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□燃料電池ワールド Vol.1406
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■2013年05月28日発行
◆燃料電池NPO pemdream
■05月27日のWEB LINK NEWS
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2013/05/27 NEDO、東邦ガスなど愛知県2か所に商用規模の水素ステーション(レスポンス)
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は5月27日に、愛知県内2か所で商用化できる仕様を備えた実証水素ステーションの開所式を開いた。2015年から市販が本格化する燃料電池車(FCV)の普及を後押しする施設となる。
開所したのは豊田市の「とよたエコフルタウン水素ステーション」と、名古屋市の「神の倉水素ステーション」。いずれも中部圏では初めての商用規模の施設となった。
とよたエコフルタウンのステーションは、東邦ガスや岩谷産業などと共同で運営する。国内最大級の大流量圧縮機を備えており、乗用車だけでなくFCバスにも対応できる。一方の「神の倉」はJX日鉱日石エネルギーなどと運営するもので、通常のセルフガソリンスタンド内に併設している。
とよたエコフルタウン内ステーションの開所式で、NEDOの古川一夫理事長は「水素をここで作りながら大流量で供給する画期的なステーションが完成した。市街地では初めての施設であり、いよいよ水素社会の到来を実感している」と挨拶した。また来賓の奥平総一郎・トヨタ自動車専務役員は「FCVの普及は水素インフラの整備が不可欠。こうした施設はわれわれの念願であり、非常にありがたい」と、新鋭ステーションに期待を表明した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130527-00000043-rps-bus_all
※写真あり
2013/05/27 北大など、ナノの光源で透明な物質に光を吸収させることに成功(マイナビニュース)
北海道大学(北大)と大阪府立大学は5月27日、ナノの光源を使って、本来光が透過してしまう透明な物質に光を吸収させることに成功したと発表した。
成果は北海道大学 大学院理学研究院 村越敬教授、大阪府立大学 大学院工学研究科 石原一教授らによるもの。詳細は英国科学雑誌の「Nature Photonics」に掲載された。
単層カーボンナノチューブは、その構造によってどのようなエネルギーの光を吸収するかの「光学選択則」が厳密に決まっており、今回観測に使用したナノチューブは、実験に用いた近赤外光を通常まったく吸収しないことがわかっている。また、ラマン散乱光は物質が光を吸収すると強く観測される。今回、単層ナノチューブ1本のラマン信号を検知し、金属ナノ微粒子対とナノチューブの配置関係を明らかにできるグループ独自の実験技術を用いた。この結果、粒子対とナノチューブの配置が特定の関係になったとき、「光学選択則」では吸収されないはずの光をカーボンナノチューブが吸収していることを実験で確認した。また、光と物質のミクロな空間構造を取り入れて光学現象を正確に計算できる独自の理論手法で解析した結果、今回の実験では微粒子対の間隙で光が「局在プラズモン」となり、直径約1nmの単層カーボンナノチューブのごく一部を照らしたために「光学選択則」が破れ、通常は起こらない光吸収が起こったことを証明したとする。
近年、太陽光によって発電する太陽電池や、太陽光エネルギーを燃料電池などの化学燃料合成に用いる光触媒などの高機能化に期待が集まっている。いずれの技術もこれまで光を吸収した後のプロセスについての高効率化が進められてきたが、その前段階の光吸収のプロセスを根底から変えることができれば、光エネルギーの有効利用を飛躍的に促進することが可能になる。今回の研究は、同じ物質でもその光吸収特性における従来の理論的制限を超えることができる可能性を示しており、光触媒や太陽電池などの光エネルギー変換技術の革新に繋がる可能性があると研究グループはコメントしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130527-00000122-mycomj-sci
※写真あり
■海外ニュース
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<マイクロ燃料電池>
●インテリジェント・エナジー社、ケーブル&ワイヤレス社と協働 (2013年02月27日)
インテリジェント・エナジー社(Intelligent Energy)はケーブル&ワイヤレス・コミュニケーションズ社(Cable & Wireless Communications)と、さまざまな電動携帯機器にインテリジェント・エナジー社の燃料電池技術によって電力を供給する個人用エネルギー装置を試験するために協働している。両社は2013年の夏の間に、インテリジェント・エナジー社の携帯用発電装置の消費者テストを始める予定でいる。
http://www.intelligent-energy.com/about-us/media-room/news/company-news/2013/02/27/intelligent-energy-announces-energy-device-collaboration-with-global-telecom〔参考〕ケーブル&ワイヤレス・コミュニケーションズ社(Cable & Wireless Communications) 世界80か国で事業展開しているイギリスの電気通信事業者。
■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆福岡水素エネルギー人材育成センター【経営者コース】【再掲】
「福岡水素エネルギー人材育成センター」では、水素エネルギー新産業への参入を目指す意欲的な経営者等を対象とした、【経営者コース】を開催します。水素ビジネスへの参入を目指す企業経営者や幹部のみなさまのご参加を、心からお待ちしております。
◇対象:水素・燃料電池分野への参入を目指すものづくり企業の経営幹部や企画担当者等
◇日程:6月13日(木)12:50〜17:50
◇会場:九州大学伊都キャンパス 稲盛財団記念館 1F Cホール(福岡市西区元岡)
◇カリキュラム:
「校長講話」渡邉浩之校長 (トヨタ自動車(株)技監)
「水素エネルギーとは」岡野一清氏(水素エネルギー協会顧問/九州大学大学院客員教授)「定置用燃料電池分野に参入するために」高橋元洋氏(東芝燃料電池システム(株)企画管理部長)
「水素・燃料電池分野の今後のビジネス展開」丸田昭輝氏((株)テクノバ調査研究一部主査)
◇定員:40名(定員に達し次第、募集を締め切ります)
◇受講料:3000円/人(交流会費2,000円)
◇コースの詳細はこちら(福岡水素エネルギー戦略会議HP)
http://www.f-suiso.jp/info/6108.html
◇受講申込みはこちら(申込フォームが開きます)
https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20130408160612
◇お問い合わせ:福岡水素エネルギー戦略会議事務局(担当:中村)
TEL:092-802-3303 FAX:092-802-3223
E-mail:info@f-suiso.jp
◇主催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
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