燃料電池ワールド Vol.1520 (2013/11/12 09:56)

水素チャンネル Home

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□燃料電池ワールド Vol.1520
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■2013年11月12日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

※PEMDREAMニュース
new!【燃料電池の夢サイト/今日もどこかで】11月11日に「0019:ガリレオ社、天然ガスと水素の混合燃料ステーション」を追加しました。また、全体の目次をつくりました。タイトルをクリックするとその記事が開きます。http://pemdream.com【燃料電池を語る会忘年会】どなたでも参加は自由ですが、11月30日までに事前に連絡をお願いします。【再掲】
○日時:12月7日(土)午後4時ごろから
○場所:養老の滝 新橋烏森口店(新橋駅烏森口脇のガード下の店)

  http://www.yoronotaki.co.jp/seach/detail.php?fid=1&cno=2691
○会費:4000円(当日徴収)
○参加連絡:人数確定のため、11月30日までにお名前を下記からメールで連絡してください。http://pemdream.com/index.php?contact%20us
○問い合わせなどは、080-5389-3435 坂本まで

■燃料電池関連イベント
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☆福岡水素エネルギー戦略会議 平成25年度 研究分科会
高圧水素貯蔵・輸送研究分科会/高圧水素下における機械要素研究分科会

 福岡水素エネルギー戦略会議では、水素に関連する様々なテーマをもとに、研究分科会を開催します。各分野の第一線でご活躍中の方々を講師としてお招きするとともに、講師や参加者の方々との情報交換のお時間も設けておりますので、是非、自社の製品開発などにご活用ください。皆様のご参加をお待ちしております。
◇日 時:11月29日(金)13:00?17:20
◇場 所:JR博多シティ9階 会議室3(福岡市博多区中央街1-1 JR博多駅ビル)
◇プログラム:http://www.f-suiso.jp/info/7724.html
13:05〜13:35 「アンモニアによる水素貯蔵・輸送技術」
  市川貴之氏(広島大学先進機能物質研究センター准教授)
13:35〜14:05 「有機ハイドライドによる大量長距離輸送(仮)」
  岡田佳巳氏(千代田化工建設(株)) 
14:05〜14:35 「液体水素による大量長距離水素輸送」

  神谷祥二氏(川崎重工業(株)技術企画推進センター水素プロジェクト上級研究員)
14:35〜14:55 「燃料電池自動車用水素貯蔵材料の研究開発」
  秋葉悦男氏(九州大学大学院工学研究院機械工学部門教授)
15:35〜16:05 「水素ステーションの整備に向けた取組(仮)」

  藤本隆顕氏(経済産業省資源エネルギー庁燃料電池推進室係長)
16:05〜16:35 「水素ステーション用高強度ステンレス鋼XM19の配管圧力サイクル試験と溶接継手導入の検討」
  松本拓哉氏(日本エア・リキード・ラボラトリーズ研究員)
16:35〜17:05 「樹脂シール材の水素雰囲気における摩擦摩耗とガスシール性(仮)」
  澤江義則氏(九州大学大学院工学研究院機械工学部門教授)
◇受講料:無料
◇定 員:60名
◇申込期限:11月27日(水)≪定員に達し次第、受付を終了。申し込みはお早めに≫
◎申し込みはこちらから→ http://www.f-suiso.jp/info/7724.html
◎問い合わせ
  水素エネルギー国際研究センター 甲野

  Tel:092?802?3303 Mail: info@h2.kyushu-u.ac.jp

☆東京モーターショーで燃料電池 in 東京【再掲】

 今般、経済産業省資源エネルギー庁は、第43回東京モーターショーにおいて、燃料電池セミナーin東京を開催いたします。燃料電池自動車の市場投入に向けた自動車メーカー各社の研究開発状況および水素ステーションの整備に向けた取り組みを紹介します。皆様のご参加をお待ちしております。
◇日 時:11月28日(木)13:30?16:40
◇場 所:東京ビッグサイト 会議棟6F 605・606会議室
     (第43回東京モーターショー2013 会場内)
◇プログラム
1、挨拶 戸邉千広氏(経済産業省資源エネルギー庁燃料電池推進室室長)2、講演(1)「日産自動車における燃料電池自動車の研究開発」

  飯山明裕氏(日産自動車株式会社総合研究所EVシステム研究所エキスパートリーダー)3、講演(2)「Hondaにおける燃料電池電気自動車の開発と普及に向けて」

  守谷隆史氏(株式会社本田技術研究所四輪R&Dセンター第5技術開発室上席研究員)4、講演(3)「トヨタ自動車における燃料電池自動車の開発」

  木崎幹士氏(トヨタ自動車株式会社技術開発本部FC開発部FC技術部主査)5、講演(4)「水素ステーションの低コスト化への取組について」

  今村等氏(大陽日酸株式会社開発・エンジニアリング本部ガスエンジニアリング統括部水素プロジェクト部部長)
6、講演(5)「水素供給インフラの普及に向けたHySUTの活動について」

  北中正宣氏(水素供給・利用技術研究組合技術本部技術本部長)7、質疑応答
講演詳細→ http://www.ostec.or.jp/data/news_ostec/FCtokyo2013.pdf
◇定 員:300名
◇参加費:無料
◇申し込み:必要事項(会社・機関名、所属・役職名、貴名、メールアドレス)を記入の上、E-mail:ostec01@ostec.or.jp へ直接お申し込みください。
◇問い合わせ:一般財団法人大阪科学技術センター 技術振興部
  燃料電池セミナー 事務局:大原・増山・水野

  TEL:06-6443-5340 / FAX:06-6443-5319 E-mail:ostec01@ostec.or.jp
◇主 催:経済産業省エネルギー庁

■11月11日のWEB LINK NEWS
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2013/11/11 ガソリン需要が急減、石油業界はどう生き残るか(プレジデント)

 まず、図1を見てほしい。この図からわかるように、日本国内では石油製品(非電力用)に対する需要が今後、急激に減退する。需要縮小は、主力製品であるガソリンについて、とくに著しい。

 ガソリン需要縮小の最大の理由は、自動車用燃料としての使用量が減ることにある。表1にあるとおり、これからの日本では、新車販売においても、自動車保有においても、次世代自動車のウエートが大幅に拡大する。次世代自動車とは、燃料電池車、電気自動車、ハイブリッド車などのことであり、燃料としてガソリンを使わないか、使うとしても従来型の乗用車と比べてはるかに少量であるか、のいずれかである。

 このように石油製品の内需が減少を続けるなかで、石油業界はどのような成長戦略をとれば、逆境をはね返し「逆転勝利」を手にすることができるのか。本稿では、4つの成長戦略に光を当ててゆく。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131111-00011144-president-bus_all
※図あり

2013/11/11 九大、SOFCの低温作動化などに寄与する新規高酸素イオン伝導体を発見(マイナビニュース)

 九州大学(九大)は11月8日、固体酸化物電解質燃料電池(SOFC)の低温作動化などへの応用が期待できる、新規高酸素イオン伝導体「Na0.5Bi0.5TiO3」を発見したと発表した。

 同成果は、同大 カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所(I2CNER) 水素製造研究部門主任研究者/インペリアルカレッジロンドンのJohn A. Kilner教授らによるもの。詳細は、英国学術誌「Nature Materials」のオンライン版に掲載された。

 現在、酸素イオン伝導体は、いずれも希土類などの希少元素が使用されており、価格や資源量などの課題がある。今回開発された材料はNa、Bi、Tiから構成される材料であり、比較的安価な元素から構成された材料のため、電解質の低価格化において大きな波及効果が期待される。また、従来材料に比べて酸素イオン伝導度も高く、特に低温での伝導度が高いことから、低温作動型SOFCの研究において、大きな影響を与えると考えられる。

 研究グループでは、今回新しい酸素イオン伝導体が見出されたことから、今後はNBTを電解質とした燃料電池への応用を検討するとともに、さらに周辺材料を探索することで、大きな酸素イオン伝導性を有する材料の発見と組成が展開されると見ている。特に、低温作動型燃料電池の電解質への利用を研究することで、従来にない400℃程度の低温で作動する燃料電池が可能になる他、起動特性かつ長期安定性に優れたSOFCの開発に役立てられる。これらが実現することにより、低炭素社会の実現に大きく寄与することが可能となり、カーボンニュートラルエネルギーの観点で、重要な技術になることが期待できるとコメントしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131111-00000120-mycomj-sci
※図あり

2013/11/11  昭和シェル石油と東大、「持続可能な社会の実現」を考える公開シンポジウム / 日本の将来を想定したMountainsとOceansの2つのシナリオ(Impress Watch)

 東京大学と昭和シェル石油は10月28日、エネルギーと地球環境持続性に関するシンポジウム「持続可能な社会の実現に向けて?シナリオプランニングの手法を用いた長期的戦略の構築」を東京大学本郷キャンパス内の伊藤謝恩ホールで開催した。

 このシンポジウムはロイヤルダッチ・シェルグループのシナリオプランニングチームが制作した2つのシナリオをテーマとしたもの。シナリオプランニングとは未来学の一種とされ、テーマにそったシナリオを作成し、それぞれのシナリオのストーリーを考えて将来起こりうる可能性を想像するもの。あくまで「未来の予測」ではない。未来の予測ではその結論は1つになるがシナリオプラニングでは複数のシナリオを提供することで多角的な視点を提供するのが目的になるという。意志決定者はこれを参考に全体像を想像しながら方針を決定する一助とするという。ロイヤルダッチ・シェルグループでは1973年から40年にわたりシナリオプランニングを企業戦略の検討ツールとしているという。

 今回示されたのは「Mountainsシナリオ」と「Oceansシナリオ」の2つ。2100年までを想定し、社会、政治、経済、技術などが変化していく様子をシナリオ化。これらを踏まえた上で世界のエネルギー事情や地球環境への影響などを分析している。

 さらに日本の交通分野についても分析がされた。現在はガソリンが主流だがMountainsシナリオでは電気を使った交通機関が増える。特に日本はこの分野で進んでいるとされ2060年には一足早くガソリン車がほぼなくなり、電気と水素を使ったものに置き換わるとした。Oceansシナリオでは電気自動車はそれほど普及せず、ガスを使ったものへシフトしていき、ガソリン車も2060年時点ではなくならない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131111-00000024-impress-ind

■海外ニュース
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<燃料/改質器/貯蔵>
●プロトン・オンサイト社、中小企業技術革新プログラム資金を受領(2013年07月02日)

 プロトン・オンサイト社(Proton Onsite)は、米国エネルギー省(U.S. Department of Energy:DOE)から、2013会計年度中小企業技術革新と中小企業技術移転プログラム(Small Business Innovation Research and Small Business Technology Transfer:BIR/STTR)を受け取った。同社は、製造過程で電極法(electrode application method、electrode method)を改善し、そして触媒と電極に使う白金族元素(platinum group metal)を削減することで、水素を生産する電解槽を製造するために要求されるコストとエネルギーを削減するために100万ドルを授与された。
http://science.energy.gov/sbir/awards/

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