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□燃料電池ワールド Vol.1523
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■2013年11月15日発行
◆燃料電池NPO pemdream
※PEMDREAMニュース
new!【燃料電池の夢サイト/今日もどこかで】11月14日に「0021:ヴァン・ホール社とバラード社、バスワールドで受賞」を追加しました。http://pemdream.com【燃料電池を語る会忘年会】どなたでも参加は自由ですが、11月30日までに事前に連絡をお願いします。【再掲】
○日時:12月7日(土)午後4時ごろから
○場所:養老の滝 新橋烏森口店(新橋駅烏森口脇のガード下の店)
http://www.yoronotaki.co.jp/seach/detail.php?fid=1&cno=2691
○会費:4000円(当日徴収)
○参加連絡:人数確定のため、11月30日までにお名前を下記からメールで連絡してください。http://pemdream.com/index.php?contact%20us
○問い合わせなどは、080-5389-3435 坂本まで
■燃料電池関連イベント
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☆福岡水素エネルギー戦略会議 平成25年度 研究分科会【再掲】高圧水素貯蔵・輸送研究分科会/高圧水素下における機械要素研究分科会
福岡水素エネルギー戦略会議では、水素に関連する様々なテーマをもとに、研究分科会を開催します。各分野の第一線でご活躍中の方々を講師としてお招きするとともに、講師や参加者の方々との情報交換のお時間も設けておりますので、是非、自社の製品開発などにご活用ください。皆様のご参加をお待ちしております。
◇日 時:11月29日(金)13:00?17:20
◇場 所:JR博多シティ9階 会議室3(福岡市博多区中央街1-1 JR博多駅ビル)
◇プログラム:http://www.f-suiso.jp/info/7724.html
13:05〜13:35 「アンモニアによる水素貯蔵・輸送技術」
市川貴之氏(広島大学先進機能物質研究センター准教授)
13:35〜14:05 「有機ハイドライドによる大量長距離輸送(仮)」
岡田佳巳氏(千代田化工建設(株))
14:05〜14:35 「液体水素による大量長距離水素輸送」
神谷祥二氏(川崎重工業(株)技術企画推進センター水素プロジェクト上級研究員)
14:35〜14:55 「燃料電池自動車用水素貯蔵材料の研究開発」
秋葉悦男氏(九州大学大学院工学研究院機械工学部門教授)
15:35〜16:05 「水素ステーションの整備に向けた取組(仮)」
藤本隆顕氏(経済産業省資源エネルギー庁燃料電池推進室係長)
16:05〜16:35 「水素ステーション用高強度ステンレス鋼XM19の配管圧力サイクル試験と溶接継手導入の検討」
松本拓哉氏(日本エア・リキード・ラボラトリーズ研究員)
16:35〜17:05 「樹脂シール材の水素雰囲気における摩擦摩耗とガスシール性(仮)」
澤江義則氏(九州大学大学院工学研究院機械工学部門教授)
◇受講料:無料
◇定 員:60名
◇申込期限:11月27日(水)≪定員に達し次第、受付を終了。申し込みはお早めに≫
◎申し込みはこちらから→ http://www.f-suiso.jp/info/7724.html
◎問い合わせ
水素エネルギー国際研究センター 甲野
Tel:092?802?3303 Mail: info@h2.kyushu-u.ac.jp
■11月14日のWEB LINK NEWS
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2013/11/14 三菱重工、世界初、閉鎖式燃料電池システムを使った海中への電力供給に成功(レスポンス)
三菱重工業は、海洋研究開発機構(JAMSTEC)と共同開発した、閉鎖式燃料電池システムが、実海域で海中の観測機器へ電力を供給する試験に世界で初めて成功したと発表した。
システムは、ガス循環系に新たな構造を採用するなどして、これまでの技術的課題をクリアした小型の燃料電池システム。今回の成功で、従来の蓄電池に代わって、海底設置型の観測機器や海中探査船を長時間稼働させるための海中電源として大きな役割を果たすことが期待される。
今回、実海域試験に成功したのは固体高分子形の高効率マルチ・レス(HEML)燃料電池システム。試験では、JAMSTECの海洋調査用曳航体「ディープ・トウ」に搭載した燃料電池システムを水深180メートルまで潜行させ、2つの観測機器に電力を同時に供給したもの。この結果、安定的で継続的な電力供給を確認した。
深海を含む海中では、有人潜水船や無人探査船、曳航体やランダーなど数多くの観測プラットフォームが使用されているが、装置の高度化や観測期間の長期化などによって、必要な電力量が増大、これに伴って、出力容量に制限がある蓄電池では能力が不足するケースも出ている。
このため、これまでも閉鎖式燃料電池システムの開発が進められてきたが、ガス循環装置や、ガスを湿潤にするための加湿装置などの必要からシステムが小型化できないという課題や、水素ガスの微量漏洩を阻止できない問題などがあった。
今回の高効率マルチ・レス燃料電池システムは、これまで実用化を妨げてきたこれらの問題を、ガス循環系などに新規機構を採用することにより解消した。
具体的には、燃料電池スタックの上流側と下流側をバルブ操作により一定間隔で入れ替える機構を採用することで、大型化の要因となっていた循環器や加湿器を不要とし、燃料電池スタックを密封することで、水素ガスのリークもなくし、これらの難問を同時に解決するマルチ・レスを実現した。小型化により、自己消費電力の抑制や起動時間の短縮を可能にした。
三菱重工とJAMSTECは今回、海中試験により、小型で高効率、高信頼性の燃料電池システムの実用化にメドがついたことを受け、今後、本格的な実用レベルである数kW級の閉鎖式燃料電池システムの開発に向けて取り組んでいくとしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131114-00000009-rps-bus_all
2013/11/14 小泉元首相の「錯覚劇場」 - 池田 信夫(アゴラ)
小泉元首相の「原発ゼロ」発言はエスカレートする一方で、きのうの日本記者クラブの講演では、こうぶち上げた。
『もう一つの批判は、ゼロにすれば火力発電やさまざまな電源の調達のため電気料金が上がり、CO2の排出量が増えると。しかし、日本の技術は、時代の変化を読むのに非常に敏感だ。[…]電気自動車よりも早く燃料電池車が実用化する、と自信を持った。燃料電池車はCO2を出さない。』
これは「電気自動車はCO2を出さない」と思っている坂本龍一氏と同じ錯覚だ。燃料電池は単なるエネルギー貯蔵手段であって、エネルギー源ではない。水を電気分解する電力は火力発電でつくられるので、残念ながら燃料電池でCO2を減らすことはできない。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131114-00010002-agora-pol
2013/11/14 燃料電池バスを非常電源に=実証実験(時事通信)
トヨタ自動車と日野自動車が開発した燃料電池バスの高圧直流電流を、インバーター(左下の緑色の機器)で家電用の低圧交流電流に変換し、災害などの非常時に家電を動かす実証実験=14日午後、愛知県豊田市
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131114-00000037-jijp-bus_all.view-000
※写真あり
トヨタ自動車は14日、愛知県豊田市の「とよたエコフルタウン」で、燃料電池バスを災害などの際に家電製品を動かすための非常電源として利用する実証実験を開始した。まず災害時に避難所となる施設への電力供給を想定した実験を進め、2016年度中にも実用化して、自治体などに販売するための量産に入りたい考えだ。バスを非常電源として活用する取り組みは世界初という。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131114-00000062-jijc-biz
2013/11/14 東1,2,3ホールは次期コペン、ノア/ボクシーHV、レヴォーグ、新型MINIに注目!【東京モーターショー2013】(clicccar)
今回の東京モーターショーでは、東京ビックサイトの3大ホールがメイン会場となります。見処は、軽自動車とSUV、そしてEV・HVや燃料電池をはじめとする最新技術でしょう。それぞれのホールでは、まるで競い合うように最新鋭のクルマを出展しています。そこでここでは会場の東京ビックサイトをイメージしながら、各ホールの情報を紹介していきたいと思います。まずは最初に、トヨタを中心として、資本や提携関係のあるメーカーが集う「東1・2・3ホール」から見てみましょう。
■ダイハツ:コペンが2種類になって帰ってきた!
今回のトップバッターなので、朗報から。生産を終了していた軽オープン「コペン」がいよいよ生まれ変わります。しかもショーモデルの「コペン」は、2種類存在します。なんと、ボディパネルが樹脂仕立てで、プラモデルの様に着せ替えが可能なのですね。ダイハツブースで行われる「着せ替えショー」もお楽しみです。またクールなデザインの軽トラ「FC凸DECK」は燃料電池車で、窒素系の液体燃料を使うのが特徴。日本では水素燃料以外にも、様々な燃料電池が開発されているのですから素晴らしい。大いに心強く感じる次第です。
■トヨタ:次期「ノア/ボクシーHV」と市販間近の燃料電池車「FCV CONCEPT」
トヨタは、いよいよ主力ミニバンの「ノア/ボクシー」の新モデルを公開します。特徴は標準の2Lに加えて、本格1.8Lハイブリッドを搭載すること。ガソリン価格が高止まりの中、ファミリーにとって嬉しいニュースです。燃料電池車の「FCVコンセプト」も、いよいよ市販化が視野に入ってきました。他にも、トヨタ86のオープン仕様やモリゾウ社長イチオシのTAXI専用車、パーソナルコミューターが出展されます。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131114-00010009-clicccarz-bus_all
■海外ニュース
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<輸送>
●タタ・モーターズ社とインド宇宙研究機関、インドで最初の燃料電池バスを試験走行 (2013年07月30日)
タタ・モーターズ社(Tata Motors)は、インド宇宙研究機関(Indian Space Research Organization:ISRO)の液体推進システムセンター(Liquid Propulsion System Centre:LPSC)で、インドで初めての水素燃料電池駆動バスの試験走行を実施した。これは5カ年の研究事業の一環である。
http://articles.timesofindia.indiatimes.com/2013-07-30/india/40894097_1_hydrogen-fuel-tata-motors-bus
■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆東京モーターショーで燃料電池 in 東京【再掲】
今般、経済産業省資源エネルギー庁は、第43回東京モーターショーにおいて、燃料電池セミナーin東京を開催いたします。燃料電池自動車の市場投入に向けた自動車メーカー各社の研究開発状況および水素ステーションの整備に向けた取り組みを紹介します。皆様のご参加をお待ちしております。
◇日 時:11月28日(木)13:30?16:40
◇場 所:東京ビッグサイト 会議棟6F 605・606会議室
(第43回東京モーターショー2013 会場内)
◇プログラム
1、挨拶 戸邉千広氏(経済産業省資源エネルギー庁燃料電池推進室室長)2、講演(1)「日産自動車における燃料電池自動車の研究開発」
飯山明裕氏(日産自動車株式会社総合研究所EVシステム研究所エキスパートリーダー)3、講演(2)「Hondaにおける燃料電池電気自動車の開発と普及に向けて」
守谷隆史氏(株式会社本田技術研究所四輪R&Dセンター第5技術開発室上席研究員)4、講演(3)「トヨタ自動車における燃料電池自動車の開発」
木崎幹士氏(トヨタ自動車株式会社技術開発本部FC開発部FC技術部主査)5、講演(4)「水素ステーションの低コスト化への取組について」
今村等氏(大陽日酸株式会社開発・エンジニアリング本部ガスエンジニアリング統括部水素プロジェクト部部長)
6、講演(5)「水素供給インフラの普及に向けたHySUTの活動について」
北中正宣氏(水素供給・利用技術研究組合技術本部技術本部長)7、質疑応答
講演詳細→ http://www.ostec.or.jp/data/news_ostec/FCtokyo2013.pdf
◇定 員:300名
◇参加費:無料
◇申し込み:必要事項(会社・機関名、所属・役職名、貴名、メールアドレス)を記入の上、E-mail:ostec01@ostec.or.jp へ直接お申し込みください。
◇問い合わせ:一般財団法人大阪科学技術センター 技術振興部
燃料電池セミナー 事務局:大原・増山・水野
TEL:06-6443-5340 / FAX:06-6443-5319 E-mail:ostec01@ostec.or.jp
◇主 催:経済産業省エネルギー庁
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■メルマガ「燃料電池ワールド」
□毎週月〜金曜日発行(年末年始および祝日は休刊)
□編集・発行:燃料電池NPO pemdream
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