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□燃料電池ワールド Vol.1355
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■2013年03月07日発行
◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
◇http://www.fcworld.jp
■03月06日のWEB LINK NEWS
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2013/03/06 トヨタ、EVへの割り切り(東洋経済オンライン)
電気自動車(EV)は特定用途のニッチ商品――そんなトヨタ自動車のEVに対する割り切りを示したコンセプトカーが登場した。
■ 都市市街地の短距離走行を想定
実証実験でも分かるとおり、このような超小型EVの需要は、利用シーンが限定された特定用途に限られそうだ。市販で先行するCOMSも、法人での実験的な利用が大宗で、一般の利用者は非常に少ないのが実情である。
電池のみで動くEVの場合、電池性能の限界から、ガソリン車並みの航続距離の実現や車体の大型化は当分時間が掛かる。そのため、ガソリン車とは異なる用途向けに活路を求めざるを得ない。
ただ、EVに用いられるバッテリーやモーターの技術は、トヨタが力を入れるハイブリッド車(HV)やプラグインハイブリッド車(PHV)、さらに次世代の燃料電池車(FCV)でも共有できる。これからも用途を絞ったユニークなEVは登場しそうだ。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130306-00013147-toyo-bus_all
2013/03/06 現代モービス 水素燃料電池電気車部品を量産へ(聯合ニュース)【ソウル聯合ニュース】韓国自動車部品最大手の現代モービスは6日、水素を使った燃料電池電気自動車(FCEV)の主要中核部品の開発が完了し、世界で初めて量産体制に入ったと明らかにした。
同社が忠清北道の忠州工場で生産する中核部品の駆動モーター、戦略電子部品、燃料電池統合モジュールはスポーツ多目的車(SUV)の「ツーソンix」FCEVに使われる。
同社の部品が水素燃料を供給し燃料電池統合モジュールで電気が生産され、モーターを駆動し自動車を動かす。
FCEV中核部品の量産は世界有数の部品メーカーもいまだ成功していない。現代モービスはエコカー開発に取り組みはじめて5年で量産にこぎつけた。
100キロワット級の高速駆動モーターは最大出力が134馬力、最高速度は時速160キロを誇る。既存のハイブリッド車に搭載されている41馬力のモーターを大幅に改善し、2013年型「アバンテ」の最高出力140馬力にも引けを取らない。
また高価なレアアース(希土類)を使用しないことで価格の競争力も確保した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130306-00000040-yonh-kr
■海外ニュース
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<軍事利用>
●SFC社、米空軍から開発継続資金100万ドルを獲得(2012年12月04日)
米国空軍は、SFCエナジー社(SFC Energy AG)の米国子会社であるSFCエナジー社(SFC Energy Inc.)に、50W級携帯用燃料電池発電機「ジェニー(JENNY)」の生産準備を完成させるために100万米ドルを授与した。この燃料電池は、SFCエナジー社が受賞した防衛と安全保障に応用したダイレクトメタノール型燃料電池(DMFC)技術を基礎にした新しいタイプのものである。
http://www.sfc.com/en/US-Air-Force-awarded-SFC-Energy
〔訳注〕SFCエナジー社は2003年以来、米空軍と携帯用発電機の開発生産で協力してきた。同社の25W級燃料電池発電機「ジェニー600S」は2005年以降、いくつかの国際的軍事組織による任務で適任とされ、配備されてきた。2008年にはSFCエナジー社の技術を使った二つの携帯用燃料電池モデルは、国防総省(U.S. Department of Defense)の「米軍用ウェアラブル・バッテリー開発コンテスト(Wearable Power Competition)」で1位と3位を受賞した。このときの技術要件は、兵士のベストに装着でき、4日間で平均20Wが発電できて重量は当時の米軍部隊が現場で使っているバッテリーの半分以下、部品は発電装置、蓄電装置、制御電子回路、コネクター、燃料をすべて含めて4kg以下というものだった。
ドイツのSFCエナジー社は2008年、米国でのSFC社の燃料電池技術の導入と商業化を促進するために、また米国の燃料インフラに適応するために子会社を設立した。
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