燃料電池ワールド Vol.1494 (2013/10/03 08:30)

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□燃料電池ワールド Vol.1494
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■2013年10月03日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

※PEMDREAMニュース【再掲】
【燃料電池の夢サイト/今日もどこかで】10月1日にビデオ「水素ステーション建設」を追加しました。Vol.1417 2013/06/12で紹介しましたが、これからたくさん水素ステーションを造らなければならないときに参考になれば幸いです。http://pemdream.com【燃料電池ワールドサイト/バックナンバー】9月27日から公開している「燃料電池ワールドサイト」では、新しく発行したメルマガは、その日にアップすることを原則としますので、以後、告知は行いません。http://merumaga.fuelcellworld.jp

■燃料電池関連イベント
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☆福岡水素エネルギー戦略会議 平成25年度 研究分科会

 福岡水素エネルギー戦略会議では、水素に関連する様々なテーマをもとに、研究分科会を開催します。各分野の第一線でご活躍中の方々を講師としてお招きするとともに、講師や参加者の方々との情報交換の時間も設けておりますので、是非、自社の製品開発などにご活用ください。皆様のご参加をお待ちしております。
●水素燃焼・安全評価に関する研究分科会【再掲】
公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター 平成25年度 公開セミナー
◇日 時:10月11日(金)13:00?17:00
◇場 所:公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター(糸島市富915-1)
◇プログラム:http://www.f-suiso.jp/info/7141.html
◇受講料:無料 *懇親会費 2千円(当日受付にてお支払いください。)
◇定 員:50名
◇申込期限:10月7日(月)≪定員に達し次第、受付終了。申し込みはお早めに≫
◇申し込みはこちらから:http://www.f-suiso.jp/info/7141.html
◇問い合わせ:水素エネルギー国際研究センター 甲野

  TEL:092?802?3303 Mail:info@h2.kyushu-u.ac.jp
◇主 催:福岡水素エネルギー戦略会議
     公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター
●水素高分子材料研究分科会
◇日 時:10月31日(木)13:30?16:40
◇場 所:九州大学伊都キャンパス ウエスト4号館 9階 910?1
◇プログラム: http://www.f-suiso.jp/info/7274.html
◇受講料:無料
◇定 員:40名
◇申込期限:10月28日(月)≪定員に達し次第、受付終了。申し込みはお早めに≫
◇申し込みはこちらから:http://www.f-suiso.jp/info/7274.html
◇問い合わせ:水素エネルギー国際研究センター 甲野

  TEL:092?802?3303 Mail:info@h2.kyushu-u.ac.jp
◇主 催:福岡水素エネルギー戦略会議

☆触媒学会燃料電池関連触媒研究会/FCDIC電極界面研究部会【再掲】第6回新電極触媒シンポジウム&宿泊セミナー
テーマ:触媒解析技術の進展とFCビジネスへの期待
【趣旨概要】

 触媒学会燃料電池関連触媒研究会は、各種燃料電池関連する触媒を対象として、高活性・長寿命触媒の開発、低価格触媒の開発、電極触媒などの調製法の検討、電極触媒反応機構の解明、基礎物性の解明、評価・解析法の検討、燃料電池を応用する新しい触媒概念の構築などに関心のある基礎および応用分野の研究者が、研究会、学術講演会、触媒討論会へのセッション参加、見学会、学術情報交換などを行っています。

 本シンポジウム&宿泊セミナーではFCDIC電極・界面研究部会およびFC懇談会と共催で、PEFC用電極触媒の基礎を掘り下げるべく、最近の研究開発状況や今後の展開について講演頂くと共に、ナイトセッション等で親しく討論します。

 第2回のシンポジウムでは村田好正先生に「Pt表面の特異性と相対論」を実験付きでお話しを頂きましたが、Pt等周期表の下方に位置する元素の特性に相対論の影響が認められています。その事例として、化学反応表面に於けるPt原子のリズミックな動きを示す動画を紹介して頂きました。昨年の第5回シンポジウムでは、杉本大一郎先生に宇宙の始まりを示す動画が投影され、宇宙に秩序形成を語って頂きました。(但し、すぐ後で、これは実は洗濯機の中に青インクを落として回転したものを逆回転したと種明かしが・・・。) 

 Pt原子中の電子の速度を議論するときに、微細構造定数が1/137に近い数であることはPauliを神秘主義に目を向けさせることになったようですが、最近の物理学の進歩により、量子論と相対論が超弦理論で結びつけられ、底には絶対数456が絡んでいるとのこと。再び神秘主義に陥る人はおられないと思いますが、宇宙が絡んでくる話は気が遠くなる面があります。光速はマイケルソンの優れた測定技術により測定されました。精密な測定技術が評価されノーベル賞を受賞しています。現象を説明し仮説を証明するためには解析法の進歩が欠かせません。

 また、現象の背景を知ることで、実用化時の展開がスムーズに進むことが期待されます。NEDOの電極触媒開発では材料開発・評価とともに解析技術がテーマに加えられています。今回はNEDOプロに携わる方々を中心にご協力を頂いて電極触媒の解析法に関わるトピックスを集めました。

 なお、ポスターセッションは電極触媒に限定せず、燃料電池関連触媒に関わることであれば広く募集致しますので奮ってご参加下さい。学生の方には優秀ポスター賞を用意しております。
◇日 時:11月11日(月)午後?11月12日(火)午前中
◇会 場:(一財)材料科学技術振興財団 軽井沢研修所
〒389-0111 長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉(大日向)5607
http://www.mst.or.jp/support/information/informationcontents/information083.html
◇参加申込締め切り:10月24日(木)
◇ポスター発表申込・アブストラクト締め切り:10月25日(金)
◇講演参加費 : 一般会員 13,000円、一般非会員 16,000円、学生 2,000円 

  宿泊費は別途請求致します。(定員までは研修所宿泊(9,000円)、以降は近隣のペンションになります。)
◇申し込み方法:氏名、所属、連絡先(住所、電話、電子メールアドレス)、宿泊の有無を明記の上、下記シンポジウム担当幹事までお申し込み下さい.。
◇ポスター発表申し込み方法:申込時に、A4 1枚 (フリーフォーマット、タイトル、所属明記)も同時にご送付ください。
◇申し込み・問い合わせ先:同志社大学 西村 彩 宛て
メールまたはFAXでのお申し込み:jt-liaiy@mail.doshisha.ac.jp (西村)

                  Phone 0774-65-6589  FAX 0774-65-6815
<シンポジウム準備委員会>
燃料電池関連触媒研究会世話人有志、FCDIC電極・界面研究部会、FC懇談会世話人有志
◇主 催:触媒学会(燃料電池関連触媒研究会)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)、FC懇談会
◇協 賛:触媒学会、触媒学会(工業触媒研究会)、表面科学会、大阪科学技術センター、電池技術委員会

■10月02日のWEB LINK NEWS
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2013/10/02 【日野環境技術説明会】PHVバス、V字パワートレーン採用の理由(レスポンス)

 日野自動車では、バス・トラックの新しい動力を試す実証実験をいくつも行っている。電気自動車の小型バスや燃料電池の路線バスなど、どれも意欲的な試みを感じさせるものだが、やはりユニークなモノに目が行く。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131002-00000013-rps-bus_all

20131002 【オーストラリア】川重、豪産石炭から水素生産:水素市場拡大を視野(NNA)

 川崎重工業は、2017年までにオーストラリアで産出される褐炭から水素を生産し、世界初の液化水素輸送船を建造する計画だ。日本向けに輸出するという。自動車などの燃料電池の普及による水素市場の拡大を視野に入れている。日系がオーストラリアで水素生産に取り組むのは初めてとみられる。

 川重は近くビクトリア州に建設予定の研究設備で、水分を多く含む褐炭から水素を取り出す実験を始める予定。

 同社の広報はNNA豪州に対し「実証研究の予算は600億円の見積もりだが、まだ確定していない」と述べた。

 また容量2,500立方メートルの液化水素輸送船を2隻建造するという。将来的には同16万立方メートルの液化水素輸送船2隻を30年までに建造し、1年間当たり燃料電池自動車300万台分の水素を供給する計画。また、水素を燃料とした発電所の実現も視野に入っているという。

 同社はこれまで、液化天然ガス(LNG)輸送船、ロケット燃料用の水素タンク、液体水素輸送車などを製造しており、水素の輸送・管理技術を独自に展開してきた。
 ■電気で水素を生産する計画も

 また川重は石炭などから水素を抽出する技術を日本国内で研究している。

 同社が利用する褐炭は、水分が多く燃料炭としては低品質だが、化学肥料プラントの技術を応用した同社の技術により、今後は利用価値が高まるとみられる。

 褐炭から水素を作る技術では二酸化炭素(CO2)が発生するが、炭素税の廃止を公約とする保守連合(自由党・国民党)政権の誕生により、オーストラリアでの水素生産の負担が減るとみられる。

 同社広報によると、1立方メートル当たりの液化水素の輸入価格は29.8円で、国内販売のコストを含めても2倍程度で済むという。

 将来的には電気で水素を生産する技術を普及させ、発展途上国の洋上風力発電や水力発電で生産した水素を日本に輸入する計画もあるという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131002-00000009-nna-asia

20131002 「ロウソクの科学」が原点 旭化成フェロー・吉野彰さん(産経新聞)
 【話の肖像画】旭化成フェロー・吉野彰さん(65)

 〈大阪府吹田市で生まれ育った。小学生の頃、ロウソクを題材に自然科学の面白さを説いた英化学者、ファラデーの著書「ロウソクの科学」を読み、化学に興味を持つようになる〉

 千里山の生まれで、竹やぶでトンボを捕ったりセミを捕ったりして遊ぶ、ごく普通の子供でした。ただ、自然科学に関心があったのは事実だと思います。例えば、水素を発生させる理科の実験があるでしょう。酸に鉄や亜鉛を加えると、ぶくぶくと水素が出てくる。そこから好奇心がわいて、当時トイレに置かれていた洗浄用の塩酸にくぎをほうり込み、ぶくぶくと泡が出るのを確かめたりしていました。今から考えると、ちょっと怖い実験です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131002-00000510-san-bus_all

■海外ニュース
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<報告書/市場調査>
●米エネルギー省、先進自動車の最新の総合効率研究を発表 (2013年06月13日)

 米国エネルギー省(U.S. Department of Energy)のエネルギー効率・再生可能エネルギー部(Office of Energy Efficiency and Renewable Energy:EERE)はこの度、2035年には広まっている先進技術を使った自動車のための「源泉から車輪まで(well-to-wheels)の温室効果ガス(greenhouse gas:GHG)排出と石油エネルギーの使用」と「ライフサイクルコスト分析」と題した最新の情報を列挙した論評の対象となる文書を発表した。
http://www1.eere.energy.gov/hydrogenandfuelcells/news_detail.html?news_id=19362

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆福岡と滋賀で燃料電池セミナー【再掲】

 経済産業省資源エネルギー庁主催により、燃料電池セミナー(事務局:一般財団法人大阪科学技術センター)を開催致します。本セミナーでは、燃料電池自動車、水素ステーション、家庭用燃料電池の最新動向の情報提供や今後の展望、低コスト化に向けた技術課題についての紹介を行います。これを機に、皆様の新しい製品・技術開発のヒントにつなげていただけると幸いです。

 再生可能エネルギー先端技術展2013(福岡)、びわ湖環境ビジネスメッセ2013(滋賀)での展示と併せて開催致しますので、ぜひご参加ください。
●燃料電池セミナー in 福岡(at再生可能エネルギー先端技術展2013)
◇日 時:10月17日(木) 13:00〜16:00
◇場 所:西日本総合展示場 本館 セミナー会場
◇講演者:トヨタ自動車、大陽日酸、東芝燃料電池システム、
     新エネルギー・産業技術総合開発機構
◇参加費:無料(定員250名)
◇参加申込・問合先ほか詳細(PDF)
  http://www.ostec.or.jp/data/news_ostec/saisei2013.pdf
●燃料電池セミナー in 滋賀(atびわ湖環境ビジネスメッセ2013)
◇日 時:10月25日(金)10:15〜12:45
◇場 所:長浜バイオ大学 命北館4階 中講義室6
◇講演者:本田技術研究所、JX日鉱日石エネルギー
     新エネルギー・産業技術総合開発機構
◇参加費:無料(定員150名)
◇参加申込・問合先ほか詳細(PDF)
  http://www.ostec.or.jp/data/news_ostec/biwako2013.pdf
●連絡先:一般財団法人大阪科学技術センター 技術振興部 【大原・増山・水野】
  TEL:06-6443-5340 / FAX:06-6443-5319
  E-mail:ostec01@ostec.or.jp

☆福岡水素エネルギー人材育成センター【経営者(燃料電池自動車)コース】【再掲】

 自動車関連企業や水素・燃料電池分野への新規参入を目指すものづくり企業の経営や運営、企画に携わる方々を対象として「経営者(燃料電池自動車)コース」を開催します。

 ・水素とは何か、これまでの自動車と燃料電池自動車は何がちがうのか。
 ・2015年の市場化をきっかけに何が変わるのか。

 2015年の燃料電池自動車市場化に向けた経営判断に役立つ情報収集と人脈作りにお役立てください。水素ビジネスへの参入を目指すみなさまのご参加を心からお待ちしております。
◇開催日程:11月1日(金)12:50〜16:50(交流会18:30まで)
◇会  場:九州大学伊都キャンパス 稲盛財団記念館 1階 稲盛ホールC

       http://suisin.jimu.kyushu-u.ac.jp/info/index.html
◇プログラムの詳細はこちら↓
  http://www.f-suiso.jp/info/7123.html
◇申し込みはホームページから↓

  https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20130904203454
◇申し込み:先着順です。お早めにお申し込みください。申込締切:10月23日(水)
◇定  員:40名 (定員に達し次第募集を締め切ります)
◇受 講 料:3,000円/人(名刺交換会 2,000円/人)
◇問合せ先:福岡水素エネルギー戦略会議事務局(担当:中村)

       TEL:092-643-3448 E-mail:info@f-suiso.jp
◇主  催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
◇後  援:(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、水素エネルギー協会(HESS)、       

      燃料電池開発情報センター(FCDIC)、(財)水素エネルギー製品研究試験セ
      ンター(HyTReC)

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