燃料電池ワールド Vol.1332 (2013/01/30 10:15)

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□燃料電池ワールド Vol.1332
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■2013年01月30日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■01月29日のWEB LINK NEWS
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2013/01/29 日産自株が買い先行、燃料電池車の開発で提携(ロイター)

 [東京 29日 ロイター] 寄り付きの株式市場で、日産自動車が買い先行。日産自動車、独ダイムラー、米フォード・モーターが28日、燃料電池車の開発で提携したと発表したことを材料視した。

 2017年の販売開始を目指し、手頃な価格の燃料電池車を開発する。 ダイムラーは水素を動力源とする燃料電池車技術で先行するが、価格の高さが依然課題となっている。日産やフォードと共同で投資し、開発コストを分散するとともに、提携により販売台数を伸ばすことでコスト回収や普及の加速を目指す。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130129-00000046-reut-bus_all

2013/01/29 カセットボンベ使用の携帯燃料電池システム(オルタナ)
産業技術総合研究所(産総研)は28日、市販のLPG(液化石油ガス)カセットボンベを使用した持ち運び可能な燃料電池システムを開発したと発表した。定置用電源として普及している固体酸化物型燃料電池(SOFC)の小型化に成功しており、起動後2分で直流5ボルトのUSB機器を動かせるという。
通常のSOFCの作動温度は700度から1千度と高く、急速起動性も低いことからポータブル電源への応用が困難だった。今回開発された「ハンディ燃料電池システム」では、ナノメートルサイズの酸化セリウムを電極に付加して耐久性を向上した「ナノ構造制御電極」を採用。従来よりも低温の400度から発電が可能となった。
また、従来の燃料電池システムではLPGの主成分の一つであるブタンをあらかじめ改質する必要があったが、同電極の使用によりブタン燃料を改質器なしで直接使用できる。同システムは30日、2月1日に東京ビッグサイトで開かれる「nano tech 2013第12回 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議」の産総研ブースで展示される。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130129-00000304-alterna-bus_all
※関連図あり

2013/01/29 日産志賀COO、FCVは経済的に成り立つ価格目指す(レスポンス)

 日産自動車の志賀俊之COOは、独ダイムラーおよび米フォードモーターと合意した燃料電池車(FCV)の提携について「もともとダイムラーとフォードは燃料電池技術を共同開発していた。日米欧の企業がパートナーとなることでインフラ整備なども加速できる」と、提携の成果に期待を示した。

 志賀COOは1月29日に横浜市の本社で今回のFCVの提携についてコメントした。提携により「普及に不可欠なコストも下げることが可能になる」と指摘した。ただ、具体的な価格目標等については「まだ申し上げる段階でない」とし、「(顧客、メーカーともに)経済的に成り立つレベルの価格を目指す」と話した。

 また、FCVの開発をめぐる提携については「現時点では開発競争をしているが、水素インフラも必要なので、どこかの時点で(更なる)グループができる可能性はある」と述べ、集団化による開発が進むとの見解を示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130129-00000061-rps-bus_all
※関連写真あり

■海外ニュース
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<素材/部品/試験>
●メトロ・モールド&デザイン社、UTCパワー社と長期供給契約を結ぶ (2012年11月)

 メトロ・モールド&デザイン社(Metro Mold & Design, LLC)は、UTCパワー社(UTC Power)と2017年末までの期間、UTC社の定置用燃料電池システム「ピュアセル(PureCell〓)」モデル400のための二極式グラファイトプレート部品の独占的供給者となる長期協定を結んだ。
http://www.metromold.com/markets/fuel-cell-manufacturing/
〔参考〕メトロ・モールド&デザイン社(Metro Mold & Design, LLC) 1997年以来、燃料電池スタックのために二極式燃料電池プレートの型を製造するメーカーとして特化してきた。それ以降、100以上の燃料電池プレートの型を作ってきた。

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆FC EXPO 2013(第9回国際水素・燃料電池展)【再掲】
http://www.fcexpo.jp/
◇日 時:2月27日(水)?3月1日(金)
◇場 所:東京ビッグサイト
◇主 催:リード エグジビション ジャパン株式会社
◇共 催:水素エネルギー協会(HESS)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)

☆燃料電池・FCH部会 第214回定例研究会【再掲】
  公開シンポジウム「FCVと水素ステーションの開発動向」

 燃料電池自動車(FCV)の市場本格導入を2015年に開始する共同声明を受け、どのような取り組みがなされているのかを理解する、またとない機会です。
◇日時:1月31日(木)13:00〜17:50(シンポジウム)、18:00?(交流会)
◇場所:大阪科学技術センター8階中ホール
◇内容:
13:05〜13:55 講演「水素供給インフラ構築に向けてのHySUTの取り組み」
  北中正宣氏(水素供給・利用技術研究組合技術本部長)
13:55〜14:45 講演「岩谷産業における水素ステーションの取り組み」

  宮崎淳氏(岩谷産業株式会社常務執行役員・水素エネルギー部長)15:00〜15:50 講演「トヨタのFCV開発状況と市場導入に向けた取り組み」

  大仲英巳氏(トヨタ自動車株式会社FC開発部主査・担当部長)15:50〜16:40 講演「CO2フリー水素チェーン構想について」

  井上健司氏(川崎重工業株式会社技術開発本部水素プロジェクト部部長)16:50〜17:50 総合討議『2015年のFCV市場導入に向けた動きについて』18:00? 【交流会】 大阪科学技術センターB101号室
◇参加費: 
○シンポジウム参加費:

  ・OSTEC賛助会員および研究会等会員、協賛団体会員:(企業)10,000円、(大学・公的研究機関)5,000円
  ・その他一般参加:15,000円 
  ・燃料電池・FCH部会会員・会員企業:無料
○交流会参加費: 3,000円(燃料電池・FCH部会会員・会員企業:無料)
◇申込み方法:1月24日(木) までに出欠について、必要事項(会社・機関名、所属・役職名、貴名、申込区分)と共に、E-mailまたはFAXにてご連絡下さい。
※E-mail:ooura@ostec.or.jp  FAX:06-6443-5319(大浦行)
詳しくは、大阪科学技術センターのHPをご覧ください。
http://www.ostec-tec.info/08/
◇主催:(一財)大阪科学技術センター燃料電池・FCH部会
◇協賛(予定):(一社)エネルギー・資源学会、(公社)化学工学会関西支部、(公社)化学工学会エネルギー部会、(一社)近畿化学協会、(公社)電気化学会関西支部、(公社)電気化学会電池技術委員会、(一社)日本電機工業会、燃料電池開発情報センター、燃料電池実用化推進協議会

☆経済産業省「燃料電池セミナーin大阪」【再掲】
 ?2015年燃料電池自動車の市場投入に向けて?
◇日時:2月9日(土)13:00〜16:30
◇会場:インテックス大阪 国際会議ホール(大阪府大阪市住之江区南港北1-5-102)
    http://www.intex-osaka.com/jp/access/
◇参加費:無料(ただし、大阪オートメッセ2013の入場券が必要です。ご注意ください)
◇プログラム
【1】基調講演「2015年燃料電池自動車(FCV)市場投入に向けて(仮題)」

   高橋剛氏(トヨタ自動車株式会社技術統括部次世代車推進グループグループ長)【2】特別講演「ダイムラーにおける燃料電池自動車の開発、商品化への取組み(仮題)」

   村上茂泰氏(メルセデス・ベンツ日本株式会社技術コンプライアンス部コンセプト製品課マネージャー)
【3】特別講演「SUZUKIにおける燃料電池スクーターの開発、商品化への取組み(仮題)」
   真柴岳彦氏(スズキ株式会社開発本部研究企画部長)
【4】パネルディスカッション「燃料電池自動車の将来展望(仮題)」
  コーディネーター:吉田由美氏(カーライフ・エッセイスト)
  パネリスト:片山右京氏(レーシングドライバー)

        高橋剛氏(トヨタ自動車株式会社技術統括部次世代車推進グループグループ長)

        村上茂泰氏(メルセデス・ベンツ日本株式会社技術コンプライアンス部コンセプト製品課マネージャー)

        廣瀬正典氏(JX日鉱日石エネルギー株式会社研究開発本部研究開発企画部副部長)

        馬場広由己氏(大阪府商工労働部新エネルギー産業課長)
 ※プログラムは変更する可能性がありますので、ご了承下さい。
◇詳細、お申し込みはこちらから
  http://www.nef.or.jp/topics/h25-02oosaka.html
◇問い合わせ先
燃料電池セミナー事務局(一般財団法人新エネルギー財団計画本部広報普及部)担当:小栗、沼田
TEL: 03-6810-0361、FAX: 03-3982-5101、E-mail: public@nef.or.jp
◇主催:経済産業省資源エネルギー庁、一般財団法人新エネルギー財団
◇共催:大阪府、おおさかFCV推進会議

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