燃料電池ワールド Vol.1391 (2013/05/07 08:58)

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□燃料電池ワールド Vol.1391
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■2013年05月07日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://www.fuelcellworld.jp/

■05月02〜06日のWEB LINK NEWS
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2013/05/05 菅直人の脱原発ハウス 東京電力から電気は買いたくない〈AERA〉(dot.)

 菅直人元首相(66)は2月、東京都三鷹市下連雀の省エネ住宅に引っ越した。実母が住んでいたが、築後半世紀近くがたち老朽化していたため、取り壊して新築した。

 屋根の太陽光パネル(5・76キロワット)で発電する。都市ガスを使う燃料電池「エネファーム」も備える。
 「エネファームは原発よりエネルギー効率が高いんだ」

 と菅さん。地中の熱や雨水も利用する。温水床暖房もある。実母と菅夫妻の3人暮らしで、自宅のエネルギー自給率は107%になる予定だ。
◆照明は全部LEDに

 自宅は2階建て約160平方メートルで、建設費は3千数百万円。加えて、太陽光パネルに約300万円、エネファームなどに約200万円かかったが、省エネ住宅の補助金を使えた。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130505-00000000-sasahi-pol

2013/05/05 電気自動車レース:きょう大潟で開幕 /秋田(毎日新聞)

 電気自動車レース「ワールド・エコノ・ムーブ」(5日)を前に、公式練習が4日、大潟村ソーラースポーツラインであった=写真。

 大会はクリーンエネルギーの有効活用とエンジニアの人材育成を進めようと、95年から毎年開かれている。今年は鉛蓄電池と燃料電池の2部門に、県内外の計56台が出場。制限時間(2時間)内でどれだけの距離を走行できるかを競う。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130505-00000070-mailo-l05

2013/05/05 日産自動車のEV「リーフ」が販売不振、燃料電池と同じ末路に?(エコノミックニュース)

 日産自動車の電気自動車「リーフ」の販売が低迷している。2010年の発売から2016年までに世界で累計150万台の販売を計画しているが、2012年末時点で約4万9,000台しか売れていなかったことが、このほど明らかになった。

 販売不振の理由として、価格の高さ、1回の充電当たりの走行距離の短さなどが指摘されているが、最大の問題はインフラ整備。「電気自動車は、『卵が先か、鶏が先か』というジレンマに陥った。新技術を普及させようとする時に共通していえることだが、これは必ず失敗するパターン」と語る専門家が多い。一部には「電気自動車は燃料電池と同じ末路を辿る」という声さえ出ている。

 リーフの不振の原因として一般的に挙げられているのは、価格と走行距離。価格は足元では299万円まで何とか下げたものの、走行距離は200キロ、しかも、普通の充電で電池を満タンにするのに8時間かかる。「使い勝手が悪いうえに値段が高い」のは確かであろう。

 しかし、多くの自動車専門家は、本当の問題は、「卵が先か、鶏が先かというジレンマ」にあると語る。

 それはこういうことだ。インフラを整備するには、インフラを維持できるくらい自動車が普及していなければならない。一方、自動車を普及させるためには、インフラが整備されていなければならない。「卵が先か、鶏が先か」―、この理屈では、自動車の普及とインフラ整備のどちらもいつまで経っても進まないことになる。

 技術開発の専門家によれば、「このような議論に陥った新技術は、絶対に普及には至らない」とコメントする。例えば、燃料電池。水素と酸素から水を作る過程で出来るエネルギーを電力に換え、副産物として水以外のモノが発生しない究極のエコ電源として一時は注目を集めた。しかし、現在は、天然ガスから水素を作り出すタイプが少し普及している程度。水素を供給するインフラが先か、燃料電池の普及が先か、というジレンマに陥ったまま、時間だけが過ぎている。(編集担当:柄澤邦光)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130505-00000022-economic-bus_all

2013/05/06 最先端スマートハウスが集結した総合住宅展示場が渋谷に登場(エコノミックニュース)

 2014年・2015年と連続して増税される予定の消費税。これに伴う駆け込み需要が見込まれている市場の一つが住宅市場であろう。住宅ローン減税や贈与税、固定資産税など様々な優遇措置や、太陽光発電システムや燃料電池・蓄電池・HEMSの導入補助金なども現在は充実しており、住宅生産団体連合会が4月30日に発表した予想によると2013年度は90万戸台を回復すると予測されている。こうした中、JR山手線内で唯一となる総合住宅展示場、「TBSハウジング渋谷 東京ホームズコレクション」が誕生した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130506-00000005-economic-ind

■海外ニュース
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<燃料/改質器/貯蔵>
●ハイナイン社、南アフリカに水素生成装置を提供し、日本のサンコーシア社とも協定を結ぶ (2013年01月)

 水素生成器メーカーのハイナイン社(Hy9)とクリーン・エナジー・インベストメント社(Clean Energy Investments:CEI)はアフリカの情報通信市場に向けて、CEI社の燃料電池非常用電源システムにハイナイン社のHGSメタノールオンサイト型水素生成装置(HGS liquid methanol on-site hydrogen generator)を統合する目的で戦略的パートナーシップを結んだと発表した。

 ハイナイン社はまた、日本や台湾、韓国を含むアジアの情報通信市場に向けて同様の事業を行うために、日本のサンコーシア社(Sankosha Corporation)とも戦略的協定を結んだ。サンコーシア社は雷被害対策を中心にしている未上場の会社であるが、アジアの情報通信業界と強い結びつきを築いてきた。今回の協定は、密集した都会や屋根の上に設置することが必要となるアジア市場に適合するために、ややこしい初期設定が要らない非常用電源システムで使うハイナイン社の水素生成装置を定置用燃料電池と統合するために協力するというものである。
http://www.hy9.com/uploads/CEI%20and%20Hy9%20press%20release.pdf
http://www.hy9.com/uploads/Sankosha%20and%20Hy9%20Announcement.pdf〔参考〕クリーン・エナジー・インベストメント社(Clean Energy Investments:CEI):実行可能で持続可能な端から端までを水素でつなぐ予備電源の方法を用いて、南アフリカの水素経済の開発に焦点を充てている。この方法の中心的な技術には、アルタージー・システムズ社(Altergy Systems)の陽子交換膜型燃料電池技術「フリーダム・パワー(Freedom Power〓)」が使われている。

 なお、「フリーダム・パワー」を非常用燃料電池システムとして日本で販売しているのは、石川県のアクソンデータマシン株式会社である。だがこの会社のサイトに載っている「フリーダム・パワー」の資料は、同社のパートナーとして紹介されているエナーシスジャパン社(東京都三鷹市)が発行しているものである。エナーシス社(米国ペンシルバニア州)は産業用バッテリーの世界的な企業で、アクソンデータマシン社は日本国内の販売代理店の一つだった。

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