燃料電池ワールド Vol.1328 (2013/01/24 10:17)

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□燃料電池ワールド Vol.1328
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■2013年01月24日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■燃料電池関連イベント
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☆経済産業省「燃料電池セミナーin大阪」【再掲】
 ?2015年燃料電池自動車の市場投入に向けて?
◇日時:2月9日(土)13:00〜16:30
◇会場:インテックス大阪 国際会議ホール(大阪府大阪市住之江区南港北1-5-102)
    http://www.intex-osaka.com/jp/access/
◇参加費:無料(ただし、大阪オートメッセ2013の入場券が必要です。ご注意ください)
◇プログラム
【1】基調講演「2015年燃料電池自動車(FCV)市場投入に向けて(仮題)」

   高橋剛氏(トヨタ自動車株式会社技術統括部次世代車推進グループグループ長)【2】特別講演「ダイムラーにおける燃料電池自動車の開発、商品化への取組み(仮題)」

   村上茂泰氏(メルセデス・ベンツ日本株式会社技術コンプライアンス部コンセプト製品課マネージャー)
【3】特別講演「SUZUKIにおける燃料電池スクーターの開発、商品化への取組み(仮題)」
   真柴岳彦氏(スズキ株式会社開発本部研究企画部長)
【4】パネルディスカッション「燃料電池自動車の将来展望(仮題)」
  コーディネーター:吉田由美氏(カーライフ・エッセイスト)
  パネリスト:片山右京氏(レーシングドライバー)

        高橋剛氏(トヨタ自動車株式会社技術統括部次世代車推進グループグループ長)

        村上茂泰氏(メルセデス・ベンツ日本株式会社技術コンプライアンス部コンセプト製品課マネージャー)

        廣瀬正典氏(JX日鉱日石エネルギー株式会社研究開発本部研究開発企画部副部長)

        馬場広由己氏(大阪府商工労働部新エネルギー産業課長)
 ※プログラムは変更する可能性がありますので、ご了承下さい。
◇詳細、お申し込みはこちらから
  http://www.nef.or.jp/topics/h25-02oosaka.html
◇問い合わせ先
燃料電池セミナー事務局(一般財団法人新エネルギー財団計画本部広報普及部)担当:小栗、沼田
TEL: 03-6810-0361、FAX: 03-3982-5101、E-mail: public@nef.or.jp
◇主催:経済産業省資源エネルギー庁、一般財団法人新エネルギー財団
◇共催:大阪府、おおさかFCV推進会議

☆第2回かながわエネルギー関連ベンチャー「創・蓄・省エネ フォーラム」【再掲】

 エネルギー及び環境関連産業の更なる振興を図る目的で、創エネ・蓄エネ・省エネを一挙に兼ね備えたシステムである燃料電池にフォーカスし、システムメーカー及び大学の専門家をお招きし、以下創・蓄・省エネフォーラムを開催します。
◇日時:1月29日(火)13:00〜16:30
◇場所:サン・エールさがみはら2階 第1研修室
       http://sunyell-sagamihara.jp/
◇内容:
13:00〜13:30 主催者挨拶
13:30〜14:40 「高効率システム開発に向けた固体高分子形燃料電池の含水量・発電電流の計測と現象解明」

 小川邦康氏(慶應義塾大学理工学部機械工学科准教授、工学博士)
15:00〜15:50 「創エネ・蓄エネ・省エネシステム 家庭用燃料電池 エネファームの現況と今後」
 新井康弘氏(東芝燃料電池システム株式会社開発部主幹)
16:00〜16:30 名刺交換会
◇参加費:無料
◇定員:70名
◇参加申し込み:以下のサイトより申込書(WORD)をダウンロードし内容を明記の上、
http://www.sic-sagamihara.jp/enet/news/20121220.html
メールで、kankyou@sic-sagamihara.jpまでお申し込みください。
◇主催者:(株)さがみはら産業創造センター
◇協力:神奈川県、(財)KAST

■01月23日のWEB LINK NEWS
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2013/01/23 窯業業界の被引用特許件数、トップは旭硝子…パテントリザルト(レスポンス)

 パテントリザルトは、独自に分類した「窯業業界」の企業を対象に、2012年の特許審査過程で、他社特許の拒絶理由通知に引用された件数を企業別に集計した「窯業業界 被引用特許件数ランキング2012」をまとめた。

 ランキングは、2012年11月までに公開されたすべての公報について、2012年1月から11月末までに拒絶理由として引用された公報を抽出。さらに引用元の名義と拒絶通知を受けた公報の名義が異なるものについて企業別に集計した。

 集計の結果、2012年に最も引用された企業は、旭硝子の1125件、次いでTOTOの930件、日本ガイシの818件となった。

 2位TOTOの最も引用された公報は、「高温型燃料電池システム」。JX日鉱日石エネルギーや日産自動車など5件の拒絶理由通知に引用された。TOTOの公報によって拒絶理由通知を受けた件数が最も多い企業はパナソニック、次いでLIXILとなっている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130123-00000008-rps-bus_all

2013/01/23 NIMSなど、太陽光を利用して水から水素を生成できる光触媒の理論設計に成功(マイナビニュース)

 物質・材料研究機構(NIMS)と科学技術振興機構(JST)は1月22日、太陽光を利用して水から水素を生成できる光触媒の理論設計に成功したと共同で発表した。

 成果は、NIMS 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点の梅澤直人主任研究員、同・葉金花ユニット長、同・レルンチャン パクプン博士研究員、同・オウヤン シュシン博士研究員らの研究グループによるもの。研究はJST戦略的創造研究推進事業 個人型研究(さきがけ)の一環として行われ、詳細な内容は米科学雑誌「Chemistry of Materials」に近日中に掲載される予定だ。

 酸化チタンに代表される光触媒は、防汚・抗菌などの環境浄化を目的とした商品に広く応用されているが、次世代エネルギー源として期待されている水素を光水分解によって大量に製造できる程の強い触媒活性はまだ実現できていない。

 「チタン酸ストロンチウム(SrTiO3)」は光照射下での高い安定性や光還元力の強さから、太陽光のみを利用した水素製造を可能にする光触媒として期待されている。しかし、その光吸収端は紫外光領域に位置しており、太陽光の大部分を占める可視光を有効に利用できていない。そこで「クロム(Cr)」などの「遷移金属」をSrTiO3中に「ドープする」ことで吸収端を可視光領域に調整する研究が行われてきた。

 SrTiO3にCrをドープした材料の水素発生効率は、Crが低価数の時に高くなることが確認済みだ。これは、光水分解反応を阻害する電子捕獲が抑制されることが原因である(画像1・2)。

 そこで今回の研究では、Crと共にほかの元素をドープすることで「フェルミ準位」(電子が占有しているエネルギー準位の中で最高位のエネルギー)を引き上げ、低価数Crを安定化する方法が試みられた次第だ。

 水素は温室効果ガスを排出しないクリーンなエネルギー源として期待されており、太陽光のみを用いて大量に水素を製造できる光触媒の開発が待たれている。今回の研究から、最先端の計算科学を駆使することで、材料開発を効率的に進められることが実証された。

 理論主導の材料開発がより一般的なものとなり、新規材料の開発が促進されることで環境・エネルギー問題の解決に大きく貢献できるものと期待されるという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130123-00000074-mycomj-sci

■海外ニュース
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<燃料/改質器/貯蔵>
●アクタ社、新しく複数の注文を獲得(2012年10月22日)

 イタリアの触媒メーカー、アクタ社(Acta S.p.A.)は、ヘリオセントリス・エナジーソリューション社(Heliocentris Energy Solutions AG)から水素製造機「HG100」の複合ユニットのための一括注文を受注した。

 同社はさらに、1時間あたり1立方メーターの水素を製造する水素製造機スタックの初めての注文を二つ獲得した。これは、アクタ社によって最近製造された巨大な電解槽スタックのユニットであり、それぞれ9500ユーロ(1万2200米ドル)で販売される。

 最初の注文は、スペイン国立エネルギー・環境・技術研究センター(Spanish National Research Centre for Energy, Environment and Technology:CIEMAT)からのものである。同センターは公共研究組織であり、また、スペイン研究・開発・革新省(Spanish Ministry of Research, Development and Innovation)の一部門である。第2の注文は、ドイツの電解槽メーカーからのもので、アクタ社の水素製造機スタックを同メーカーの製品構成に組み入れるために発注された。これら二つの注文の納入は、2012年12月の予定である。
http://www.sentpressrelease.com/email/attachment/download?hash=1ed645d272d4b25b604c896f63a6f9afbe713ad4c598d9a387da9aeea3cece45

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆FC EXPO 2013(第9回国際水素・燃料電池展)【再掲】
http://www.fcexpo.jp/
◇日 時:2月27日(水)?3月1日(金)
◇場 所:東京ビッグサイト
◇主 催:リード エグジビション ジャパン株式会社
◇共 催:水素エネルギー協会(HESS)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)

☆水素先端世界フォーラム2013【再掲】
◇会期:1月28日(月)、30日(水)、31日(木)
◇会場:グランドハイアット福岡(1月30日)、九州大学伊都キャンパス(1月28日・31日)
◇参加費:無料(1月30日レセプションのみ5000円/1名)
◇定員:400名(施設見学は100名)
◇参加登録:下記のフォーラムホームページより(定員になり次第締切)→ http://www.congre.co.jp/hydrogenfocusweek/
◇プログラム
●1月30日:
 9:30〜10:00 開会式

 10:30〜12:00 セッション1「クリーンエネルギーとしての水素の可能性」
   (日欧の発表者による講演)

 13:30〜17:15 セッション2「世界で始動する水素エネルギー社会」
   (日米欧亜の発表者による講演)
 17:30〜19:00 レセプション(参加費5000円)
●1月28日・31日:
 9:00〜17:40 研究シンポジウム

   各研究チーム(水素材料強度特性、水素高分子材料、水素トライボロジー、水素物
性、燃料電池・水素製造研究)による国内外の研究発表、開始日時は各チームによ
り異なります。 
●1月31日:
 14:30〜15:30 HyTReC施設見学(定員:100名)
◇問い合わせ先
運営事務局 info-hydrogen@congre.co.jp
(株式会社コングレ九州支社内 担当: 木村、土井)
◇主催:独立行政法人産業技術総合研究所水素材料先端科学研究センター、福岡水素エネルギー戦略会議、福岡県、国立大学法人九州大学
◇関連イベント
1月29日(火)I2CNER Annual Symposium 2013
1月31日(木)I2CNER International Workshop2013
詳細は下記のホームページより
→ http://www.congre.co.jp/hydrogenfocusweek/

☆燃料電池・FCH部会 第214回定例研究会【再掲】
  公開シンポジウム「FCVと水素ステーションの開発動向」

 燃料電池自動車(FCV)の市場本格導入を2015年に開始する共同声明を受け、どのような取り組みがなされているのかを理解する、またとない機会です。
◇日時:1月31日(木)13:00〜17:50(シンポジウム)、18:00?(交流会)
◇場所:大阪科学技術センター8階中ホール
◇内容:
13:05〜13:55 講演「水素供給インフラ構築に向けてのHySUTの取り組み」
  北中正宣氏(水素供給・利用技術研究組合技術本部長)
13:55〜14:45 講演「岩谷産業における水素ステーションの取り組み」

  宮崎淳氏(岩谷産業株式会社常務執行役員・水素エネルギー部長)15:00〜15:50 講演「トヨタのFCV開発状況と市場導入に向けた取り組み」

  大仲英巳氏(トヨタ自動車株式会社FC開発部主査・担当部長)15:50〜16:40 講演「CO2フリー水素チェーン構想について」

  井上健司氏(川崎重工業株式会社技術開発本部水素プロジェクト部部長)16:50〜17:50 総合討議『2015年のFCV市場導入に向けた動きについて』18:00? 【交流会】 大阪科学技術センターB101号室
◇参加費: 
○シンポジウム参加費:

  ・OSTEC賛助会員および研究会等会員、協賛団体会員:(企業)10,000円、(大学・公的研究機関)5,000円
  ・その他一般参加:15,000円 
  ・燃料電池・FCH部会会員・会員企業:無料
○交流会参加費: 3,000円(燃料電池・FCH部会会員・会員企業:無料)
◇申込み方法:1月24日(木) までに出欠について、必要事項(会社・機関名、所属・役職名、貴名、申込区分)と共に、E-mailまたはFAXにてご連絡下さい。
※E-mail:ooura@ostec.or.jp  FAX:06-6443-5319(大浦行)
詳しくは、大阪科学技術センターのHPをご覧ください。
http://www.ostec-tec.info/08/
◇主催:(一財)大阪科学技術センター燃料電池・FCH部会
◇協賛(予定):(一社)エネルギー・資源学会、(公社)化学工学会関西支部、(公社)化学工学会エネルギー部会、(一社)近畿化学協会、(公社)電気化学会関西支部、(公社)電気化学会電池技術委員会、(一社)日本電機工業会、燃料電池開発情報センター、燃料電池実用化推進協議会

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