燃料電池ワールド Vol.1320 (2013/01/11 09:02)

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□燃料電池ワールド Vol.1320
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■2013年01月11日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■燃料電池関連イベント
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☆FC EXPO 2013(第9回国際水素・燃料電池展)【再掲】
http://www.fcexpo.jp/
◇日 時:2月27日(水)?3月1日(金)
◇場 所:東京ビッグサイト
◇主 催:リード エグジビション ジャパン株式会社
◇共 催:水素エネルギー協会(HESS)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)

☆水素先端世界フォーラム2013【再掲】
◇会期:1月28日(月)、30日(水)、31日(木)
◇会場:グランドハイアット福岡(1月30日)、九州大学伊都キャンパス(1月28日・31日)
◇参加費:無料(1月30日レセプションのみ5000円/1名)
◇定員:400名(施設見学は100名)
◇参加登録:下記のフォーラムホームページより(定員になり次第締切)→ http://www.congre.co.jp/hydrogenfocusweek/
◇プログラム
●1月30日:
 9:30〜10:00 開会式

 10:30〜12:00 セッション1「クリーンエネルギーとしての水素の可能性」
   (日欧の発表者による講演)

 13:30〜17:15 セッション2「世界で始動する水素エネルギー社会」
   (日米欧亜の発表者による講演)
 17:30〜19:00 レセプション(参加費5000円)
●1月28日・31日:
 9:00〜17:40 研究シンポジウム

   各研究チーム(水素材料強度特性、水素高分子材料、水素トライボロジー、水素物
性、燃料電池・水素製造研究)による国内外の研究発表、開始日時は各チームによ
り異なります。 
●1月31日:
 14:30〜15:30 HyTReC施設見学(定員:100名)
◇問い合わせ先
運営事務局 info-hydrogen@congre.co.jp
(株式会社コングレ九州支社内 担当: 木村、土井)
◇主催:独立行政法人産業技術総合研究所水素材料先端科学研究センター、福岡水素エネルギー戦略会議、福岡県、国立大学法人九州大学
◇関連イベント
1月29日(火)I2CNER Annual Symposium 2013
1月31日(木)I2CNER International Workshop2013
詳細は下記のホームページより
→ http://www.congre.co.jp/hydrogenfocusweek/

■01月10日のWEB LINK NEWS
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2013/01/10 (朝鮮日報日本語版) 水素燃料電池で飛ぶ無人飛行機のテスト飛行に成功(朝鮮日報日本語版)

 韓国国内の技術で製作した水素燃料電池で飛ぶ無人飛行機が、初めてテスト飛行に成功した。

 材料研究所(慶尚南道昌原市)のヤン・チョルナム博士は9日「水素燃料電池を動力源とする無人飛行機で、60分以上の連続飛行に成功した」と発表した。同研究所によると、韓国国内の技術で作られた燃料電池を使って無人飛行機のテスト飛行に成功したのは、今回が初めてだという。

 今回の飛行機は胴体が全長2.7メートル、翼の幅は5メートルだ。1.1リットルの水素を炭素複合材料で作られたタンクに300気圧の高圧で充填(じゅうてん)し、これを燃料として使用する。離陸の瞬間はバッテリーを使うが、一定の高度に到達すると、燃料電池だけでプロペラを回す。

 高度は100?200メートル、速度は時速40キロほどだ。燃料電池を使った無人飛行機のうち、これまで世界で最も長時間飛んだのは、米海軍研究所の「イオンタイガー」だ。2009年に圧縮水素ガスを使って23時間17分の連続飛行に成功した。

 燃料電池は水素と空気を反応させて電力を生み出す仕組みになっている。水素と酸素を結合させて水を生成させる際にエネルギーが発生するが、これを電気に変換するというのが基本原理だ。燃料電池は騒音や振動、排気ガスなどがないため、無人偵察機のエンジンとして注目を集めている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130110-00000444-chosun-kr
※関連写真あり

2013/01/10 新エネルギー車関連特許、中国は世界3位=日本は全体の60%で1位―中国メディア(Record China)

 2013年1月9日、光明日報によると、科技部(科学技術省)はこのほど、中国の新エネルギー車開発能力、および商業化に向けたモデル運行規模はいずれも世界をリードするレベルに達していると発表した。

 中国が開発したハイブリッドバスの燃費は今や、100kmあたり24リットル以下となり、新エネルギー車に使われる燃料電池の運転時間も3000時間を上回った。また、マイナス10度の低温環境でもシステム起動が可能だ。

 科技部ハイテク司の趙玉海(ジャオ・ユーハイ)司長は、「2012年末現在、中国が獲得した新エネルギー車(ハイブリッドカーや燃料電池車など)関連の特許登録件数は世界全体の8%を占め、ドイツ・韓国と並び世界3位となった。1位は日本で60%を占め、2位は米国で22%を占める」と語った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130110-00000006-rcdc-cn

2013/01/10 パナソニックはTVだけの会社じゃない――津賀一宏社長講演(ITmedia LifeStyle)

 1月8?11日、米国ネバダ州ラスベガスで開催されているInternational CESの初日、オープニングキーノートにパナソニックの津賀一宏社長が登場した。

 津賀社長の言葉にあるように、今回の講演の主目的は、北米ではテレビメーカーとしてのイメージが強いパナソニックが、いかにそのイメージから脱却できるか、にあった。
●IBM、自動車メーカー、航空会社とのコラボレーション

 「Your Home」のテーマは、エネルギーとクラウドについて。パナソニックではCreate(エネルギーを創る)/Store(蓄電)/Save(省エネ)/Manage(エネルギーマネジメント)を合わせたソリューションを提供していること、ソーラーパネルや燃料電池といった製品をいち早く開発し、家電としてもさまざまな省エネ商品の開発・販売を行ってきたこと。また、家電の電力使用状況を家の中や外からリモートでチェックできる仕組みも提供していることなどを紹介した。もう1つ、エネルギーと同じく重要になっていくのがクラウドであるとし、パナソニックが世界的なIT企業と協業していること、IBMとはクラウドにつながった家電製品のホームマネジメントについて事業を行っていくことなどを話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130110-00000039-zdn_lp-sci

■海外ニュース
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<軍事利用>
●ハイドロジェニックス社、米空軍に100kW級発電システムを配送する契約を受注(2012年11月01日)

 ハイドロジェニックス社(Hydrogenics Corporation)は、ハワイ州のハイテクノロジー開発団体(High Technology Development Corporation:HTDC)とハワイ交通技術発展研究所(Hawaii Center for Advanced Transportation Technology:HCATT)によって以下の契約を、米国空軍先進発電技術オフィス(U.S. Air Force Advanced Power Technology Office:APTO)とともに与えられた。

 契約は、ハワイの真珠湾-ヒッカム共同軍事基地(Joint Military Base at Pearl Harbor-Hickam)の電力系統に統合するために、屋外のコンテナに格納され輸送できる100kW級水素燃料電池発電システム「ハイピーエム-OH(HyPM-OH)」を開発、組み立てを行い、2013年中ごろまでに納品するというもの。
http://www.hydrogenics.com/invest/news_Details.asp?RELEASEID=717782〔参考〕ハイテクノロジー開発団体(High Technology Development Corporation) ハワイへの投資、移転および事業拡大に興味のある企業を支援。三つのインキュベーション施設、国のR&Dに携わる中小企業への技術支援プログラム、ハワイ交通技術発展研究所(The Hawaii Center for Advanced Transportation Technologies)、全国的な評価を受けた事業発展プログラム、ハイテクポータルサイト、州レベルのインキュベーションサービスプログラムを運営。
http://meetjp.hawaiiconvention.com/biz_support/ocean_science.htm

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