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□燃料電池ワールド Vol.1507
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■2013年10月23日発行
◆燃料電池NPO pemdream
※PEMDREAMニュース
【秋の燃料電池を語る会】10月26日(土)に計画している会合は、台風の動きが不明なので延期します。詳細は後日この欄で告知します。
new!【燃料電池の夢サイト/今日もどこかで】10月22日に「011:バルト三国に初めての水素駆動自動車」を追加しました。http://pemdream.com
■10月22日のWEB LINK NEWS
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2013/10/22 東電・東芝の「ALPS」は、役に立たない(東洋経済オンライン)
■ ALPSは無駄だけでなく危険、発想を切り替えよ
――冨安さんは、ALPSによる処理はコスト的に無駄であるだけでなく、危険だとも指摘しています。
東電はALPS処理済み水の海洋投棄を想定しているので、ストロンチウムと比べて相対的に微量で、危険性の少ない核種も高いコストと手間ひまをかけて基準値以下に減らそうとしている。そのためにALPSは設備が大がかりになった一方で、最も重要なストロンチウム除去のための工程が合理的に設計されていない。
東電の公表資料によれば、チタン酸塩を吸着材とする吸着塔の中で放射性ストロンチウムを吸着させることになっている。しかし、過度にストロンチウムを吸着した場合、放射熱と放射線化学反応(ベータ線が水に照射して水素を発生)による水素爆発のおそれがある。
偶然というべきか、前処理工程の「炭酸塩沈澱処理設備」でマグネシウムやカルシウムとともにストロンチウムの大部分が除去されるため、結果的に吸着塔の負荷が小さくなっている。しかし、こうした設備のあり方は本来あるべき姿とは違う。それに爆発のリスク自体もゼロではない。また、ALPSで除去した放射性ストロンチウムなどは、高性能容器(HIC)で厳重に保管するとしているが、ここでも発熱リスクや水素爆発のリスクが存在する。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131022-00022253-toyo-soci&p=1
※写真あり
2013/10/22 2015年は燃料電池車元年 究極のエコカーはどれ?〈週刊朝日〉(dot.)
リッター30キロ以上の燃費、プリウスのようなハイブリッド車など、エコカーは拡大しているが、次世代エコカーとして自動車メーカーは「脱ガソリン」自動車の開発にしのぎを削っている。「究極のエコカー」として生き残るのは、外部から充電した電気で走る電気自動車(EV)なのか、水素と酸素を反応させて作る電気で走行する燃料電池車(FCV)なのか――。
FCVの発売はいよいよ目前に迫ってきた。トヨタ、ホンダは再来年の2015年、日産は17年に発売予定。15年は「FCV元年」となりそうだ。
エコカーの生き残り合戦には、ガソリンと電気モーターを組み合わせたハイブリッド車や、植物性の燃料を使うバイオ燃料車も参戦している。現段階で先行きを見通すのは難しく、メーカーも全方位的な開発をせざるを得ない状況だ。
「本命がないともいえますし、すべてが本命ともいえる」(ナカニシ自動車産業リサーチの中西孝樹代表)
複数のエコカーが混在する状態がしばらく続きそうだ。ユーザーからすると、それだけ選択肢が広がってくるともいえる。ゆっくり時間をかけて、ライフスタイルに合った「乗って楽しい」一台を選びたいものだ。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131022-00000003-sasahi-ind
2013/10/22 22日の朝刊(都内最終版)☆2(時事通信)
【フジサンケイ ビジネスアイ】
◆マンション向け燃料電池 東ガス・パナが共同開発(3)
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20131022-00000001-jijnb_he-nb
2013/10/22 西部ガス 自由化にらみ10年間計930億円投資 福岡(産経新聞)
■大型基地にパイプライン 「過剰設備」の懸念、大口開拓が課題
西部ガスが大型設備投資を急いでいる。国内最大級の液化天然ガス(LNG)基地や福岡?北九州両都市圏を結ぶパイプライン新設などで平成22?32年の10年間で総額930億円にのぼる。競争相手が増えるガス事業の全面自由化をにらみ、供給体制の強化を進める。年間売上高1800億円規模の同社にとっては、「過剰設備」となる懸念もあり、大口ガス販売先の開拓に躍起になっている。
西部ガスの酒見俊夫社長は、9月30日の記者会見で危機感をあらわにした。
酒見氏がいうように、ガス業界を巡る環境は激変している。
家庭向け都市ガスはこれまで、電力と同じように地域独占が認められ、ガス料金は公益性の高さから人件費や原料費などの費用を基に算出し、経産相が認可する「総括原価方式」が採用されている。ガス会社同士の地域の棲み分け、また、同じLNGを火力発電で使う電力会社との棲み分けが成り立っていた。
ところが、東京電力・福島第1原発事故を受けて、経産省は電力システム改革と同じように、ガスの全面自由化、料金原価算定の厳格化に舵を切った。
原発長期停止で、LNG輸入価格が上昇する中で、ガス料金の引き下げを進める。さらに、電力供給が不安定となっていることから、ガス会社の発電事業参入など、ガスと電力の相互乗り入れ、さらには事業統合を促す狙いもあるとみられる。
海外に目を転じれば、米のシェールガス革命がある。米国は安価で量も豊富な天然ガスの生産国となった。これに対し、天然ガスを戦略資源とするロシアは、日本を含めたアジアへの輸出拡大を急ぐ。LNG需給の世界地図は今後、大きく変貌する。
西部ガスは、国内都市ガス大手4社の一つに数えられる。だが、市場は福岡と北九州両市の都市圏を中心とした北部九州の111万世帯に限られ、全国シェアは4%にとどまる。
厚生労働省によると、西部ガスの主な市場である福岡県の人口は、平成52(2040)年までに13・7%減少する。新規顧客を開拓しなけば、販売量の減少は避けられず、過剰設備となってしまう。
大口顧客の開拓に加えて、西部ガスは家庭向け営業も強化する。
また、電気料金値上げや電力不安を追い風に、力を入れる家庭用燃料電池「エネファーム」の販売も好調に推移している。平成21年度の販売開始から今年9月までの4年半で累計販売台数が2千台を突破した。住宅着工数が増加していることもあり、25年度は24年度実績(926台)を大幅に上回りそうだという。
西部ガスはさらなる営業態勢の強化で、自由化による「大競争時代」を勝ち抜こうとしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131022-00000044-san-l40
2013/10/22 スマートハウス 加速 自動車メーカー、垣根越え参入 「高価格の壁」破れるか(産経新聞)
■電気料金値上げ、普及に追い風
燃料電池や太陽光発電などの自然エネルギーを軸に家庭の省エネを可能にする「スマートハウス」の実用化が加速してきた。自然エネの活用と、家電製品をネットワークにつないで制御し、エネルギー消費量がひと目でわかる管理システムを導入する仕組み。ハウスメーカーや電機メーカーのほか、自動車メーカーなども垣根を越えて参入し、得意技術を競っている。
ハウスメーカーや電機メーカーが中心だったが、自動車メーカーもエコカー技術を生かし、スマートハウス普及に本腰を入れる。ホンダは燃料電池電気自動車から家庭へ電力を供給する実験を北九州市で実施。エコカーを使い、電力使用量を平準化できる技術として期待されている。
ただ、スマートハウス技術の普及を阻むのは、通常の家電製品やエネルギー設備に比べ割高な価格だ。
21日発表した東京ガスとパナソニックの家庭用燃料電池「エネファーム」のマンション向け新製品は、戸建てが中心だったスマートハウスを、マンション向けにも広げるもので、都市部での市場が一気に広がる可能性を秘めている。
その一方で「価格競争力は不十分」(東ガスの担当者)との評価は否めない。エネファームの戸建て向け最新機種の価格は199万円台。現在45万円の国の補助金と店頭での割引を差し引いても実売価格は120万円台。「基本設計は同じ」(パナソニックの担当者)というマンション向けも同水準とみられる。
来年4月の消費税増税の影響で、住宅着工の鈍化は避けられない状況。スマートハウスの普及を加速させるには、市場の拡大やコストダウンなど、「高価格の壁」を打ち破るメーカーの努力が欠かせない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131022-00000098-san-bus_all
2013/10/22 【スマートモビリティアジア13】トヨタ自動車 田中義和氏「水素ステーションの整備がポイント」(レスポンス)
福岡で開催されたスマートモビリティアジア2013。燃料電池車のキーパーソンが集まった講演で、トヨタ自動車の製品企画本部 田中義和氏は、燃料電池車の普及に向けて「水素ステーションをどういうふうに整備していくかが一番のポイント」と強調し、3つの課題を指摘した。
一つ目がステーションの数。田中氏「まずはしっかり数を増やすことが必要で、2015年に向けて100カ所を4大都市圏を中心に設置して、それを起爆剤にしてステップバイステップで広げていく」と、数の必要性を説いた。
二つ目が水素ステーション建設にかかるコスト。田中氏「ステーションの技術開発も、安くて数を多く作れるステーションの技術開発をする必要がある。現在、1ステーションあたり4?5億円と言われており、ガソリンスタンドは1億円なので、比べると非常に高い。一方で、ドイツの会社には1億とか1億5000万でできるというので、そういったところを活用してコストを下げていかなければならない」と述べた。
三つ目が水素ステーションに対する規制。田中氏は「今、日本においては多くの規制があって、それがある意味ステーションコストを上げているところがある」と指摘、「水素は危ないといった心配の声がありますが、そういった部分をクリアして、皆さんが安心して車を買い求められるようにしなければならない」との考えを示した。
これらの課題を踏まえつつ、田中氏は「我々車メーカーとしては、2015年にセダンタイプの燃料電池車を発売します。これは世界中、水素インフラが用意される地域では何処にでも導入しますし、日本においてはここ福岡を含む4大都市圏に導入します」と語り、価格については「お客様に納得いただける価格」とした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131022-00000020-rps-ind
※写真あり
2013/10/22 原子力は2050年もエネルギーとして存在=GE会長(ロイター)[東京 22日 ロイター] - 米ゼネラル・エレクトリック(GE)のジェフリー・イメルト会長兼最高経営責任者(CEO)は22日、「2050年になっても原子力がエネルギーとしてなくなることはない」との見通しを示すとともに、パートナーの日立製作所と原子力事業を続けていく方針を示した。
また、日本の企業は材料技術が優れており、燃料電池や蓄電池などの分野で「日本企業を技術パートナーとして持つべきで、活用したい」との意向を示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131022-00000089-reut-bus_all
※写真あり
■海外ニュース
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<定置用電源>
●イーオン社、ブルーム・エナジー社に出資 (2013年06月13日)
ヨーロッパのエネルギー企業、イーオン社(E.ON)は、ブルーム・エナジー社(Bloom Energy )の分散型発電能力を高めるために、1億2000万ドル以上を同社に投資した。
http://www.eon.com/en/media/news/press-releases/2013/6/6/eon-sets-up-new-venture-capital-activities.html〔参考〕イーオン社は、ミュンヘン工科大学(Munich Technical University)からスピンオフしたオルカン・エナジー社(Orcan Energy GmbH)に出資している。オルカン社は、電気を発生させるために廃棄物の熱を使う「オーガニック・ランキン・サイクル(Organic Rankine cycles)」の技術リーダーで、イーオン社はバイオガス燃焼発電所の出力を増やすために提携した。またイーオン社は、アメリカのベンチャーキャピタル会社のウェストリー・グループ(Westly Group)の有限責任組合員としてグループに投資しており、同社はこの関係で、固体酸化物型燃料電池を使って電力を提供しているブルーム・エナジー社に出資した。ウェストリー・グループは電気自動車のテスラ・モーターズ(Tesla Motors)を興した。
■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆滋賀で燃料電池セミナー【再掲】
経済産業省資源エネルギー庁主催により、燃料電池セミナー(事務局:一般財団法人大阪科学技術センター)を開催致します。本セミナーでは、燃料電池自動車、水素ステーション、家庭用燃料電池の最新動向の情報提供や今後の展望、低コスト化に向けた技術課題についての紹介を行います。これを機に、皆様の新しい製品・技術開発のヒントにつなげていただけると幸いです。
びわ湖環境ビジネスメッセ2013(滋賀)での展示と併せて開催致しますので、ぜひご参加ください。
●燃料電池セミナー in 滋賀(atびわ湖環境ビジネスメッセ2013)
◇日 時:10月25日(金)10:15〜12:45
◇場 所:長浜バイオ大学 命北館4階 中講義室6
◇講演者:本田技術研究所、JX日鉱日石エネルギー
新エネルギー・産業技術総合開発機構
◇参加費:無料(定員150名)
◇参加申込・問合先ほか詳細(PDF)
http://www.ostec.or.jp/data/news_ostec/biwako2013.pdf
●連絡先:一般財団法人大阪科学技術センター 技術振興部 【大原・増山・水野】
TEL:06-6443-5340 / FAX:06-6443-5319
E-mail:ostec01@ostec.or.jp
☆福岡水素エネルギー戦略会議 平成25年度 研究分科会【再掲】
福岡水素エネルギー戦略会議では、水素に関連する様々なテーマをもとに、研究分科会を開催します。各分野の第一線でご活躍中の方々を講師としてお招きするとともに、講師や参加者の方々との情報交換の時間も設けておりますので、是非、自社の製品開発などにご活用ください。皆様のご参加をお待ちしております。
●水素高分子材料研究分科会
◇日 時:10月31日(木)13:30?16:40
◇場 所:九州大学伊都キャンパス ウエスト4号館 9階 910?1
◇プログラム: http://www.f-suiso.jp/info/7274.html
◇受講料:無料
◇定 員:40名
◇申込期限:10月28日(月)≪定員に達し次第、受付終了。申し込みはお早めに≫
◇申し込みはこちらから:http://www.f-suiso.jp/info/7274.html
◇問い合わせ:水素エネルギー国際研究センター 甲野
TEL:092?802?3303 Mail:info@h2.kyushu-u.ac.jp
◇主 催:福岡水素エネルギー戦略会議
☆福岡水素エネルギー人材育成センター【経営者(燃料電池自動車)コース】【再掲】
自動車関連企業や水素・燃料電池分野への新規参入を目指すものづくり企業の経営や運営、企画に携わる方々を対象として「経営者(燃料電池自動車)コース」を開催します。
・水素とは何か、これまでの自動車と燃料電池自動車は何がちがうのか。
・2015年の市場化をきっかけに何が変わるのか。
2015年の燃料電池自動車市場化に向けた経営判断に役立つ情報収集と人脈作りにお役立てください。水素ビジネスへの参入を目指すみなさまのご参加を心からお待ちしております。
◇開催日程:11月1日(金)12:50〜16:50(交流会18:30まで)
◇会 場:九州大学伊都キャンパス 稲盛財団記念館 1階 稲盛ホールC
http://suisin.jimu.kyushu-u.ac.jp/info/index.html
◇プログラムの詳細はこちら↓
http://www.f-suiso.jp/info/7123.html
◇申し込みはホームページから↓
https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20130904203454
◇申し込み:先着順です。お早めにお申し込みください。申込締切:10月23日(水)
◇定 員:40名 (定員に達し次第募集を締め切ります)
◇受 講 料:3,000円/人(名刺交換会 2,000円/人)
◇問合せ先:福岡水素エネルギー戦略会議事務局(担当:中村)
TEL:092-643-3448 E-mail:info@f-suiso.jp
◇主 催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
◇後 援:(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、水素エネルギー協会(HESS)、
燃料電池開発情報センター(FCDIC)、(財)水素エネルギー製品研究試験セ
ンター(HyTReC)
☆平成25年FCDIC特別ジョイントセミナー【再掲】
【燃料電池開発の動向と神奈川県企業の取り組み】
◇日 時:11月8日(金)10:00〜17:30
◇場 所:神奈川県産業技術センター(海老名駅(JR:徒歩15分)又は小田急/相模鉄道)
◇プログラム
第1部 10:00?12:00
【A:海老名中央水素ステーション】
※ご希望の方は10月25日迄にお申込み下さい。
【B:企業展示】※神奈川県下の企業、講演時間中も展示。
第2部【講演会】 13:00?17:30
開会のあいさつ 太田健一郎(燃料電池開発情報センター(FCDIC)代表)
1.燃料電池の最新動向(仮) 原伸幸氏(METI 燃料電池推進室(予定))
2.相模原市における中小企業への取組(仮) 永井直文氏(さがみはら産業創造センター)
3.東芝の燃料電池の取り組み(仮) 小川雅弘氏(東芝燃料電池システム)
4.JX日鉱日石における水素ステーションの取組とコストダウン(仮) 廣瀬正典氏(JX日鉱日石エネルギー)
5.日産における燃料電池の取り組み(仮) 原 直樹氏(日産自動車)
閉会のあいさつ 大塚 康男(神奈川県産業技術センター所長)
【懇親会】17:30?18:30
◇参加費:<会員>¥4,000/<非会員>¥10,000/懇親会\1,000
◇募集数:200名程度
◇申し込み:下記の申込用紙をダウンロードして、お名前・連絡先等、必要事項を記載の上、11月6日までにお送り下さい。 事務局より改めて詳細をお知らせ致します。
http://www.fcdic.com/ja/sj-seminar2013/sanka-annai131108_2.0.pdf
◇問い合わせ:燃料電池開発情報センター(FCDIC) 特別ジョイントセミナー事務局
Tel:03-6206-0231 / Fax:03-6206-0232 / Mail:sj-seminar@fcdic.jp
◇主 催:燃料電池開発情報センター(FCDIC)
◇共 催:神奈川R&D推進協議会
◇後 援:(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)(予定)
☆触媒学会燃料電池関連触媒研究会/FCDIC電極界面研究部会【再掲】第6回新電極触媒シンポジウム&宿泊セミナー
テーマ:触媒解析技術の進展とFCビジネスへの期待
【趣旨概要】
触媒学会燃料電池関連触媒研究会は、各種燃料電池関連する触媒を対象として、高活性・長寿命触媒の開発、低価格触媒の開発、電極触媒などの調製法の検討、電極触媒反応機構の解明、基礎物性の解明、評価・解析法の検討、燃料電池を応用する新しい触媒概念の構築などに関心のある基礎および応用分野の研究者が、研究会、学術講演会、触媒討論会へのセッション参加、見学会、学術情報交換などを行っています。
本シンポジウム&宿泊セミナーではFCDIC電極・界面研究部会およびFC懇談会と共催で、PEFC用電極触媒の基礎を掘り下げるべく、最近の研究開発状況や今後の展開について講演頂くと共に、ナイトセッション等で親しく討論します。
第2回のシンポジウムでは村田好正先生に「Pt表面の特異性と相対論」を実験付きでお話しを頂きましたが、Pt等周期表の下方に位置する元素の特性に相対論の影響が認められています。その事例として、化学反応表面に於けるPt原子のリズミックな動きを示す動画を紹介して頂きました。昨年の第5回シンポジウムでは、杉本大一郎先生に宇宙の始まりを示す動画が投影され、宇宙に秩序形成を語って頂きました。(但し、すぐ後で、これは実は洗濯機の中に青インクを落として回転したものを逆回転したと種明かしが・・・。)
Pt原子中の電子の速度を議論するときに、微細構造定数が1/137に近い数であることはPauliを神秘主義に目を向けさせることになったようですが、最近の物理学の進歩により、量子論と相対論が超弦理論で結びつけられ、底には絶対数456が絡んでいるとのこと。再び神秘主義に陥る人はおられないと思いますが、宇宙が絡んでくる話は気が遠くなる面があります。光速はマイケルソンの優れた測定技術により測定されました。精密な測定技術が評価されノーベル賞を受賞しています。現象を説明し仮説を証明するためには解析法の進歩が欠かせません。
また、現象の背景を知ることで、実用化時の展開がスムーズに進むことが期待されます。NEDOの電極触媒開発では材料開発・評価とともに解析技術がテーマに加えられています。今回はNEDOプロに携わる方々を中心にご協力を頂いて電極触媒の解析法に関わるトピックスを集めました。
なお、ポスターセッションは電極触媒に限定せず、燃料電池関連触媒に関わることであれば広く募集致しますので奮ってご参加下さい。学生の方には優秀ポスター賞を用意しております。
◇日 時:11月11日(月)午後?11月12日(火)午前中
◇会 場:(一財)材料科学技術振興財団 軽井沢研修所
〒389-0111 長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉(大日向)5607
http://www.mst.or.jp/support/information/informationcontents/information083.html
◇参加申込締め切り:10月24日(木)
◇ポスター発表申込・アブストラクト締め切り:10月25日(金)
◇講演参加費 : 一般会員 13,000円、一般非会員 16,000円、学生 2,000円
宿泊費は別途請求致します。(定員までは研修所宿泊(9,000円)、以降は近隣のペンションになります。)
◇申し込み方法:氏名、所属、連絡先(住所、電話、電子メールアドレス)、宿泊の有無を明記の上、下記シンポジウム担当幹事までお申し込み下さい.。
◇ポスター発表申し込み方法:申込時に、A4 1枚 (フリーフォーマット、タイトル、所属明記)も同時にご送付ください。
◇申し込み・問い合わせ先:同志社大学 西村 彩 宛て
メールまたはFAXでのお申し込み:jt-liaiy@mail.doshisha.ac.jp (西村)
Phone 0774-65-6589 FAX 0774-65-6815
<シンポジウム準備委員会>
燃料電池関連触媒研究会世話人有志、FCDIC電極・界面研究部会、FC懇談会世話人有志
◇主 催:触媒学会(燃料電池関連触媒研究会)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)、FC懇談会
◇協 賛:触媒学会、触媒学会(工業触媒研究会)、表面科学会、大阪科学技術センター、電池技術委員会
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■メルマガ「燃料電池ワールド」
□毎週月〜金曜日発行(年末年始および祝日は休刊)
□編集・発行:燃料電池NPO pemdream
連絡先:fc55gogo@gmail.com
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