講師としてお招きするとともに、講師や参加者の方々との情報交換のお時間も設けておりますので、是非、自社の製品開発などにご活用ください。皆様のご参加をお待ちしております。
◇日 時:11月29日(金)13:00?17:20
◇場 所:JR博多シティ9階 会議室3(福岡市博多区中央街1-1 JR博多駅ビル)
◇プログラム:http://www.f-suiso.jp/info/7724.html
13:05〜13:35 「アンモニアによる水素貯蔵・輸送技術」
  市川貴之氏(広島大学先進機能物質研究センター准教授)
13:35〜14:05 「有機ハイドライドによる大量長距離輸送(仮)」
  岡田佳巳氏(千代田化工建設(株)) 
14:05〜14:35 「液体水素による大量長距離水素輸送」

  神谷祥二氏(川崎重工業(株)技術企画推進センター水素プロジェクト上級研究員)
14:35〜14:55 「燃料電池自動車用水素貯蔵材料の研究開発」
  秋葉悦男氏(九州大学大学院工学研究院機械工学部門教授)
15:35〜16:05 「水素ステーションの整備に向けた取組(仮)」

  藤本隆顕氏(経済産業省資源エネルギー庁燃料電池推進室係長)
16:05〜16:35 「水素ステーション用高強度ステンレス鋼XM19の配管圧力サイクル試験と溶接継手導入の検討」
  松本拓哉氏(日本エア・リキード・ラボラトリーズ研究員)
16:35〜17:05 「樹脂シール材の水素雰囲気における摩擦摩耗とガスシール性(仮)」
  澤江義則氏(九州大学大学院工学研究院機械工学部門教授)
◇受講料:無料
◇定 員:60名
◇申込期限:11月27日(水)≪定員に達し次第、受付を終了。申し込みはお早めに≫
◎申し込みはこちらから→ http://www.f-suiso.jp/info/7724.html
◎問い合わせ
  水素エネルギー国際研究センター 甲野

  Tel:092?802?3303 Mail: info@h2.kyushu-u.ac.jp

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