燃料電池ワールド Vol.1405 (2013/05/27 09:36)

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□燃料電池ワールド Vol.1405
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■2013年05月27日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://www.fuelcellworld.jp/

■05月24〜26日のWEB LINK NEWS
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2013/05/24 24日の朝刊(都内最終版)☆1(時事通信)
【日刊工業】
◆水素ステーション保安基準 1年前倒しで整備 経産省(1)
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20130524-00000000-jijnb_he-nb

2013/05/26 超軽量飛行機:「大空に飛ばしたい」 水島工高生と卒業生ら製作、完成披露 有人「世界初」トライブリッド /岡山(毎日新聞)

 県立水島工業高校(倉敷市)の生徒らが太陽光発電、リチウムイオン電池、水素型燃料電池の三つのエネルギー(トライブリッド)を動力とした1人乗り超軽量飛行機を製作した。25日、笠岡市カブト西町の笠岡ふれあい空港で完成披露式典を行った。同校によるとトライブリッドの有人飛行機は「世界初では」といい、生徒たちは「国への申請が認められたら大空に飛ばしたい」と意気込んでいる。

 飛行機は「エアロ・MECIA(メシア)」で全長6・5メートル、両翼14メートル、パイロットの体重を含む重量は約250キロ。最大出力15キロワットのモーターでプロペラを回して推進力にする。電気による動力で二酸化炭素を排出しない。プロペラや翼、機体のほとんどが炭素繊維製で、丈夫で軽い飛行機になった。昨年の同高の創立50周年記念事業として09年から開発が進められ、同高教諭や宇宙航空研究開発機構(JAXA)などの協力を得ながら、既に卒業した生徒を含む16人が携わってきた。

 大阪航空局に飛行申請中でまだ許可が出ておらず、この日は飛べなかったが、操縦士の免許を持つ機械科の三宅秀俊教諭(59)が乗り、滑走路約500メートルを時速30?40キロで2往復する走行を披露。生徒や保護者たちは拍手で完成を喜んだ。

 同高機械科3年、山本涼太さん(18)は「先輩たちが材料から検討し、設計や模型などの基礎をしっかり築いてくれた。高校生でも飛行機を作り、完成させることができて本当にうれしい」と笑顔を見せた。リーダーの同科3年、白神拓也さん(17)は「今日の走行を見て、『飛べる』という期待が高まった。早く申請が認められ、空を飛ぶのを見たい」と話していた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130526-00000215-mailo-l33

■海外ニュース
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<燃料/改質器/貯蔵>
●米エネルギー省、水素製造のコスト分析に投資 (2013年02月14日)

 米国エネルギー省(Department of Energy:DOE)は水素燃料を製造して輸送するために、潜在的価格競争力のある道筋を分析・評価する予算100万ドルの新プロジェクトを発表した。このプロジェクトにはバージニア州のストラテジック・アナリシス社(Strategic Analysis)が選ばれ、再生可能エネルギー源から水素を製造するための費用効果の高い有効な材料と製法を確認する。この研究開発投資は、水素燃料をガソリン使用量に換算(per gallon gasoline equivalent:gge)した場合に、2020年にはガソリン1ガロンあたり2〜4ドル相当を達成するというエネルギー省の目標に貢献するだろう。
http://www1.eere.energy.gov/hydrogenandfuelcells/news_detail.html?news_id=19024〔参考〕「■米国DOE:水素社会へのタイムスケジュールを発表 (2006年12月)」というタイトルで、以下のマークラインズ社の調査情報が載っている。
■ガソリン1ガロン相当の水素の目標コストは$2?3/gge
米国DOE報告は、燃料となる水素の製造/貯蔵について、これまでの成果を整理し、今後の目標を定めている。
燃料電池自動車 (FCV: Fuel Cell Vehicles) は、燃料経済性においても、ガソリンエンジン車および普及が予測されるハイブリッド車と同等以上でなければならないとして、2015年における水素の目標コストを$2?3/ggeと定めた (gge はper gallon of gasoline equivalent。1ggeは約1kgの水素の発熱量に相当する)。
(注) 米国DOEは、ガソリンエンジン車に対するFCVの燃料経済性の優位性を 2.4、ハイブリッドに対する優位性を 1.66 としている。DOE は2015年の税抜きガソリン価格は$1.29/ガロンとしている (DOE のEnergy Information Administration Annual Energy Outlook 2005)。このため、FCVがハイブリッド車に対抗するためには、水素価格を$2/gge、ガソリンエンジン車に対抗するためには$3/gge とすることが必要としている。
http://www.marklines.com/ja/report/rep554_200703

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆FCDIC第20回燃料電池シンポジウム【再掲】
◇会期:5月28日(火)?29日(水)
◇会場:タワーホール船堀(江戸川区総合区民ホール、江戸川区船堀4-1-1)
◇詳細内容および参加申し込み:20日(月)までに下記URLから
http://www.fcdic.com/sympo2013/2013appl_general.pdf
◇お問い合わせ:燃料電池開発情報センター シンポジウム担当(塩澤、松田)TEL:03-6206-0231
FAX:03-6206-0232
メール:fc-sympo@fcdic.jp

☆燃料電池組立体験コーナー(どなたでも・無料)【再掲】

 第20回燃料電池シンポジウム記念大会展示会会場で同時開催します。燃料電池のしくみ、原理等を説明したあと、ケミックス社の「燃料電池組立キット」を使って組立/発電体験をして頂きます。シンポジウムに参加されない方でも、体験コーナーは参加できます。この機会にぜひご参加下さい。
◇日時:5月28日(火)10:00?、11:00〜、13:35〜、14:35〜

      29日(水)10:00?、11:00〜、13:30〜 ※各回10名
◇会場:タワーホール船堀(1F展示会会場)
◇参加申し込み:27日(月)正午までにFAXまたはメールでお申し込み下さい。
  Fax:03-6206-0232 メール:fccon-xp@fcdic.jp
「燃料電池組立体験コーナー参加希望」と記載の上、1、名前 2、〒/住所 3、電話番号 4、希望時間を併記して下さい。(先着順ですが、満席の場合は別途調整します)

 申し込み受領後、FCDICより受付確認の案内を差し上げます。
◇お問い合わせ:燃料電池開発情報センター シンポジウム担当(塩澤、松田)TEL:03-6206-0231
FAX:03-6206-0232
メール:fc-sympo@fcdic.jp

☆福岡水素エネルギー人材育成センター【経営者コース】【再掲】

 「福岡水素エネルギー人材育成センター」では、水素エネルギー新産業への参入を目指す意欲的な経営者等を対象とした、【経営者コース】を開催します。水素ビジネスへの参入を目指す企業経営者や幹部のみなさまのご参加を、心からお待ちしております。
◇対象:水素・燃料電池分野への参入を目指すものづくり企業の経営幹部や企画担当者等
◇日程:6月13日(木)12:50〜17:50
◇会場:九州大学伊都キャンパス 稲盛財団記念館 1F Cホール(福岡市西区元岡)
◇カリキュラム:
「校長講話」渡邉浩之校長 (トヨタ自動車(株)技監)
「水素エネルギーとは」岡野一清氏(水素エネルギー協会顧問/九州大学大学院客員教授)「定置用燃料電池分野に参入するために」高橋元洋氏(東芝燃料電池システム(株)企画管理部長)
「水素・燃料電池分野の今後のビジネス展開」丸田昭輝氏((株)テクノバ調査研究一部主査)
◇定員:40名(定員に達し次第、募集を締め切ります)
◇受講料:3000円/人(交流会費2,000円)
◇コースの詳細はこちら(福岡水素エネルギー戦略会議HP)
http://www.f-suiso.jp/info/6108.html
◇受講申込みはこちら(申込フォームが開きます)
https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20130408160612
◇お問い合わせ:福岡水素エネルギー戦略会議事務局(担当:中村)
  TEL:092-802-3303 FAX:092-802-3223
  E-mail:info@f-suiso.jp
◇主催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)

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