燃料電池ワールド Vol.1506 (2013/10/22 08:32)

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□燃料電池ワールド Vol.1506
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■2013年10月22日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

※PEMDREAMニュース
new!【燃料電池の夢サイト/今日もどこかで】10月21日に「010:バラード社、新型屋外非常用電源を発表」を追加しました。http://pemdream.com
☆【秋の燃料電池を語る会】久しぶりに飲み会をやろうと思います。どなたでも参加は自由ですが、事前に連絡をお願いします。【再掲】
○日時:10月26日(土)午後4時ごろから
○場所:養老の滝 新橋烏森口店(新橋駅烏森口脇のガード下の店)

  http://www.yoronotaki.co.jp/seach/detail.php?fid=1&cno=2691
○会費:4000円(当日徴収)
○参加連絡:人数確定のため、前日までにお名前を下記メール宛に連絡してください。
  fc55gogo@gmail.com
○問い合わせなどは、080-5389-3435 坂本まで

■10月21日のWEB LINK NEWS
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2013/10/21 【スマートモビリティアジア13】本田技術研究所 守谷隆史氏「燃料電池車ならではの魅力を」(レスポンス)

 福岡で開催されたスマートモビリティアジア2013。燃料電池車のキーパーソンが集まった講演で、本田技術研究所の守谷隆史氏は「燃料電池車は単に走るだけでなく、走る以外の魅力を出せるのか、次の技術の中で考慮しなければならない」と強調した。

 講演の中で守谷氏は「電気や水素を使った電動車は、家庭やスマートコミュニティにつながってくる可能性がある」とした上で、スライドでは実際に『FCXクラリティ』で発電した電気をエコハウスに給電する北九州市の実証実験を示し「家の先にある電力網につながったとき、1000台の車を入れるとどういう効果があるのかを見せるような試験を行っている」と紹介した。

 また、ホンダではガソリン車の車両購入から燃料費までを含めたトータルコストが、燃料電池車を使うコストを上回るポイントを2025年に定めた。

 守谷氏は「この2025年を一般の方に認識してもらうことが非常に重要で、これによって循環が上手くいく。我々は2015年に燃料電池車を出しますが、2025年に向けてはコストに加えて、燃料電池車ならではの魅力を出さなければならない。今の車にない魅力を訴求していくために、インフラの部分では手を組まなくていけないので非常に密度の濃い開発を行っている」と明かした。

 講演のまとめとして、守谷氏「CO2の削減やエネルギーセキュリティの観点から自動車は電動化が加速していくことが考えられます。電気と水素は親和性が高く、キャリアとして上手く使うとエネルギーの中に入っていく可能性を秘めている」と話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131021-00000024-rps-ind
※写真あり

2013/10/21 世界初のマンション向け燃料電池を共同開発 東京ガスとパナソニック(産経新聞)

 東京ガスとパナソニックは21日、世界初となるマンション向けの家庭用燃料電池「エネファーム」を共同開発したと発表した。来年度から発売し、初年度500台の受注を目指す。

 機器本体の気密性の向上などにより、マンションの開放廊下に設置されるパイプシャフト内に燃料電池ユニット、貯湯ユニット、バックパック熱源機を設置できるようにした。また、機器本体を固定する脚部の強度を高め、耐震性も向上させた。

 発電出力は200?750ワットで、火力発電からの電気と都市ガス給湯器からの給湯を行う方式と比べ、二酸化炭素排出量をほぼ半減できる。モデルケース(3人家族)では年間の光熱費は約3?4万円節約でき、二酸化炭素排出量は約1・0トン削減が可能という。

 東ガスは平成21年からエネファームの一般発売を世界で初めて開始し、累計2万4千台を販売。25年度は年間1万2千台、32年に累計30万台の販売を目指している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131021-00000519-san-bus_all

2013/10/21 世界初、家庭用燃料電池エネファームにマンション用が登場(Impress Watch)

 東京ガスとパナソニックは、世界初となるマンション向けのエネファームを共同開発し、2014年4月1日に発売する。価格はオープンプライス。すでに、総合地所および東急不動産が供給する、分譲マンション2物件456戸への採用が決まっている。

 今回発表された製品の発電出力は200W?750W。総合効率は95.0%(LHV)、85.8%(HHV)。貯湯タンク容量は147L。無償メンテナンスサポートは10年間。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131021-00000025-impress-ind
※写真あり

■海外ニュース
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<輸送>
●ヨーロッパのフォークリフト・プロジェクト、次の段階に進む(2013年06月)

 欧州燃料電池・水素共同体(Fuel Cells and Hydrogen Joint Undertaking:FCH JU)から共同出資されている「ハイリフト・デモ(HyLIFT-DEMO)」と「ハイリフト・ヨーロッパ(HyLIFT-EUROPE)」の両プロジェクトは、最終利用者の現場で水素燃料電池荷役運搬車の大規模実証を行う次の段階に進む。これらのプロジェクトは、ヨーロッパで燃料電池荷役運搬車の商業化に向けた重要なステップである。そして、運転で1000時間以上、ステーションでの再充てんを1000回以上行っている。プロジェクトにより高効率で排出ゼロの運搬車を活用する機会が、艦隊の操業者を導くために用意されている。
http://www.hylift-projects.eu/
〔参考〕「ハイリフト・デモ」プロジェクト(HyLIFT-DEMO project)については、燃料電池ワールドに参考情報がある。メルマガサイトから「HyLIFT-DEMO」で検索して下さい。

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆滋賀で燃料電池セミナー【再掲】

 経済産業省資源エネルギー庁主催により、燃料電池セミナー(事務局:一般財団法人大阪科学技術センター)を開催致します。本セミナーでは、燃料電池自動車、水素ステーション、家庭用燃料電池の最新動向の情報提供や今後の展望、低コスト化に向けた技術課題についての紹介を行います。これを機に、皆様の新しい製品・技術開発のヒントにつなげていただけると幸いです。

 びわ湖環境ビジネスメッセ2013(滋賀)での展示と併せて開催致しますので、ぜひご参加ください。
●燃料電池セミナー in 滋賀(atびわ湖環境ビジネスメッセ2013)
◇日 時:10月25日(金)10:15〜12:45
◇場 所:長浜バイオ大学 命北館4階 中講義室6
◇講演者:本田技術研究所、JX日鉱日石エネルギー
     新エネルギー・産業技術総合開発機構
◇参加費:無料(定員150名)
◇参加申込・問合先ほか詳細(PDF)
  http://www.ostec.or.jp/data/news_ostec/biwako2013.pdf
●連絡先:一般財団法人大阪科学技術センター 技術振興部 【大原・増山・水野】
  TEL:06-6443-5340 / FAX:06-6443-5319
  E-mail:ostec01@ostec.or.jp

☆福岡水素エネルギー戦略会議 平成25年度 研究分科会【再掲】

 福岡水素エネルギー戦略会議では、水素に関連する様々なテーマをもとに、研究分科会を開催します。各分野の第一線でご活躍中の方々を講師としてお招きするとともに、講師や参加者の方々との情報交換の時間も設けておりますので、是非、自社の製品開発などにご活用ください。皆様のご参加をお待ちしております。
●水素高分子材料研究分科会
◇日 時:10月31日(木)13:30?16:40
◇場 所:九州大学伊都キャンパス ウエスト4号館 9階 910?1
◇プログラム: http://www.f-suiso.jp/info/7274.html
◇受講料:無料
◇定 員:40名
◇申込期限:10月28日(月)≪定員に達し次第、受付終了。申し込みはお早めに≫
◇申し込みはこちらから:http://www.f-suiso.jp/info/7274.html
◇問い合わせ:水素エネルギー国際研究センター 甲野

  TEL:092?802?3303 Mail:info@h2.kyushu-u.ac.jp
◇主 催:福岡水素エネルギー戦略会議

☆福岡水素エネルギー人材育成センター【経営者(燃料電池自動車)コース】【再掲】

 自動車関連企業や水素・燃料電池分野への新規参入を目指すものづくり企業の経営や運営、企画に携わる方々を対象として「経営者(燃料電池自動車)コース」を開催します。

 ・水素とは何か、これまでの自動車と燃料電池自動車は何がちがうのか。
 ・2015年の市場化をきっかけに何が変わるのか。

 2015年の燃料電池自動車市場化に向けた経営判断に役立つ情報収集と人脈作りにお役立てください。水素ビジネスへの参入を目指すみなさまのご参加を心からお待ちしております。
◇開催日程:11月1日(金)12:50〜16:50(交流会18:30まで)
◇会  場:九州大学伊都キャンパス 稲盛財団記念館 1階 稲盛ホールC

       http://suisin.jimu.kyushu-u.ac.jp/info/index.html
◇プログラムの詳細はこちら↓
  http://www.f-suiso.jp/info/7123.html
◇申し込みはホームページから↓

  https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20130904203454
◇申し込み:先着順です。お早めにお申し込みください。申込締切:10月23日(水)
◇定  員:40名 (定員に達し次第募集を締め切ります)
◇受 講 料:3,000円/人(名刺交換会 2,000円/人)
◇問合せ先:福岡水素エネルギー戦略会議事務局(担当:中村)

       TEL:092-643-3448 E-mail:info@f-suiso.jp
◇主  催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
◇後  援:(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、水素エネルギー協会(HESS)、       

      燃料電池開発情報センター(FCDIC)、(財)水素エネルギー製品研究試験セ
      ンター(HyTReC)

☆平成25年FCDIC特別ジョイントセミナー【再掲】
【燃料電池開発の動向と神奈川県企業の取り組み】
◇日 時:11月8日(金)10:00〜17:30
◇場 所:神奈川県産業技術センター(海老名駅(JR:徒歩15分)又は小田急/相模鉄道)
◇プログラム
第1部 10:00?12:00
   【A:海老名中央水素ステーション】
    ※ご希望の方は10月25日迄にお申込み下さい。
   【B:企業展示】※神奈川県下の企業、講演時間中も展示。
第2部【講演会】 13:00?17:30

   開会のあいさつ 太田健一郎(燃料電池開発情報センター(FCDIC)代表)

   1.燃料電池の最新動向(仮) 原伸幸氏(METI 燃料電池推進室(予定))

   2.相模原市における中小企業への取組(仮) 永井直文氏(さがみはら産業創造センター)

   3.東芝の燃料電池の取り組み(仮) 小川雅弘氏(東芝燃料電池システム)

   4.JX日鉱日石における水素ステーションの取組とコストダウン(仮) 廣瀬正典氏(JX日鉱日石エネルギー)

   5.日産における燃料電池の取り組み(仮) 原 直樹氏(日産自動車)

   閉会のあいさつ 大塚 康男(神奈川県産業技術センター所長)
   【懇親会】17:30?18:30
◇参加費:<会員>¥4,000/<非会員>¥10,000/懇親会\1,000
◇募集数:200名程度
◇申し込み:下記の申込用紙をダウンロードして、お名前・連絡先等、必要事項を記載の上、11月6日までにお送り下さい。 事務局より改めて詳細をお知らせ致します。

  http://www.fcdic.com/ja/sj-seminar2013/sanka-annai131108_2.0.pdf
◇問い合わせ:燃料電池開発情報センター(FCDIC) 特別ジョイントセミナー事務局

  Tel:03-6206-0231 / Fax:03-6206-0232 / Mail:sj-seminar@fcdic.jp
◇主 催:燃料電池開発情報センター(FCDIC)
◇共 催:神奈川R&D推進協議会
◇後 援:(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)(予定)

☆触媒学会燃料電池関連触媒研究会/FCDIC電極界面研究部会【再掲】第6回新電極触媒シンポジウム&宿泊セミナー
テーマ:触媒解析技術の進展とFCビジネスへの期待
【趣旨概要】

 触媒学会燃料電池関連触媒研究会は、各種燃料電池関連する触媒を対象として、高活性・長寿命触媒の開発、低価格触媒の開発、電極触媒などの調製法の検討、電極触媒反応機構の解明、基礎物性の解明、評価・解析法の検討、燃料電池を応用する新しい触媒概念の構築などに関心のある基礎および応用分野の研究者が、研究会、学術講演会、触媒討論会へのセッション参加、見学会、学術情報交換などを行っています。

 本シンポジウム&宿泊セミナーではFCDIC電極・界面研究部会およびFC懇談会と共催で、PEFC用電極触媒の基礎を掘り下げるべく、最近の研究開発状況や今後の展開について講演頂くと共に、ナイトセッション等で親しく討論します。

 第2回のシンポジウムでは村田好正先生に「Pt表面の特異性と相対論」を実験付きでお話しを頂きましたが、Pt等周期表の下方に位置する元素の特性に相対論の影響が認められています。その事例として、化学反応表面に於けるPt原子のリズミックな動きを示す動画を紹介して頂きました。昨年の第5回シンポジウムでは、杉本大一郎先生に宇宙の始まりを示す動画が投影され、宇宙に秩序形成を語って頂きました。(但し、すぐ後で、これは実は洗濯機の中に青インクを落として回転したものを逆回転したと種明かしが・・・。) 

 Pt原子中の電子の速度を議論するときに、微細構造定数が1/137に近い数であることはPauliを神秘主義に目を向けさせることになったようですが、最近の物理学の進歩により、量子論と相対論が超弦理論で結びつけられ、底には絶対数456が絡んでいるとのこと。再び神秘主義に陥る人はおられないと思いますが、宇宙が絡んでくる話は気が遠くなる面があります。光速はマイケルソンの優れた測定技術により測定されました。精密な測定技術が評価されノーベル賞を受賞しています。現象を説明し仮説を証明するためには解析法の進歩が欠かせません。

 また、現象の背景を知ることで、実用化時の展開がスムーズに進むことが期待されます。NEDOの電極触媒開発では材料開発・評価とともに解析技術がテーマに加えられています。今回はNEDOプロに携わる方々を中心にご協力を頂いて電極触媒の解析法に関わるトピックスを集めました。

 なお、ポスターセッションは電極触媒に限定せず、燃料電池関連触媒に関わることであれば広く募集致しますので奮ってご参加下さい。学生の方には優秀ポスター賞を用意しております。
◇日 時:11月11日(月)午後?11月12日(火)午前中
◇会 場:(一財)材料科学技術振興財団 軽井沢研修所
  〒389-0111 長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉(大日向)5607
http://www.mst.or.jp/support/information/informationcontents/information083.html
◇参加申込締め切り:10月24日(木)
◇ポスター発表申込・アブストラクト締め切り:10月25日(金)
◇講演参加費 : 一般会員 13,000円、一般非会員 16,000円、学生 2,000円 

  宿泊費は別途請求致します。(定員までは研修所宿泊(9,000円)、以降は近隣のペンションになります。)
◇申し込み方法:氏名、所属、連絡先(住所、電話、電子メールアドレス)、宿泊の有無を明記の上、下記シンポジウム担当幹事までお申し込み下さい.。
◇ポスター発表申し込み方法:申込時に、A4 1枚 (フリーフォーマット、タイトル、所属明記)も同時にご送付ください。
◇申し込み・問い合わせ先:同志社大学 西村 彩 宛て

  メールまたはFAXでのお申し込み:jt-liaiy@mail.doshisha.ac.jp (西村)

                  Phone 0774-65-6589  FAX 0774-65-6815
<シンポジウム準備委員会>
燃料電池関連触媒研究会世話人有志、FCDIC電極・界面研究部会、FC懇談会世話人有志
◇主 催:触媒学会(燃料電池関連触媒研究会)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)、FC懇談会
◇協 賛:触媒学会、触媒学会(工業触媒研究会)、表面科学会、大阪科学技術センター、電池技術委員会

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