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□燃料電池ワールド Vol.1390
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■2013年05月02日発行
◆燃料電池NPO pemdream
■05月01日のWEB LINK NEWS
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2013/05/01 進まないEV普及の前に、水素ステーション登場で燃料電池車(FCV)へ移行か!?(clicccar)
夢のエコカー、究極のエコカーと呼ばれる燃料電池車(FCV)の課題は、まずコストといわれています。数年前まで1台1億円ともいわれましたが、2015年にはトヨタが500万円台で投入するという一部報道もあります。
私がトヨタFCVの開発主査に伺ったところでは、「500万円台はなかなかハードルが高いですよ」というニュアンスでしたが、いずれにしても補助金も使えば500万円台も見えてくるかもしれません。
それ以外の課題は、車体のカットモデルを見れば明らかのように高圧水素(70MPa)を入れる巨大なタンクをどう小型化するか? 水素ステーションというインフラをどう整備するかなどが考えられます。
そこで、JX日鉱日石エネルギーや出光興産、岩谷産業などが作る「水素供給・利用技術研究組合」が、商用仕様の実証水素ステーションである「海老名中央水素ステーション」を建設しました。
こちらは日本で初めての商用仕様だけでなく、既存のガソリンスタンドに初めて併設されるもので、「ダウンサイジング・省スペース化」、「低コスト化」を目指した新開発されたパッケージ型設備を利用したものです。
また、ガソリンスタンドとの併設はオフサイト型とも呼ぶそうで、運営はJX日鉱日石エネルギーが担います。
JX日鉱日石エネルギーと自動車メーカー3社は、2015年までにはFCV量産車を4大都市圏を中心に普及させると宣言していますが、そのためには、100か所程度の水素ステーションを建設するそうです。5年後くらいには近所でも見かける存在になるかも知れません。(塚田勝弘)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130501-00010004-clicccarz-bus_all
※写真あり
■海外ニュース
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<輸送>
●ヌベラ社、燃料電池スタック「オリオン」を発表 (2013年01月15日)
米国シカゴの展示会「プロマット2013(ProMat 2013)」では、ヌベラ・フュエルセルズ社(Nuvera Fuel Cells)が荷役運搬機械(materials handling)や他の産業用車両に適応するための新しい燃料電池スタック「オリオン(Orion〓)」を発表した。
http://www.nuvera.com/index.php/pressroom/press-releases/73-nuvera-introduces-orion-fuel-cell-stacks-at-promat-2013〔参考〕展示会「プロマット2013(ProMat 2013)」については、Vol.1386 2013年04月25日発行「●デンマークの燃料電池掃除機が展示会に登場 (2013年01月22日)」に説明があります。
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