燃料電池ワールド Vol.1356 (2013/03/08 08:36)

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□燃料電池ワールド Vol.1356
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■2013年03月08日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■03月07日のWEB LINK NEWS
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2013/03/07 <ジュネーブモーターショー>燃費競争、日本車がリード…追う韓国(2)(中央日報日本語版)

 企業が燃費競争に死活をかける理由は他にもある。 CAFEに象徴される規制と罰金だ。 CAFEは米国の燃費規制法。 自動車メーカー別に平均燃費を計算し、燃費規制をする。 2012年基準値は乗用車32.7mpg(1ガロン当たりのマイル)。 2020年にはこの基準が44.2mpgに高まる。 8年以内にすべての企業が燃費を平均35%以上改善しなければならないということだ。 これを守らなければ罰金を支払うことになる。 フェラーリのような高級車も燃費を無視できない理由だ。

 最もリードしているのはやはり日本車。 トヨタの昨年の平均燃費は41.7mpg。 現代(38.7mpg)もこれを追っている。 しかし現代車は2020年まで現在より燃費を14.2%、起亜車は22.1%向上させなければならない。 大型車が多いGM・フォードなどが下位圏だ。 GMは8年間に34%の向上が必要だ。

 欧州も例外でない。 欧州の燃費規制は二酸化炭素(CO2)排出量を基準とする。 2020年までに95グラム/キロまで削減しなければならない。 現在より平均30%減らすということだ。 CO2排出量を減らすには、燃料の消費を減らす方法しかない。 このため「燃費は生存」という言葉が自動車業界で出ている。

 企業の燃費改善は2つに分かれる。 一つはハイブリッドを筆頭とするエコカーだ。 世界1位のトヨタがリードしている分野でもある。 トヨタの代表車種カムリのハイブリッドモデルは昨年、韓国だけで1824台売れた。 2011年に比べ7倍以上増えた。 トヨタの関係者は「カムリのハイブリッドは従来のハイブリッドに比べ便宜性・耐久性・乗車感を高めた」と話した。 今はもうエコカーが大衆車になりつつあるということだ。 現代車はツーソンixの水素燃料電池車を世界で初めて量産し始めた。 平均燃費は1リットル27.8キロ。

 しかしエコカーは開発に長い時間がかかる。 短期間で規制基準に達するのは難しい。 したがってもう一つ重視する点が“ダイエット”だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130307-00000042-cnippou-kr

■海外ニュース
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<定置用電源>
●クリアエッジ・パワー社、UTCパワー社を取得(2012年12月22日)

 さまざまな推測が流れたこの話はすでに終わっている。クリアエッジ・パワー社(ClearEdge Power)は、UTCパワー社(UTC Power)を取得するための協定に達した、と発表した。両社の戦略的合併は、2013年早々の決着が見込まれている。
http://www.clearedgepower.com/news/clearedge-power-announces-agreement-acquire-utc-power

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