燃料電池ワールド Vol.1369 (2013/04/02 08:46)

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□燃料電池ワールド Vol.1369
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■2013年04月02日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■04月01日のWEB LINK NEWS
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2013/04/01 JX、エネルギー・金属資源開発へ巨額投資(東洋経済オンライン)

 石油開発、石油精製元売り、金属の各専門会社を傘下に持つJXホールディングスが、この4月からスタートする2013?15年度の第2次中期計画を発表した。

 10年4月に新日石と新日鉱ホールディングスが経営統合してJXが発足した後の第1次中期計画(10?12年度)に次ぐもので、「世界有数の総合エネルギー・資源・素材企業グループへ飛躍のスタート」と位置づけている。

 こうした今回の第2次中期計画の目標については、かなり意欲的といえる。電力システム改革に対応した発電事業への拡大や、LNG事業、太陽光・燃料電池事業、リクシルとの提携を通じた家庭向けのエネルギー診断サービス強化など、総合エネルギー企業へ向けた意気込みも伺える。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130401-00013495-toyo-bus_all&p=1

2013/04/01 「本当の低公害車」を考える!地球に最も優しいシステムとは?(clicccar)

 そこで自動車メーカー各社は「ゼロエミッション」を目指し、水素と酸素を化学反応させて発電しながらモーターで走る、究極の低公害車、「FCV(燃料電池車)」の市販化を急いでいます。「FCV」のメリットは水素充填時間や航続可能距離がガソリン車並みである点。【FCV関連】

 トヨタは2015年に「FCV」の市販を予定しており、2013年1月24日のBMWとの正式提携で共同開発&量販効果による車両の低価格化を狙うと共に、2020年の本格普及に向けて水素関連ビジネスへの参入を予定しています。

 日産も同じく2013年1月29日にダイムラー、フォード、ルノー日産アライアンスの3者による共同開発を発表、莫大な開発費を削減するのが狙いで2017年頃に量産車を発売予定。

 独自路線を貫くホンダも大幅なコストダウンを図った「FCV」を2015年から日米欧で順次販売予定とか。

 しかしこの「FCV」も燃料となる水素を電気分解等で生成する際に膨大なエネルギーを必要とします。

 こうして見て行くと、現時点で開発されている「低公害車」はどれも車両が走行する際の限定的な環境に対しての「低公害」を目指していることがわかります。

 では本題である「本当に地球に優しい低公害車」とするにはどうすれば良いのでしょうか。

 その答えは最良の低公害車とされるFCVに風力発電や太陽光発電などの「自然エネルギーを使って生成した水素」を充填することに行き着きそうです。

 結論として「本当に地球に優しい低公害車」を実現するには使用エネルギーの生成段階からクリーン化する必要が有ると言うことになり、トヨタが「FCV」の市販に合わせて取り組む「水素関連ビジネス」はもしかするとその領域まで踏み込んだ計画となっているのかもしれません。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130401-00010002-clicccarz-bus_all

2013/04/01 富士通テン入社式、重松社長「個人の夢や目標を持ち、自分らしさを発揮しよう」(レスポンス)

 富士通テンは4月1日、午前9時から本社において、新入社員27人の入社式を行った。

 挨拶に立った重松崇社長は「自動車業界は、ハイブリッド車・EV・燃料電池車等の販売拡大や、ぶつからないクルマなどの増加など、転換期に差し掛かっているが、当社にとっては大きなチャンスといえる。新入社員の皆さんにおいては、個人の夢や目標をしっかり持ち、自分らしさを発揮してほしい」とエールを送った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130401-00000026-rps-bus_all

2013/04/01 安価な「さび」触媒利用のクリーンエネルギー貯蔵・再利用法を開発 加研究(AFP=時事)

 【AFP=時事】風力・太陽光発電で生成された余剰エネルギーを貯蔵して再利用できるようにする革新的な方法を開発したとするカナダの研究者らの論文が、米科学誌「サイエンス(Science)」に掲載された。

 カナダ・カルガリー大学(University of Calgary)化学科のカーティス・バーリンゲット(Curtis Berlinguette)准教授とサイモン・トゥルーデル(Simon Trudel)助教の報告によると、水の電気分解からエネルギーを得るための触媒として「さび」を使用するという比較的安価な方法を考案したという。

 バーリンゲット准教授は「この画期的な発明により、風力タービンや太陽電池パネルで生成した電力を貯蔵・再利用する比較的安価な方法を提供できる」「われわれの研究は、大規模なクリーンエネルギー経済の実現に向けた大きな1歩になる」と話す。

 電解槽では、触媒を使用して水を水素と酸素に分解する化学反応を発生させ、電力をエネルギーに変換する。このエネルギーは貯蔵しておき、必要なときにいつでも電力に再変換して利用できる。

 通常、触媒は結晶構造を持つ高価で希少な金属を原料としている。だが准教授らはこの原則から外れて、さびなどのありふれた金属化合物や酸化物を使用して、同じ結果を得ることに成功した。

 准教授らは、この電解槽で使用する電解触媒を商品化するための企業を立ち上げた。2014年までの商品化を目指しており、家庭のエネルギー需要を賄うように設計された電解槽の試作品を2015年までにテスト段階に入れるようにする意向だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130401-00000002-jij_afp-sctch

■海外ニュース
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<報告書/市場調査>
●2012年の燃料電池特許概観(2012年12月20日)

 フュエルセル・ツデイ(Fuel Cell Today)は、「2012年の燃料電池特許概観(2012 Fuel Cell Patent Review)」を発表した。この一年間に公表された燃料電池に関する特許出願と付与された特許の両方の増加について掲載している。
http://www.fuelcelltoday.com/news-events/news-archive/2012/december/fuel-cell-today-publishes-the-2012-fuel-cell-patent-review

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆FCVフォーラム「2015年に向けたFCV開発の現状と今後の課題」【再掲】詳細情報は、http://www.fcdic.com/
◇日時:4月16日(火)9:30?17:00
◇場所:(地独)東京都立産業技術研究センター(ゆりかもめ「テレコムセンター」駅前)
◇プログラム(予定を含みます)
第1部【招待講演】  9:30?12:00 - 休憩 - 13:15?14:451、「我が国の燃料電池・水素分野の国家プロジェクト動向と低コスト化に向けた取組」
   山本将道氏(NEDO)
2、「トヨタにおけるFCV開発の現状と今後」
   吉田利彦氏(トヨタ自動車株式会社)
3、「ホンダにおける燃料電池自動車の開発と導入に向けて」
   守谷隆史氏(株式会社本田技術研究所)
4、「日産自動車における燃料電池自動車の開発」
   飯山明裕氏(日産自動車株式会社)
5、「FCV普及開始に向けた水素インフラ構築への取組」
   廣瀬正典氏(JX日鉱日石エネルギー株式会社)
第2部  【A】12:00?17:00 & 【B】【C】15:00?17:00【A:ポスターセッション&総合討論会】
ポスター発表(触媒、電解質膜、水素貯蔵、インフラ等)12:00?16:00総合討論会(パネリスト:第1部講師、ポスターセッション招待者等)16:00?17:00
【B:試乗会】 FCV(トヨタ/ホンダ/日産)/燃料電池バス(有明水素ステーション見学コース 所要時間1時間)
【C:(地独)東京都立産業技術研究センター】 施設見学会
懇親会 17:30?18:30
◇参加費:一般:10000円 都内中小企業:6000円 FCDIC会員:6000円
  懇親会費 3000円
◇参加申し込み:fc-seminar@fcdic.jp またはFAX 03-6206-0232
◇問い合わせ:燃料電池開発情報センター(FCDIC)FCVフォーラム係
  Tel:03-6206-0231
◇主催:燃料電池開発情報センター(FCDIC)
◇共催:(地独)東京都立産業技術研究センター
◇後援:(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)

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