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□燃料電池ワールド Vol.1345
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■2013年02月19日発行
◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
◇http://www.fcworld.jp
■02月18日のWEB LINK NEWS
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2013/02/18 <エネファーム>200万円でも人気 原発事故後、導入加速(毎日新聞)
◇「電化」敬遠 ガスに追い風
「今回の価格は通過点だ」。東京ガスの穴水孝燃料電池事業推進部長は先月のエネファーム新製品発表会でこう強調した。パナソニックとの共同開発で部品数を2割削減。希望小売価格を従来機種より76万円安い199万5000円にした。最大45万円の政府補助金を受ければ工事費込みで180万円前後で設置できるという。穴水部長は「技術開発を進め16年度には補助金なしでも100万円を切りたい」と意気込む。
機能で差別化を図る動きもある。通常のエネファームは電力会社からの電力供給がないと動かないが、大阪ガスは12年7月、停電時でも自立運転できる機種(現金標準価格で280万円前後)を発売。東ガスもマンションにも設置可能な小型機種を13年度下期に投入する。
各社が新製品開発を急ぐのは、エネルギー源が電力のみの「『オール電化』が敬遠されている今がチャンス」(ガス大手幹部)との思いからだ。各社によると福島事故以降「節電に協力したい」「原発を推進する電力会社から電気を買いたくない」などの理由で、エネファームを求める客が急増。日本ガス協会によると10年度に5000台だった年間設置台数は12年度、2万台に達する勢いという。同協会はこの機に乗じ12年度末で4万3000台(見込み)の累計設置台数を、30年度にオール電化世帯数並みの530万台に拡大する目標を掲げている。
ただ、既存のガス給湯器は高機能品でも50万円程度で買える。エネファームの光熱費節約効果は年5?6万円程度で、価格が100万円程度に下がったとしても経済的なメリットは少ない。ガス各社も「価格を聞いて諦める人も多い」と明かす。政府補助金は15年度末で終わる見通し。本格普及できるかは「今のうちに技術開発などで低価格化の道筋をつけられるか次第」(資源エネルギー庁幹部)と言えそうだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130218-00000067-mai-bus_all
※関連写真あり
■海外ニュース
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<報告書/市場調査>
●イギリスのガス産業界による水素レポート (2012年11月)
ガス技術者管理機構(Institution of Gas Engineers and Managers:IGEM)は、47頁の新しい技術レポート「水素:未開発のエネルギーだろうか?(Hydrogen: Untapped Energy?)」を発表した。
イギリスは2050年までにCO2の排出を80%削減するという目標を掲げており、このレポートは、その達成のための燃料源としての水素の位置づけなど、イギリスにおける水素の現状や政策、活動をガス産業界の立場から焦点を充ててまとめている。ダウンロードは以下のURLからできる。↓
http://www.igem.org.uk/media/232929/Hydrogen-Report-Complete-web.pdf
■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆FC EXPO 2013(第9回国際水素・燃料電池展)【再掲】
http://www.fcexpo.jp/
◇日 時:2月27日(水)?3月1日(金)
◇場 所:東京ビッグサイト
◇主 催:リード エグジビション ジャパン株式会社
◇共 催:水素エネルギー協会(HESS)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)
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