燃料電池ワールド Vol.1326 (2013/01/22 08:50)

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□燃料電池ワールド Vol.1326
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■2013年01月22日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■燃料電池関連イベント
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☆経済産業省「燃料電池セミナーin大阪」【再掲】
 ?2015年燃料電池自動車の市場投入に向けて?
◇日時:2月9日(土)13:00〜16:30
◇会場:インテックス大阪 国際会議ホール(大阪府大阪市住之江区南港北1-5-102)
    http://www.intex-osaka.com/jp/access/
◇参加費:無料(ただし、大阪オートメッセ2013の入場券が必要です。ご注意ください)
◇プログラム
【1】基調講演「2015年燃料電池自動車(FCV)市場投入に向けて(仮題)」

   高橋剛氏(トヨタ自動車株式会社技術統括部次世代車推進グループグループ長)【2】特別講演「ダイムラーにおける燃料電池自動車の開発、商品化への取組み(仮題)」

   村上茂泰氏(メルセデス・ベンツ日本株式会社技術コンプライアンス部コンセプト製品課マネージャー)
【3】特別講演「SUZUKIにおける燃料電池スクーターの開発、商品化への取組み(仮題)」
   真柴岳彦氏(スズキ株式会社開発本部研究企画部長)
【4】パネルディスカッション「燃料電池自動車の将来展望(仮題)」
  コーディネーター:吉田由美氏(カーライフ・エッセイスト)
  パネリスト:片山右京氏(レーシングドライバー)

        高橋剛氏(トヨタ自動車株式会社技術統括部次世代車推進グループグループ長)

        村上茂泰氏(メルセデス・ベンツ日本株式会社技術コンプライアンス部コンセプト製品課マネージャー)

        廣瀬正典氏(JX日鉱日石エネルギー株式会社研究開発本部研究開発企画部副部長)

        馬場広由己氏(大阪府商工労働部新エネルギー産業課長)
 ※プログラムは変更する可能性がありますので、ご了承下さい。
◇詳細、お申し込みはこちらから
  http://www.nef.or.jp/topics/h25-02oosaka.html
◇問い合わせ先
燃料電池セミナー事務局(一般財団法人新エネルギー財団計画本部広報普及部)
担当:小栗、沼田
TEL: 03-6810-0361、FAX: 03-3982-5101、E-mail: public@nef.or.jp
◇主催:経済産業省資源エネルギー庁、一般財団法人新エネルギー財団
◇共催:大阪府、おおさかFCV推進会議

☆第2回かながわエネルギー関連ベンチャー「創・蓄・省エネ フォーラム」【再掲】

 エネルギー及び環境関連産業の更なる振興を図る目的で、創エネ・蓄エネ・省エネを一挙に兼ね備えたシステムである燃料電池にフォーカスし、システムメーカー及び大学の専門家をお招きし、以下創・蓄・省エネフォーラムを開催します。
◇日時:1月29日(火)13:00〜16:30
◇場所:サン・エールさがみはら2階 第1研修室
       http://sunyell-sagamihara.jp/
◇内容:
13:00〜13:30 主催者挨拶
13:30〜14:40 「高効率システム開発に向けた固体高分子形燃料電池の含水量・発電電流の計測と現象解明」

 小川邦康氏(慶應義塾大学理工学部機械工学科准教授、工学博士)
15:00〜15:50 「創エネ・蓄エネ・省エネシステム 家庭用燃料電池 エネファームの現況と今後」
 新井康弘氏(東芝燃料電池システム株式会社開発部主幹)
16:00〜16:30 名刺交換会
◇参加費:無料
◇定員:70名
◇参加申し込み:以下のサイトより申込書(WORD)をダウンロードし内容を明記の上、
http://www.sic-sagamihara.jp/enet/news/20121220.html
メールで、kankyou@sic-sagamihara.jpまでお申し込みください。
◇主催者:(株)さがみはら産業創造センター
◇協力:神奈川県、(財)KAST

■01月21日のWEB LINK NEWS
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2013/01/21 【日産自動車】社運をかけた「電気自動車リーフ」スピード開発の仕かけ(プレジデント)
■昔の日産の悪弊はこうして取り除く

 門田が日産に入社したのは1982年。90年代後半の日産の経営危機も経験した。日産の中でも、電気で自動車を動かすという仕事に関わった経験は群を抜いて長い。経営危機と電気へのこだわり。こうしたキャリアが門田のリーダーシップに、大きく影響を与えている。

 門田は入社してから最初の10年間は、シャーシ設計部に属して、サスペンション、アクセルなど、いわゆる車の基本的な性能を決める足回りを担当してきた。90年代に入ると環境問題が社会の注目を集めるようになり、米国カリフォルニア州のゼロエミッション規制を見据えて、自動車メーカー各社が一斉に電気自動車に取り組み始める。

 門田と電気の関わりは、ここから始まる。門田は91年1月1日付で、電気自動車開発のために設けられた技術車開発室に配属になる。ここで既存の車種を改造したEVをつくったのを手始めに、リチウムイオン電池を搭載した「アルトラ」を北米向けに開発するなど、ほぼ10年間を過ごした。

 そのキャリアの後半、99年には経営危機に陥った日産はフランスのルノーの傘下に入る。経営再建のためにCEOとして乗り込んできたゴーンが、かの「日産リバイバルプラン」を実施に移した。門田は一旦ガソリン車の開発に戻るが、01年から燃料電池車の開発に3年間取り組むことになる。その後も、ハイブリッド車やアイドリングストップなど、「電気とモーターを使って、燃費をよくする技術にずっと携わってきた」。そして07年の秋、リーフのCVEに任命されたのである。

 まさに電気とともに歩んできた自動車開発のキャリアと言ってよい。そのキャリアの中でも「見える化」の効果を感じたのは、燃料電池の開発に取り組んだときだ。水素と酸素を反応させて電気をつくり出すのが燃料電池で、燃料電池車はこの燃料電池を搭載し、電気を起こしてモーターを回す。

 「当時の担当部長が、見える化を徹底的にやる人だった。水素と酸素を反応させて電気をつくると、簡単に言うけれども、そこにはいろいろなシステムが介在するので、とても大変だった。そこでそのシステムがどこまでできているかを見える化した。大変に複雑なシステムだったが、見える化したおかげで、非常に短い期間で質の高い開発ができました」

 実際、当初は開発に5年かける予定だった燃料電池車も、3年で完成させることができた。「あのときも猛烈なスピードで開発したんですけれど、あの経験が今回、非常に生きています」と、門田は振り返る。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130121-00008282-president-bus_all

2013/01/21 人工光合成の研究加速 実用化へ日本が先陣 資源・温暖化で脚光(産経新聞)

 植物の光合成のように、太陽光のエネルギーを使って水と二酸化炭素からアルコールなどの有機物を工業的に製造する「人工光合成」の研究が日本で急展開している。鍵となる物質の構造解明や実証実験の成功など世界初の成果が相次ぎ、エネルギー問題や地球温暖化を解決する夢の技術が実現に近づきつつある。
 ■原料は無尽蔵
 ■ノーベル賞が機運
 ■「植物に勝つ」

 だが昨年7月、電機大手のパナソニックが早くも植物と同じ変換効率を達成した。青色LED(発光ダイオード)などに使われる窒化ガリウムの電極と、インジウム系金属の電極の組み合わせでギ酸の高効率生成に成功。四橋聡史・先端技術研究所主幹研究員は「今後は植物に勝ちたい」と話す。

 研究が急ピッチで進展していることを受け、経済産業省も昨年11月、10年間で約150億円を投じるプロジェクトを立ち上げた。16年度末に3%、21年度末に10%の変換効率を目標に掲げている。

 しかし、課題は効率向上だけではない。実用化には燃料電池のエネルギー源となるアルコールや水素、化学原料となるエチレンやオレフィンなど、需要が大きい物質を自在に作る技術が必要だ。

 資源が少ない日本にとって実現すれば意義は大きい。触媒は日本が得意とする分野でもある。四橋氏は「研究はものすごいスピードで進展している。それぞれの物質に最適な触媒を急いで探したい」と意欲を燃やしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130121-00000573-san-sctch

■海外ニュース
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<輸送>
●SFCフュエルセルズ社の燃料電池、ドイツ連邦デザイン賞で特別賞を受賞(2012年10月19日)

 SFCエナジー社(SFC Energy AG)の燃料電池発電機「イーフォイ・カムフォート(EFOY COMFORT)」は、ドイツ連邦デザイン協会(German Design Council)が主催するドイツ連邦デザイン賞のライフスタイル部門で特別賞(Special Mention)を受賞した。今回は世界中から約1500の製品が応募した。
http://www.sfc.com/en/press/press-releases/EFOY-COMFORT-receives-Special-Mention-in-German-Design-Award〔参考〕このドイツ連邦デザイン賞は昨年、日本のレンズ交換式デジタル一眼カメラ「PENTAX K-01」がライフスタイル部門で金賞を受賞している。その記事から。「“German Design Award”は、ドイツ連邦経済技術省の後援により1953年に設立されたThe German Design Councilが、2006年から毎年主催している権威ある国際的なデザイン賞です。世界各国のデザイン賞を受賞した商品の中から、The German Design Councilの推薦を受けた商品のみが受賞候補となります。本賞は、9つのカテゴリーで構成されており、それぞれの中から金賞、銀賞が決定します」

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆FC EXPO 2013(第9回国際水素・燃料電池展)【再掲】
http://www.fcexpo.jp/
◇日 時:2月27日(水)?3月1日(金)
◇場 所:東京ビッグサイト
◇主 催:リード エグジビション ジャパン株式会社
◇共 催:水素エネルギー協会(HESS)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)

☆水素先端世界フォーラム2013【再掲】
◇会期:1月28日(月)、30日(水)、31日(木)
◇会場:グランドハイアット福岡(1月30日)、九州大学伊都キャンパス(1月28日・31日)
◇参加費:無料(1月30日レセプションのみ5000円/1名)
◇定員:400名(施設見学は100名)
◇参加登録:下記のフォーラムホームページより(定員になり次第締切)→ http://www.congre.co.jp/hydrogenfocusweek/
◇プログラム
●1月30日:
 9:30〜10:00 開会式

 10:30〜12:00 セッション1「クリーンエネルギーとしての水素の可能性」
   (日欧の発表者による講演)

 13:30〜17:15 セッション2「世界で始動する水素エネルギー社会」
   (日米欧亜の発表者による講演)
 17:30〜19:00 レセプション(参加費5000円)
●1月28日・31日:
 9:00〜17:40 研究シンポジウム

   各研究チーム(水素材料強度特性、水素高分子材料、水素トライボロジー、水素物
性、燃料電池・水素製造研究)による国内外の研究発表、開始日時は各チームによ
り異なります。 
●1月31日:
 14:30〜15:30 HyTReC施設見学(定員:100名)
◇問い合わせ先
運営事務局 info-hydrogen@congre.co.jp
(株式会社コングレ九州支社内 担当: 木村、土井)
◇主催:独立行政法人産業技術総合研究所水素材料先端科学研究センター、福岡水素エネルギー戦略会議、福岡県、国立大学法人九州大学
◇関連イベント
1月29日(火)I2CNER Annual Symposium 2013
1月31日(木)I2CNER International Workshop2013
詳細は下記のホームページより
→ http://www.congre.co.jp/hydrogenfocusweek/

☆燃料電池・FCH部会 第214回定例研究会【再掲】
  公開シンポジウム「FCVと水素ステーションの開発動向」
燃料電池自動車(FCV)の市場本格導入を2015年に開始する共同声明を受け、どのような取り組みがなされているのかを理解する、またとない機会です。
◇日時:1月31日(木)13:00〜17:50(シンポジウム)、18:00?(交流会)
◇場所:大阪科学技術センター8階中ホール
◇内容:
13:05〜13:55 講演「水素供給インフラ構築に向けてのHySUTの取り組み」
  北中正宣氏(水素供給・利用技術研究組合技術本部長)
13:55〜14:45 講演「岩谷産業における水素ステーションの取り組み」

  宮崎淳氏(岩谷産業株式会社常務執行役員・水素エネルギー部長)15:00〜15:50 講演「トヨタのFCV開発状況と市場導入に向けた取り組み」

  大仲英巳氏(トヨタ自動車株式会社FC開発部主査・担当部長)15:50〜16:40 講演「CO2フリー水素チェーン構想について」

  井上健司氏(川崎重工業株式会社技術開発本部水素プロジェクト部部長)16:50〜17:50 総合討議『2015年のFCV市場導入に向けた動きについて』18:00? 【交流会】 大阪科学技術センターB101号室
◇参加費: 
○シンポジウム参加費:

  ・OSTEC賛助会員および研究会等会員、協賛団体会員:(企業)10,000円、(大学・公的研究機関)5,000円
  ・その他一般参加:15,000円 
  ・燃料電池・FCH部会会員・会員企業:無料
○交流会参加費: 3,000円(燃料電池・FCH部会会員・会員企業:無料)
◇申込み方法:1月24日(木) までに出欠について、必要事項(会社・機関名、所属・役職名、貴名、申込区分)と共に、E-mailまたはFAXにてご連絡下さい。
※E-mail:ooura@ostec.or.jp  FAX:06-6443-5319(大浦行)
詳しくは、大阪科学技術センターのHPをご覧ください。
http://www.ostec-tec.info/08/
◇主催:(一財)大阪科学技術センター燃料電池・FCH部会
◇協賛(予定):(一社)エネルギー・資源学会、(公社)化学工学会関西支部、(公社)化学工学会エネルギー部会、(一社)近畿化学協会、(公社)電気化学会関西支部、(公社)電気化学会電池技術委員会、(一社)日本電機工業会、燃料電池開発情報センター、燃料電池実用化推進協議会

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